IS -インフィニット・ストラトス- 〜恋夢交響曲〜 第十四話
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ついに試合当日、第二アリーナ第一試合。組み合わせは一夏と凰さん。噂の新入生同士の対決とあって、アリーナは全席満員。それどころか通路まで立って見ている生徒で埋め尽くされており、会場入りできなかった生徒や関係者は、リアルタイムモニターで鑑賞するらしい。

 

(いよいよ始まるな・・・)

 

一夏はすでにアリーナで白式を展開しており、俺、箒、セシリアはピットでリアルタイムモニターを見ていた。

 

(あれが凰さんのIS、『甲龍』か)

 

モニターに映し出されている甲龍。ブルーティアーズにも用いられている特徴的な非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)、肩の横に浮いた棘つき装甲(スパイク・アーマー)を見るに、何とも攻撃的な印象を受ける。

 

『それでは両者、規定の位置まで移動してください』

 

どうやら時間のようだ。アナウンスに促され、二人は空中で向かいあう。

 

『それでは両者、試合を開始してください』

 

鳴り響くブザー。それが鳴り終わる瞬間に二人が動く。武器がぶつかり合う音がし、それとともに一夏が弾き飛ばされる。

 

(あの武器、すごく大きいな。なんというか、大味な感じがするなあ、あれ・・・)

 

凰さんは手にしている大型の青龍刀の刃の部分が二つくっついたものをバトンのように振り回し、一夏に突撃する。武器というより刃そのものといったほうがいいそれを、さまざまな角度から切り込んでいき、雪片弐型でなんとか防いでいる一夏を追い詰めていく。

 

(まずいな、あれは。一夏は距離をとるしかない)

 

一夏は俺の考えと同じだったようで、凰さんからいったん距離を置こうと移動した、その時だった。

彼女の肩のアーマーがスライドして開き、中心の球体が光った瞬間、一夏が吹き飛ばされた。

 

「なんだあれは・・・?」

 

リアルタイムモニターを見ていた箒がつぶやく。それに答えたのは、同じくモニターを見つめるセシリアだった。

 

「『衝撃砲』ですわね。空間自体に圧力をかけて砲身を生成、余剰で生じる衝撃それ自体を砲弾化して打ち出す、ブルー・ティアーズと同じ第三世代型兵器ですわ」

 

しかし、箒は一夏が心配なのか、最後のほうをよく聞いていないようだった。

 

「奏羅、一夏は大丈夫なのか・・・?」

 

「わからない。衝撃砲自体、砲身も砲弾も見えない分、かわすのは相当難しい。しかも―」

 

モニターに目をやると、凰さんは上や下、真後ろに移動する一夏に向かって、向きを変えずに衝撃砲を放っている。

 

「どうやら射撃角度に制限はないらしい。彼女の技量も相当のものだ」

 

「じゃあどうやったら勝てるんだ!?」

 

俺の言葉を聞いて不安になった箒が怒鳴ってくる。

 

「方法はないわけじゃない。見たところ衝撃砲は直線に砲撃を放っている、いわば点での攻撃。見えないにしても、とりあえず今のところは動きまわれば直撃はしないだろうな。後は隙をついて『零落白夜』を叩き込めれば勝機はある」

 

『零落白夜』。一夏のISに装備されている雪片の特殊能力。相手のバリアー残量に関係なく、それを切り裂いて本体に直接ダメージを与えることができる能力。これにより、ほぼ強制的に相手のISの絶対防御が発動し、大幅にシールドエネルギーをそぐことができる。織斑先生の話によると、先生が世界一の座にい たのもこの能力によるところが大きいらしい。

しかし、強力な武器には何かしらの欠点がある。この武器の欠点は自分のシールドエネルギーを消費し、攻撃のエネルギーに転化しているので、シールドエネル ギーの消費が通常のISよりも激しい。さらには、雪片のために拡張領域をすべて使用しており、近接格闘しかできない、いわば欠陥機なのだ。

 

(長引くと不利になる。速攻で決めろよ、一夏・・・)

 

俺の思いが通じたのか、加速体制に入った凰さんの隙をつき、一夏が瞬間加速、それと同時に零落白夜を発動した。おそらく、この奇襲が通じるのは一回きり。

 

「いけっ! 一夏!」

 

雪片の刃が凰さんに届きそうになったその時――

 

ズドォォォォォォォン!

