超次元ゲイムネプテューヌ XWorld 第9話【秘められた可能性】 |
現在古城
エスター「……で、何でこんな事になってんですかい?」
周囲を森に囲まれた古城の個室、その中でエスターは壁にもたれかかりながら腕を頭の後ろで組んでいた。
その視線の先には幼さを残した黒髪の少年が個室の壁近くに据えられたベッドで安らかな寝息を立てていた。
いかにも不快感を丸出しにした声は視線の少し前に座っているレオンに向けられていた。
レオン「だから言っただろ? 氷室がこいつ連れて帰るって言い出して、俺がこいつを運んでグースカ寝てる間に足の怪我の応急処置をして今に至る……だ。何度も言わせんな。」
エスターに目を向けることも無く、目の前の黒髪の少年”キラ”の右足の応急処置をしながらレオンは呆れたように声を上げた。
その言葉を受けてエスターは額の血管を浮き上がらせ、どこか苛立ちを思わせる口調で話した。
エスター「……人間連れて帰るなんて、食材にでもするつもりですかい?」
レオン「本来なら食料買い忘れたお前が食材になるべきだと思うんだが?」
皮肉な声を上げながら、レオンは横目でエスターを睨みつけた。
エスターは目を背けながら軽く舌打ちをすると反転して多少乱暴にドアを押し開け、足音を立てながら退室した。
部屋に残されたレオンはエスターが出て行くと同時に視線を元に戻し、自分の右横にある簡易的な医療用具に再度手を掛けていた。
◆◆◆
ライ「裏の森から木苺と山菜取ってきたぜ。」
氷室「そこに置いとけ、そろそろ夕飯だ。」
古城の大き目の扉を押し開けながらライは威勢の良い声を上げた。
その両手で抱えられている木製のバスケットの中には、ワインカラーの木苺と青々とした山菜が溢れんばかりに詰め込まれていた。
ライはそのバスケットをエプロン姿で肉を捌いている氷室の横に静かに置いた。
直後に氷室はバスケットの中の山菜と木苺に手を伸ばし、無造作に掴み取ると同時にライに向けて口を開いた。
氷室「上のレオンとエスター、それにあの餓鬼を呼んで来い。」
ライ「ヘイヘイ……あ、エスターはもう来たみたいだぜ?」
ため息交じりの声を上げながら、ライはすぐ傍の階段をゆっくりと上り始めた。
それと入れ違うようにしてエスターが不機嫌そうな顔をして階段を下りてきていた。
何があったのかと声をかけようかとも思ったが、レオンを呼んだ後に聞けば良いと判断し、気にせずに上り続けた。
2階に上がり、その廊下の一番奥の個室をノックすると、ライは平然とした顔で部屋の扉を引き開けた。
ライ「レオン、もう飯だってよ。」
レオン「ああ、もう処置は済んだ。すぐ向かう。」
静寂に包まれていた部屋に二人の声が静かに響いた。
ライの声にレオンは手に持っていた医療用具をその場に置き、視線をドアに向けゆっくりと立ち上がり、ドアを押し開けて部屋を後にした。
レオンの出て行く姿を見届けると、ライ自身も部屋を後にしようとドアノブに手を掛けた時だった。
キラ「……ぅ………あれ…?」
ライ「!! おっ! 起きたのか!?」
かすれた声を上げながらキラは閉じていたまぶたをゆっくりと開き、意識を覚醒させた。
ドアを開けようとノブに差し伸べられていたライの手は既にそこから離れ、視線はキラの方を向いていた。
キラは目を擦りながら辺りを見回し、ライと目が合うと上半身を起こし始めた。
キラ「あなたは……っ…!」
ライ「おい、無理すんなよ。とりあえず応急処置はしといたけどまだしばらくは安静にした方が良いぜ?」
ベッドから身を乗り出してライに駆け寄ろうとしたキラは忘れていた右足の痛みのためにその場にうずくまった。
処置をしてからまだ時間が経っていない為、傷口が開いたのではと心配したが、血が見えないのを見ると今のところは平気なようだ。
ライはキラに駆け寄ると手を差し伸べてキラを起こし、親指を立ててドアの方を指差した。
ライ「とりあえず飯だ。氷室がうまい物作ってくれてるぞ。話はその後だ。」
