魔法少女リリカルなのは〜片翼の転生者〜 |
第二話 「転生 前編」
「・・・・・・・んあ?」
ふと目が覚めた。ここは・・・何処だろうか。そして回りをみて気づく、ここはどう見ても自分がいた場所、いや日本、いや地球、いや世界ではないのだと。
真っ白でどこまでも続く空間、360度どこを見渡してもなにもない。あるのは自分と自分の影くらいのものだ。
「・・・・どうする?」
ほんとにどうしようか・・・。
1:とりあえず歩いて動いてみる
2:叫んで誰かを呼んでみる
3:その場を動かずになにか変化を待ってみる
4:踊ってみる
5:寝る
まず1はやめておこう平衡感覚が失われそうだ。次に2はのどに悪い、4は論外。となると3か5・・・・よし寝るか!!
というわけで・・・
「おやすみなさ〜い・・・zzz」
「・・って寝ないでください!!!」
パシンッ!!!
っ!!なんだ!?頭ハリセンみたいなもので叩かれたぞ!!?
「ほら!起きてください!」
後ろからきれいな女性の声、振り向けばそこには言葉では言い表せないほどの絶世の美女が・・・・・・右手にハリセンを持って背中からは翼を広げて立っていた。
・・・・・あれ?ハリセンはいいとして・・・翼?Wing?え〜、普通人に羽なんてないよね?
「あの〜?」
「はい、なんですか?」
よし、会話はできるようだし
「えと・・・どちら様ですか?」
相手を知るコレ重要だよね?
「私ですか?私は・・・ジェフィエルと言います。」
ジェフィエル?あれ?それって確か
「大天使?だから背中から翼生えてんの?」
「!・・そうです。ご存じだったのですね」
無駄にそんな知識はあったりします・・・あははは(空笑い
「それなら知っているかもしれませんが、私には混沌、混乱といったものを癒し正常かさせるといったものがあります。しかし、今回私はその正常化に遅れ・・・あなたを・・・・巻き込む形を・・とって、しましました」
?俺が巻き込まれた?なにに?・・・・あれ?てか俺・・・死ななかったっけ?
「あなたが死んでしまったのは、私の正常化が遅れたのが理由です」
・・・・へ?
「あの・・・えと、つまり。俺が死んだのは大天使様のミスの所為ってこと?」
「そういうことです。そしてあなたの魂をあのままにしておけば、あなたは魔に取り込まれあの場所は災厄に見舞われるところでした。もしかしたらもっと多くの人が死んでしまっていたかもしれません」
俺の死でそこまで壮大なことが!!?てかちょっと待てよ?俺この人(天使?)見たことあ、る・・・
「そうだ!!死ぬ瞬間に見た天使!!!」
「そうです。あなたが死ぬ間際に何とか駆けつけたのですが・・・・もう、間に合いませんでした。ですから魂だけをここ私のテリトリーへと連れてきたわけです」
ジェフィエル様がそういった瞬間。真っ白だけの空間はまるで息をし始めたように色が付き、とても美しいきれいな庭園へと姿を変えてしまった。
「な!!?・・・これは、すっげぇ」
「では、お茶でも飲みながらお話を進めましょうか」
そう言ってジェフィエル様は近くにあった椅子に腰かけ、テーブルの上にあったポットからカップにお茶を注ぎ始めた。
「どうぞ」
「あ、どうも。・・・その、それでジェフィエル様?」
「呼びづらいでしょう?もっと簡単にフィルとでも呼んでください」
そう言いながら笑ったフィル様はとても美しかった
「///あの、それで話っていうのは?」
「そうですね。では、単刀直入に。・・・あなたには転生して第二の人生を歩んでもらいます。」
そこから、ただの高校生だったはずの俺の新たな人生が始まった。
説明 | ||
本日も駄文ワールド満載でございます。 りりなの転生は二回目の投稿ですね。 次は恋姫の方を一回区切りいいとこまで書いて投稿しようと思っています。でその後リリなの一期を書き終えたらまた、恋姫も投稿しようと考えています。読んでくださる皆様ホントありがとうございます。 |
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コメント | ||
誤字修正ありがとうございます。これって一回だしちゃうとなかなか気づかないんですよ感謝です(鎖紅十字) 誤字の方っていつか直りますかね、これ?そうゆう→そういう。一様→一応とか。すみません、細かいところに気になっちゃうたちで(≧д≦○)(shizima3772) 実は続きできてるんですがその前に恋姫を書き終えてしまおうと思ってるんですよ(鎖紅十字) 続きが気〜に〜な〜る〜。(クライシス) |
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