IS?インフィニット・ストラトス?黒獅子と駆ける者? |
episode53 すべてを破壊する者
「・・・・・・・」
そして隼人は頭を上げて前を見る。
バンシィのサイコフレームは金色から血のように赤く光り輝き、ツインアイは黄色に変化していた。そして余分なエネルギーが辺りに放出されて風を起こしていた。
「ティア・・・・」
そして隼人は右腕のカートリッジを五発もリロードする。
「お前は―――――」
「・・・・・・」
「お前はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして隼人はその場から一気に飛び出した。
「くっ!」
ティアはアサルトマシンガンを放つ。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
しかし隼人は弾丸の直撃をお構い無しにティアに向かっていく。
「うおぉぉぉぉぉっ!!!!」
そして右腕を勢いよく突き出すと、ティアはとっさに左腕のシールドを前に出すと、バンシィの拳がシールドに直撃した。
「っ!?」
するとその直後バンシィの拳から強力な衝撃が放たれて、シールドが砕け散り、そのまま左腕に直撃した。
「ぐあぁっ!」
そしてティアは勢いよく吹き飛ばされてアリーナの壁に叩きつけられた。
(ぐぅ・・・い、一体何が・・・)
するとモニターには『左腕部駆動系破損。使用不能』と表示された。
(た、たった一発で・・・・・)
「ティアァァァァァァァ!!!」
そして隼人は再度ティアに攻撃を仕掛けようとした。
「くっ!」
ティアは両サイドアーマーよりミサイルを放って隼人に直撃させた。
そして大型荷電粒子砲を真上に放つとアリーナの遮断シールドを破壊して、そのまま一気に飛び出した。
「逃がすかぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
隼人はそのままスラスターを爆発的に噴射して後を追った。
『隼人!』
リインフォースは後を追おうとするが、その前にシスターが立ちはだかった。
「そうはさせませんわ」
そしてガトリングガン中央よりビーム刃を出すと振り下ろして来た。
『くっ!』
リインフォースはとっさにビームサーベルを前に出して受け止めた。
『なぜ邪魔をする!』
「なぜかって?せっかく破壊の王が覚醒したのですから、その力を拝めようと思いましてね」
『破壊の王・・・。お前は何を知っている』
「そういうあなたは何も覚えてないのですか?」
『なに・・?』
「・・・・まぁいいでしょう。特別に教えて差し上げましょう・・・・。彼がオリジナルと呼ばれる所以・・・そして破壊の王について・・・」
「うぅ・・・!」
そしてアリーナから脱出したティアは左腕より来た痛みに顔を歪める。
(電子機器だけじゃなくて人体にも甚大な被害を与える・・・。バンシィに何が・・・)
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「っ!?」
そして後ろから物凄い勢いでバンシィが接近してきた。
「ティアァァァァァァ!!!!」
そして隼人は右腕を勢いよく突き出した。
「っ!」
ガンッ!!
「っ!?」
すると両者の間に誰かが割り込み、バンシィの拳を受け止めた。
「・・・・・」
それはあの時の所属不明機であった。
「君は・・・」
「No02・・・ベータ・・・」
「・・・ベータ」
「・・早く・・逃げて・・・ここは押さえるから」
「・・う、うん」
そしてティアは後ろを向いてそのまま離脱する。
「・・・・・」
そしてベータは左手でバンシィを止めていたが・・・・
「どけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
そして隼人は右腕のカートリッジをリロードする。
「っ!」
ベータは危険を感じ取ったのかとっさに退こうとしたが既に遅く、バンシィの拳から衝撃が放たれた。
「ぐっ!」
それによってベータは後ろに飛ばされる。
「ぐ、ぐぅ・・・」
そしてベータは左腕をぶらりと垂れ下げた。さっきの攻撃で左腕が破損していた。
(この能力・・・・なんで私のオリジナルに・・・)
「待てよ、ティアっ!!!」
そして隼人はティアを追いかけようとした。
「くっ!」
ベータはとっさにトランスミッターを起動させると背面ユニット、両肘、両膝が展開してユニットを出すと、そこから光球を放出してバンシィに向かわせた。
「ぐっ!!」
そして光球はバンシィに直撃すると爆発を起こした。
「邪魔を・・・するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
そして隼人が叫ぶとサイコフレームより衝撃波が放たれた。
(まさか・・・・私のオリジナルは・・・・)
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
そして地下通路にいた楯無とオータム、一夏は緊迫した空気に包まれていた。
「どうする?このまま拘束したって私は何もしゃべらねぇぞ」
「そう言っていられるのも最初にうちよ」
そして楯無はランスの柄を持ち直す。
「そうかよ」
「・・・・・」
「・・・・・」
ドォォォォォォォォォォォォン!!!!