ライの言葉にキラはキョトンとした表情を浮かべながらも、ライの背中を追いかけて1階のリビングのような空間に足を踏み入れた。
中央に置かれているテーブルには人数分の木製の椅子、そこには既に3人が座っており、キラに向けて横目に冷たい視線を送っていた。
送られる視線にキラは冷や汗を流しながら、ライに指定された席に着いた。
席には皿に盛られた食欲をそそり立てる料理の数々が並んでいたが……
キラ(……あれ…?……もしかしてこの肉料理って……。)
皿に盛られていた料理はメインとしてローストされた厚切りの肉にベリーソースをかけたもの。
他に即席の酵母を使ったバスケットいっぱいの天然酵母パン、大皿には木苺と山菜をふんだんに使ったサラダ、メインに使った肉の骨からストックを取り、そこに山菜とクルトンを加えたスープなど中々豪華な料理が並んでいた。
だがキラが気になったのはその中のメインの肉である。
一見すればおいしそうな肉料理だが、使われている肉が問題だった。
そう、キラはその肉が何なのか、知りたくも無いが知ってしまっているのだ…。
ライ「んじゃ、全員そろったところで早速食おうぜ! いっただきまーす!!」
嫌な予感がキラの頭をよぎる中、ライは能天気な声を上げながらメインの肉料理をナイフで切り分けて頬張り始めた。
3人もそれぞれ自分の料理を黙々と食べ続ける中、キラだけが静止したまま肉料理を凝視していた。
だがやはり、空腹には敵わず、傍に置かれているナイフとフォークをそれぞれ手に取ると一口分だけ肉料理を切り取り、恐る恐る口に含んだ。
キラ(……あれ? おいしい…。)
どうやら自分の勝手な思い過ごしだったようだと安心しきったキラは空腹に任せてドンドンと料理を食べ進めていった。
その他の料理も見た目の期待を裏切らない味でキラの腹を満たしていった。
そしてほとんどの料理を食べ終わったとき、ライがぶっきら棒に口を開いた。
ライ「そう言えば氷室、この肉って何の肉だ?」
氷室「……狼だ。」
その一言を聞いた瞬間、ライは口に含んでいたスープを一気に吹き出し、キラは押し寄せる嘔吐感に思わず両手で口を塞いだ。
キラの嫌な予感は見事的中していたのだ。
氷室がメインに使った肉は、キラと出会った時に仕留めたフェンリスヴォルフの物だったのだ。
もちろんスープに使われた骨もそれだ。
……なんで肉料理だけ残さなかったんだろう。
後悔の念がキラの胸いっぱいにこみ上げた。
ライ「ゴホッゴホ! それじゃ俺共食いになるだろが!!」
キラ(共食い!!?)
そんなことを考えてるうちに、ライは濡れた口を袖口で乱暴にぬぐいながら氷室に訴えた。
氷室はライから目をそらして一貫して我関せずを貫いたが、キラはずっとライの言葉が気になっていた。
斜め前で氷室に愚痴を言いながらパンを頬張っているライはどう見ても狼なはずが無い。
なのにライは確かに”共食い”と言っていた。
だがその時は言い間違いだと解釈して深く考えないようにしていた。
―――きっと言い間違いだ。キラは自分にそう言い聞かせた。
ライ「ええっと……キラ、だっけ? 俺はライってんだ。よろしく。」
キラ「あ、はい。」
ライ「んでもってキラの真正面にいる金髪のが氷室、キラの左隣にいるのがエスター、んでもって氷室の右隣にいるのがレオンね。」
全員が料理を食べ終えたように見えたところでライは自分の自己紹介を兼ねてキラに軽くではあるが3人の事も軽い口調で説明した。
だが、3人からライのような軽い態度は一切無く、氷室は感情のこもっていない視線をキラに送り続け、レオンとエスターは嫌悪感丸出しの鋭い視線が送られていた。
場の張り詰めた空気と送られる視線からキラはすっかり参ってしまい、いつしか目線は3人を避けるように膝に添えられた手元を見つめていた。
氷室「時間が惜しい。要点だけ聞きたい。」
キラ「は…はい!」
氷室「キラ、お前はこの世界の住人か? それとも俺達と同じく異世界から飛ばされて来た者か?」
キラ「……え!?」
氷室の問いにキラはキョトンとした表情を浮かべて首を傾げた。
―――異世界から飛ばされて来た?