 

突然大きな衝撃がアリーナ全体を襲った。

 

「な、なにがおこったんですの!?」

 

なんとか情報を得ようと俺たちがモニターを覗き込むと、アリーナ中央はもくもくと煙を上げていた。しかし、今の問題はそこではない。

 

「これは一夏の攻撃でも凰さんの攻撃でもない・・・。まさか、外部からの、しかもアリーナの遮断シールドを貫くほどの攻撃・・・?」

 

アリーナには安全のため、天井には攻撃を遮断するシールドがあるのだが、この衝撃波はそれを貫通して入ってきている。

 

「あ、あれは・・・なんだ・・・?」

 

箒がモニターに向かって指をさす。そこには――

 

「I・・・S・・・?」

 

ステージ中央には異形な形をしたISがたたずんでいる。深い灰色をしたそれは、手が異様に長く、つま先よりも下に伸びていた。しかも首と呼べるものがなく、頭と肩が一体化している。そして何より『全身装甲(フル・スキン)』。

通常ISは部分的にしか装甲を展開する必要がない。その理由として、防御はシールドエネルギーによって行われるからであり、防御特化ISで大型の物理シールドを装備することがあるが、肌を全く出していないISは今まで聞いたことがない。

しかも二メートルはある巨体。その巨大な体を支える多くのスラスター口に、頭部はむき出しのセンサーレンズが不規則に並んでいる。腕部にはおそらくシールドを破壊したであろう、ビーム砲口が左右合計四つ。

 

(あれは誰かが操縦しているのか・・・? いや、あの形状だったら人があの中に入っているはずがない。ならあれは、人が操縦していない・・・?)

 

今までISの設計者としてマリア先生の下で学んでいたが、ISは無人機など作られない。コアに限りがある以上、自国の専用機としての開発のために使うはずだ。大体、ISには人が乗らないと絶対に動かないという定義がある。だが、それは今考えることじゃない。問題なのは、アレがシールドを容易に破壊するほどの攻撃力を持っていることだ。

ふとモニターを見ると、一夏と凰さんはあのISと戦闘を行うようだ。まずいぞ、これは・・・。

 

「箒はそこで待っててくれ! セシリア、織斑先生のところに!」

 

俺は二人に指示すると、ピットの扉を開け、織斑先生のところへと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生! わたくしにISの使用許可を! すぐに出撃できますわ!」

 

先生達がいる部屋に入るなり、セシリアが叫ぶ。声を聞く限り、相当焦っている。

 

「そうしたいところだが、これを見ろ」

 

織斑先生がブック型端末を数回操作、情報を呼び出し俺たちに差し出した。それは第二アリーナのステータスチェック画面。

 

「遮断シールドがレベル4に設定・・・? しかも、扉がロックされて――あのISの仕業ですの!?」

 

「そのようだ。これでは避難することも救援に向かうこともできないな」

 

落ち着いたように話す織斑先生だが、よく見るとイラついたように画面を叩いていた。

 

「で、でしたら! 緊急事態として政府に助成を――」

 

「やっている。これから三年の精鋭がシステムクラックを実行する。遮断シールドを解除できれば、すぐに部隊を突入させる」

 

「はぁぁ・・・。結局、待っていることしかできないのですね・・・」

 

「なに。どちらにしてもお前は突入隊に入れないから安心しろ」

 

「な、なんですって!?」

 

「お前のISは一対多向きだ。多対一ではむしろ邪魔になる」

 

「そんなことはありませんわ! このわたくしが邪魔だなどと――」

 

「では連携訓練はしたか? その時のお前の役割は? ビットをどういう風に使う? 味方の構成は? 敵はどのレベルを想定してある? 連続稼働時間――」

 

「わ、わかりました! もう結構です!」

 

「ふん、わかればいい」

 

放っておいたら一時間くらい続きそうな先生の指導を、セシリアは降参したように止めた。

 

「先生、ここから一番近いゲートを教えてください」

 

