〜貴方の笑顔のために〜 Episode 12 パンドラの箱 |
〜貂蝉視点〜
「貂蝉?今日はなにをするんだ?」
「おーい、貂蝉!今日はいい魚が取れた!!」
「貂蝉?大丈夫か?風邪か??すこし休んだほうが、いいぞ」
「あまり無理するなよ、俺も貂蝉には元気であってほしい」
私は今、正史と外史の狭間の世界に一人座っている。
何もすることはない・・・
ただ、この三十年間の彼との思い出を思い出して、微笑み、
そして、今ここには彼がいないことを思い知る・・
私は管理者としてずっと、彼、北郷一刀を見ていた・・
はじめは彼なんかで大丈夫なのかと、そう思っていた。
最初にごろつきに襲われているところを見たときはやはりダメかとも
思っていたのだけれど、それでも彼は生き延び、
そして運命に抗い、命をかけ、歴史というおおきな軸を変えた。
彼はいつのまにか私が思うよりずっと、たくましくなっていた。
しかし、そんな彼でもやはり、歴史を大きく変えてしまったという大罪は
償わなければいけなかった。
しかし、それをも彼は知っていた。
彼は自分が消えるかもしれないということまで知って、それでも彼女たちのために戦ったのだ。敵と。そしてなにより自分自身と。
私は思う・・・
本当に優しい人であったと。
だから、私は本来ならば、ただ消えてしまう彼をこの狭間の世界に呼び込んだ。
その時の私の感情はただの同情。彼が余りにもかわいそうだった。
だけど、今思い返すと本当にそうであったのかわからない・・
なぜなら、私にとっても、それは大きな罪だったから・・・
私は外史の世界で半年後、つまりこの狭間の世界で、30年後にこの力を失ってしまう、
ということだった。
私は今までこの外史の管理者として身につけたすべてを失うこととなった。
だから、30年後私ができるのは、何もない。もう、外史の様子も見ることができない。
ただ、この狭間の世界にいることだった。
何をすることもなく暮らしそして寝るだけだった。
私は北郷一刀に尋ねた。
彼に外史にもどる覚悟があるのかということを。
私は30年という条件で彼が迷うようなら、そのまま、消えてゆく存在に彼がなってもいいとすら思っていた。それほどまでにあの時は自分のすべてをかけていた。
でも、私はやはりなと思う。
彼はその、優しい目で肯定したからだった。なんの迷いもないあの澄んだ目で。
私は30年という間で、なんとか外史の独立化を図った。
いや、正確に言うのなら、北郷一刀という存在が、外史の人間となるということを。
そして、二度と彼が歴史の修正力により、消えないことを。
本来であったなら、その作業には二倍、60年はかかるはずだった。
けど、私は寝る間も惜しみ、なんとか29年というぎりぎりのところで
仕事をおわすことができた。
そして、この30年で、わたしはもう彼に教えることがないというところまで、
私のもっているもの全てを彼に教えた。
彼も、彼で血反吐がはくような努力をし、いろいろなことを学んでいった。
私は、はじめはあんなような格好をしていた。いわゆる筋肉体質の漢女姿だ。
その時は彼に慣れ親しみやすいようになんて思っていたけれど、それは違った。
結局私は、怖かったのかもしれない・・自分が彼に対して本気の感情を持つことに。
でも、やっぱり、彼は彼だった。
私は、いつの間にか彼に惹きつけられていた。
30年が本当にあっという間で、楽しかった・・・
私が自分の気持ちに気づいたのは、自分の仕事がようやく終わった時の
29年目。思えば、彼の気持ちを抑えるためにあれほどまでの仕事が出来たのかもしれない。
だから、仕事がなくなった私は、我慢できずに何度も本来の姿に戻りたいと思った。
でも、彼のことだ。
きっと、私のことを、私の気持ちを知ってしまったら、いろいろと考えて悩んでしまう。
私は、それはどうしても嫌だった・・・
好きな彼にだけはどうしても迷惑をかけたくなかったから・・
彼は向こうの世界に戻るために必死に頑張っていたから。
それは私の初恋だったから。
それでも私は彼にさようならを言わなければならなかった・・・もう、二度と会えることのない私の初恋の人・・・
私は、彼のことがもう見れなくなってしまうけど、少しでもつながりを残しておきたかった。だから私はこの30年、一日一日私の限界の氣を注ぎ込んだ刀を彼に渡した。
彼は本当に喜んで受け取ってくれた・・
「ありがとう、貂蝉、大切にする」
「こちらこそ、ありがとん、ご主人様」
「それじゃあ、俺からはこれを」
「えっ?ご主人様これって??」
「ごめんな、うまくはいかなかったかもしれないけど、
ほら、貂蝉最初あったとき、いってたろ、好きだって」
もう・・・何年前の話よ・・・私はそう、思う。
それは、ネックレスだった。
私が徹夜しているとき、彼も何か作っている時があった。
