IS -インフィニット・ストラトス- 〜恋夢交響曲〜 第二十五話 |
『トーナメントは事故により中止となりました。ただし、今後の個人データ指標と関係するため、すべての一回戦は行います。場所と日時の変更は各自個人端末で確認の上――』
場所は食堂。学年別トーナメントの中止を告げる校内放送が流れる中、俺と一夏とシャルルは食堂でご飯を食べていた。
「ふむ。シャルルの予想通りになったな」
海鮮ラーメンを食べながら一夏がつぶやく。
「そうだねぇ。あ、奏羅、七味とって」
「どうぞ」
「ありがと」
騒動の当事者でありながらのんびりしている俺たちだが、先ほどまで教師陣から事情聴取されていたのだ。ちなみにハッキングして足止めしたことはばれておらず、俺が何か言う前にリリィはそそくさと退散したようで、その事情聴取の時にはすでに学校内にいなかった。もちろん、食堂には話を聞きたそうな女子もいたが、時間ぎりぎりなので食事を優先させてもらった。
「ふー、ごちそうさま。学食といい寮食堂といい、この学園は本当に料理がうまくて幸せだ。・・・ん?」
一夏がふと周りを見渡したあと、不思議そうな声をあげる。つられて見てみると、先ほどまで俺たちの食事が終わるのを心待ちにしていた女子たちがひどく落胆している。
「・・・優勝・・・チャンス・・・消え・・・」
「交際・・・無効・・・」
「・・・うわあああああああんっ!」
バタバタと凄い音を立てながら数十人が泣きながら走り去って行った。
「どうしたんだろうね?」
「さあ・・・?」
一夏とシャルルはわかっていないようだが、俺は理由を知っている。これでよかったような、よくなかったような変な気分だ。
「・・・・・・」
女子たちが走り去った後に一人茫然と立ち尽くしている女の子がいた。口から魂が抜けているかのような姿の女の子は、女の子たちの噂を作った張本人の箒だった。
「そういえば箒。先月の約束だが――」
「ぴくっ」
少し反応した。死んではいないみたいだな。
「付き合ってもいいぞ」
「――。―――、なに?」
「・・・へ?」
一夏の予想外の一言に魂が口に入る箒とあっけにとられた俺。
「だから、付き合ってもいいって・・・おわっ!?」
「ほ、ほ、本当、か? 本当に、本当に、本当なのだな!?」
突然の返答に一夏を締め上げる箒。身長差が大分あるのによく持ち上げられるな・・・。
「お、おう」
「な、なぜだ? り、理由を聞こうではないか・・・」
「そりゃ幼なじみだからな。付き合うさ」
「そ、そうか!」
「買い物くらい」
「・・・・・・」
おいおい、こいつマジかよ。今の一言で箒の顔が一瞬でこわばる。なんというか、今回は一夏じゃなく箒に合掌だな・・・。
「・・・だろうと・・・」
「お、おう?」
「そんな事だろうと思ったわ!」
「ぐはぁっ!」
武道初心者の俺が見ても見事な正拳が一夏にクリーンヒットした。
「ふんっ!」
追撃の蹴りが鳩尾に刺さる。そのまま一夏はその場へと崩れ落ちてしまった。
「ねぇ、奏羅。一夏ってわざとやってるんじゃないって思うときがあるんだけど・・・」
「ああ、俺もそう思う」
◇
「あ、天加瀬君に織斑君にデュノア君。ここでしたか。さっきはお疲れさまでした」
寮に帰る途中、先ほどの騒動の残務処理をしていたであろう山田先生と出くわした。
「山田先生こそ。ずっと手記で疲れなかったですか?」
「いえいえ、私は昔からああいった地味な活動が得意なんです。心配には及びませんよ。なにせ先生ですから」
えへん、と豊満な胸を張る山田先生。やっぱり、この人はこういう子供じみたところがあるよなぁ・・・いや、胸だけは十分大人だが。
「・・・奏羅のスケベ」
「へっ? な、なんで!?」
「自分で考えたら?」
なぜかいきなり機嫌が悪くなるシャルル。一体俺が何したというんだ?
「? どうかしました?」
「い、いえいえ。なんでもないです」
「そうですか。それよりも朗報です!」
ぐっとガッツポーズをとる山田先生。何かいいことでもあったのだろうか?
