現象起こしの転生者第四十五話 |
晴天快晴まっさらな青い空!
とっても素敵な晴れの日だな!
まさしくダブルデートにふさわしい日だ
「というわけで来ました遊園地!」
「「「わーい!!」」」
ここは世界最大の遊園地(らしい)こと『黒神ランド』
・・・どっかの誰かが思い浮かぶ名前だね、あいつの企業大きかったもんね
まぁそんなことはどうでもいいんだ、大事なことは四つしかない
「今回のルールを説明します!」
「「「はーい」」」
「1、喧嘩はしない」
「2、お店に迷惑をかけたら謝罪する」
「3、お昼は十二時半に広場のベンチです」
「4、大好きな人と散々イチャイチャするように」
「皆大丈夫か!?」
「「もちろん!!!」」
「もちろんです!!!」
じゃあ出発!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――
〜〜コーヒーカップ〜〜
「「オラオラオラオラオラ」」
「速い速いー、流石創ー!」
「目がまわっちゃいます〜、兄さん〜もっとくっついてくださ〜い
振り落とされちゃいますぅぅぅ」
能力によって高速でカップを廻す
廻さんは楽しそうだが姫ちゃんは目がくるくるするようだ
可愛いよ姫ちゃん!もっとくっついてあげる!
「そろそろやめるか?」
「そうだな、後は残りの速度で回ってくれるだろ」
うんうん、廻してばかりだとくっつけないもんね
姫ちゃんとイチャイチャできないよ
「ほら姫ちゃーん、大丈夫落ちないよ
俺がくっついててあげるからね」
「ひゃいー」
ギューってくっついてくると色々当たってやぁらかいね
お兄ちゃん鼻血が出そうだよ
「創ー楽しいねー」
「ねーちゃん、胸止めて・・・」
「なんで?」
「それは・・・その・・・」
「可愛いい〜創可愛い〜」
「うわああああ」
あいつらはあいつらで楽しそうだな
創はやめろいいながらもにやけ顔全開だし
「楽しいっていいことだよね・・・ん?」
ギシギシ言ってる?なんで?
何Kで回ろうが俺達は能力で落とされないようにしてるから大丈夫なはずだ
なにがぎしぎし言ってるんだ?
「ん〜?なんだろっ・・・!?」
ばきゃって言ったと思ったらカップごととんだ!?
何が起こった!?
「うええええ!?兄さん!?兄さん!?落ちちゃいます
死んじゃいますぅぅぅぅ!」
ああ、可愛い・・・じゃなくて!
まさか廻し過ぎ!?
金具が折れたのか・・・
「まだ飛んでる、まだ飛んでる」
場面を想像してくれ
コーヒーカップが重力に逆らって空中を横向きに進んでいく様を
物理法則無視してるよね、俺のせいだよ
俺がこのカップは重力の制限がなくなるようになるなんてしちゃったからだよ
「おいおい・・・零!見ろよ!」
「ちょっと・・・まずいんじゃない?」
ん・・・何って・・・え?
「ににに兄さん!?アレは・・・」
観覧車です、激突しますね
やヴァいですね、それから下の方でガヤガヤと俺らの話題が聞こえますね
「・・・」
右見て左見て・・・・
その後・・・
「念力を習得する技『念念ころり(サイコメロディ)』」
『止まれ』
「じゃあ次は私ね、コーヒーカップが移動したという現象を戻す」
・・・コーヒーカップが消えたな、これで追突はなくなったわけだ
そしてコーヒーカップに乗ってないをれらは空中停止する
・・・ん?この後どうなるんだ?
「兄さん・・・このままじゃ重力で落ちるんじゃ・・・」
ははは姫ちゃん何当たり前なこと言ってるんだい?
