真・恋姫†妄想 もしもあの三人が義姉妹だったら?&さらに御使いがtinami管理者だったら? 4・5話 |
南真の宣言で一体化した一同は町へと帰還した。
民は太守の死を悲しんだ。
その光景を見た南真達は太守がいかに慕われていたかを知り決意を新たにするのだった。
南真達は民を集め賊討伐の全容、そして太守の遺言書の内容を話した。
民達は南真達が跡を継ぐという事に戸惑いはしたが太守の敵をとったこと、そしてその太守自身が南真に託したということで歓迎した。
民が受け入れてくれた事に南真達は安堵した。
それから城へと入っていった。
城に残っていた者達にもこれまでの経緯を説明した。
彼らも太守の死をただ悲しんだ。
その次の日から南真達はこれまでの太守が行っていた政治を文官から説明を受け仕事を始めた。
ある程度、仕事などを把握した南真は太守が使っていた部屋に来ていた。
そして本棚を動かすと
「・・・ここですか、太守殿がいう「南真殿にとってとても大切な物」があるという場所は」
そこには地下へと続く隠し階段があった。
実は南真が軍医から受け取った手紙は二通あった。
「こちらは南真殿に宛てた物らしいです。そしてこれを。南真殿お一人で読んでいただきたいと。ここに書かれている場所で手紙を読んでほしいと。こちらの方の内容は私も知りません」
南真は手紙と共に受け取ったメモに書かれていた地下の秘密部屋に入った。
秘密部屋に入った南真はそこにあったものを見て驚愕した。
「これは!?・・・そうですか、知っていたのですね「私の正体」を。だから私に町を託せたのですね」
そこには棺が置いてあり、その上には本来この時代には存在しないはずのカメラと一枚の写真が飾られていた。
その写真を南真はまるで知っているかのように持つと懐かしむように眺めると今度は棺を開いた。
「・・・久しぶりというべきですかね?貴女がいた外史だったのですね・・・雷華」
そう呟いた南真は棺に入っていたすでに骨だけになってだいぶたったであろう人物の頭をそっとなでた。
「まさかまた会えるなんてね。久しぶり幻夜様。馬鹿な遺言も言ってみるもんだね」
そういったのは亡骸の人物だろう。いかにも幽霊な姿をした少女がいつの間にか立っていた。
南真はそんな彼女を見て涙を流しながら微笑んだ。
「正確なときの流れは死者の私には分からないけど私たちが共に歩んでいた時からだいぶ立っているのはわかるよ。別の世界から来たというのはほんとだったんだね幻夜様。だってあの時から見た目かわってないんだもん」
「ええ、そうですね。・・・・・・私もまたこの世界に来るとは思っていませんでした。すみません、貴女の子孫を救う事は出来ませんでした」
「こういうのはおかしいかもしれないけど気にしないで。「死は必ず誰にでも訪れるものだ」って教えてくれたのは幻夜様だよ。だから私は多くの仲間の死を乗り越える事が出来た。それは新蓮や桂葉ちゃんも一緒だと思うよ。・・・だから今度は幻夜様が先頭になってがんばってね。私達も黄泉の国から見守っているから荘子・・・いいえ「南華真人」様」
そういった少女は静かに消えていった。
「・・・私に出来るでしょうかね?雷華、新蓮、桂葉。・・・貴方達と歩んだ戦国時代の斉の時は新蓮と共に軍師でした。・・・いろんな外史に関わってきましたが一度も自ら頂点に立ったことなどないのですが。・・・ですが貴女達が見守ってくれているのでしたら」頑張るしかありませんね。・・・いいでしょう、この南華老仙・・・いいえ、この世界では「南華真人」と呼ばれていたんでしたね。仙人の知と武、大いに奮って見せましょう」
遠い昔に会った少女との再会に南真は決意を新たにするのだった。
あとがき
すっかりこの部分をコピーするの忘れていました。
同時作業で書くために別ファイルにしていたのが間違いでしたww
実は南真はこの外史の過去に一度来ていて今につながっていたという設定です。
太守は実はそのときの仲間の子孫で南真が先祖にあげた写真に写っていた人物と南真が同一人物だと確信したため何の迷いもなく南真に町を託す事が出来たという設定です。
そしてその太守のご先祖という少女は「ビン ?孫子異伝?」というマンガに出てくる田忌(でんき)という斉の将軍のキャラがモデルです。まあ恋姫という事で女性になっていますがww
本編に真名が出てきた二人は戦国時代の斉という設定と真名が似ている恋姫のキャラから連想できると思います。
こういった設定いかがですか?
ちなみに「幻夜(げんや)」とは南真の真名です。
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名前の由来部分、書いていたのにコピーしてなかった(笑) コメが来てたので確認したらその事実に気付いたので4,5話として投稿します。 |
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コメント | ||
過去編がそのうちでそうですねww(一丸) 内容を考えると分割でのUPでよかったかも。(アルヤ) |
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恋姫 真・恋姫†無双 南真の名前の由来 | ||
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