「なんとですね! ついについに今日から男子の大浴場使用が解禁です!」
「おお! そうなんですか!? てっきりもう来月からになるものとばかり」
大いに喜ぶ一夏。それもそのはず、前々から大浴場でのんびり風呂に入りたいと言っていたからな。
「それがですねー。今日は大浴場のボイラー点検があったので、もともと生徒たちが使えない日なんです。でも点検自体はもう終わったので、それなら男子達に使ってもらおうって計らいなんですよ!」
「ありがとうございます、山田先生!」
感動のあまりか、一夏は山田先生の手を握りしめる。そのせいでまた山田先生の妄想が大爆発していたが、俺とシャルルはそれどころではなかった。
「えーっと、シャルルはどうする・・・?」
「え・・・えっと・・・」
「どうしたんですか、お二人さん? ほらほら、早く着替えをとりに行ってください。大浴場の鍵は私が持っていますから、脱衣場の前で待っていますね。じゃあ」
そういって山田先生はすたすたと歩いて行ってしまった。
「大浴場かぁ。楽しみだな!」
「あ、ああ」
「そ、そうだね」
知らぬが仏。テンションの高い一夏とは別に、俺たちはこれからのことを小声で話していた。
「・・・シャルル」
「う、うん。困った・・・ね。どうしよう。と、とりあえず、着替えを取りに部屋に戻ろうか」
「・・・何かしらの名案が思いつくさ・・・たぶん」
しかし、部屋に戻っても着替えを取り出しえいる間も何も浮かぶこともなく、風呂の準備だけ進んだ。そして、
「遅いですよ、二人とも。織斑君もう入っちゃってますよ?」
「そ、そうですか・・・」
テンション高めの山田先生に見送られ、『ごゆっくり〜』という言葉とともに脱衣場のドアが閉まった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
しばらくの沈黙。聞こえてくるのは、大浴場からの機嫌がいい一夏の鼻歌だけだった。
「えーっと、シャルル?」
「は、はいっ!?」
なぜ敬語になるのだろうか。まあ、気を取り直して。
「一夏や用意してくれた山田先生には悪いけど、俺たちは自分の部屋でシャワーを浴びるか」
「えっ? 奏羅までシャワー浴びなくていいって。大浴場を使ってきなよ」
「いや、シャルルだけ部屋に戻るってのもかわいそうだし・・・。ほら、旅は道連れっていうじゃないか。それに、中に一夏がいなかったとしても、一緒に入るってわけにはいかなかないだろうし、どっちにしろ俺がシャワー使うのは変わらないしさ」
「い、いいよ、奏羅は入ってきて。その・・・僕ってそんなにお風呂は好きじゃないから」
ああ。この調子だとシャルルはたぶん梃子でも動かないな。ここで時間を無駄にしてもしょうがない。お言葉に甘えるとするか。
「じゃあ・・・悪いなシャルル。また部屋でな」
「・・・うん、ごゆっくり」
脱衣所から出ていくシャルルを見送った後、手早く服を脱ぐと浴場のドアを開けた。
「わははははははは! 波っ! ・・・あっ」
ぴしゃり
思わずドアを閉めてしまった。今なかで一夏がはしゃいでた気がする。しかも、何かしらの気功を手から放とうとしていた時に目があったような・・・。いや、気のせいだ。さっきはまだ俺はドアを開いていなかったんだ。俺は勝手に納得すると、意を決して浴場のドアを開ける。
「・・・よう、奏羅。遅かったな」
「お、おう、一夏。もう入ってたんだな」
扉をあけると、大型の湯船に平然と浸かっている一夏がいた。やっぱりあれは気のせいだったのだろう。
「・・・あらかた終わったのか?」
「あ、ああ。体も髪もさっぱり綺麗になったぜ」
「そうか」
脱衣所の時とはまた違う気まずさをもった沈黙。いたたまれなくなったので、俺は思わず口を開いた。
「・・・いや、やっちゃうよね。俺も昔、漫画に影響されて、手から気功波を――」
「う、うぼあああああああああああああああああああああああああっ!」
ものすごい嬌声のあと、一夏はものすごい勢いで大浴場から飛び出していった。・・・走ったら危ないぞ。
「・・・体でも洗うか」
触れちゃいけなかった所に触れてしまったことを軽く後悔しながら、体をお湯で流し、体を洗い始める。普段家などではあまり気にしないのだが、IS学園の大浴場はさすがに公共の設備なので、最低限のマナーくらいは守らなくては。
「さて、どこにつかろうかな・・・」
ここには先ほど一夏が入っていた大型の湯船に、ジェットとバブルのついた中型の湯船、檜風呂に加えて全方位シャワーまである。まさに風呂好きにはよりどりみどり。
「そういえば檜風呂なんて入ったこともなかったよな・・・。よし」
人生初の檜風呂へと入ってみる。まさか、こんな場所で入れるとは思ってもみなかった。
「はああああああ〜」
やっぱりシャワーとは違い、体中が芯まであったまる気がする。湯加減もちょうどよく、実に最高の気分だ。
「一夏がはしゃぎたくなるのもわかる気がするな・・・」
そういえば風呂に入ることにより、新陳代謝が上がって、血流の流れがよくなって疲れが取れるというのがうんぬんかんぬん・・・やばい、だんだん眠たくなってきたので考え事がまとまらないな。
カラカラカラ
(一夏か・・・? 入り足りなくて戻ってきたかな・・・?)
