超次元ゲイムネプテューヌ Original Generation Re:master Secret-Ending[Re:mix] |
――新たな世代は歩む
「――誰だ?」
単純明快に、簡潔に、迅速に。青年は少年にそう訊ねた。
少年は少し、たった少しだけ唇を開き憮然とした表情になって再び口を噤んだ。
「……答える名は、ない」
創造された世界
堕ちゆく世界 【eternal heaven】
狭間の世界
「邪魔をするな」
少年がそう言い放った瞬間、まるで地震でも起きたかのような振動が世界を包んだ。
それを感じ取ったのか、余裕の態度で少年を見下ろしていた青年の表情が強張って、一気に緊張が迸っていった。
無音の空間
「((喰らいし者|ガルガンゾーア))」
少年がつぶやく。刹那、渦巻いていた霧が晴れ、少年の両手にはこの世の言葉では表現できないほどの威圧感と恐怖感をまとわせた黒い剣が握られていた。
焦がれる
手を伸ばす
青年は怪訝そうにフードの奥で目を細め、ガシャンと音を立てて大剣を肩に担いだ。
妙に思ったのか、少年が眉をひそめる。
「ったく……何なんだよ、お前は……」
「答える義務はない」
トン、と地面を蹴って、少年は大きく跳躍して上空に舞い上がる。
自虐と被虐
無知の呼びかけ
「お前は何がしたい!?」
少年はビッと正面で人さし指を突き立てる。そこに黒い霧をまとった一本の剣が顕現し、少年はそれを掴んで青年に投げつけた。
自制
拒絶と支配
「知る意味はない」
冷ややかな視線、言動に青年は乾いた笑いを薄く零し、頬に一筋の汗を垂らした。
しかし、そうして睨み合っていること数分。青年の表情から笑みが消され、無言で足裏を地面に擦りつけるようにして立ち上がった。
純粋な心
彷徨える
「守ると決めた」
「へぇ」
少年はバッと両手を左右に突き出し、それぞれ腕の中に霧をまとわせた。
盲目
添い遂げる
少年の薙ぐ刃は確実に青年の首元を狙ってきている。青年は不格好に背を反らし、一撃を避けて、不規則なステップで後方へ退避する。
「脆弱だ」
少年は双剣を構え、ゆっくりと加速しながら青年へ吶喊する。
望み
定められ
成し遂げ
辿る
蝕む闇
覆う闇
標す闇
堕とされた光
残された光
望む光
希望と絶望は交差する
もう一度――
虚無
痛み
求め壊れる
破滅をもたらす闇は
すぐ傍にある――
伝説の中の存在
〈邪神〉
――刻は動き出す
否、動き始めていた
宿命の針が、運命の盤を指したとき
世界は刻まれる
邂逅
すべては
始まりに記された物語
超次元ゲイム ネプテューヌmk2 OG Re:master
光と闇は――調和する
「もう戻れないかもしれない。重い決断だぞ、これは」
「信じていれば必ず巡り会えるさ、きっと……」
説明 | ||
超次元ゲイムネプテュームmk2OGへ続く物語 ――それを目撃せよ |
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コメント | ||
藾弑サマ> ちょっと違うなあ…(2828 テラ「勿体ぶるな、偉そうにすんな」 ええとですねえ…秘密 テラ「こいつムカつく」 そこ言っちゃうとネタバレなんでw テラ「…それは、まあ」(ME-GA) トリハダガトリハダガ… クァム「緊張すんなよw」だってトリハダガトリハダガ… クァム「ダメだこりゃ…アレだな、希望がmk2OGの主人公で絶望が無印OGの主人公と見ていいのかな?」(駆蘭) |
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