IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 亜空間ーMetafeeld
[全1ページ]

 IS学園の地下五十メートル。そこにはレベル4の権限を持つ関係者しか入れない空間があった。千冬は何度もディスプレイに映し出されているアリーナの戦闘映像を見ていた。

「織斑先生。」

 ディスプレイに割り込んでウィンドウが開く。そこにはドアのカメラから映し出されている山田先生の姿があった。

「どうぞ。」

「あのISの分析結果が出ました。」

「ああ。どうだった?」

「はい、あれは無人機でした。どのような方法で動いてたかは不明です。織斑君の最後の一撃で機能中枢が焼き切れていました。おそらく修復も無理かと。」

「コアはどうだった?」

「それが登録されてないコアでした。」

「・・・そうか。」

「どうしたんですか、織斑先生?」

「これを見てください。」

「あ、織斑君の戦闘映像。すごかったですよね。」

「ああ。だがこれも見てくれ。」

 ディスプレイにはウルトラマンネクサスの画像が出ていた。

「あ、ウルトラマンの画像。」

「ウルトラマン?」

「うちのクラスがこの巨人と怪物に名前をつけたんですよ。巨人をウルトラマン、怪物をビーストって。そのほうが親しみやすくて呼びやすいそうです。で、ウルトラマンがどうかしたんですか?」

「うむ。ここの胸と腕の辺りが似ているとおもはないか。」

「たしかに・・・・よくに過ぎているというほど似ていますけど・・・・・まさかウルトラマンと何か関係が?」

「ははは、まさかそんなことはないと思うがな。あくまだも過程の話だ。」

「そうですよね。」

 

 一夏、箒、セシリア、鈴の四人は食堂で共に食事をしていた。

「そうか・・・・おじさんたち離婚しちまったのか。」

「うん。」

「でも、約束頼むぜ。」

「任せなさいよ。」

 二人がそう話していると

「「・・・・」」

二人は睨んでいた。

「何で睨んでいるだよ。」

「別に。」

「なんでもないですわ。」

 

 その頃森の中ではペドレオンが一つに集結いた。

 

 一夏と箒の部屋。そこで四人は昔の話をしていた。

「で、そこで働いてた人がすごすぎてさ・・」

「その人はすごいな!!」

「一体どこで学びましたの?」

「その人何者?」

 そのとき

 

ズドオオオオオオオオオン

 

「な、なんだ!」

『皆さん、シェルターに避難してください。』

「(来たのか!)」

「お前達は先に避難していろ。」

「一夏さんはどうしますの?」

「他に逃げ遅れたやつが居ないか探してくる。」

 そう言って一夏は外に出て行った。

 

「山田先生、状況は。」

「今教員たちが生徒を誘導しています。」

「そうか・・・・ん!あれは!」

 そこに映し出されていたのはISを展開しているセシリアと鈴の姿があった。

 

「他に逃げ遅れた生徒は居ないみたいね。」

「そのようですわね。」

「キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ。」

「「!!!」」

 二人の目の前にはペドレオンフリーゲンの姿があった。

「なんなのよあれ。」

「またあのビーストですわ。」

 セシリアと鈴はペドレオンに向かい攻撃するが全く効果がない。ペドレオンは二人の間を通り過ぎ、旋回し再び二人のほうに向かってくる。二人が諦めたときであった、突如ペドレオンが動きを止めた。二人は驚いたがすぐに理解できることがあった。ペドレオンは止まっているのではない、止められているのだと。そのすぐ側には紅いオーラを出している、オーラミラージュを使っているネクサスの姿があった。ネクサスはペドレオンを叩き落とす。

「ハアアアアアア、ジュア」

「キィィィィィィィィィィィ」

 ペドレオンは地面にまっさかさまに落ちる。二人は地上に降りた。

「二人とも無事か。」

「箒さん!」

「ええ、ウルトラマンのおかげでね。」

「ところで一夏はどこ?」

「それが見当たらなくてな。」

「あの馬鹿、一体どこほっつき歩いてんのよ」

 ネクサスは左拳を胸に当て、振り下ろす。ネクサスは銀色から赤色、アンファンスからジュネッスに変わる。

「フッ、ヘアアア」

「色が・・・・」

「変わった・・・」

 ネクサスは亜空間、メタフィールドを展開する。

「シュア、フアアアアアアア、シュ、ヘアアアアアア。」

 空に一筋の青い光が昇り、オレンジ色の光が徐々に広がっていく。ペドレオンは火球を放つが効果はない。

「シュアアアアアアアアアアアア」

 やがて二体その場から姿を消した。

「一体・・・・・・・・」

「どこへ・・・・・・」

 

「ここは・・・」

「一体・・・・」

「どこなのよ・」

 三人はメタフィールドに巻き込まれてた。

「キィィィィィィィィィィィィィ」

「シュア」

「「「!!!!!!」」」

 三人が声のする方へ振り向くとそこにはネクサスとペドレオンの姿があった。ネクサスはペドレオンに回し蹴りをしペドレオンを後退させる。近づき攻撃しようとネクサスは接近するがペドレオンは鞭を使いネクサスに攻撃する。

「ヂュア」

 ネクサスはペドレオンにタックルする。ペドレオンはダメージを受ける。だがペドレオンは三人の方を向き火球を放つ。ネクサスは三人をかばう。

「私達を・・・・守ってくれた?」

 ネクサスは片膝を付くが再び立ち上がり、ペドレオンにとび蹴りを喰らわす。だがペドレオンは液状化し姿をくらます。

「一体・・・」

「あの怪物は・・・」

「どこに行ったのよ・・・・」

 ペドレオンはネクサスの後ろに姿を現し、鞭を両手に絡め付け、電撃を流す。

「ジュアアアアアアア、フ、ヘアアアアアアアアアアアア」

 ピコン、ピコン、ピコン、ピコン

 ネクサスのカラータイマーが鳴る。

「なんかあれやばくない。」

 ネクサスはアームドネクサスで鞭を切り裂く。ペドレオンは悲鳴を上げる。

「ギィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ」

 ネクサスは体勢を立て直し、両腕を交差させてL字に広げ、両手をクロスさせ、オーバークロスレイ・シュトロームを放つ。

「シュ、シュ、シュアアアアア、フ、ヘアアアアアアアア」

「キィィィィィィィィィィ」

ペドレオンは消滅する。そしてメタフィールドは解除され、ネクサスは両手をクロスさせて姿を消した。

「なんとか・・・守れた・・・」

 一夏は自分の部屋に戻っていった。

 

説明
IS学園の地下室、千冬はそこで映像を見ていた。そこへ山田先生が来た。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
4536 4389 4
コメント
誤字報告 中枢だ焼き切れて→中枢が焼き切れて 欲に過ぎている→よく似すぎている 何か関係が!→何か関係が? 過程の話→仮定の話 ひとつに集結いた→一つに集結した 人がさすごすぎてさ→人がすごすぎてさ 「その人何のも。」→「その人何者?」 止まっているではない→止まっているのではない 「ところで一夏はどこ。」→「ところで一夏はどこ?」 位置筋の→一筋の 声のするほうを振り込むと→声のする方へ振り向くと(ゴマ煎)
タグ
インフィニット・ストラトス 学園 IS 先生 映像 山田 Metafeeld ネクサス 空間 地下 

ザルバさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com