B★RIS――ブラック★ロックインフィニット・ストラトス――転生して一夏の兄になった一人の男の娘の物語
[全1ページ]

第十三話 フランスからの転校生

 

襲撃事件があった次の日。いつもの時間に起きていつもの時間に朝食食べていつもの時間に教室についていつものようにクラスの人と話す・・・ハズだった。

 

「ねぇ、この間の噂聞いた?」

 

「何?この間のISのこと?」

 

「あーれーは、実験中の機体が暴走したって話でしょ?」

 

「じゃなくて、今月のトーナメントで勝つと・・・」

 

「織斑君のどっちかと付き合えr「僕と一夏がどうかしたの?」うわ!?」

 

「うん!?な、なんでもないよ?ね?」

 

「ねぇ、あの噂ってほんt「バカ!何で本人に聞くのよ!」」

 

うん・・・?最後のほう聞き取れなかったけど・・・。僕と一夏が関係してるのかな?

 

「何の話で盛り上がってたんだ?」

 

「昨日の襲撃事件か今度の学年別トーナメントの話じゃn「席に着け、HRを始めるぞ。」あ、はい。」

 

織斑先生と山田先生が登場。あー今日は何もない平穏な1日だったらいいな〜。最近戦ってばかりだしね。

 

「今日はなんと!転校生を紹介します!」

 

・・・この学園って切り替えが早いね。昨日襲撃事件があったばかりなのに・・・。まさかとは思うけど・・・・・襲撃を想定していたとか?

さて、この時期に転校生って・・・えっと・・・フランスの人だっけ?名前忘れちゃった。

そんなことを考えてると教室のドアが開き、そこから((男|・))((性|・))((用|・))の制服を着た、中性的な顔立ちで金髪の生徒が入ってくる。

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。皆さん、よろしくお願いします。」

 

んー・・・。思い出せない。何処かで聞いたことあるような名前だけど・・・。まぁいいか。これから仲良くすればいいんだし。

 

「お、男?」

 

後ろのほうからそんな声が聞こえてくる。まぁ、ぱっと見ただけじゃ男か女か区別出来ないもんね。

コラ一夏。人の体をそんなジロジロ見るな。男が珍しいからって・・・、傍から見れば変態だぞ。

 

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方が二人居ると聞いて、本国より転入を「キャァァァァァァァァァァァァ!!」え?」

 

ちょ!?今窓ガラスに皹入ったよ!?すごい破壊力だね・・・。

 

「男子!3人目の男子!」

 

「しかもうちのクラス!」

 

「美形、守ってあげたくなる系の!」

 

「騒ぐな!静かにしろ!」

 

「・・・・・・。」

 

さすが織斑先生。一瞬で静まり返った。まぁ、みんな出席簿アタック(一夏命名)は受けたくないもんねぇ・・・・。

 

「今日は2組と合同で、IS実習を行う。各自すぐに着替えて、第2グラウンドに集合。それから織斑、千夏。」

 

「「はい?」」

 

「デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子同士だ。解散!」

 

面倒なこと押し付けられた・・・。まぁ全部一夏に任せればいいよね。

 

「君たちが織斑君?初めまして、僕は「あぁ、いいからいいから。とにかく移動が先だ。」え?」

 

「早くしないと女子が着替え始めちゃうから。僕たち男子は、アリーナの更衣室で着替えるの。実習のたびにこの移動だから、早めに慣れてね。・・・早く男子用の更衣室できないかなぁ・・・。」

 

「う。うん・・・。」

 

「ん?どうした?顔が赤いぞ?熱でもあるのか?」

 

いや・・・。それは一夏が手繋いでるからだろうに・・・。同性とはいえ、知り合ったばかりの人にいきなり手繋がれたらそりゃ赤面するよ・・・。って、やば!

 

「噂の転校生発見!」

 

「しかも織斑君たちと一緒!」

 

・・・厄介なのが着た・・・。いつものように強引に突破してもいいけど今は此処に着たばかりのデュノア君も居るから・・・。

 

「一夏!こっち!」

 

「おう!」

 

「え?え?え?」

 

ひとつだけ女子が居ない道を発見。そこから走ってアリーナまで行って急いで着替えて急いでグラウンドまで行けば何とか間に合う・・・と思う。

 

「何でみんな騒いでるの?」

 

「・・・そりゃぁ、ISを扱える男子は俺たちだけしか居ないからだろ。」

 

「あ、あぁうん。そうだね。・・・でも君は女j「後でぶっ飛ばしてもいい?」・・・ごめん。」

 

何でいつもみんな僕を女だと思うわけさ!僕は男だぁぁぁ!!!