―――俺たちと同じく?
あまりにも唐突かつ意味不明な質問にキラは惚けたような返事を返すことしか出来なかった。
その様子を鋭い目つきで睨んでいたレオンは軽くため息を吐きながら話し始めた。
レオン「その様子じゃ状況を理解してないな。これはあくまで俺の推測だが、お前は後者、つまり異世界から来たんじゃないか?」
キラ「えっ!? どうして……そう思うんですか?」
歯切れ悪くキラはレオンに訊ね返した。
レオンは軽く舌打ちをしながらテーブルに肘を突いた右腕でキラを指差しながら口を開いた。
レオン「お前が最初の氷室の問いに疑念を抱いたからだ。もし前者ならそんなことありえないと馬鹿にしたような表情をするはずだ。なのにお前はまるで自分に思い当たる節があるように考え込みやがった。顔に映ってたのは馬鹿にした表情じゃなく、そういう顔だったぜ? それに思い当たることが無けりゃどうしてそう思うかなんて聞き返さねぇだろ?」
自分なりの考察を交えた理由をレオンは淡々と話した。
話を聞きながらキラは頭の中で様々な思考をフル回転させていた。
―――自分自身にも思い当たらない節が無いわけではない。
―――でも……まさか………。
未だに異世界に飛ばされたと言う非現実的な話を受け止められず、心の中で否定しては自分に問う。
それを繰り返しているうちにキラの視線はまたもや下を向き始めていた。
だが、下を向き始めた視線は氷室の一言でまた上を向くはめになった。
氷室「とっとと言え。どっちだ?」
キラ「あ…えっと……分かりません………まだ…」
曖昧な返事をしながらキラは目の前に居る氷室の視線がだんだん鋭く、殺気を帯びているのをひしひしと感じていた。
冷や汗を盛大に流しながら、キラはなるだけ氷室から目を逸らし、口を閉じた。
しばらく辺りは静まり返り、場に重々しい空気が流れ始めた。
そんな重苦しい雰囲気を打開しようと少し間を空けてライが口を開いた。
ライ「そっ、そうだ! 何かお前ら、キラに聞きたいこととか無い!?」
氷室「……お前の意志が聞きたい。」
冷たい口調で氷室はキラに問い掛けた。
キラはハッとなって氷室の方に目を向けると氷室の感情の無い目がキラの両目を捉えて離そうとしていたかった。
話の内容が良く分からないキラはあせりを無意識に表情に出していると、氷室が先に言い出した。
氷室「俺達には女神抹殺という明確且つ絶対的な意志がある。ただお前のやりたいことが聞きたいだけだ。」
―――えっ?