「っ!?」
そして爆発と思われる振動が地下通路に響いて、楯無は一瞬オータムより気をを逸らす。
「馬鹿が!!」
そしてオータムは右足を上げて楯無のランスを蹴り飛ばした。
「しまっ!」
その直後にオータムは残った三本の蜘蛛の足先端から実弾を放って楯無と一夏を牽制すると、その場から一気に飛び出して逃走した。
「逃がさない!」
楯無はとっさに後を追おうとしたが、オータムはグレネードを辺りに撒き散らして爆発させた。
「くっ!」
それによって楯無は足止めをくらう。
「あいつっ!」
一夏はとっさに追おうとしてウイングスラスターを点火しようとしたが、その瞬間エネルギーがダウンする。
「なに!?こんな時に!」
そして白式のエネルギーがゼロになって、一夏はその場に膝を着く。
「追跡は私がするわ。一夏君は何とか上に出て」
「は、はい!」
そして楯無はオータムの後を追う・・・・・
『・・・・・・・』
「ある日ドクターはこの世で最も最高にして最強の存在を作り上げた」
『・・・・・』
「それは今では失われたロストテクノロジーで作られて、唯一無二の存在として誕生した」
そしてシスターは隼人とベータの戦闘を投影型モニターに表示した。
「その技術は人間にISの技術を融合させて作り出す高度な技術」
『・・・なに?』
「そしてドクターはこの世で史上初の快挙を果たした・・・。人と機械の融合技術を確立させたという偉業をね」
『・・・・・』
「しかしあまりにも複雑で高度なものであり、何より色々と問題があって、結局最初に作った成功体だけに研究は留まった」
『成功体・・・・まさか・・』
「そう・・・彼なのですよ。その成功体というのは・・」
そしてシスターはモニターに映る隼人に指差す。
『・・馬鹿な・・』
「信じられないのは分かりますが・・・事実ですから」
『・・・・・』
「言わば、彼は人間であって、ISでもある・・・。つまりは二つの存在を一つに持った人間と言うことです」
『・・・・・』
「そしてその技術を応用してドクターは戦闘機人の技術を生み出した。つまり彼は私たち戦闘機人の起源なのです」
『だから・・・隼人をオリジナルと・・・』
「そういうこと。まぁ疑問に思う物と言えば、なぜドクターはISが開発される前にその技術を持っていたことぐらいですかね。篠ノ之博士と何らかの繋がりを持っていたのか、それとも似たような技術だったのか・・・・。まぁ真相は謎ですがね」
『・・・・・』
「しかし、通常の機械は彼がISであることは分かりません。普通のレントゲンでは普通の人間でしか見えない。ですから彼がISであることは私とドクターしか知らない。ましても彼自身も知らないのですから」
『・・・・・』
「それに、あなたもそういう類に入るのですがね」
『なに・・?』
「そんな記憶すらないのですね・・・。まぁ無理も無いでしょうね。彼の中でずっと眠っていたから」
『・・・・・』
「・・・あなたはISのコアの中で最も明確に意思を発現した個体・・・・。そして同時に欠陥品として廃棄されるところをドクターがロストテクノロジーによって作り出された唯一の存在・・・・『ユニゾンIS』」
『ユニゾン・・・IS』
「言うなればISと人間が一つになるISと言った所でしょう・・・。それによって従来のISとは異なる性能を出し、搭乗者との連動率も高くなって、これまでに無いポテンシャルを引き出せることができる」
『・・・・・・』
「しかし下手をすればISと同化する恐れがある欠陥品で、結局研究開発は抹消されましたけどね」
『・・・・・』
「しかしそれなのにあなたは存在している。オリジナルと共にね」
『・・・・・』
「つまりあなたは彼の増加パーツに過ぎないのですよ。彼を強くするための・・」
『・・・言いたい事はそれだけか』
「うーん・・・。まぁ、そのくらいですね・・・。あっ、それともう一つ」
『・・・・』
「あなたは彼に何か違和感を感じませんでしたか?」
『違和感・・・だと』
「そう・・・。何かが足りない、とか」
