魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ーデバイス製作ー
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デバイスルームにて…

 

「そろそろ自分のデバイスが欲しい」

 

バルダはシャーリーにこう言った。

 

「いいよ。最っ高に良い子を作ろう!」

 

シャーリーもそう思っていたのか賛同した(ノリノリで)。

 

「うーんとまず、どんなデバイスが良い?」

 

「大剣と2丁拳銃がいいですね。後、バリアジャケットのデザインももう決めてるから」

 

「そっか、AIはつけるの?」

 

「うん」

 

「ならAIについては私がするね。あっそうだ、名前も決めてあげてね♪」

 

そう言ってシャーリーは自分の作業に取りかかった。

 

「名前か……」

 

名前をどうしようか考えながら自分のデバイスを作り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから時間が経つのは早いことで、バルダのデバイスを作り始めて既に3日が経った。

 

「さて、もう少しで完成するぞ」

 

「うんうん、今思えば長かったね〜」

 

バルダとシャーリーは寝不足なのか、目に隈があるが嬉しそうだった。

 

「…………よし!できた!!」

 

そして遂にバルダのデバイスが完成した。完成したことがよっぽど嬉しいのか晴れやかな笑みを浮かべている。

 

「ちょっと待った!まだ名前をつけてないよ!」

 

「あっ、そういえば!」

 

うっかり忘れていた様子のバルダに少し呆れるシャーリー。そしてデバイスの名前は決まっているのか聞いてみる。

 

「はあ…それで、もう名前は決まっているの?」

 

バルダはしばらく考えていたが、ようやく決まったのか

 

「よし。こいつの名前は、[アベンジャー]だ」

 

と名付けた。

 

〈新名称「アベンジャー」認証しました。これからもよろしく頼むぜ、マスター〉

 

若い気さくな男性の声でアベンジャーは言った。

 

「ああ、よろしくな、アベンジャー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――訓練場――――

 

 

 

 

 

「さて、始めましょうか」

 

[とりあえずガジェットの準備ができた。もういつでもいいよ]

 

「ありがとうなのはさん」

 

〈スタンバイレディ…セットアップ〉

 

なのはに礼を言いつつバリアジャケットを展開する。

 

バルダのバリアジャケットは一言でいえば赤いバリアジャケット、黒いシャツと革のズボンに赤いロングコートを羽織っているといったものである。(要はダンテの服装に連想している)

 

「では始めて下さい」

 

バルダがそう言うとなのはがさっそくガジェットを出してきた 。

 

[ガジェットにはAMFといって魔法を無力化させてしまう能力を持っているから気をつけてね]

 

そしてバルダにガジェットの特性を述べ、モニターをしまった。

 

「了解!さあC'mon wimp!!」

 

バルダの言葉が合図となったのか、ガジェット達が魔力弾を撃ってきた。

 

「アベンジャー!」

 

〈プロテクション〉

 

アベンジャーがバルダの前に障壁を張りガジェットの攻撃を防いだ。

 

「今度はこっちの番だぜ!!」

 

そう言うとバルダの姿が消え、ガジェットの真上に現れた。その技は[エアトリック]といってダンテから教わった空間転移であった。そしてアベンジャーで一体目のガジェットを真っ二つに切り裂いた。

 

「Time to rock!!」

 

ロングコートから二丁の銃型デバイスを取り出し、魔力を込め、放つ!!

かなりの魔力と貫通力がある魔力弾はガジェットのAMFを物ともせず残りすべてのガジェットを撃ち抜いた。

 

「Ha!Too easy!!」

 

ガジェットを殲滅したバルダは、デバイスをクルクル回転させながらホルスターにしまった。

 

[[す、凄い(ね)………]]

 

モニター越しでなのは達がそう呟いていたとかいなかったとか……

説明
あーあ。盆休みも終わって仕事だったんだけど、完全に休みボケで仕事に打ち込めなかったよ…上司に注意されちゃった、トホホ。
まあそんな事より八話目です。毎度毎度話が短いですが、どうぞご覧下さい
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