キラは思わずその言葉が口から出そうで仕方なかった。
自分の聞き間違いでなければ、今自分の目の前の人は確かに”女神を殺す”と言い放ったのだ。
そして同時に”俺達”とも言った。
と言うことは、ここにいる自らを除く全員が女神の命を狙っていると言うことになる。
それは同時に最悪の状況であることも示していた。
自分の国を支えてくださっている女神にキラも少なからず敬意を抱いていた。
だが今、女神を称えるような事を言ってしまえば十中八九、自分は瞬殺される事を悟ったのだ。
何せ自分の目の前と左斜め前にいる人物は、自分では歯が立たないような危険種指定のモンスターをあれだけ軽がると倒してしまうような人物なのだ。
下手な言動は直接自分の死に繋がる事を悟ってしまったキラは、氷室の視線を真正面から受けながら、ブルブルと足を震え上がらせていた。
氷室「おい、さっさと答えろグズ野朗。お前がしたいことは何だ?」
キラ「!!! お……俺は………。」
そこまで言ってキラはゴクリと唾を呑み込んだ。
―――特に何も
そんな曖昧な言葉が喉の奥底で留まっていた。
キラは再び視線を深く下げて自分の膝辺りを見つめた。
誰とも目が合わなくなったと感じたとき、キラは今にも泣きそうな震える声を上げた。
キラ「……女神…様を………守りたいです…。」
その瞬間、場の空気は凍りついた。
キラに向けられていた嫌悪感は突如として純粋な殺気一色に変わった。
同時にキラは自分の言った事がどれだけ愚かだったかを思い知った。
キラの左側から伸びた大鎌の刃がキラの首を包み込むように添えられていたのだ。
エスター「……女神に肩入れする奴と聞いたら……もう生かして帰せねぇなァ…。」
レオン「そう言う訳だ。」
ライ「……。」
そう冷淡な声で言い放つ3人の手の中には既にそれぞれの武器が握られていた。
エスターは右手で大鎌を支え、キラの首元でその銀光をちらつかせていた。
レオンの両手には湾曲した2つのブーメラン状の刃物、飛鳥剣が握られていた。
ライの両手はいつの間にか鋼鉄で出来たガントレットで包まれており、拳を合わせる度に独特の金属音を響かせた。
―――今度こそ終わった
殺気の恐怖で真っ白になったキラの頭の中にその思考だけが妙に際立っていた。
目線を上げぬまま、キラは静かに終わりを受け入れるように涙でいっぱいになった瞳を閉じた。
氷室「待て。全員武器をしまえ。」
全てを投げ出したキラの耳に聞こえてきたのは想像だにしなかった言葉だった。
キラの正面から聞こえてきた声は冷静な口調だったが、どこか威圧感を感じる口調でもあった。
そしてその言葉と同時に目線を戻したキラの目に飛び込んできたのは信じがたい光景だった。
あれだけの殺気を放っていた3人の手から、まるで手品を見ているかのように一瞬にして武器が消えたのだ。
目の前の状況に圧倒されながらも、キラは真正面から感じる視線に反応して咄嗟に前を向いた。
氷室「悪くない。」
そう呟くように言う氷室はキラに向けて初めて無表情から感情のある表情を見せた。
両肘をテーブルに突いて、顔の前で手を組んでおり、表情の全てをうかがい知ることは不可能だったが、その口元は確かに、微かではあるが笑みを帯びていた。
客観的に見ればそれが純粋な笑いではないことは容易に想像がついたが、氷室のその笑い方は人を嘲笑う笑みとは少し異なる笑い方だった。
その奇妙な笑みを見せながら、氷室はキラに向けて再び口を開いた。
氷室「思ったとおりだ……キラ、お前、人間か?」
キラ「? 人間…ですけど……?」
氷室「ふうん。」
またしても意味不明な質問にキラは戸惑いの色を見せた。
逆に氷室はさして気にする様子も無く、じっとキラの目を見続けていた。
その瞳はあくまで冷たく、感情を窺う事など不可能に近いほどだった。
キラ「えっと……何でそんな事を?」
氷室「……お前が人間なのか人間じゃないかは分からない。だが1つ言えること、お前は本質的には人間じゃない。」