『・・・何が言いたい』
「そうですね・・・例えば・・・彼が悲しんだところや人を愛しているところを見たことがありますか?」
『それは・・・』
「まぁ、あなたは最近目覚めたばかりだから分からないでしょうが・・・・彼は今日まで一度もそんな事をしたことがない・・・。いや、知らないのですからね」
『なに?どういうことだ』
「つまり、彼には愛や悲しみが無い・・・。いや、元々無いのですから」
『・・・・!』
「元はといえば彼は戦うために作られた。だから必要最低限の感情以外は取り除かれている・・・そう、愛や悲しみの感情をね」
『・・・・・』
「しかし彼も元はといえば人間でもありますからねぇ・・・徐々に失った感情が戻りつつあるみたい」
『・・・・』
「しかし・・・ナンバーズ最強ともいえるベータでも覚醒したオリジナルに圧倒されていますね。所詮彼の劣化コピーに過ぎない」
『・・・だから・・』
「ん?」
『だからなんだというのだ!!』
そしてリインフォースは飛び出すとビームサーベルを振るうが、シスターはガトリングガンよりビーム刃を出して防いだ。
『私はそういう存在なのかも知れない。それは事実だ』
「・・・・・」
『だが、それでも私は隼人を守るためにここにいるんだ!』
「えぇそうですよ。あなたは彼を守るためのプログラムなんですからね」
『違う!私はプログラムではない!私は・・・・一人の人間だ!!』
そしてリインフォースはシスターを押し飛ばすと四枚の翼を振るって衝撃波を放つも、シスターは左右に動いて衝撃波を避ける。
「言いますねぇ・・・・。まぁ、いいですがね。最後に破壊の王についてお話しましょう」
シスターは背中のキャノンと右手のガトリングガンを放ってリインフォースを牽制する。
「破壊の王は彼の本来の姿とも言えるものでしょうね」
『なに・・?』
「彼は破壊の王として真の覚醒をすれば、世界を簡単に滅ぼせるのですからね。ISが加わったとなればもはや無敵ともいえますね」
『・・・・・』
「今は完全とは言えませんが、その力の一部をお見せしましょう」
『・・何をする気だ』
「オータム様・・・聞こえますでしょうか?」
するとシスターは通信を入れた。
『誰だ?』
「私はナンバーズNo04シスターですわ」
『おめぇか。何の用だ。こっちは忙しいって言うのに』
「今のオータム様の現在地点からすれば、近くに第六アリーナに通じる箇所があります。ちょうどそこは黒獅子の攻撃で損壊しているのでISを展開したままでも通り抜けれます」
『そうか』
「それともう一つ。アリーナの外ではNo02ベータが黒獅子と交戦中。少し変化がありますが、損傷もかなり大きいのでもしかすれば倒せるかもしれませんわね」
『ほぉ・・・。気が利くじゃねぇか。わりぃな』
「お構いなく」
『お前・・・隼人が危険な状態であると知っておいて!』
「オータム様には破壊の王の力を試す実験台になってもらいますわ。それならばあなたも見ることができますわ」
『・・・なぜこんなことを』
「・・・ちなみに言いますと、わたくしたちナンバーズは亡国機業とは別働隊になります。向こう側の人間がどうなろうとわたくしたちには知ったことではないので」
『お前・・・』
「事の発展に犠牲はつき物ですわ」
そして隼人が破壊した地下通路への入り口からオータムが出てきた。
『あっ!』
リインフォースはとっさに後を追いかけようとしたが、その直後にシスターが前に立ちはだかって阻んだ。
「そうはさせません」
『くっ!』
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
隼人は勢いよくベータに殴るかかるも、ベータは後ろに飛んでかわすと、スピア先端からビームを放ったが、隼人は左腕に展開したアームドアーマーVNを振るってビームを弾いた。
「くそ!・・・くそぉぉぉぉぉ!!」
隼人はバックパックのカートリッジをリロードするとベータに飛んでいくとアームドアーマーVNを突き出すもベータはとっさに横に飛んでかわした。
