真・残念†無双 第1話 |
これはある外史の物語・・・
ここはとある荒野
そこに1人の男が倒れていた 男・・・年齢からして青年といった方がいいだろうか
髪は黒で短くそろえられていて、体付きは中肉中背であり
鍛えられている体が目に見える
なぜなら
その服装は・・・・
その服装は・・・・・
なぜかパンツ1丁だった
その青年が目覚めようとしていた。
・・・・・
・・・ぁつい もう朝か・・・
・・・あれ?なんかベット固くね?
・・・ってか砂みたいにザラザラしてるんだけど・・・
まぁ夢かなんかだろ・・・まだ朝は早いはずだし・・
もうちょっと寝てから起き・・・よ・・・
「おい」
・・ん、誰だよ・・・って夢か・・・
はいはいまだ寝るからほっといて
ってかどうせ夢なら美少女出てこいよ
・・こう・・そっとした声で優しく起こしてくれる黒髪の美少女が・・・
眼鏡っ娘なその娘は少し不機嫌になりながら
「もぅ早く起きてくださいよ」
といいながら俺の体から離れようとはせず
その矛盾した行動に俺はそっと微笑みながら・・・・
そして彼女はベットの中とは違う表情を見せ・・・・
っておいなんで男の声なんだよ
俺の妄想の彼女はどこいった
「おい!起きろ」
ガシッ!男は煩わしそうに青年を蹴り上げた
「いったぁ なんで夢なのに痛いんだよ」
蹴られた衝撃で青年が起き上がる
・・・・おち・・・・・・落ち着け・・・俺・・・
目が覚めたと思ったらパンイチで外にいて知らない男3人組に絡まれていた
辺りを見渡すと一面の荒野・・・・
遠くに山が見えるがそれ以外なにもない
ってかなんで俺裸!?
一応パンツはいてるけど外でこれは捕まるんじゃ・・・
3人組に目を戻すと黄色を主としたなんかコスプレみたいな恰好をしている
今時コスプレでもそれはねぇよと思ったが口には出さない
だって殺気だった目で俺を見てるから
え?なに?殺されるの?犯されるの?
・・・・
おおおおちつけおれれまだあわってないっぜ時間じゃなない
起きたら外で男に貞操を奪われそうになっているとか現実じゃないだろ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現実じゃないよな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現実じゃないと信じたい
いやいや
クールになれ 北郷一刀
・・・・っは そうだ俺は北郷一刀だ
聖フランチェスカ高校の1年で剣道部
家は道場でじいちゃんとばあちゃんと暮らしている
昨日は学校終わって部活して家に帰って道場でじいちゃんと稽古してばあちゃんの飯を3人で食べて風呂はいって寝た
ちなみに寝るときはパンツだけだ
クーラーはもったいないし 窓開けてたらそれなりに涼しい
寝巻も邪魔だしパンイチの方が色々楽だからだ
決して変な意味はない
決して変な意味はない
話がそれたな
あ 宿題やってないや まぁ及川あたりに見せてもらうか ・・・・いや あいつもやってないか
・・・ってそんな場合じゃねえ
そうだ深呼吸だ深呼吸をしよう
っふっふはー っふっふはー
ふぅ
あーなんか頭がはっきりしてきたぞ
「ってそんなんでおちつけるかあああああああああああああああああああああああああああああ」
「・・そんなんでおちつけるかあああああああああああああああああああああああああああああ」
さっきまで寝ていた下着しかつけてない男が急に叫びだした
やべえよこいつやっぱやばいよ
俺はアニキとデクと3人で賊をやってた
まぁ昔は色々あったが今はなんとか暮らしている・・・賊だけど
そして今日空から流れ星が落ちてきたとおもったら
アニキがそこを見に行こうと言いだした
まぁアニキに従ってればなんとかなるという思いからそこを見にきた結果がこれだ
下着しかつけてない男は起きると周りをきょろきょろとし俺らを見てしばらく黙っていた
と思っていたら急に叫びだした
どーすんだよこいつ
「アニキィ、やっぱりこいつほっときましょうよ。きっと頭いかれてる可哀そうなやつですよ」
「そ、そうなんだな。ほっとくのが1番なんだな」
俺の意見にデクも同意する。まぁこいつは普段から何も考えてなさそうだが・・・
「・・・・そうだな、さすがに金目の物持ってなさそうだし、下着をとっても金にならないしな。いくか」
3人組が可哀そうな男を置いて去ろうとした時1人の女性が現れた
その女性は長く美しい黒髪を持っており また容姿も美しかった
颯爽と現れた女性は持っていた矛を3人組に向け言い放つ
「待てい!賊ども!貴様らのような弱き民を傷つける者はこの関うってきゃああああああああああああああああああ」
その女性は3人組と下着しかつけてない男をみた
(ってっななんだこやつは?なぜ天下の往来でこっこんなに肌を?・・・・・そうか変態だな ならば斬る)
突如現れた人物に3人組は驚いたが 女とわかり平静を取り戻しつつあった
しかし女性も平静を取り戻し
「っち 賊3人に変態1人か この大陸に不幸をもたらす者め この関雲長が叩き切ってやるわ!!」
(斬る 桃香様にはこのような変態見せられぬ 斬っておかねばならぬ)
その女性が主君を思う気持ちから矛を構えなおしあふれ出る覇気を示した時
先ほどまで黙っていた可哀そうな男が声をあげた
「おい!逃げるぞ!あいつは強い!強すぎる!早く逃げるぞ!」
3人組もその男の必死さにつられ何故か逃げ去って行った
黒髪の少女も急に逃げ出した賊と変態に気を取られ呆然としていた
「きゃあああああああああああああああああああああ」
悲鳴?先に向かった愛紗ちゃんの悲鳴が聞こえた
荒野に落ちた流れ星を追っていた私たちは男の人の叫び声を聞き駆け出していた
私の足が遅い為愛紗ちゃんが先に向かったがもし愛紗ちゃんになにかあったら・・・・
程なくして追いついた私達に愛紗ちゃんは告げる
良かった 愛紗ちゃんは無事なようだ
「桃香様 あそこにいたのは賊3人に変態1人でした
民もいなかったので大丈夫かと 一瞬の隙を付き逃がしてしまいました 申し訳ございません」
「ううん。愛紗ちゃんが無事で良かったよ 気にしないで」
(変態さんがいたって大丈夫じゃないと思うけど黙ってよう・・・)
「賊を逃がすなんて愛紗はまだまだなのだー」
その身に会わぬ程の大きな矛を持った赤髪の少女が言う
「っく 確かに私の不手際だ 少し変態に怖気づいてしまった まだまだ修行が足らん」
「にゃははー その通りなのだ」
悔しそうに黒髪の女性が言う そして続けて
「しかし流星に乗って現るという『天の御使い』様はどこにいるのであろうな」
説明 | ||
色々と残念な一刀さんの外史のお話です 著者も色々と残念なので優しい目で見てあげてください |
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