■27話 克服■ 真・恋姫†無双〜旅の始まり〜 |
■27話 張遼、華雄の想い
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どうしてだ……どうしてあいつのことが頭に浮かんでしまうんだ!
華雄は帰ってきてから寝台の上でずっと思い悩んでいた。その間皆に熱があるんじゃないかと心配されたが、武人たるもの風邪に負けてはいけないと常日頃から考えている華雄としては冗談ではないという気持ちが大きい。
だからこれが風邪なはずがないとは思うのだけれどちょっと頭が熱くなってきているのは否めない。前も似たようなことがあったがその時もあいつ、紀霊が絡んでいた。
全部あいつが悪いのだ。私をここまで悩ませるあいつが悪いと愚痴を呟く。
そもそも卑怯ではないか。私よりも全てが勝っている……それなのに弱さを見せる、一体お前は何なのだと問いたい。
大体今の私が勝てないことなんてわかっているのだ。
でもなぜか、初めて会ったあの日から私の中のもやもやが大きくなっていって、あいつにだけは負けたくないという感情が胸のうちに溢れてどうしようもない。
そして歌うあいつを見てもっと負けたくないという思いが強くなってしまった。
あの時もずっともやもやしていた、しかも知らず知らずのうちに涙が出ていた。
恐らく私はあの時もあいつに負けたのだ。
それが何かはわからないけれど、きっと負けた。もうどれほど負けが込んでいるのか自分でも分からない。それでも負けたくないのだ。
だから今日もあいつに挑戦しよう。
私は勝つまでやめない、私のもやもやが晴れるまでやめないぞ。
ッハ! そうか……そうだ。私は何を弱気になっていたのだ。しかも相手は結婚相手だ、私があいつのことを考えるのも道理ではないか。
もう答えは出ていたのではないか、勝つまで挑戦することをやめなければいいのだ。どうせ一生一緒なのだからいつでも挑戦できるし、最後に勝つのはきっと私なのだから。
そうと決まれば話は早い、さっそくあいつの下へ向かうとしよう。
そうして華雄は寝台から立ち上がり足早に紀霊の下へと向かうのだった。
◇◇◇◇
最近紀霊の事を何もわかっていないと良く思い知らされる。
最初はただ強いだけかと思った。十分それでも魅力的だしそれだけ知っておけばいいとも思った。
けれど次ぎ見た時は想像出来なかった厳しさと優しさがあった。
戦場で助けられた時不覚にもドキッとしてしまったし、最後に見た森で見た時は儚さと覚悟。
ウチも戦場にでとるからにはそれなりに覚悟っちゅうもんをしとるけど、紀霊のアレは純粋すぎた。
紀霊は仲間を悼んでいる中敵をも悼んでいた。どうしようもないお人よしで、それを背負えるだけの器を死者へ覚悟として魅せつけていた。
いや、死者だけではない。あの光景を目にした者を一様に魅せられていた。
こぼれる血はまるで涙のようで、辺りを舞う蛍が魂のようで、下へと落ちる花びらが儚い命の様で……。
あれはきっと忘れろと言う方が無理な光景。とてもこの世のものとは思えなかった。
あれを思い出すたびに考えてしまう。あの兵士の代わりにウチがいなくなったらあんな風に心から泣いてくれるんやろか? と
そして何でこんな事考えてんねんと似合わない考えに頭をくしゃくしゃとかき回し溜息をつく。
「ウチは死なんし、それが紀霊のためやろうが……って自分のためやろ!」
自分自身の思考回路がおかしくなっていることに自分でツッコミを入れて虚しくなる。最近こういった独り言が増えてしまっている気がする。
そもそもウチがなんでこんな悩まなあかんねん、紀霊があんなの見せるからあかんのや。
大体ウチが何考えたって紀霊に聞かない事にはなにもわからんやろ、しかも何でさっきから紀霊のことばかり考えとるんや。
いつもなら酒さえあればそれでええのに、もう面倒くさなってきた。
よし! 決めたで……紀霊と顔あわせて確かめたる!