しかし普段入り慣れてるから気づかなかったが、風呂とはこんなにもいいものだったとは・・・。三ヶ月間シャワーでも別にどうとも思ってなかったが、今日を境に風呂が恋しく――
「お、お邪魔します・・・」
「へっ!?」
半分眠りかけていた意識が覚醒する。湯気の向こうから現れたのは、一糸まとわぬ、いや、薄手のスポーツタオルで隠してるからまとってはいるが、とにかく生まれたままの姿に近いシャルルだった。
「な、な、なんでっ!?」
即座にシャルルに背を向ける。正直、今何が起こっているのかあまり理解できていない。
「ど、どうしてここに!? そ、そうだ、一夏はどうしたんだ?」
「えっとね、僕が部屋に戻る途中にものすごい勢いで僕を追い抜かして行ったんだ」
「そ、そうか・・・。いや、だからってなんでここに来たんだよ!?」
「ぼ、僕が一緒じゃ、嫌・・・?」
「い、いや、嫌とかそういうんじゃなくてだな・・・今ここは男子が使うときであってだな・・・」
「い、一応、僕は男としてIS学園に編入したんだけど」
「あ、そ、そうだったな。じゃあ今使うしか無いのか・・・いやいやいやいや」
ま、まて、落ち着け。女の子と二人で風呂に入るっていうシチュエーションは昔に旭と同じことをやったはずだ。・・・幼稚園くらいだったけど。
「やっぱり、その、お風呂に入ってみようかなって。――め、迷惑なら上がるよ?」
「い、今入ってきたんだし俺が先に上がるよ。もう大体は済ませたからさ」
「ま、待って!」
急いで湯船を出ようとしたところを呼び止められた。立ち上がりかけてた姿勢をゆっくりと元に戻す。
「そ、その、話があるんだ。大事なことだから、奏羅にも聞いてほしい・・・」
「だ、大事な話・・・?」
大事な話と言われたら、さすがに聞かなければまずいのだが、さすがにまっすぐ見るわけにもいかないので、背中を向けたままシャルルの言葉を聞いた。
「その・・・前に行ってたこと、なんだけどね。僕ね、ここにいようと思う。それが僕の、僕自身が決めた選択。それに・・・」
「それに?」
「・・・・・・」
しばらくの沈黙の後、シャルルは俺の思ってもみなかった行動に出た。
「へっ? えっ?」
いきなり後ろから抱き締められる。予想外の行動に俺の心臓が口から飛び出てしまうほど跳ね上がった。
「ここには、僕の友達がいるからね。こんな僕でも友達になってくれた、奏羅がいるから僕はここにいたいと思えるんだ」
「そ、そうか」
「それに、もうひとつ決めたことがあるんだけど」
「そ、それは?」
「一つ約束してくれる?」
「約束?」
「僕のこと、シャルロットって呼んでくれる? 二人きりの時だけでいいから」
「それが本名・・・?」
「うん、僕の名前。お母さんがくれた、本当の名前」
「わかったよ、シャルロット。で、もう一つって?」
「ふふっ、内緒だよ」
「な、なんで?」
「僕は内容を教えてあげるとは一言も言ってないよ」
シャルロットの言葉を思い出す。たしかに、約束してとは言ったが、それを守るからといって教えてくれるとは言ってない。
「・・・これはやられたな」
「奏羅は口がうまいからね。真似してみただけだよ」
シャルロットの嬉しそうな声。顔は見えないが、たぶん笑っているのだろう。彼女と話しているうちに、俺の頭も冷静さを取り戻してきた。
「あー、いいかげん離れてくれると気まずくなくていいんだけど」
「あ、ああっ、うんっ! そうだねっ! ぼ、僕、先に体と髪を洗っちゃうね!」
やっと自分の状態を自覚したのか、慌てて俺から離れると、湯船を上がる。
「それにしてもシャルロットって、見られたい願望とかあるのか? 何かあるごとに俺と一緒に着替えたりとか、今も風呂に入ってきたりとか――」
「な、ななっ、なに言ってるの奏羅!? そそっ、そんなことないよ!?」
・・・本当なんだろうか?
◇
翌日、朝のホームルームにシャルロットの姿はなかった。『先に行ってて』と言われて食堂で別れたのだが、何かあったのだろうか? ちなみにラウラもいないが、彼女の場合は体がまだ本調子ではないのだろう。
「み、みなさん、おはようございます・・・」
よれよれの状態で教室に入ってくる山田先生。朝っぱらから何があったのだろうか?