「大丈夫大丈夫・・・・多分」
体がカクンッっと落ち始める
どうしようか・・・俺・・・
「兄さん!落ちちゃってます!今度は地面に当たりますよ!?」
「男でしょ!?二人ともなんとかしてよ!」
「・・・零」
「・・・創」
「「覚悟を決めてね我が姫よ」」
「創の馬鹿ぁああああ!!」
「きゃあああああ!!」
地面まで三、二、一
「短い人生だったわ」
「兄さんと会えてよかったです・・・」
「「『転送』」」
「「へ?」」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あんたねー!どんだけ怖かったと思ってるのよ!
落ちる時って結構怖いんだからね!?」
「兄さん・・・酷いです・・・怖かったですぅ・・・」
「ごめんねーちゃん、許して・・・俺が悪かったよ
出来心なんだ、ねーちゃんが驚いたときの顔が見たかっただけなんだよ
な?だからそんな泣きそうな目で怒らないで・・・」
「泣かないで、泣かないで、俺が悪かったから・・・ほら
ギューってしてあげるしなでなでしてあげるからさ・・・
泣かないで・・・泣かないで姫ちゃん・・・」
とまぁ皆さんご存知のように転送で
無事生還したわけだ、ついでにコーヒーカップもちゃんと無事だぜ?
そして今は謝罪中だ、この後はご機嫌取りだろうな
「いつも何とかしてくれるのに
覚悟しろって酷いじゃないの!
また死んじゃうんだよ!?創が死ぬとこなんて見たくないよ!」
「死んじゃいますぅ、兄さんがぁ、兄さんがぁ
また死んじゃいますぅ・・・グスグス」
「「ごめんなさいお姫様どこでも連れて行って差し上げるので
なにとぞ泣き止んでもらえませんでしょうか?」」
秘技『DO☆GE☆ZA』!!!
これでどうだ!?無理なら死んで詫びる以外しか・・・
「「『お化け屋敷』」」
「「へ?」」
「お化け屋敷に」
「つれて行ってください!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「・・・なぁ零」
「・・・なんだ創?」
「俺・・・泣いていい?」
「だめだよ・・・男だろ?」
うん、お化け屋敷の前にいるぜ
正直言おう・・・怖い、足ガクブルなんだぜ☆
「ほら創、行くわよ!」
「兄さん!どうしたんですか?先に行っちゃいますよ?」
あのさ、俺お化け無理なんだ・・・お化け屋敷のお化けも
笑いたきゃ笑え!無理なものは無理なんだよ!
そして俺等の嫁はなんでこんなに耐性強いの!?
「覚悟決めるぞ創ぇええええ!」
「わかってるよおおおお!」
・・・
「ひぎゃあああああ!!!」
「あ、こんにちは」
・・・
「うぎゃあああああ!!!」
「そんなにビビらなくてもいいじゃない」
・・・
「「うわあああああああ!!!」」
「兄さん・・・本物じゃないんですから・・・」
「本物でも倒せるでしょ?」
・・・
「もう僕死にたい・・・」
「同感だぜ零・・・」
「情けないわねぇ、でもそんなところも大好き」
「兄さん、大丈夫です、兄さんは強いですから」
ううう、情けないぜ・・・もう進める気がしないよ・・・
・・・なんかまた寒気が・・・
『ばぁ』
・・・ゾンビ、手、足、血染めの手術道具
血だまり、目、目、目、目、目
「「うわああああああああああ!!!」」
『攻音騎』『暴君』『革新』!!!
・・・逃げなきゃ・・・死
「え?あれ?創?」
「兄さん!?どこですか?」
「「・・・・・」」
「創がいたから大丈夫だったのに・・・」
「兄さん、兄さんがいないと心細いです・・・」
『・・・ひたっ』
「ひゃう!?」
「!?・・・どうしました廻さん!?」
「何か冷たいのが・・・」
「え・・・・」
『ばぁ』
「「きゃああああああああああああああ!!!」」
説明 | ||
神様と転生した主人公が めだかで原作に入るお話 ※注意※ めだかボックスの二次創作です キャラ崩壊するかもです 作者は分が苦手です 俺TUEEEE系です 自分的解釈もあります 上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします 構わないという方はよろしくお願いします |
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