そして今のモヤモヤを晴らしたる。
そう決意して張遼は自分の部屋を出て、紀霊のいるであろう場所を目指して歩き始めた。
◇◇◇◇
「ふぅ…………」
夢にうなされて起きてすぐに溜息を吐いてしまう自分に苦笑する。
ダメだな、こんなことじゃ死んだ奴らに申し訳が立たないとは思うけれどやはり心は思う様にコントロール出来ない。
それに俺なりのあいつらへ出来ることをしたはずだが自分の中での整理はまだついていないみたいだ。
俺が出来る俺の最善をやるべきだというのに何という体たらくだと憤慨しても1人ではどうしようもない、今自分の状況を改善するには荒療治が必要だとしか思えない。
そう思い立ち調練場へと向かう。
「今日は一人きりか……」
遠征から帰ってきたばかりで皆疲れているのだろう。おかげで今日この日を見られなくて済むと思えばありがたいが、やはり誰かに居て貰わないと乗り越えられるとも思えない。
正直今震えているところは誰にも見られたくないが自分自身で震えを抑えられるかといえばそうでもない。
刀を抜こうと思って鞘を掴んだだけでも震えが大きくなってしまう。
どんな武器を握っても同じように仲間を殺した感触がリアルに蘇ってくるのだ。
俺はこんなにも弱いのか……まだ俺に命を捧げてくれた彼の方がずっと強いではないかと自問自答してしまう。
その彼を糧としたんじゃないのか、糧にしたのなら出来るはずだ。刀を取るんだと言い聞かせ刀を抜く。
目の前の敵を殺せ
明日のために殺せ
平和のために殺せ
仲間の命を奪った報いのために殺せ
他人の命を奪った償いのために殺せ
殺して殺して殺せ
「ぅ゛あ゛ぁぁあ゛ああああああああ゛ああああ!」
自分自身に暗示をかける様に脳内で反復してイメージを叩き込み震える体を叫びを持って律する。
けれど抜いた刀は無造作に振りまわされ。ただ逃げ出したくて、でも逃げられないこの状況にまるで嘆いているかのように、駄々っ子のように暴れてしまう。
心の中がぐちゃぐちゃで油断してしまえばすぐに自分が壊れてしまいそうだ。
抗う。彼のために、他人のために、これから殺すもののために。
自分を落ち着かせる為に森での決意を再度心に刻み込む。
俺の中に殺した者達がいる。そして俺の中から世界を見るのだ。
……そう、これは呪いだ。俺が殺した者たちの呪いが俺を苦しめているに過ぎない。
これ以上の醜態はさらせない。
大きく深呼吸して刀を構え、振る。
震えを抑えるために、悲しみを振り払うように、ただひたすらに死んでいった物の数だけ一振りずつ丁寧に振り、落ち着きを取り戻していく。
どれくらいそうしていただろうか調練場に二つの気配が近づいてくるのがわかった。
念のため自分がおかしくないか確認する。
よし、大丈夫だと確信を得た所で2つの影が調練場に飛び込んできた。
「「紀霊!」」
二人の声に反応して振り向くとそこには張遼と華雄が立っていた。
「ん? 何?」
平静を保って尋ねる。
「私と」
「ウチと」
「「勝負しろ!」」
これは丁度いいのだろうか? 今戦えばボロを確実に出してしまうだろうが経験豊富な華雄と張遼なら何かアドバイスをくれるかもしれない。
荒療治も必要だと自分で思っていたし、ここは受けよう。
「わかった。相手をしよう」
◇◇◇◇
まさか紀霊の部屋にいったら華雄がおるとは思わんかった。
「張遼か、なぜここに?」
「華雄こそなんでここにおるんや?」
「それはもちろん紀霊に用事があるからだ」
「ウチも紀霊に用事があるねん」