(これがオリジナルの力・・・・左腕が使えない以上厳しい・・・・)
ベータは息を呑むと、スピア先端からビームを放っていって隼人を牽制する。
「くそっ!」
隼人はビームをかわしていくと、スラスターを一気に噴射してベータに接近した。
「うおぉぉぉぉぉぉ!!」
そして左腕のアームドアーマーVNで殴りかかる。
ベータはとっさに後ろに飛んで回避したが、その直後に隼人はバックパックのカートリッジをリロードして一瞬で飛ぶと、ベータの背後に回り込む。
「っ!?」
ベータはすぐに振り向くが、隼人は右腕を突き出してベータの腹部に拳をぶつけると、右腕のカートリッジをリロードして衝撃を叩き込んだ。
「ぐっ・・・!」
そしてベータは大きく吹き飛ばされると、スラスターを噴射して止まると腹部を押さえる。
(・・や、やっぱり・・・『衝撃破砕』・・・うぐっ・・!)
そして動きが鈍っているところを隼人は左腕のビームトンファーを展開してベータに切りかかった。
「っ!」
すると隼人は何かに気づいてとっさにスラスターを噴射して止めると前をビーム弾が連続で通り過ぎた。
「ベータ!」
すると第一アリーナよりゼイドラが飛んできた。
「・・ジア・・ス」
と、ベータはジアスのほうを向くが、声に若干ノイズが走る。
「・・・・・」
ジアスはベータの状態を見て息を呑む。
(ベータがここまで損傷するとは・・・・)
「ジアス・・・・戦っていたはずじゃ・・・」
「先ほどまでは。ですが途中でNo06とNo07が増援に来たので、向こうは任せて私はあなたの援護にきました」
「そ、そ・・う」
「・・・・・・」
「大丈夫・・・・まだ戦える」
「・・分かりました」
そしてジアスとベータはバンシィに向き直る。
「・・・邪魔を・・・するな」
隼人は右手にバスターソードを展開すると、カートリッジを四回リロードする。
(ベータがここまでとなると、今のこいつの力は計り知れない・・・)
「・・・・・・」
「黒獅子!!」
するとバンシィの後ろからオータムが接近してきた。
「っ!馬鹿が!やつは普通じゃない!来るな!!」
「貰った!!」
しかしオータムはジアスの警告を無視してバンシィに接近するとオータムは両サイドアーマーよりカタールを抜き放つと、バンシィに切りかかった・・・・
「っ!?」
しかしその瞬間、バンシィは一瞬で振り向いて、その際にバスターソードを振るってアラクネの両手首を切り落とした。
「なっ!?」
オータムが気づいた時にはバンシィはバスターソードを振り上げていた。
《単一能力・・・『ISブレイカー』・・発動》
そして隼人は勢いよくバスターソードを振り下ろしてアラクネを切り付けた。
「ぐあぁぁぁっ!!」
そして切りつけられた瞬間何かが砕ける音がして、その直後にアラクネにひびが入っていくと、粉々に砕け散った。
「なにっ!?」
オータムの身体からISが無くなるとそのまま落下するが、その直前にバンシィがオータムの首を掴む。
「ぐっ・・・!」
「・・・・・」
隼人はそのままオータムを持ち上げた。
「ぐ、ぐうぅっ・・・・」
「・・・・・」
そして隼人はそのままオータムを放り投げた。
そして放り投げられたオータムをジアスが受け止めた。
「な、何が起きたんだ・・・」
オータムは何が起きたのか理解できなかった。
(ISが消滅した・・・・。一体何が・・・)
ベータは状況を把握しようにもやはり理解できなかった・・・
「・・・・・」
そして隼人はバスターソードのカートリッジを二回リロードしてマガジンをパージする。
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
そして一気にジアスに接近した。
「くっ!」
「っ!?」
しかしその直後に隼人は横から何者かに飛び蹴りを受けて吹き飛ばされた。
「・・あれは!」
そしてバンシィに飛び蹴りを入れた黒い機体がベータたちを見る。