「なんだ、天加瀬。お前も突入部隊に加わると言いたいのか?」

 

「いえ、それは場合によりますが、俺もクラック作業を手伝います。プラチナのコンソールを接続して処理させれば、他のとこよりかは早く終わるはずです」

 

「なるほど・・・。お前は開発者のはしくれだったな。いいだろう、やってみろ」

 

その言葉に頷くと同時に、俺は廊下に飛びだした。

 

「奏羅さん、わたくしも手伝います!」

 

どうやらセシリアもついて来たらしいが、クラック作業で彼女に手伝えるようなことはない。なら、これは織斑先生の命令違反になるが――

 

「じゃあ、もしもの時のためにすぐにでも狙撃できるように準備を頼む」

 

「はい!」

 

ゲートに到着すると、プラチナを展開。開閉システムの基部にプラチナのコンソールをつないでいく。

 

「準備は出来た・・・。あとはっ!」

 

プラチナのコンソールに開閉システムのプログラムが表示されると、俺はクラック作業を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ・・・!」

 

一撃必殺の間合い。しかし、一夏の斬撃は簡単にかわされてしまう。

 

「一夏っ! 馬鹿! ちゃんと狙いなさいよ!」

 

「狙ってるっつーの!」

 

一夏は普通なら反応できない速度と角度で攻撃しているのだが、敵ISはいとも簡単にかわしている。その理由は全身についているスラスターの尋常じゃない出力のおかげだった。

しかも、どれほど鈴が引きつけようとも、一夏の突撃には必ず反応し、回避行動を優先する。そうこうしているうちに二人のエネルギーは確実に少なくなっていく。

 

「・・・鈴、あとエネルギーはどれくらい残ってる?」

 

「180ってところね・・・」

 

しかし、これは攻撃分を考えていないエネルギーであり、実質耐久力として考えた場合である。これに攻撃に使うエネルギーを考えた場合さらに値は低くなってしまう。

 

「――で、どうすんの?」

 

「逃げたけりゃ逃げてもいいぜ」

 

「なっ!? 馬鹿にしないでくれる!? あたしはこれでも代表候補生よ。それが尻尾を巻いて退散なんて、笑い話にもならないわ」

 

「そうか。じゃあ、お前の背中くらいは守ってみせる」

 

「え? あ。う、うん。ありが――」

 

しかし、言い終わる前に鈴の横をビームが通り抜ける。二人は戦闘中だと改めて認識し、集中力を高めた。

 

「なあ、鈴。あいつの動きってなんか変じゃないか?」

 

ふと一夏が疑問に思ったことを口に出す。

 

「変って・・・。どういうことよ?」

 

「いや、なんつーか・・・機械じみてないか?」

 

「ISは機械よ」

 

「そういうんじゃなくてだな。えーと・・・あれって本当に人が乗ってるのか?」

 

「は? 人が乗らなきゃISは動かな――」

 

そこまで言って鈴の言葉が止まる。

 

「そういえばアレ、さっきからあたしたちが会話してるときってあんまり攻撃してこないわね。まるで興味があるみたいに聞いてるような・・・」

 

彼女は今までの戦闘を振り返る。確かに、会話をしているときに敵の攻撃頻度は極端に落ちている――

 

『二人とも、大丈夫か!?』

 

「奏羅!?」

 

突然、奏羅から二人にプライベートチャネルから通信が入る。

 

『増援にはもう少し時間がかかる! それまで何としてでも持ちこたえろ!』

 

「聞いてくれ奏羅。あいつなんかおかしいんだ。なんだか人が操縦してないような感覚なんだよ」

 

『・・・なんでお前はそういうところは鋭いんだよ。俺もまだ予測でしかないが、あれは無人機だと思ってる』

 

一夏の意見に合わせる奏羅の言葉を聞いて、鈴はやれやれと言わんばかりにため息を吐いた。

 

「まったく、あんたたちは・・・。じゃあ、そんなこと絶対あり得ないけど、アレが無人機だと仮定して攻めましょうか」

 

「じゃあ、容赦なく全力で攻撃できるな」

 

「全力も何も、その攻撃事態が当たらないじゃない」

 