ムッとして華雄が睨みつけてきたがこちらも負けじと睨み返す。普通なら笑って受け流せるはずなのにどうやら本格的に自分はおかしいらしい。
「私が先にここにきたのだから私が先だ」
「そんなの関係あらへん、ウチかて急ぎなんや」
「私とてそれは同じだ」
バチバチと両者の間で火花が飛び散る。
「ええわ、ならどっちが先に紀霊と用事を済ませるか勝負で決めようやないか」
「ああ、構わんぞ。私が勝つことは決まっているのだからな」
その言葉を聴いてニヤリと笑う。相変わらず自信たっぷりの華雄はあの出来事からまだ何も学んでいないらしい。
「言ったで? その言葉忘れるんやないで?」
「私に二言はないぞ!」
「ほんなら、調練場まで行くで」
そういってさっさと調練場へと向かいだす張遼、それを華雄が怒りながら追っていく。
二人はどちらが先に着くか競いながら調練場へと行くとそこには紀霊がいた。
「「紀霊!」」
紀霊の姿を見つけた二人は先ほどまで話に出ていた勝負の事などすぐに吹っ飛んだ。
「私と」
「ウチと」
「「勝負しろ!」」
紀霊は何処か決意の満ちた目でこちらを見やると首肯した。
「わかった。相手をしよう」
その言葉は短いながらも言い知れぬ気迫があった。
◇◇◇◇
「それじゃあどっちから勝負する?」
「ウチや!」
「私だ!」
どちらも譲らない張遼と華雄、二人の間に火花が散っているように見えるのは果たして俺の気のせいなのだろうか。
それはさておきどうしたものか、出来ることなら一対一が好ましい。
正直今は体がちゃんということを聞いてくれなさそうだしリハビリ程度に一人ずつ相手に出来るとうれしい限りだ。となると問題は誰と先に戦うかなんだけど……
「決まらないなら二人一緒に戦えばいいのです!」
誰か来ていることはわかったがまさかのそんな発言しなくてもいいじゃないかと新たな闖入者にジト目を向ける。それを気にした様子も無く胸を張ってまるで自分のことであるかのように言い放つ。
「時雨殿はねねの友達なのです! それに恋殿に1度ですが勝ったのですよ? お前達など一人だと相手にならないのです!」
痛い。
友達発言は正直言って嬉しいよ? 嬉しいけどさ……それは今言ったら駄目だろ!
「なるほど……」
「確かにそうやな……」
そして納得し無いで欲しい。もっと1人で十分だ! とか言ってかかってきて欲しい。華雄さん、それでいいんですか? いつもの正々堂々は一体どこへ……?
「いや、恋に勝てたのは運によるところが大きい! だからさ一人ずつがいいなーなんて思っているのですが」
「ウチらは恋に運だけで勝てるとは思ってないで?」
「その通りだ」
かすかな抵抗は無残にも切り捨てられてしまった。
こういうときだけばっちり意見をあわせるなんて卑怯だ。そして華雄、お前は何でこんなときだけおとなしい。まさか学んだの? 一人じゃ俺に勝てないって……何もそんなこと学ばなくてもいいのに。
「わかった……俺も男だ」
「さすが紀霊、話がわかっとるやないか!」
「うむ、さすが私が認めた……だ」
張遼は嬉しそうに偃月刀を構え、華雄は何故かだんだん声が小さくなり、珍しい事に静かに戦斧を構えた。
俺も2振りの小刀をそれぞれ構えて対峙する。
「ほないくで! っせやぁぁああああああ」
早速突っ込んでくる張遼を避けようとするもやはり思うように体が動かない。おかげでまだ一人しか相手取っていないというのに防戦一方である。
「どうしたんや! そんなもんやないやろっ」
そりゃ本当ならこんな鈍い動きなんてしないけど、いつもみたいに動けないのだから仕方ない。どうやらトラウマになっているらしく相手に武器を向けることも少なからず抵抗があるのだ。
