僕と君とやり直したい出来事と 第一問 |
―病院―
―
――
―――
――――
―――――
・・・ん・・・うぅ。
明久『っ・・・!?』ガバッ
こ、ここはどこだ?
??「グスッ・・・」
!?
明久『『 』!!』
そうだ。
僕は車に・・・ここは病院か!
明久『『 』?』
??「・・・明久」
明久『ごめんね。心ぱ『どうして・・・』え?』
??「起きてよ明久・・・」
明久『ぼ、僕はちゃんと起きてるよ!?』
??「またいつもの元気な姿を見せてよ・・・」
一体どうなってるんだ!?
僕が見えていないのか?
・・・ん?ちょっと待ってよ・・・。
”見えていない”?
明久『まさか!!』バッ
・・・え?・・・う、うそだ。
そんな事あるはずが・・・。
なんで・・・なんでそこで僕が寝てるんだ。
明久『・・・どうして』
それじゃあ、ここにいる僕は一体・・・。
『ガチャ』・・・。
明久『ゆ、雄二!霧島さん!!』
雄二・霧島「「・・・」」
??「・・・お医者さんはなんて言ってた・・・?」
霧島「・・・あまりよくない」
雄二「さっき聞いた通り、命に別状はない・・・。ただ・・・」
命に別状はないのか・・・よか―――。
雄二「いつ目が覚めるかはわからねぇ・・・」
??「・・・」
霧島「・・・早ければ今日にでも明日にでも目を覚ます。・・・でも、遅ければ・・・いや、もしかしたら一生目は覚まさないかもしれない・・・」
・・・そんな。
雄二「本当にすまねぇ『 』・・・おれがもう少し早く気づけてりゃよかったのに・・・」
霧島「・・・雄二」
雄二「本当に・・・本当にすまなかった・・・」
??「・・・そんなに謝らないで・・・坂本君。悪いのは坂本君じゃないわ。・・・一番悪いのは―――私」
!?
??「私さえ・・・私さえしっかりしてれば・・・明久がこんな目には遭わなかった」
霧島「・・・『 』も。二人は悪くない。この場にいる誰も悪くない」
坂本・??「「・・・」」
霧島「・・・ここでウジウジしてたら余計に吉井に悪い」
・・・。
坂本「・・・そうだな。・・・少し外に出てくる」
霧島「・・・私も行く。『 』また少しの間吉井をお願いね」
??「・・・うん」
『バタン』・・・。
??「・・・」ポロポロ
『 』・・・。
??「・・・明久」
明久『・・・』
??「・・・なんで自分を犠牲にしてまで助けてくれたの・・・」
っ・・・!?
明久『そんなの決まって―――!!』
??「君を守りたかったんだ!・・・でしょ?」ポロ
明久『!?』
??「・・・ありがとう。・・・でも、なんでわかってくれないの・・・」
・・・え?
??「明久がそばに居てくれないと・・・助けてくれたって意味ないじゃない!」ポロポロ
明久『あ・・・』
??「こんなに悲しいのは初めて・・・」
『 』・・・。
??「だから―――」
明久『・・・』
??「だから早く起きてよ・・・。目を覚まして―――またいつもの笑顔を見せてよ・・・」ギュッ
手を握られる感触が伝わってくる・・・。
明久『・・・ごめん。ごめんね『 』・・・』スッ
そして僕は、『 』から距離をおくように病室を出た――。
―中庭ベンチ―
明久『・・・』
僕はどうしたらいいんだろう・・・。
このまま目を覚ましても『 』に申し訳がない・・・。
明久『いっそ、このままでいたほうが・・・いいのかな』
・・・でも、このまま戻らなかったら―――。
絶対『 』は―――。
明久『・・・どうしたらいいんだろう』
いや、答えは出てるんだ・・・。
僕は絶対に戻らなければならない・・・。
明久『でも・・・』
僕に『 』と目をあわす事ができるのか・・・。
ちゃんと・・・『 』の気持ちを考えていなかったから・・・。
僕は迷い続ける―――するとその時。
??『おやおや。何か悩んでるのかね?』
明久『・・・え?』
誰にも見えないはずの僕に誰かが話しかけてきたのであった………
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抜けてました…m(__)m | ||
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