東方魔具異変4
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妖忌:大丈夫でございますか?姫様・・。

 

ゆゆ様:妖・・・忌・・・?

 

依姫:これは・・・、一体?・・・。幽々子ッ!

タッタッタッタ(ゆゆ様の元へ駆けていく)

 

ゆゆ様:うぅ・・・、依・・・姫・・・。

 

依姫:しっかりして下さい・・・!

ゴソゴソ・・・

 

依姫は何かを取り出そうとしてポケットに手を入れる

 

依姫:これを飲んで下さい!

 

依姫が出したのは国士無双の薬だった、なんで持っているのか気になるがとりあえずその薬を受け取って飲んだ、すると一瞬で怪我が治った。

 

ゆゆ様:ありがとう依姫・・・;;

それにしても妖忌、どうしてここに・・?

修行の旅に出ていたのではなかったの?

 

妖忌:久しぶりに姫様に会いたくなりまして戻ってきたのです、そうしたらこの有様・・・、というわけです・・・。

 

依姫:あなたは?

 

ゆゆ様:魂魄 妖忌よ、妖夢のおじいさんで私の最初の従者よ。

 

依姫:そうでしたか。

 

妖忌:しかし、何故妖夢が村正を?

 

ゆゆ様:わからないわ・・・、

蔵に封印しておいたのだけれど…

 

依姫:お二人とも詮索は後で・・・、来ますよ!!

 

ゆゆ様:ふわっ(体制を立て直す)

 

妖忌:………

 

妖夢:スペルカード、「現世斬」…

 

ゆゆ様:ッ!

 

依姫:スッ

 

妖忌:ギィンΣ

 

ゆゆ様:・・・。(早い・・!私は避けるのが精一杯なのに・・・、依姫と妖忌は余裕の表情・・・。)

 

ゆゆ様:!

 

その時、私は気づいた、妖夢が村正しか持ってないことに

 

ゆゆ様:依姫、妖忌、少し離れるわね・・。

すうっ(一瞬で消える)

 

依姫:幽々子?

 

妖忌:御意・・・。

 

 

妖夢の部屋

 

ゆゆ様:すうっ

やっぱりあった・・・。

 

妖夢の部屋には楼観剣と白楼剣がおいてあった、蔵の掃除をする時に部屋に置いていったのだろう

 

ゆゆ様:・・・、まったく・・・。(カチャ

本当・・・どこか抜けているんだから・・・あの子は・・・。

 

私はその二つの剣を持って再び庭に行った

 

 

 

ギィン、キンッ、キンッ、ガィンΣ

 

妖忌:ぬうっ!

 

妖夢:・・・、「未来永劫斬」・・・。

 

依姫:「天照大御神」!!

ギィンΣ

 

依姫:天照様の力をもってしても、正気には戻らないのですね・・・。

 

 

妖忌:おそらく・・・、村正を妖夢の手から離さない限り・・・、妖夢が正気に戻ることはないじゃろう・・。

 

依姫:そうですか・・・。

 

 

ゆゆ様:待たせたわね。

 

 

妖忌:姫様・・・、その刀・・妖夢の?

 

ゆゆ様:ええ・・。

 

妖忌:いつも以上に、本気を出されるのですね・・?

 

ゆゆ様:ええ・・。

 

妖忌:御意・・・・。

 

依姫:では・・・・、妖夢を助けましょうか!!

 

ゆゆ様:ええ!

 

妖忌:わかっておる・・・!

 

 

妖夢:………。

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第一章序盤よ
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