ガキンッと音を鳴らして小刀で張遼の偃月刀を受けとめる。
「こちらもいくぞ、でやぁぁああああ!」
やっと動きの硬さが取れてきたかと思えば華雄の参戦である。さっきまでの様にもうしばらく静かに静観しててくれれば良かったのに。
「あの変な技は使わないのか?」
何も仕掛けてこない俺に疑問を持ったのか華雄が問いかけてくる。そんなこと言われなくても使えるなら使ってやるさと言いたい。でもいまはまだ十全ではない以上技も満足には使えない。
「なんや、ウチらをそこまでなめとんのか?」
何も答えず、そして相変わらず何も仕掛けないのを馬鹿にしたと受け取ったのだろう。顔に僅かばかりの怒りを滲ませて張遼が偃月刀を振ってくる。
「そんなことはない、でも正直今はコレが限界だ」
「なるほどな……」
自分への皮肉のつもりで呟いたというのにどうやら張遼に聞きとがめられてしまったらしく、顔には先ほどと打って変わって理解の色が見え隠れしている。
伊達に場数は踏んでいないという事だろうか、こういった兵を何度か見たことがあるのかもしれない。
「ん? どうしたのだ?」
「なんならやめようか? まだ引きずってんのやろ?」
場数は華雄同じだけあると思うのだが、どうしてこんなに鈍いんだろうか。いや、張遼が鋭すぎるともいえる。どうやったらこんな的確に確信を付いてこられるのか俺にはさっぱりわからない。
相手にそれを理解されたといっても今はとにかく打ち合うしかない。慣れるしかない。
荒療治ではあるしもしかしたらもっと酷くなって立ち直れないかもしれない。それでも俺は進むしかないのだから。
「だからこそだ。今の俺に遠慮しないでどんどん打ち込んできてくれ……それが俺の覚悟だから」
「そ、そんな顔で言わんでもわかっとるわ……ちょっとドキっとしたやないか」
なにか下を向きながら指をあわせてつんつんする張遼、今可愛さを全力で出されても困ります。もしかしてこんな可愛い私を攻撃してみろといいたいのだろうか?
「ん? なんだかわからんが全力で当たればいいのだろう? ならばいくぞ」
あまり難しいことの考えられない上に全く空気の読めない華雄に今だけは感謝したいと思う。
一合一合打ち合う中で強張る身体を無理やり動かして華雄の繰り出す斬撃に対処する。
「そんなら、ウチも容赦せえへん!」
何かから目が覚めたようにそういって張遼は鋭い攻撃を繰り出してくる。二つの小刀を駆使してどうにか防ぐがさすがに厳しい。
「こっちもいるぞ!」
やっと防ぎきったと思ったら華雄の切り込み……これはきつすぎる。
一旦後ろに飛んで距離を稼ごうとしてもすぐに詰めてくる二人。
思わずコレは死ぬかもしれん。と本気で思ってしまった。
◇◇◇◇
三人でしばらく斬りあいを続けているが、あれからどれほどたっただろうか。
既に俺の身体はあの忌まわしい感触、体の強張りから開放されつつある。いや、もうほとんど影響がないといってもいいかもしれない。
それもこれも皆張遼と華雄のおかげだ。
だからこそ戦場に出ても迷惑をかけないように確認するために、そして俺の為に本気で打ちかかってきてくれた二人に感謝の意をこめて、本気を出そうと思った。
「そろそろ動けるから……本気で行くよ」
「上等や!」
「ふんっ」
一度二人から距離をとり、一瞬で全身と武器に気を張り巡らせていく。
相手を殺す気で行かなければリハビリにならない。そして紀霊隊を率いて戦場に立つことも出来はしない。
全力で……殺す!
