魔法少女リリカルなのは/召喚騎士物語/ |
第1話
〜なのはside〜
栗色の髪でサイドポニーが特徴の高町なのはです。
なのは「ふにゃ〜、難しいの〜」
はやて「ふふふ〜。奇遇やななのはちゃん・・・うちも全然わからへん・・・」
フェイト「だ、大丈夫?なのは、はやて」
アリサ「ダメよフェイト甘やかしたら」
すずか「別にいいんじゃないかな?アリサちゃん」
私達は今、私立聖祥大付属中学校の期末テストの対策をするためすずかちゃんの家で目下勉強中であります。
フェイト「でもねアリサ、テスト対策の勉強なんだから別に教えてあげても・・」
私とはやてちゃんをフォローしてくれているのは、フェイト・T・ハラオウンのフェイトちゃん。長い金髪と赤い目が特徴なの。
はやて「せやせや!せやからアリサちゃん〜ノート見せてくれへんか?」
手を合わせて頭を下げているのは、八神はやてのはやてちゃん。茶髪のショートボブと関西弁が特徴なの。
アリサ「ダ〜メ。仕事でいなかった分は見せてあげるけどそれ以外はダメよ」
はやてちゃんの頼みをあっさりと断ったのは、アリサ・バニングスのアリサちゃん。長い金髪で強気な態度が特徴なの。
すずか「まあまあアリサちゃん。落ち着いて」
アリサちゃんの隣に座って笑っているのは、月村すずかのすずかちゃん。紫の髪で猫好きが特徴なの。
私達5人は小学校からの付き合いでとても仲良しなの!
はやて「頼むわ〜アリサちゃん〜・・・わたしこのごろ仕事続きで全然勉強できてへんのよ〜」
アリサ「うっ・・・・」
すずか「アリサちゃん、3人とも仕事で忙しいんだし見せてあげても良いんじゃないかな?」
フェイト「私もお願いしてもいいかなアリサ。私も分からないところがあるから」
な・は「「アリサちゃん〜〜〜(ウルウルウルウル)」」
アリサ「・・・・ハァ〜、分かったわよ!教えれば良いんでしょ!言っとくけど、変な点数なんかとったらただじゃおかないわよ!!」
な・は「「ありがとうございますアリサちゃん!!(キラキラキラキラ)」」
フェ・す「「ふふふふふふふふ」」
勉強もひと段落がついて休憩中に通信ニュースが入ってきてモニターが突然現れた。
すずか「わ!ビックリした〜」
アリサ「いつ見ても凄いわねそれ」
実はこの2人、闇の書事件で私達が魔導師のことを知って以来、積極的に協力してくれているの。
だから、魔法のことを話しても大丈夫なの!
なのは「にゃはははは〜」
フェイト「ごめんね。驚かして」
すずか「うんうん、大丈夫」
アリサ「もう慣れたわよ」
フェイトちゃんが謝ると、二人は笑って許してくれた。
はやて「さて、どんな情報が来たんやろか・・・・・・ほえ〜そうなんか〜」
な・フェ「「?」」
す・ア「「なになに〜?」」
首をかしげる私とフェイトちゃん。
すずかちゃんとアリサちゃんは興味津々でモニターを横から覗き見る。
アリサ「なになに〜・・・管理外世界にて、マフィアのルバッツファミリーとババユトルファミリーを逮捕!」
すずか「この2つのファミリーは、管理外世界で違法取引を行っている真っ最中の所を取り押さえ、全員逮捕した」
はやて「ルバッツファミリー言うたら、ここ最近伸びていたマフィアやね。確か〜質量兵器を大工場で大量生産してた広域指名手配中の一家やったね」
フェイト「ババユトルファミリーは、かなりの犯罪一家だったよね。色んな悪事をやっていたみたいだ」
なのは「両方ともに大ファミリーだよね。たしか先輩がこの一家を追っかけていたはずだよフェイトちゃん」
フェイト「そうだね。でも捕まえたのは別の人だよ」
はやて「え〜と捕まえたのは・・・ええええええええええええ!!!」
な・フェ・ア・す「「「「ニャ!!!!!!!」」」」
猫ズ「「「「「「「「ニャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」
