六十二鬼目 釣瓶落とし
説明
つるべおとし。 つるべおろし。大正時代の郷土研究資料『口丹波口碑集』にある口丹波(京都府丹波地方南部)の口承によれば、京都府曽我部村字法貴(現・亀岡市)では、釣瓶下ろしはカヤの木の上から突然落ちてきてゲラゲラと笑い出し、「夜業すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と言って再び木の上に上がっていくといわれる。また曽我部村の字寺でいう釣瓶下ろしは、古い松の木から生首が降りてきて人を喰らい、飽食するのか当分は現れず、2、3日経つとまた現れるという。同じく京都の船井郡富本村(現・南丹市)では、ツタが巻きついて不気味な松の木があり、そこに釣瓶下ろしが出るとして恐れられた。大井村字土田でも、やはり釣瓶下ろしが人を食うといわれた。
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コメント
YTAさん<放置申し訳ありません!いつもありがたくコメントを読ませてもらってます^^たしかにこういう一方的に襲って来る妖怪は怖いですよね。知名度高い割りにガチな怖さがあります。この髪の毛が釣瓶のロープ代わりに巻き上げるイメージで描いていますwありがとうございます^^(怪人ふくふく)
こう言う、不条理に人を襲う妖怪って、本当に怖いですよね。特に対抗手段も無く、結末が必ず”死”となると、戒めも因果応報もあったもんじゃない。そう言う意味では、釣瓶落としは赤マントとかの系譜に属するのかなぁ?しかし、この髪の毛が渦を巻いてる感じが、不気味で良いですねぇ。(YTA)
ミナカさん<返事がおくれて大変申し訳ないです!感情のない、ただ人を食らう妖怪として描きました。それが伝わったようでよかったですw(怪人ふくふく)
タグ
下ろし 釣瓶  百鬼夜行 妖怪 落とし 

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