IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 襲撃者ーAttack person ー
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「なんだ・・・こいつ。」

「一夏、試合は中止よ。すぐにピットに戻って。」

「お前はどうするんだよ。」

「私が時間を稼ぐから、あんたはその間に逃げなさい。」

「馬鹿、お前のISはエネルギーが残り少ないだろ。」

「あんたはまだ一次移行してないでしょ。それにあいつはシールドを破ってきたのよ。威力は落ちているとは言えど・・・」

 そのとき謎のISが鈴に攻撃をしてきた。鈴は攻撃を避けているがISに踊らされていた。鈴が隙を見せたときに謎のISは逃さず攻撃してきた。一夏は鈴の前に出てブレードで防ぐ。

『織斑君、聞こえていますか?』

「山田先生!」

『すぐに先生達がISで対処しますからアリーナから脱出してください。』

「いえ、まだ避難できていない生徒がたくさんいるはずです。俺が時間を稼ぎます。」

 そのとき、謎のISは攻撃してくる。一夏は再びブレードで防ぐ。

「鈴、お前はここに居ろ。」

「・・・・わかった。」

 一夏は謎のISに向かって攻撃を仕掛けにいく。

 

「もしもし、織斑君。聞こえてますか。」

「山田先生、本人がやりたいと言うのならやらせてあげればいいでしょう。」

「織斑先生、こんなときに呑気なこと言ってる場合ですか。」

「イライラするのは糖分が足りないからだ。コーヒーでも飲め。」

「・・・・あの、織斑先生。それ塩ですよ。」

 千冬は手をピタリと止め、塩を容器に戻す。

「・・・・・何故こんなところに塩があるんだ?」

「さ、さあ。でもあの・・大きく『塩』て書いてありますよ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「あっ!やっぱり織斑先生も弟さんのことが心配なんですね!?」

 千冬は覇気を出しながらコーヒーに塩をこれでもかというくらいに入れる。

「・・・・・・・・あの・・・・・・・・織斑先生。それはなんです・・・・」

「山田先生、コーヒーをどうぞ。」

「え、織斑先生!?それのめるレベルじゃないんですけど!!!」

「さあさあさあ。」

 千冬は山田先生にホットコーヒー(高血圧確定レベル)を押し付ける。

「熱いから一気に飲むといいですよ。」

「あ、ありがとうございます。いただきます。」

 山田先生は涙目になりながらコーヒーを飲んでいる。

「織斑先生!わたしにISの使用許可を!すぐに出撃しますわ。」

「そう言いたいところだがこれを見ろ。」

 セシリアは千冬の指差す方向にあるモニターを見て驚愕した。

「遮断シールドレベルが4に設定!しかもすべての扉にロックがされている・・・・あのISの仕業ですの!?」

「そうらしい。これでは避難することも救助することもできない。」

「で、でしたら緊急事態と政府に助勢を・・・」

「やっている。現在も三年生の精鋭がシステムクラックを実行中だ。遮断シールドを解除できればすぐにでも部隊を突入させる。」

「はああ、結局待ってることしかできないのですのね・・・」

「まあ、どちらにしろお前は突入部隊に入ってないから安心しろ。」

「な、なぜですの!?」

「お前のIS一対多向きだ。多対一ではむしろ邪魔になる。」

「そんなことありませんわ。この私が邪魔などと・・・・」

「では聞くが連携の訓練はしたか?その時のお前の役割は?ビットをどういう風に使う?味方の構成は?敵はどのレベルと想定してある?連続稼働時間・・・」

「わ、わかりましたわ。もう・・結構です。」

「わかればよろしい。それに織斑が負けるように見えるか?」

千冬の言うとおり一夏は謎のISの攻撃を避けたりブレードで防いだりしているが・・・

 

「(く、やっぱり一次移行してないから反応が遅い。)」

 一夏の動きに白式が追いついてきていなかった。そう思った途端、謎のISの攻撃が一夏のブレードを遠くに弾き飛ばす。一夏はコールしようとしたが、謎のISはその隙を与えない。ビーム攻撃が一夏を襲う。一夏は両手を広げてシールドを張り防ぐ。だが一夏は押されていた。

「(ここで倒れるわけにはいかない。千冬姉を、箒を、セシリアを、鈴を、皆をビーストから守るためにここで負けるわけにはいかない。)」

 そのときであった。一夏はビーム攻撃を弾くと同時に白式が光り輝いた。

「!織斑先生!」

「あれは・・・一体・・・」

 光がはれ、そこにいたのは・・・・・・・・

 

説明
突如襲撃してきた謎のIS。鈴は身を捨てる覚悟で立ち向かおうとするが・・・
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コメント
誤字報告 ビット→ピット 織村先生→織斑先生 これでは非難→これでは避難 練成の訓練→連携の訓練 美香の構成は?→味方の構成は?(ゴマ煎)
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:インフィニット・ストラトス IS ネクサス Attack person 

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