その姿はジアスが使用するゼイドラとほとんど同じものであったが、両サイドアーマーには投げナイフのような形状の武器が多数マウントされていた。カラーリングは赤ではなく黒色系に変更されており、黄色のパーツは赤に変更されていた。そして頭の上半分を覆うメットからは銀色のロングヘアーが出ていた。
「ガイスト・・・・No05リアスか」
「あぁ」
そしてガイストと呼ばれるISはジアスのほうを見る。
「なぜお前がここにいる。お前は別任務のはずだ」
「偶然通りかかったものでな。それとも余計な手出しだったか?」
「・・いいや。今回は助かった」
「・・・・・」
「・・・・うおぉぉぉぉぉ!!!」
そして隼人がガイストに接近していった。
「・・・・・・・」
そしてリアスは両手の指と指に間に投げナイフを展開すると、一気にすべて投擲してバンシィに突き刺して爆発させた。
「ぐっ!」
そしてバンシィの体勢が崩れたところでリアスは機体前方に投げナイフと同形状のナイフを十数基展開した。
「これで・・・」
「っ!」
そしてリアスが指を鳴らすと、ナイフはすべてバンシィの方に飛んでいき、バンシィの目の前ですべてが大爆発した。
「さて、お前達は退避ルートにしたがって退却しろ」
「お前はどうするんだ」
「私はまだ任務があるのでな」
「・・・・・・」
そしてベータたちは西の方に飛んでいくと、リアスは反対側の東の方に飛んでいった・・・・・
「・・・・・・・・・」
そして煙が晴れると、そこには半壊したバンシィがいた。
「・・なんで・・だよ・・・・」
そして隼人は気を失うと、そのままバンシィが強制解除されて落下していくが、その直後にブラックウイングが受け止めた。
『・・隼人』
リインフォースは腕の中で気を失っている隼人を見る。
『・・・・・・』
「まんまとやつらに逃げられたな」
「あぁ・・・」
そして第一アリーナから出てきたAGE-1と赤い機体こと『レッドフレーム』は辺りを見回す。
「被害はアリーナにとどめることができたな」
「そうだな・・・」
「それより千冬・・・その機体はどこで手に入れたんだ?」
「色々とあってな。話すと長くなる」
「・・・今はやめておこう・・・。それに―――」
そして輝春は前を見ると、そこにはブラックウイングがいた。
「何者だ?」
「私が知るわけが無い」
「だな・・。とにかく話でも聞こうか」
「あぁ」
そして輝春と千冬はブラックウイングに近寄っていく・・・・・・
後書き
ちょっと無理のある設定だったかな・・・・。だが後悔はしていない。
最近考えたのですが・・・この作品の番外ストーリーやIFストーリー、それと逆クロスオーバー作品を考えてみたりとかしてみた(逆クロスオーバー作品となるとGジェネ的なノリになるかも)。
皆さん的には見たいとすればどれがいいですか?コメントよろしくお願いします。
説明 | ||
トラックに轢かれそうになった女の子を助けて俺はお陀仏になった・・・。・・・って!それが本来の死じゃなくて、神様のミスで!?呆れている俺に、その神様がお詫びとして他の世界に転生させてくれると言うことらしい・・・。そして俺は『インフィニットストラトス』の世界に転生し、黒獅子と呼ばれるISと共にその世界で戦うぜ! |
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1941 | 1852 | 5 |
コメント | ||
会いたかったぞ!IS??(Kaine0819) 逆クロスオーバーとなると、ブシドーの仮面をつけた箒さんがでることを期待します(retusa) もうお腹いっぱいヨ〜これ以上設定増やしてほしくないネ(鎖紅十字) やっぱりそうですよね・・・・。と、なるとIFストーリーが妥当かな。(ファントム) 内容がかなり複雑で濃厚なので、逆クロスは難しいと思います。 (jon/doe) |
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