突然はやてちゃんが大声をあげたから、私達とすずかちゃん家の猫たちがビックリしてコケかけた。
アリサ「ちょっとはやて〜〜(ゴゴゴゴゴ)」
はやて「ま、まって〜なアリサちゃん。そない怒らんでも・・・」
アリサ「問答無用!!!」
はやて「きゃあああああああああ!!」
はやてちゃんはアリサちゃんに両頬をつねられノビノビの刑をされた。
なのは「にゃ〜、ビックリした〜〜」
すずか「はやてちゃん、どうしていきなり大声なんかだしたのかな?」
フェイト「う〜〜ん・・・あ!これだよ、なのは!すずか!」
フェイトちゃんがさっきはやてちゃんが見ていた所を指差して見せてくれた。
すずか「え〜〜〜と・・・この2大ファミリーを捕まえたのはかの有名な嘱託魔導師『召喚騎士』である。」
な・フェ「「!!!!」」
すずか「ねぇ、嘱託魔導師って?」
なのは「え〜と・・・嘱託魔導師っていうのはね、言わば民間協力者の魔導師のことなの。ただ違うのは、時空管理局で色々な権限を持つことが許されているの」
フェイト「嘱託魔導師になるにはとても難しい試験に合格しないとなれない役職なんだ」
すずか「へぇ〜〜〜〜。てことは、この召喚騎士さんはとっても偉い人なの?」
すずかちゃんが召喚騎士さんについてたずねた瞬間、はやてちゃんの目がキラっと光った。
はやて「ふっふっふ〜〜。それはうちが説明しましょう!」
頬っぺたが少し伸びた状態で説明をはじめる。
アリサちゃんが満足した顔で戻ってきた。
はやて「この召喚騎士は、8歳という若さで嘱託魔導師試験に合格した天才。その後、数々の事件を解決。彼は、騎士でありながら召喚したものたちと供に戦うことで付いた通り名が『召喚騎士』なんや!」
フェイト「その召喚騎士の名前がたしか〜ナハジームさんだったかな?」
なのは「合ってるよフェイトちゃん。そして、ナハジームさんは時空管理局が設立して以来数々の大挙を成し遂げたの!」
す・ア「「例えば?」」
なのは「魔導師にランクが付けられているのはこの前話したよね。私とフェイトちゃんがAAAではやてちゃんが・・」
はやて「S+やで」
すずか「たしかAランク以上ってかなり少ないのだっけ?」
フェイト「うんそうだよ。でも少ないっていってもA〜AAランクはそこそこいるよ」
アリサ「それで?その召喚騎士って人はどんだけ凄いのよ」
はやて「ナハジームさんは、管理局の歴史上初のEXランクに認定されたんや!!」
なのは「EXランクは、測定値の限界を超えたことで付くランクなの」
はやて「試験では、筆記が満点で詠唱魔法・召喚魔法も満点、模擬仕合では4人のSSランクを10分以内で倒す異例の強さで合格したんや!!」
す「そうなんだ〜」
アリサ「それにしても3人ともかなり詳しいわね」
なのは「にゃははは〜〜〜。詳しいっていっても訓練校の授業で学んだ知識だけなんだけどね」
フェ・は「「うんうん」」
それから、召喚騎士の話を少しして再び期末テストの対策勉強を始めた。
〜2週間後〜
な・は「「ふにゃあああああああああああああああ!!!!!!!」」
2人の美少女の悲鳴が学校で響き、それを見て苦笑いをしている3人の美少女がいたのは別の話である。
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第1話 | ||
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1994 | 1886 | 2 |
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難事件 物語 リュウ・ナハジーム 魔法少女リリカルなのは 騎士 | ||
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