恋姫夢想 真・劉封伝 人物設定@ |
劉封
この物語の主人公。
字は公徳という。(オリジナル)
劉備の義理の息子。麦城で孤立した関羽を見捨て、上庸を魏に奪われた罪で死罪となった。
しかし、自分自身は間違った行動を取ったとは思っていない。
魏呉の勇将智将が集い、万全の体制で行われた麦城の包囲への援軍は成功の可能性が低く、多数の兵力を損なう結果になり、攻め落としたばかりで未だ民心の不安定な上庸の防衛にも危機を招くと判断した。
その為、関羽を助けれず、上庸を無傷で奪われるよりは…と、考えていたのだが、一年後に結局は仲間の裏切りもあったが、劉封自身の失態により上庸を守りきれずに奪われてしまった。
己の失態が原因である為に言い訳もせずに与えられた罰を受け入れた。
そのせいで、後に陳寿に『嫌疑をかけられ追い詰められてもその身を守る対策を立てなかった凡愚』との酷評を受ける事となる。
武芸、気力に優れ、趙雲や張飛とは友好的な関係を築いていた。
彼らに武術を指南された為に、様々な武を人並み以上に収めているが、その中でも槍術が得意である。(という設定)
また、関羽、諸葛亮との仲は険悪であり、関羽の救援を断ったのはそれが原因だと思われていた。
諸葛亮は、劉備亡き後に跡目争いを避けるため、劉封の処刑を進言した人物である。
処刑の際に何者かの力によって恋姫の世界へと送られた。
元の時代より武将の力が特化した世界(例→一人で三万人撃破)に移した為に、彼が思いのままに生きられるようサービスで身体の性能が大幅に上がっているのだが、未だにそれを使いこなせていない。
そして、時を遡った可能性は考えているが、元の世界とは違う事には未だに気づいていない。
ちなみに、没年は大体30歳位だったが、20歳にまで若返っている。(これも本人は気づいてない)
器量良し。スラリとした180センチの長身。黒髪を一纏めにして後ろに流してある髪型。要はポニーテールです。
物事を真面目に考えすぎたり、予想外の事態に思考停止する悪い癖がある。
波才
賊将。
190センチはあるかという大柄な身体に、がっしりと鍛えられた身体をもつ。
体中には無数の傷が刻まれており、部下達との日々の鍛錬でそれはますます増えていっている。
大剣を軽々と振るうが、それは並の兵士には脅威であるが武将格には通用しない。
しかし、部下の指揮、育成に優れている。
この時代を変えるために決起するが、己の思想と違う仲間達とは別離。
目的のためとはいえ民を襲い、部下の独断専行や劉封の乱入によりその場で捕獲される。
しかし、襲撃が失敗してよかったと本人はどこか安堵していた。
本来はここで襲撃を成功し、物資を得て汝南へと向かう。そこで民の支持を得るが黄巾の乱に巻き込まれ、賊徒として襲いかかる官軍を撃退する内に黄巾の将として認識されるようになった。
曹操と皇甫嵩によって打ち倒される筈だった。
彼が抜けた事で黄巾賊はどうなるか…
董頓(本来は『董』は違う漢字だが、カタカナだと違和感が凄いので代わりにこれで)
烏丸族の戦士。
劉封が保護された集落の戦士の大半は、他の集落の者と協力して周辺の賊徒の討伐に出ていたのだが、勝手に行動する董頓はいらぬ危険を招くと集落に置いていかれていた。
ふてくされて周辺に遠乗りしていた彼女が倒れている劉封を発見し、集落へと連れて帰った。実は劉封の命の恩人。
しかし世話は面倒だと義理の姉妹である楼斑に任せた。
実は大人、居力居の養子。その武を見込まれ大事にされている。
双剣を振るう彼女は、まさしく風のように戦場を駆ける。
連撃で体勢を崩し、そのまま手数で止めを刺すスタイル。
だが波才の部下達は致命傷は必ず避けるわ、一撃目が入っても二撃目は他の兵がカバーしてきた為に時間がかかり突破できなかった。
束ねた長髪を短く切りたいとは思っているが、想い人を見つけるまでは女らしく、と楼斑に約束させられた為に未だ切れていない。
