真・残念?無双 第3話 |
大分冷静になってきたな・・
眼が覚めたらタイムスリップしていたという理解不能な状況になんとか適応しつつある
アニキからもらった外套のようなただの布にくるまり考える
・・・ってかこの布少しにおう
まぁ贅沢はいえないな・・・パンツ1丁よりはマシだ
周りには3人組が俺のことを旦那と呼び慕っていた
アニキと呼ばれている男と話を続ける
「・・でお前たちは日本、ジャパン、アメリカ、中国、インド、西暦、キリスト、っといった言葉に聞き覚えは?」
「・・・・ないですね」
「な、ないんだな」
「ないでヤンス」
適当な言葉を並べる
そうか・・・ってチビ お前は口調が定まってないな
アニキからもらった水を飲みつつ続ける
関羽と名乗る女から逃げ切った俺たちは川辺を見つけそこで休憩をとっていた
「・・では朝起きたら猫耳黒髪眼鏡っ子が『もぅそろそろ起きないとだめだぞ コーヒー冷めちゃうよ』
といいながら裸ワイシャツで起こしに来るシュチュエーションは?」
「なんすかそれ?呪文ですか」
「しゅちゅーえんしょーとはなんでやんす?」
「わ、わからないんだな」
な なんてことだ どうやら本当に別の時代に飛ばされたらしい
先の関羽の件もあったがまだ俺は信じていなかった
言葉が通じているから現代かと思ったがこの件で完全にタイムスリップを信じた
なぜならそのシュチュエーションは男なら興奮せざるを得ないからだ
現に及川としていた妄想談義では俺の妄想力は学園1、2を争うほどだった
俺がその妄想を語り及川と熱い討論を繰り返したもんだ
現代の男あるいはある程度の文化のある時代の人間なら興奮しないはずがない
つまりそれほど昔というわけだ
三国志がおきたのは西暦でいうと180〜280年くらいだろ
あと千数百年たたないと理解はむずかしいだろう
「旦那 これからどうします?
やっぱりその辺の村でも襲います?
旦那好みの可愛い娘を攫ってきましょうか?」
「お、女もいるけど ま、まずは飯なんだな」
「それに酒もいるでヤンスよ」
「いや女だろ 旦那もたまっているでしょ」
チビはヤンスでいくようだな
この先チビの口調が変わってもそれはチビの個性であり
そこは尊重しないとなと思う
賊的思想から3人につげられた一刀は考える
攫うっておい こいつら賊かよ
って賊か
賊だが最初にあったことが強烈すぎたのと
一緒に脅威から逃げたこともあり忘れていた
それより無理やりは良くないだろ
やっぱりちゃんと愛し合ってからではないと
奴隷とかプレイでは燃えるけど現実にやるのはないだろ
あくまで愛があってからこその奴隷プレイであり・・・・って違う
そうじゃない
確かに奴隷プレイ物のAVは持っていたけどそうじゃない
ッハ 大変なことに気がついた
俺の押入れを改造したエロコレクションはどうなるんだ
200本の厳選したAVに300冊ほどのお宝本達の未来は!?
もしじいちゃんに見つかったら全て捨てられるだろう
もしもの時はコレクションを未来に残すと及川と約束していたが
俺の押入れは二重壁の裏さらに決められた手順で開けないと爆発する仕掛けになっている
・・・・及川・・・・死ぬなよ・・・・
アニキ達に返事をすることを思い出しつげる
「いや、さらったりはしないよ」
「そうですか。まぁ旦那がそうおっしゃるのなら」
「で、でも食べ物は必要なんだな」
「そうでやんす」
「あぁだからまずは街に行こう
とりあえずしばらくは賊働きはやめておこう」
川辺を後にして3人と一緒に歩き出す
その最中俺はこれからのことを考えた
うん 犯罪は良くないな まだ法律とかなさそうだけど
待てよ 殺人や強盗は論外だ
そんなことはしたくない
でも俺はこの世界でどう生きる
今の俺にはいくつかの選択肢がある
1.三国志の知識を活かし誰かに仕える
現代の知識を使えば重宝されることは間違いないし
漢文もなんとなくはわかるから1月ぐらい勉強したらできるだろう
未来がどうの語ったら頭おかしいやつだが
誤魔化してただ頭いいふりしておけばいいだろう
でもさっきの関羽はなぜか女だったけど他はごつい男ばっかりだろ
主に蒼天●路や三●無双のキャラをイメージする
いくならギリで呉かな
孫尚香とか
『江東の二喬』の大喬と小喬とか
孫策がその美しさを褒め称えたって言うほどだから見てみたいな
さすがに有名所だし行けば会えるだろう・・・・
・・・・・たぶん・・・いるよね
・・・あれ?なんか悲しい気持ちになったな
2.現代に帰る手段を探す
・・・・これは難しいな
帰りたくない訳ではないが
手掛かりが一切ない
それにせっかく三国志の世界にきたなら色々見たい
女の子は別としても
曹操とか劉備とか孫策とか
遠目からちらっとぐらいなら見れるんじゃね
武将でいえば呂布や張遼、趙雲、張飛・・・エトセトラ
特に蒼天●路の張遼はかっこよかったし見てみたいな
あと夏侯惇とかもかっこいいな
まぁ帰る方法はそれとなく探す方向で
見つけといたら後で助かるだろうし
3.このまま賊としてすごす
・・・これはないな
半端ない死亡フラグだろ
というか眼が覚めて荒野でパンツ一丁って死亡フラグじゃね
現代アイテムがなにかあればなんとかなったかもしれないが
さすがにパンツだけではどうしようもないよな
初期装備ゼロってどんな難ゲーだよ
これもうルート確定してるのかな・・・・
なんとかしないとな
というわけで3つの選択肢があるがどうしよう・・・
まてよ いつから選択肢は3つしかないと思っていた?
空白の第4の選択肢を選べばきっとオリジナル変化球を覚えれるはず
そうだな
俺は愛に生きよう
愛に生き
愛に殉じよう
生きることとは愛を見つけることと悟ったり
しかもこの時代児童ほにゃらら法や青少年ゲフンゲフン法なんかはまだできてないはずだ
つまり愛があればいいということだ
というか可愛い女の娘といちゃこらしたい
切実にしたい
そうと決まれば村へ急ぐか
俺は荷物を抱え直し走り出す
「おい お前ら村へ急ぐぞ」
急に走り出した俺に3人が付いてくる
「旦那 待ってくださいよ」
「きゅ、急に走ると危ないんだな」
「旦那、アニキまってくださいでやんす」
俺たちは荒野を走りあの大きな太陽に向かって走り出した
俺たちの戦いはこれからだ!!!
後書き
ホントにこれからなので別に最終回ではありません
っていうか話進まないです
原作キャラはもう少ししたら出ます
説明 | ||
ども 残念な一刀さんの外史です 原作キャラはもう少ししたらでます |
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コメント | ||
>>gastador さん コメサンクスです まぁ漢√に行くのもアリですね(システマ) 俺たちの戦いはこれからだ!!! システマ先生の次回作にご期待ください。と続いて 漢√かよって一瞬疑ってしまってすいませんでした。(gastador) >>グリセルブランド さん コメありがとです。さすがに出オチなのでもう服は着てます。すこし残念です。ずっとパンツ1丁にしたかったです(システマ) パンツ1丁の一刀に親近感をビンビンに感じまくってます。続きを楽しみにしてます。(グリセルブランド) |
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