私は、ただの興味本位でこっそり覗いてしまった・・
そこには、いろいろ書かれた紙が落っこっていた。そのどれもがネックレスのデザインや、
作り方が書かれたものだった。
私はそれを見たとき、すこし寂しかった・・・
あれはずっと、曹操ちゃんに作っているものだって、そう思ってたから・・・・
目の前にはちょっと、下手くそだったか?といいながら照れている彼。
「ありがとう」
私はそういって泣いた・・・
「どっ、どうしたんだよ貂蝉、それに言葉がまともだ!」
私はもとの姿に戻って彼に抱きつきたかった。でも、それはやめた。
彼の30年を最後で傷つけるような真似だけはしたくなかった。
「いやん、ご主人様ったらぁーほんとに、いい漢ねん」
だから私は、そう言った。それはあまりにもたどたどしかったけれど。
「本当に貂蝉、この30年ありがとう」
「・・いいわよん、じゃあ、ご主人様ん、もうさようならねん」
彼からさようならを言われるのは本当に辛かったから、わたしの方からいったんだ。
「さようなら?」
だから、彼がそういったとき私は驚いた。
「俺はまた会えるって思ってるんだけどな。いや、絶対に、
だから、さようならはいわない。
また、どこかで会おうぜ、貂蝉!
じゃあ、行ってくる!」
彼は、私が呆然としているなかで、私の背中をびしっとたたき、外史への光へと走っていった。
そういって、やっと私は素直になれた。
私はご主人様、いや、一刀が大好きだって、どうしようもなく好きなんだって・・・
私は伝えたかった。
本当の私の姿で・・・
「・・信じられないわ、本気だったのね」
私がその声に振り返ると、そこには私の友人が立っていた。
「・・・卑弥呼。」
私は慌てて涙を拭う。彼女にそんな姿は見せたくなかった。
彼女は私のこの姿に気を使ってくれたのだろう。彼女もまた本来の姿に戻っていた。
「あれで、よかったの?」
「なにがです?」
「ほぉーら、私もこんな姿で来てるんだから、とぼけないのー」
「頼んだ覚えはありません。」
「そう、とげとげしないで」
「別に私は、その・・」
「・・でもさ、貂蝉、あなたはあれで、もう・・・」
「いいんです。私がそう、望んだのですから」
「そう、じゃあ、私はもう何も言わないけれど、」
「・・・」
「夜の涙は、体に冷えるわよ」
「私、泣いてなんか・・」
「なかに、入らない?」
「もう少し、このままで・・・」
「そう、じゃあこれを着なさい、私はあっちにいくから」
そういって、卑弥呼は私の家に入っていった。
きっと、気を使ってくれたんだ・・・私はそう思う。
友人の前ではこんな涙を見せたくない。だて、それって後悔してるって勘違いされちゃうから。
「ありがとう、卑弥呼・・」
私は、彼女の服をギュッと握り締め、声を上げずに泣いた。
私の涙の一粒が、彼のくれたネックレスにこぼれ落ち、少し輝いた。
〜一刀視点〜
俺は厳顔という蜀の武将に会い、とりあえずは蜀の武将たちを
成都へ向かわせることができた。
俺は、恋そして、鳳統さんの場所に行くために、
再び小屋への道を馬で走っていた。
一人落ち着いたところで改めて俺の心に響くこと・・・重く、俺がしっかりと受け止めなくてはならないもの・・
手や外套、そして俺の剣には血がべっとりと染み付いていた。
俺はそれらをみながら、馬の速度を落とす。
「俺・・・殺しちゃったん・・・だよな」
分かっていたことだった。
戦の最前線に身を置けばそれは、当たり前のことであった。
華琳とともにいた頃は、俺は本陣にいれば、ただそれでよかったのかもしれない・・
見ているだけでよかった。
いや、違うな。俺はあの時もちゃんと受け止めなければいけなかった。
俺は、どこか人任せにしていただけなんだ。
辛いことはただ、他人に押し付けていた。
先ほど、張任に言った言葉はそのまま俺のもとに帰ってきた。
“自分の弱さを他人に押し付けるな”
俺は、確かに今まで、皆に押し付けていた・・・
俺は、どこか遠くから見ていて、その俺の分を華琳や、春蘭、秋蘭、そしてみんなが
背負っていてくれたことには気づきもしなかった。
俺は、自分の大切な人たちに重みを背負わせていただけなんだ・・・
でも、今は違う。
俺は、受け止めなければいけない。
俺は、今、刀を手にした。
だからこそ、俺は受け止めなければいけないんだ。
確かにつらい・・はきそうだ・・・
でもっそれでもっ・・・・
俺はその全てを背負う!かつて華琳たちも、いや、いまの彼女たちがそうしているように。
他人からみたら血に飢えた獣といわれるかもしれない・・・
悪魔といわれるかもしれない・・・
それでも俺は“人”であることを決して捨てたりはしない。
捨てるのは逃げでしかないのだから・・・・
それが俺のこの剣に託した覚悟、なんだ。
俺は刀をしまい、再び馬の速度を上げた。
「・・・・あっ!にぃにぃ」