漢民族とは違う為に、真名は持たない。主人公が真名を得る事があればこちらにもつけるかもしれない。
波才へは特に悪い感情は持っていない。仲間を傷つけた賊は死に、波才にはそのつもりは無かったという言葉を信じている。
史実では、幼かった楼斑の代わりに丘力居のあとを継いで遼西烏丸族を率いた。
袁紹と組み曹操と戦うが、討ち果たされる。
楼斑
烏丸族の大人、丘力居の実子。
しかし武芸の才がない為に後を継ぐ事は出来ないと諦めている。
彼女の目標は董頓を単于にしてそれを補佐する事。
優しく穏やかな女性で頭もよい。戦士達を使い周辺勢力の状況を偵察するのは楼斑の仕事である。
戦えずとも仲間や弱者の為に命を捨てる覚悟を持ち合わせている。
董頓に託された劉封を看病し、賊に襲われた時も身を挺して守ろうとした。
波才へは未だ警戒心を持っているが、仕方が無いと同行を認めた。
烏丸族の現状を憂い、何かをなしたいといつも思っている。
史実では董頓の後に烏丸を率いた。董頓が討たれ逃げたが遼東の役所に捕まり首を切られ、その首は曹操に届けられた。
あとがき
まとめて投稿してみました。
初心者であるために、つたない文に苛立たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、酷評する前にそっとバックスペースで戻っていただけると作者の精神衛生上ありがたいです。
出来るだけ投稿前に確認していますが、誤字や脱字があれば教えて下さいませ。
とりあえず今回はまとめて投下しましたが、今後は大体週に一話のペースで更新しようと思っています。作者が行き詰るか完結するまで、付き合ってくださると嬉しいです。
追記
すみません、連投はマナー違反だったみたいですね。不快に思われた方申し訳ございません。
以後気をつけますのでどうかご容赦を………
説明 | ||
志半ばで果てた男がいた。その最後の時まで主と国の未来に幸あらんことを願った男。しかし、不可思議な現象で彼は思いもよらぬ第二の人生を得る事に。彼はその人生で何を得るのか… | ||
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コメント | ||
リアル三国志から恋姫へのトリップは初めて見ました(tiruno9) PONさん、確かに…桃園の誓いを知っている劉封は、父のためにも行かないといけなかったかもしれません。しかし出せる戦力は状況的に少なく、相手の率いる将の差から自分は救援は正直無謀でしかなかったように思えるんですよね。それよりも蜀の北伐の拠点であり防衛の要所である漢中を守るためにも、上庸を捨てるような動きは出来なかったのかなー。とか思ってます。(だいなまいとう) masaさん、ありがとうございます!出来る限り幸せにするつもりで頑張っていきますねー(だいなまいとう) 無駄だから援軍を送らない、か。あこがれてる割には父親の気質を理解してなかったんだな。人を見る目がないってことになる。或いは政略が致命的にヘタ。これでは大成できない。(PON) 劉封好きなので続き楽しみにしてます。幸せになってほしい!(masa) 陸奥守さん、「」修正完了です!特に気にせずに使っていたので助かりました。(だいなまいとう) グリセルブランドさん、応援ありがとうございます!出来るだけよい話を創りだせるようにがんばりますねー!(だいなまいとう) ちなみに『 』は主人公達とは違う言語を話す人の台詞とかに使うものだと思います。「 」を使ったほうが良いのでは。(陸奥守) 始めまして。劉封に転生というのは見た事ありましたが、逆行というのは初めて見ました。続きを楽しみにします。頑張ってください。(陸奥守) 投稿お疲れ様です。劉封の新たな人生に幸あれ。(グリセルブランド) |
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