IS 世界を守る者 EP42 修・理・譲・渡
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BSAA極東支部・地下15階の格納庫。

 

そこでラウが持っている懐中時計で時間を確認して呟いた。

 

「時間通りだな…」

 

ラウがそう呟くとエレベーターから弾と真耶が出てきた。

 

「ようこそ、BSAA極東支部格納庫へ…」

 

ラウがそう言うと、格納庫のある場所にライトが照らされた。

 

そこには赤いパワーダイザーと左腕に盾が装備されている全身装甲(フルスキン)型のISがあった。

 

「まず、五反田弾。一夏の推薦によりBSAAが開発したパワーダイザー、『ヒート・ダイザー』を渡す。これで一夏の手助けを頼む」

 

「分かった、しっかり頑張るぜ。ラウさん!」

 

弾はそう言うと、ヒート・ダイザーに乗って武装を確認し始めた。

 

「なになに…両肩にガトリング砲は2つ、右腕にはミサイルランチャーで左腕は……火炎放射器!?」

 

すると、弾の脳裏にとあるモヒカン頭が背中に火炎放射器を背負って…

 

『汚物は消毒だ!』

 

と叫んで、老人を焼き殺すのを見た。

 

「それでは、地下20階の訓練室で…汚物を消毒してくれ」

 

「ちょっと、ラウさん!狙って言ったろ!?」

 

弾がそう叫ぶが荷物用のエレベーターが起動してそのまま下へ向かった…

 

ヒート・ダイザーに乗った弾が居なくなったら、ラウは真耶に言った。

 

「それでは、真耶。お前にはBSAA、スマートブレイン、アメリカ政府、篠ノ之束、小沢澄子が開発したスマートブレインのオートバジンをモチーフに開発したお前だけの第3世代IS、ガーディアン。これをお前に渡す」

 

「あ、はい!ありがとうございます!」

 

真耶はそう言うと、ガーディアンに触れて一次移行を済まして待機状態の指輪になった。

 

「後、これ。ガーディアンの武装や特製、コンセプトについて纏めた説明書だ。しっかり読んでおけ」

 

「分かりました。しっかり熟読します」

 

ラウから渡された説明書を真耶は読み始めた。

 

ガーディアンの左手にある盾、ドレインシールドは敵の攻撃を防ぐほかにエネルギー系の攻撃を吸収する事が出来る。

 

近接武器には高周波ブレードや小太刀・雷華。

 

遠距離武器には右肩のレーザーガトリングや狙撃銃、スナイパーウルフ。

 

切り札は銃口が9つ有るガトリング式機銃、ヒュドラ。

 

コンセプトは守備、万能といった風にある意味プロ専用の機体である。

 

一方、ジンヤはBSAA極東支部にある食堂でコーヒーを飲みながら思った。

 

セシリアとラウラはアリスがBSAA極東支部の案内を受けていた。

 

(紅椿のISコアの修復には夏休みの終わり近くでまた紅椿にあるヤバイシステムは完璧に取り除かれてるからな…)

 

ジンヤはそう思っていると、次の作戦に参加する書類を見た。

 

任務:預言書の輸送

 

使用車両:高機動作戦車両ガンビット 一台(6人乗り)

 

作戦参加要員:不動雄次、三島星子(2名共SAC隊員)、幸田俊行(極東支部参謀)、神崎ジンヤ(SPEC OPS大佐)、後2名程参加人員検討中。

 

なお、本作戦においてIS委員会への対策として実働部隊のNEVERを配備する。

 

 

説明
オリジナルのパワーダイザーや真耶の専用機が登場します。

それではゆっくりしていってね!

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コメント
IS委員会への対策にエターナルがいたNEVERを出すとは、ある意味最強だ><(yosiaki)
タグ
IS インフィニット・ストラトス バイオハザード BSAA 専用機 パワーダイザー 

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