小屋に帰ってきた俺に、流石に心配していたのか恋が走ってよってくる。
「あわわ・・・無事でよかったでしゅ」
警戒心があった鳳統も今は生還を喜んでくれている。
「ただいま恋、鳳統さん」
「・・雛里と、お呼びください」
「いいのか?鳳統さん」
「はい、恋さんに聞きました。私のことを、懸命に助けてくれたことを。
それなのに、私、あんなふうに、疑ってしまって、
申し訳ありませんでした」
「いや、いいんだ。こちらも慌てて済まなかった。
それじゃあ、雛里。これからもよろしくな、
俺の真名は刃だ。」
「はい、刃さん」
「それで、あんな大見栄を張っておいて申し訳なかったんだが、
雛里、君の策は失敗に終わった・・・」
「・・・」
そんな俺の言葉に雛里が呆然とする。
「・・・今からでも、まにあう・・・恋、いく」
そういいながら、飛び出そうとする恋を俺は抑えて話を続ける。
「それでも、策の目的、蜀軍を成都に向かわせることには成功した」
「・・・・え?・・どうやって、ですか?」
その質問に俺は白帝城にいってからここに戻ってくるまでのいきさつを
話した。
「・・ということだったんだ」
「・・・」
その話に雛里は沈黙を保っていた。
「・・・ごめん、何かやっぱりまずかったか?」
俺は雛里のその表情に慌てた。
「・・・あっ、いえ。ごめなさい。ただ、驚いてしまって。
刃さん、ひとりで?ですよね・・・」
「まぁ、恋はここにいたし・・蜀に知り合いもいないし、な」
「・・・にぃにぃ、やっぱり強い・・」
「そんなにでも、ないって」
「ううん、恋、普通強い奴みただけで、わかる。
けど、にぃにぃはそんなにつよいやつって、見えなかった。
力をかくせる人、すごい人」
「・・恋さんたちはずっと一緒にいたんじゃないんです、か?」
恋の言葉を変に思ったんだろう、そう雛里が訪ねてきた。
「いや、幼い頃に俺は旅に出てな。それ以来会わなかったんだ。
だめな兄ですまなかったな、恋」
そういって、俺は恋の頭を撫でる。
「そう、ですか・・」
雛里は多分不審に思っているだろうが、前のやり取りをおもいだし、
俺に失礼をはたらいてはと思い、しぶしぶ納得してくれたようだった
「にぃにぃ、はい、これ。約束守った。
この、変な形の剣は?」
俺に撫でられている恋はまるで、もっとというかのように
えへんとその剣を俺に出した。
俺は、白帝城に向かう前に、恋に自分の剣を預けておいた。
それは貂蝉からもらった、大切な剣だった。
あのとき俺は貂蝉が30年もかけて、作ってくれた刀で人を殺してしまう
覚悟がなかった・・・
いや、いまも本当はそんな大切な剣に血を染み込ませたくないと、思っている。
「それは、俺の大切な師からもらった大切な刀だ」
そういって、恋からその刀を受け取る。
その刀は俺にはまだ、重く感じられた。
それでも、俺はこの刀をいつか・・
そう考えながら、俺は初めてその刀を鞘から抜く。
刀身は輝いていて、まだ何も知らない美しい刀だった。
「・・・にぃにぃ?」
「刃さん?」
俺が刀身をずっと眺めていたからだろう、二人が俺の名を呼びかける。
「・・・ああ、突然で済まないんだが。
俺は、これから成都に向かおうと思う、
そこで、二人にお願いがあるんだ。」
「・・・ん?」
「何ですか?」
「二人にはここで、死んでもらいたい」
俺は、黒い外套を着ながら、そう言った。
〜成都〜
一時はケ賢らにより街人が人質とされ動きをとれなくなってしまった
桃香、愛紗たち・・・
蜀の命運もここに尽きる、
そう誰もが思った時、白帝城より焔耶、紫苑が兵五千を連れ、戻ってきた。
予想外のことに、ケ賢隊は瓦解・・・・
街人は救出され、桃香に単身おそいかかってくるケ賢は、
愛紗の手によりあの世に葬られた・・・・
成都の混乱も収まったころ、
白帝城より桔梗、
長坂より星、鈴々、朱里、翠、蒲公英が戻り
桃香たちの無事をしり安堵する。
そして一同は喜びの表情をうかべながら
玉座の間で話し合う・・・・・白帝城にいた三人をのぞいて・・・
「それにしても焔耶と紫苑、助かったぞ」
と安心しながらいう愛紗
「はわわー、そっそうです。いくら策に気がついても
二人がいなくなれば戦線はくずれ殲滅されてしまいます。
どうしてこんなにはやく戻れたのでしょうか?」
敵味方の動きを読んでいた朱里がそう尋ねる。
「ええ、何があったのかはしりませんが、
いきなり敵に乱れが生じたんです。
その隙を伺って私と焔耶ちゃんは戦線を離脱、蜀に急行したのですが・・
そういえば桔梗、あなたずいぶんと帰りがはやかったのだけれど、
なにがあったのか知っているのかしら?」
「・・・ふむ、わしもよくわからんが、どうやら張任と
冷苞がたった一人にうちとられたようじゃ」
そんな桔梗の言葉により皆が鎮まる・・・
「一人・・・・だと?」
桔梗の言葉に愛紗が不審に思う。
「そいつすごいのだ!そいつだれなのだ?