「次は当てる」

 

断言する一夏。その様子に何か彼に策があると気づいた彼女は、不敵ににやりと笑った。

 

「一夏、どうしたらいい?」

 

「俺が合図したらあいつに向かって衝撃砲を撃ってくれ。最大威力で」

 

「? いいけど、当たらないわよ?」

 

「いいんだよ、当たらなくても」

 

――考えがあるから。一夏は心の中でそう続けた。

 

『まったく、あんまり無茶するなよ』

 

「わかってるって。じゃあ早速――」

 

一夏が突撃姿勢に入ろうとした瞬間、アリーナのスピーカーから大声が響いた。

 

「一夏ぁっ!」

 

ハウリングが尾を引くほどの大声。その声の主は、篠ノ之箒だった。

 

「男なら・・・男なら、そのくらいの敵に勝てなくてなんとする!」

 

またしても響くハウリング音。しかし、その行動が現在の状況をまずい展開へと導く。敵ISは、その発信者に興味を持ったようにセンサーレンズを向けていたのだ。

 

「まずい! 鈴、やれ!」

 

「わ、わかったわよ!」

 

敵の行動に焦った一夏はすぐさま突撃姿勢へと移行し、瞬時に加速すると、鈴に衝撃砲の発射を促した。

最大出力での砲撃を行うため、甲龍の補佐用力場展開翼が後部へと広がる。それを確認した一夏は、その射線上へと躍り出た。

 

「ちょ、ちょっと馬鹿! 何してんのよ!? どきなさいよ!」

 

「いいから撃て!」

 

「ああ、もうっ・・・! どうなっても知らないわよ!」

 

高エネルギー反応を背中に受け、一夏は瞬時加速を作動させる。

瞬時加速の原理は、後部スラスター翼からエネルギーを放出、それを内部に一度取り込み、圧縮して放出する。その際に得られる慣性エネルギーを利用して爆発に加速させるというもの。

このエネルギーは外部からのエネルギーでも代用可能なので、一夏は衝撃砲のエネルギーを使用して加速したのだ。さらに瞬間加速の速度は使用するエネルギー量に比例する。

巨大なエネルギーを背中に受けるのを感じ、みしみしを体がきしむ音を聞きながら、一夏は加速した。

 

「――オオオオッ!」

 

右手の雪片弐型が強く光を放ち、一回り大きいエネルギー状の刃を形成する。

 

――零落白夜を使用可能。エネルギー転換率九十%オーバー。

 

(俺は・・・千冬姉を、箒を、鈴を、関わる人たちすべてを――守る!)

 

敵ISと交差した瞬間、彼の必殺の一撃は、敵ISの右腕を斬り落とした。

しかし、その反撃で一夏は左拳の一撃をまともに受ける。さらには接触面から熱源反応、ゼロ距離で、アリーナのシールドを壊すほどの威力をもったビームの発射態勢に入る。

 

「「一夏っ!」」

 

箒と鈴の叫び声が響く。しかし、一夏は不敵に微笑んだ。

 

『またせたな、一夏』

 

「遅いぜ、奏羅・・・。狙いは?」

 

『完璧ですわ!』

 

刹那、客席からブルーティアーズの四機同時狙撃が敵ISを打ち抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんとか、間に合ったな・・・」

 

どうやら奇跡に近いタイミングでクラック作業が終了したようだ。扉が開いた瞬間、一夏が敵の右腕を切り落として反撃を受ける手前だった。

 

「狙撃出来るか否か、ギリギリのタイミングでしたわ。もうちょっと余裕を持って狙撃したかったですわ」

 

「確かに間一髪だったけど、それでも俺はセシリアを信頼してたからな。ギリギリでも必ず当ててくれるって」

 

「そ、そうですの・・・。とっ、当然ですわね! 何せわたくしはセシリア・オルコット。イギリスの代表候補生なのですから!」

 

一度戦ったからわかる。セシリアの狙撃の腕は確かだ。しかし、褒められるとは思ってなかったのか、ひどく狼狽した状態で言葉が帰ってきた。

 

「しかし、みんな無事でなによ――」

 

俺は目を疑った。ブルーティアーズの四機同時射撃を受けたはずのアイツが動いているのだ。まだ一夏と凰さんは気づいていない――

 

「一夏っ! 凰さんっ! 避けろっ!」

 

俺はプラチナを展開すると即座にエアリアルフレームを呼び出し、ドッキングを行う。

 

(間に合えっ!)