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アリーナ 更衣室

 

「な、何とか振り切ったみたいだな・・・。」

 

「み、みたいだね・・・。」

 

「ごめんね、いきなり迷惑かけちゃって。」

 

「いいって。それより助かったよ。学園に男1人はつらいからな・・・。」

 

「一夏も僕を女扱いしてるのか・・・。グラウンドに出たらすぐにロックキャノンでぶっ飛ばすよ?」

 

「じょ、冗談だって千夏兄・・・。」

 

「そんなにつらいの?」

 

「そりゃぁ・・・。同性が少なかったらつらいよねぇ・・・。あぁ、自己紹介してなかったっけ?僕は織斑千夏。一応この馬鹿の兄です。千夏って呼んでね。」

 

「酷くねぇか千夏兄!俺は織斑一夏。一夏って呼んでくれ。」

 

「うん、よろしく千夏、一夏。僕のことはシャルルでいいよ。」

 

「よろしくな。そういえば千夏兄とシャルルって声似てるよな。」

 

「「そうかな?」」

 

「息ピッタリじゃんか・・・。間違えそうで怖いわ。・・・うわ!時間やべぇな!すぐに着替えようぜ。」

 

「うわ!」

 

「ん?どしたの?」

 

「早くしないと遅れるぞ。うちの担任は、そりゃ時間に五月蝿い人d「後で織斑先生に伝えておくね?一夏がそう言ってたって♪」やめてくれ千夏兄!」

 

「冗談だって。僕は着替える必要ないから先に行ってるね。シャルルはともかく、一夏は遅れたら織斑先生の出席簿アタックが待ってるよ。」

 

お先にー。と言い残して先にグラウンドへ。実習のときって大抵専用機持ちがパシリに使われるから余り好きじゃないんだよね・・・。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

かなり時は進んで授業中。

山田先生{ラファール・リヴァイヴ}VSセシリア{ブルー・ティアーズ}&鈴{甲龍}で模擬戦やってたけどあっさり負けました。セシリアと鈴が。

なんていうか・・・チームワークがメチャクチャだった。途中でぶつかるし誤射するし。

 

「これでお前らも、教員の実力は分かっただろう。以後は敬意をもって接するように。次に、グループになって実習を行う。リーダーは専用機持ちがやること。では分かれろ!」

 

ほらパシリに使われた・・・。そもそもB★RSは普通のISじゃないから僕がリーダーやっても意味ないと思うんだけど・・・。

・・・あれ?まだ数秒しか経ってないのにもうこんなに人が!?・・・しかもみんな男子に集中しすぎでしょ・・・。セシリアや鈴のところにも行ってあげてよ・・・。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

少年少女実習中

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

途中で一夏のお姫様抱っこ事件があったけど織斑先生と僕で沈静化した。・・・というか、僕がB★RS展開してロックキャノン2つとロックビット4つ出したら皆黙った。(勿論展開許可は織斑先生にもらった)

なんでだろ?

 

そんなわけで (どんなわけで?)ただいま昼休み。屋上で皆と食事してます。何か・・・箒がすごく不機嫌そうな顔だしセシリア、鈴と睨み合ってるし。何これ怖い。

 

ちなみにさっき山田先生から聞いたけど、シャルルは僕と同じ部屋らしい。やっとルームメイトが・・・!一人は寂しいからね・・・。

そして現在セシリアの弁当に入っていたサンドイッチもらって食べてます。

 

「じゃぁ、いただきまーす。・・・・ッ!?」

 

何これ!泥の味がする!いや泥食べたことないけど!そんな感じの味がする!

 

「せ、セシリア・・・これ、何入れたの・・・?」

 

「えっと、{自主規制}や{書けないよ!}ですわ?どうですか?」

 

「う、うん・・・。おいしいよ・・・。」

 

お世辞でも美味しいとはいえないが、不味いと言ったら本人落ち込むだろうし・・・そのままにしとこう。

 

・・・う、見てられない。一夏と箒がはい、あーんしているとこなんて見てられない・・・。

ちょ、鈴、セシリア、落ち着いて!い、一夏!逃げろーー!

説明
移転疲れた

総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
2489 2394 4
コメント
>>七曜七世さん  あ・・・。すみません。前話の「後どれだけ叫べばいいのだろう」はにじファンで2話に分けて投稿したので、直すのを忘れていました。 ご指摘ありがとうございます。(蜩)
あれ?13話は?(七曜七世)
タグ
B★RS ブラック★ロックシューター IS インフィニット・ストラトス 

蜩さんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com