キラ「!!!………どう言う……意味ですか…?」
氷室の言葉にキラが驚愕の表情を浮かべたまま聞き返した。
いつしかキラの目は氷室の無感情な瞳のみを映していた。
3人の視線もキラから氷室へと移っていた。
全員の視線を一身に浴びながら、氷室は静かに口を開いた。
氷室「お前はまだ発展途上、自分が他人と比べて自分がイレギュラーな存在であることにさえ気付いていない。だがお前はあの殺気と俺達の目的を知った上で堂々と自分の意見を言い放った。……どんな力で押さえても、お前の意識を服従させることなんてできねぇだろうよ。それだけでもお前は十分化け物だ。なのにお前は途方も無い”可能性”を秘めてる。」
キラ「可能性……?」
氷室「まぁ、それに気付くのはまだ先だろうな。1つ忠告しておくとお前の秘められた”可能性”もお前の意志次第で腐りかねない。せいぜい悔いの残らない選択をすることだな……。」
言い終えると氷室はチラリとライに視線を送った。
氷室の視線を確認したライは軽く頷くと胸ポケットに手を入れ、人差し指で軽く膝を叩いて合図を送った。
合図を確認すると氷室は逸らしていた目線を再びキラに向け、話し始めた。
氷室「だがこれだけは言っておく。俺達とお前はあくまで敵対関係にある。俺達はお前と敵対した時お前を全力で殺しにかかる。だからお前はその時、躊躇無く俺達に牙を向ける必要がある。そのためにお前の記憶から俺達の”姿”と”名前”を消させてもらう。後は……お前を送る。そこからは好きにしろ。」
そうキラに向かって言い放った後、氷室は右手の親指と中指を軽く合わせ、パチンと軽い音を鳴らした。
刹那、キラの座っている椅子からどす黒い炎が轟音と共に渦を巻き、徐々にその大きさを増した。
現状がつかめないままあたふたしているキラを尻目に炎はその広がりに終わりを告げ――
キラ「えっ?うわあああぁぁぁああああ!!!」
同時にキラの体はその中に音も無く落ちていった。
その瞬間、キラの”記憶”からあるものが抜け落ち、霧のごとく掻き消えた。
◆◆◆
―――ボスン!
キラの体に伝わった衝撃は硬い地面の衝撃ではなく、何か柔らかい物の上に落ちたような感覚だった。
もはや疲労困憊で身動きの取りがたい状態のキラが手触りから、ベッドのような物の上に落ちたことを知るにはしばらくの間を必要とした。
右向きにベッドに横たわっているキラのぼやけた視界の前には、薄紫色の何かが映った。
どうやらその薄紫色の何かは人のようだ。
「――――――!!」
その人が何か言葉を発していることは理解できたが、意識の朦朧としているキラには内容を把握する事は出来なかった。
直後にキラを耐え難い眠気が襲った。
意識を手放す瞬間にキラの目に映った物は―――
薄紫色の中にある十字が1つ
説明 | ||
更新遅れてごめんなさい……。 それからME-GAさんにも申し訳ありません。 とにかくキラが振り回されます。 |
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コメント | ||
クロさん>氷室「深入り禁物。」 エスター「どうせすぐに明らかになりまさァ。」 ライ「もうチョイの辛抱だな。」 レオン「そしてキラの気苦労は増えてゆく……。」 ライ「キラはあの歳でも若白髪多そうだ…。」 (クリケット) 黒鍵さん>ライ「ううっ……そりゃ人狼とただの狼は違うけどやっぱり共食いだよ!!」 氷室「しょうがねぇだろ? 買い忘れたエスターに文句は言え。」 エスター「エクレアだけは寄り道して買ってたんですがねェ。」 ライ「それより米とか野菜とか買うのを忘れんなよ!!」(クリケット) Zさん>氷室「デレてない!!」 レオン「どうだろうな?」 ライ「違うとも言い難いよな。」 エスター「もしかして氷室ってこっち系なんですかい?」 氷室「んなわけねぇだろ!! ただあいつの可能性を今ぶち壊すのが惜しいと思っただけだ。」 エスター「ツンデレ乙でさァ。」 