 

ドッキングが終了すると、すぐさま瞬間加速を行う。敵の片方だけ残った左腕が最大出力モードに変形し、一夏を狙う。それを見た一夏は、鈴さんをかばうためにためらいなく前に出た。

 

「俺の友達にっ!」

 

――フラッシュドライバ起動、エネルギー最大出力

 

「手を出すなっ!」

 

一夏の前に躍り出ると、俺は左腕のフラッシュドライバでビームを受け止める。二つのエネルギーは左手のひらで相殺され、爆発を起こした。

 

「まだだっ! シューティングフレーム!」

 

俺はすぐさま損傷を受けたエアリアルフレームをパージすると、シューティングフレームとドッキング。腰部レールガンとソニック・ブレイズを連射し、敵ISに銃弾を叩き込んだ。

しかし、ボロボロになった状態の敵ISはなおかつ俺に左腕を向ける。俺はソニック・ブレイズの長距離射撃用に変形させ、ハイパーセンサーを狙撃モードへと移行する。

 

「悪いな――」

 

その言葉とともに左腕のビーム発射口を狙い撃つ。それがとどめの一撃となり、敵ISは爆発した。

 

「終わったか・・・」

 

なんとかみんなを守れたみたいだ。しかし、俺の中で一つの疑念が残る。

 

「なんで、俺は・・・」

 

――ここまでISを使うことができるのか。だが、その考えも一夏の声によって中断された。

 

「やったな、奏羅!」

 

振り向くと、一夏と凰さんが近づいてきている。怪我はしてるが、どうやら無事らしい。

 

(よかった・・・。あのときみたいに失わずに済んだ・・・)

 

「お前ほど無茶はしてないよ、一・・・夏・・・」

 

一夏の言葉に応えようとしたとき、いつかのように視界がぐにゃりと曲がる。またか・・・。自分の体にうんざりしながら、俺の意識はまたもや途切れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「奏羅さん・・・。無事でしたのね・・・」

 

一部始終を見ていたセシリアは、倒れてしまったとはいえ、奏羅の無事を安堵していた。しかし、まだ彼女の胸の内には一つだけ疑問があった。

 

(あの時・・・。奏羅さんが飛び出して行った時、彼の横には女性の方がおられたような・・・)

 

本当に一瞬だけ見えたので確信は無いが、あれはいったい何だったのか。セシリアは奏羅とその女の子のことを考えると、何とも言えない不安に駆られるのだった。

 

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あとがき

 

改ページしたら作者コメっぽいの出来るんじゃね?とか思いたったので書いてみました。

どうも皆さん、キキョウです。初めましての方も、お久しぶりですの方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

・・・別に後書きだからってココでこの話は全部終わりませんよ?

前居たサイトで一話ごとにあとがきを書いてたのでちょっと書いてみようかなと。

とりあえず今回は試しに書いてみようってことなので、なにか文句言われたらもうしません。

 

さて、今回で大体IS小説1巻あたりまで終わったのですが、いかがでしたでしょうか?

とりあえず、今まででしゃばってたモヤシが主人公です。毎回ぶっ倒れるなんて頼りないですね(笑)

まぁ、まだまだ始まったばかりなのでこいつの成長にミジンコくらいの大きさで期待しておいてください。

あと、お久しぶりの皆さんはもうちょっと進むまでキリン以上ブラキオサウルス以下くらいに首を長くしてお待ちください。

 

一応、この小説の感想とか、意見とか、誤字脱字云々、作者キモいなどのコメントを受け付けております。気軽に小説のコメント欄だとか、足あと掲示板などに書き込んでみてください。反応します。滅多なことがなければ。

 

ではグダグダと書くのはこのへんにして、またこの後書きっぽいのが現れるか知りませんが、またお会いしましょう。ではノシ

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恋夢交響曲・第十四話
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