超次元ゲイムネプテューヌ〜ガンダムの力を有する革新者〜【襲撃のハム公】 |
刹那side
「戦闘指導?」
「はい。幾多の戦場を生き抜いたプロに戦闘指導して頂くのです」
今イストワールが話している内容はこれからゲイムキャラを探すにあたって危険なダンジョンをまわる事を考慮するに至って戦闘能力を向上させるのがねらいらしい。
「あー…いーすん。ネプギアやアイエフ、コンパが戦闘指導に参加するのは分かるけど、俺と刹那も参加する必要はあるのか?」
ロックオンがそう言った瞬間イストワールの言葉よりも先に彼女達の言葉が飛んできた。
「ちょっと!その言い方は無いんじゃない!?」
「そうですよ!私達もそれなりに頑張っているんですよ!?」
「そうですっ!」
ロックオンはかなり汗ばみながらも「悪い、悪い」と謝っていた。
「それで指導者は?」
「それなら既にいらっしゃいます」
イストワールがそう言うと同時に俺はイストワールの向いている方向に体を向けるととてつもない絶望感に押し寄せられた。
「始めましてだな、諸君。私はグラハム・エーカー上級大尉だ。よろs…君は…少年ッ!!!」
見間違えで済ませたかったが残念ながら、とても残念ながら今目の前にいる男は先程自己紹介をしたがフラッグファイター…いや、未来への水先案内人…そう、グラハム・エーカーだった。
「何故貴様がここにいる…ッ!」
俺は奴を睨み付けながら一歩また一歩と下がるが奴はその倍の速度で詰め寄ってくる。
「刹那君、グラハムさんと知り合いなの?」
「そんな訳「何を言うか少年!私と君は運命の赤い糸で結ばれている関係ではないかっ!!」なっ!?」
奴が発言し俺が誤解を解こうとする頃にはもう遅かった。
既に彼女達(イストワール含む)+ロックオンがまるで死んだ魚のような目でこちらをみていたのだ。
「刹那…あんた」
「違う、絶対に違う!」
「見苦しいぞ少年、ここは大人しく運命を受け入れるべきだ!」
「くっ!」
俺は本能に従い逃げ出した。だが奴は追って来たのだ。
「待ちたまえ、しょぉぉぉおねんっ!!」
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「撒いたか…」
だが問題なのはそこからだ。
まず皆の誤解がまだ解けていない。仮に誤解をときに戻ったとしても恐らく奴はいるだろう。
「一体どうすれば…」
『素直に運命を受け入れるべきだ少年』
「まさかもう来たのか!?…違う、幻覚を見たのか…とりあえずどこか宿を見つけるしかないな。資金も一泊するだけはある」
だが見つかるのは時間の問題だがな…
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「ここに一泊したい」
俺が宿主らしき男にそうと気前良く返事をした。
「おう、兄ちゃん。一人かい?」
「見ての通りだ」
「あいよ!」
男は笑顔で鍵を渡してきた。俺はそれを無表情で受け取るとその鍵に記された番号の部屋へ向かった。
「…ッ!?」
何故だか声が聞こえた。聞き間違えでありたいがあの男の声が…
『部屋に入ってきたらグラハムスペシャルをお見舞いするとしよう…フフフ』
いや、疲れているだけだろう。きっとそうだ。
俺は恐る恐るドアノブを捻り中に入った。
「待ちかねたぞ、しょぉぉぉおおねんっ!!」
「う、うわァァァア!!」
俺は悲鳴をあげながらも奴の腹に蹴りを入れ逃げ出した。
<マツンダ、ショウネン!オトナシクワタシトキミノカンケウヲウケイレルベキダ!!
「嘘を…言うなッ!!」
ひたすら走り出すと俺は教会の前にまで来ていた。
「ここは…一か八かだ!」
すぐさま教会のドアをぶち破り助けを求めた。
「皆、事情は後で話す。だからあの男を…」
だが皆の反応は酷く悲しいものだった。
「もういいんだ、刹那。お前にそっち系の趣味があったことを理解出来なかった俺が悪かった」
「違う…ッ!」
「刹那君、私失望したよ…」
「違g」
「もう言い訳なんて聞きたくないわ」
「ち」
「刹那君…どうにかしてるです!」
「」
もう駄目だ。そう思った矢先に奴が来たのだ。
「さぁ、少年。私を受け入れろ!」
逃げ場は…無い。奴はキスを迫ってきた。
「んんー…(^3^)」
「うわァァァア!!」
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「うわァァァア!!」
「どうした刹那?」
「ロックオン、違うんだ!俺は、俺は…ッ!!」
「お前は教会に戻る途中で少し寝たいって言ったじゃねぇか…」
「夢…か」
よかった…本当によかった…
「もう充分寝ただろ?教会に行くぞ」
「ああ…」
俺達は教会に戻った。
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久々の更新です | ||
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コメント | ||
レオ様>一応ドラマCDがモデルなのでかなり違和感がありますw(駆蘭) グ、グラハム!?お前ELSに特攻して死んだんじゃ!?シンヤ「劇場版じゃ変態が治ったと思ったんだがまた再発したのか…」…だけど夢でよかったね(レオ) ゲーアニ様>そこまで出来るかわかりませんがやってみます!(駆蘭) |
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