呉の人なのか?それとも魏の人なのか?」
「・・・いや、わしがしっている限り、呉でも魏でも・・
そして蜀でもない・・・
わしも初めて知ってな・・・いや、おそらく皆もはじめて耳にするだろう
性は呂、名を白といって恋の兄らしい・・」
「・・・恋の、兄?」
「愛紗ー、恋に兄なんかいたのか?
鈴々は呂白なんてきいたことないのだ」
「うっ・・・すまぬ、私も知らない・・・
昔から恋をしっている月や詠はしってるんじゃないか?」
「へぅ・・・ごめんなさいです」
「しっ知らないわよ!だいたい、私たちはそんな昔からの知り合いじゃ
ないんだし。それなら恋に聞けばいいんじゃない」
「うん♪それもそうだね、でも恋さんいないみたいなんだけど・・・」
桃香の言葉にうつむく桔梗。
「あーそういえば雛里とねねもいないのだ」
その言葉になにもいえない桔梗、焔耶、紫苑
「はわわー、そうです。雛里ちゃんがいないです・・・
どうしたのでしょうか?」
朱里の質問にすこし涙をうかべる三人。
そしてしばらくして桔梗が沈黙を破る。
「ねねはわからんが、恋と雛里は死んだよ・・・」
その言葉にみんなが黙り込む・・
「え、今・・・なんて?」
「恋と、雛里は死んだんだ・・」
パンドラの箱、それはあらゆる災いが詰まった箱・・
神、ゼウスがパンドラにもたせ地上に行かせたところ
彼女は興味本位であけてしまったという・・
そしてその中からはあらゆる災いが
とびだし人々を苦しませた。
劉備玄徳・・・彼女のその優しさは
パンドラの箱をあける鍵だったのかもしれない
結果それは反乱につながり仲間の死のしらせという
絶望につながった・・・・
そんな果てには何が残っているのだろうか?
皆さん、いつも読んで下さりどうもありがとうございます。
コメントや、支援をしてくれる方もいて、
本当に励みになっています。
そこで、本編の間になにか、個人的に読んでみたいキャラクター
がいましたら、ぜひ連絡ください。
とりあえずは蜀から書いていきたいと思っています。
また、その詳細を書いて色々と話をしてくれる方がいましたら
本当に嬉しいです。
そのときはネタバレとなってしまうのでメッセージにてお声をかけてください。
それでは皆さん、今後ともよろしくお願いします
説明 | ||
一刀と共に暮らした30年、それは貂蝉にとって大切な時間だった。 彼女は今、気がつく。彼への思いに。 そして、一刀は覚悟を胸に、道を歩んでいくのであった。 |
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コメント | ||
貂蝉と卑弥呼は実は絶世の美女!? で、30年の思いをあえて見せないところが漢女! う〜(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン? いいな〜!(きたさん) いつか、その腰に佩いた刀で人を切る日が来るとき、一刀君はどんな覚悟を持って望むのか・・・30年の鍛錬は何をもたらすのでしょうか?(デーモン赤ペン) にじふぁんのときから読んでいて大好きな作品です。 TINAMIでもやっていると今日知りました。 前と少々内容が変わっているようですが、こちらも面白いですね。次回も待っています。(JDA) パンドラの箱に最後残っていたもの・・・この世界ではおそらく一刀がその「最後に残っていたもの」の役割を果たすと信じる!(きまお) 貂蝉は辛いでしょうね・・・・・・刃も改めて覚悟を決めましたか。パンドラの箱には他にも何か入っていた気もしますが・・・。次回も待っています。(本郷 刃) |
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