氷室「エスター、殺すぞ?」 エスター「♪〜〜♪〜〜」(クリケット) ME-GAさん>ME-GAさんにそう言っていただけるとすごく嬉しいです!! 氷室「まぁ、最後の奴は……なぁ?」 レオン「どうせすぐ俺達に殺されるんだし……。」 エスター「今だけ夢見てりゃいいでさァ。」 ライ「十字1つって言ったらやっぱり……ねぇ?」(クリケット) リアおぜさん>ご指摘ありがとうございます!書き直しました。 氷室「グズが。」 ううっ……。 エスター「まぁ、作者はほっといてこれからのあいつの歩む道に少しだけ同情でさァ。」 レオン「……。」(無言で十字を切る) ライ「……。」(キラに向けて合掌)(クリケット) 燐さん>氷室「奴が選択を間違えなければそれで奴の道は開けるさ。」 エスター「正直あの中から生きて出られただけでも奇跡でさァ。本来なら八つ裂きにして臓器売り飛ばして肉をスープにぶち込むところでさァ。」 レオン「ま、それだけあいつはついてるってことだろ。」(クリケット) 風音ツバキさん>氷室「獣肉はクセが強いからな。ああやって長時間ローストした後、ソースをかけて食べりゃ気にならない。」 レオン「まぁ、色々ゲテモノ食べてきたから気にはしなかったが、さすがにベーダーやなんかは食えねぇだろ…。」 エスター「ありゃあまず食うって概念が存在しねぇでさァ。俺は絶対お断りでさァ。」(クリケット) 藾弑さん>氷室「俺は奴を送るべき場所に送った、それだけだ。」 エスター「俺は八つ裂きでも良かったんですがねェ。」 レオン「まぁ、元々こいつが連れて行くって言ったのが始まりだからな。」 ライ「決定権は氷室に、か…。女神の信者じゃなけりゃ仲良くやれたかもしれねぇのにな…。」(クリケット) ゼロ「最後の【薄紫色】ってあいつなのか?」クロ「知らない」ゼロ「いやだって・・・」クロ「それ以上入っていくな。探ったらお前、殺すぞ」ゼロ「ナンカ・・・ゴメン」(クロ) 黒鍵「ライ・・・ご愁傷様」統夜「つーか食べるもの限られるんじゃね?」黒鍵「ああ・・・魚介類や鶏肉とかね・・・俺的には氷室が即追い出すかバラバラに切り刻むのかと思った」統夜「それはなぁ・・・ダメでしょ」(黒鍵) byZ 氷室っちがデレたーーー!!!やっぱり氷室っち本当はいい奴だな〜!!この話し面白かった!!というか共食い・・・( Z ハデス) キラ「や、やっとまともな出番…!(喜)」 しかも生きて帰れたネ! キラ「その上、クリケット様に半分俺主観で書いて貰えるなんて!」 キラの書き方すごくいいですね!時系列的な年齢を考えるとこんな感じだ! キラ「十字一つ…もしかして?」 もしかして〜?(ME-GA) フロム「死んだな」がすと「ラッキースケベですの」ネロ「十字二つ…ネプねーさんか?時系列的には捕まっているものと思っていたが…」フロム「よーし、今日はフレイムフェンリルのステーキだー」がすと「わーいですのー。」ネロ(あ、案外おいしい…)(リアルではおぜうタイプ@復帰) 紅夜「おぅ、これは酷い……」空「殺されないと考えればこれが一番いいんじゃない?」紅夜「………この先、キラが平凡に居られるように……」空「おーい、君が祈ったら逆に不幸になるよ」紅夜「あっ!?」空「難儀な人生を歩むことになるねキラ君は」(燐) フウ「……そういえばアイスフェンリルって美味しいのかな」 アリス「いや、まずモンスターなんですが」 フウカ「好き嫌いは良くないわよ」 アリス「そう言う問題では…もういいです」 フウ「モンスターって、食用加工できないのかな?」 フウカ「でも獣系ならまだ良いけれど、ベーダーとかポリゴンなのは流石にそんな気にはなれないわね…」 アリス「それ以前の問題だと思います」(風音ツバキ) キラ、大丈夫か? クァム:大丈夫でしょ。最後のってネプギア?(駆蘭) |
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