「今日は、ですね・・・みなさんに転校生を紹介します。転校生といいますか、すでに紹介は済んでいるといいますか、ええと・・・」
て、転校生? というか、今みんな知ってるって、まさか・・・。
「じゃあ、入ってください」
「失礼します」
あ、この声の主は・・・。
「シャルロット・デュノアです。みなさん、改めてよろしくお願いします」
ぺこりとスカート姿のシャルロットが一礼。唖然とするクラス一同と盛大に溜息を吐く俺。
「ええと、デュノア君はデュノアさんということでした。ということです。はぁぁ・・・また寮の部屋割りを組み立て直す作業が始まります・・・」
待てよ・・・俺のあるかどうかわからない第六感、そんな感じなものが危機を告げている。このままじゃやばい。
「え? デュノア君って女・・・?」
「って、天加瀬君、同室だからって知らないってことは――」
「ちょっと待って! 昨日って確か、男子が大浴場を使ったわよね!?」
教室が喧騒に包まれ、あっというまにあふれかえる。・・・まずい、逃げなければ。
バシーン!
教室のドアが蹴破られたかのように開く。
「一夏ぁっ!!」
隣のクラスから、今の話が聞こえたのか鈴が登場。っていうか、よく聞こえたなお前。
「どういうことか説明してもらおうか・・・?」
日本刀を腰に構えて立ち上がる箒。後ろには、鬼が見える気がする。
「い、いや、俺は昨日シャル・・・ロットと一緒に風呂なんて入って・・・」
「問答無用!」
説明を求めておきながら、一夏に斬りかかる箒。その一撃をなんとかかわすが、もう一人が黙っていなかった。
「死ねっ!!」
鈴がISを展開し、両肩の衝撃砲がフルパワーで開放される。
(悪い、一夏。変な濡れ衣着せて・・・)
ズドドドドドドオンッ!
「ふっー、ふっー、ふっー!」
怒りのあまり肩で息をしている鈴。そして、肉片になってしまった一夏――はその場におらず、ちゃんと原形をとどめていた。そして、一夏を守るために間に割って入ったのは、なんとあのラウラだった。
「助かったぜ・・・。サンキュ」
「貴様には謝らなければならない。すまなかった」
「お、おう? なにかわからんが別に大丈夫だぞ?」
「そうか・・・」
ラウラは少し安堵したようにつぶやくと、今度は俺の前までやってきた。
「私が今こうしてここにいるのはお前のおかげだ・・・。ありがとう」
「礼を言われるようなことじゃないよ。あの時言ったように、ただの気まぐれさ」
「ふっ、そうだったな。・・・あの時貴様に言われた通り、あれから私は色々考えて、私が私になるために一つの目標を立てることにした」
「そうか・・・頑張れよ、って――むぐっ!?」
いきなり、だ。いきなり胸倉を掴まれたと思ったら、ラウラに引き寄せられ、キスをされた。
「・・・な、なぜ?」
「お、お前は私の嫁にする! それが私が私になるための目標、第一歩、決定事項だ! 異論は認めん!」
「よ、嫁? 俺に純白の花嫁になれと・・・?」
なぜか無駄に冷静な俺の頭は、もっとつっこむところがあるのだろうが、まるで見当違いのところにツッコミを入れてしまった。
「日本では気に入った相手を『嫁にする』というのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を私の嫁にする」
そ、それって、一部のジャンルの人たちだけなんじゃ・・・。
「いやいやまてまてまて、それじゃあ俺の自由意思が――」
瞬間、俺の目の前をレーザーが通り過ぎる。俺はおそるおそるそちらへと顔を向けた。
「ああら、奏羅さん? わたくし、実はどうしてもお話しなくてはならないことがありまして。ええ、突然ですが急を要しますの。おほほほほほ・・・」
セシリアの手には『スターライトmk3』が。背中には今まさにビットが形成されている途中だった。
って、なんでこんなことになってるんですか?
(と、とりあえずこの場から逃げないと!)
ぼすっ
「お・・・っと?」
逃げようとしたところに誰かとぶつかる。その相手は――
「シャルロット・・・?」
「にこっ」
「え、えっと・・・」
顔は天使の笑顔。しかし、ここまでの笑顔だと逆にあやしすぎる。というか、たぶん怒ってる。
「奏羅って他の女の子の前でキスしちゃうんだね。僕、びっくりしたなぁ」
「えっと、俺はしたわけじゃなく、されたんであってですね。ていうか、なんで怒ってるんですかシャルロットさん? なんでISを展開してるんですか!?」
「なんでだろうね」
光の粒子が形成し終わるとともに現れる左腕。軽く炸薬のはじける音がした後、現れるシャルルの武器の中で最強の武器。
「いや、こういうのって、一夏の役なんじゃ・・・」
ドカアアアアアアアアアンッ!
その日のホームルームは様々な爆音と轟音、さらにはものすごい衝撃で光の中へと消えていった。
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恋夢交響曲・第二十五話 | ||
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