「ッシ、ッハ!」
素早く重い斬撃を二人に見舞うが寸前で何処か止まってしまい、威力が半減してしまう。
「っくぅ! やっぱりええわ」
「これがお前の本気か、前の方が強かったんじゃないのか?」
それでも張遼と華雄には十分のようだ。それにしても華雄が強がりを言うのは癖かわからんがなんだか偉そうだ。今度こそ本気の一撃をお見舞いしてやろうと思う。
膨大な量の殺気を放ち、大気がビリビリと震え出す。空気がどんよりと重くなり命を賭す戦場の雰囲気へと作りかえられていく。
どんどん体に力がみなぎってくるのがわかる。いつもよりも調子が良いぐらいかもしれない……力の源はなんだろうか。
自分が今抱いている感情を自分で把握することは出来ないが何かが俺を動かしている。
俺の中の奴らがこんな体たらくを許していないのかもしれない。俺たちを殺したならその分頑張れと背中を押してくれているのかもしれない。
そう考えると可笑しくなってしまう、さっきまでのネガティブな考えもポジティブな今の考えも結局は俺次第でどうとでもなるのだから。
「ククク、ハハハハハッ! なら本気の一撃止めてみろ!」
狂ったように笑いを上げ、相対したことを後悔させる為の一撃を作り上げていく。
刀を、己を回転させ、威力を底上げしていき暴風となる。
俺が背負ったものは俺の動きを止めるほど重い。けれどその重さを力に変えれば俺はもっと高みを目指せる。
死んでいったものたちの為にもっともっと強くなれる。
命の重みを、悲しみの切れぬ連鎖を刀に纏わせて回転させていく。
「ちょ、これはやばいんちゃう?」
「う、うむ……なんだかおかしい気がする」
俺はもう立ち止まらない、とどまる事を許されはしない。死をもたらすために死を背負っているのだから止まれるわけもないじゃないか。
「いくぞ! 受け止めて見せろ!」
張遼と華雄は全力で俺の一撃を避けた。
そして二人のいた場所には恋と戦った時に出来た亀裂よりも深く、大きな亀裂が走っていた。
「ちょ、まじかいな。こんなのありなんか?」
「まさかこれほどとは……」
一撃の結果を見て俺は自分が吹っ切れたことに満足した。
これからは殺した奴、これから殺す奴の分までさらに励もうと思う。そして今まで以上に仲間を殺されないように仲間にも厳しく行こうと決意した。
「二人ともありがとう。おかげで復帰できた」
そういって心のそこから笑み浮かべて礼を言う。
「っな……卑怯やんそんな顔されたらなにも言えないやん」
「その、なんだ。助けになれたのならそれでいい……」
なんだかほのかに頬を赤くした二人が可愛くて、こんなことに付き合せてしまった礼も兼ねて久々に二人を撫でる。
途端に顔を下に向ける二人を見て疑問符を浮かべたものの、まあいいかとそのまま撫でる。
「これはあかん……ほんまにあかんて」
「なんだかまだ胸がもやもやする……今度は負けんぞ」
なんだか二人が小声で喋っているが今はとにかく嬉しくて聞き耳を立てる余裕がなかった為に聞き逃してしまった。
「ねね、お前も提案してくれてありがとな!」
あの時は恨めしかったものの、結果としてよい方向に進めたのだからとねねの近づき、笑顔を浮かべながら撫でる。
「ふ、ふん! ねねと時雨殿は友達なのですからあたりまえなのですっ」
「ははっ、そうか。友達でよかったよ」
今の俺はおかしくなっているのかもしれない、笑いが止まらない。
きっと今はそれでも構わないのだ。今生きている仲間、死んでしまった仲間に出来ることをやるだけだと決め、それを実行するだけの覚悟に体と心がやっと追いついたのだから。
「お腹すいたし食べに行こうか。俺が何か作ってやるよ!」
「それはええな! 酒もあったらついでに飲ませてーなー」
「ふむ、武人たるものきちんと食は取らねばな」
「ねねも恋殿を呼んですぐに向かうのです!」
三者三様の答えをして厨房に向かい以前の様に騒ぐのだった。
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■あとがき■
お久しぶりです。
最近オリジナルの方ばかり気がいって編集を疎かにしてました^^;
少しずつは進めているので気長に待っていただけるとありがたいです。
説明 | ||
編集して再投稿している為以前と内容が違う場合がありますのでご了承お願いします | ||
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コメント | ||
shirou様>張遼と華雄程の実力が無ければ時雨が吹っ切れたと同時に死んでますからねwいやはや2人で良かったです。(竜胆 霧) ふっ切れましたねぇ。何も考えずに体を動かすってのが一番よかったのかもですねぇ。ふっ切れすぎで傷つけなくてよかったw(shirou) |
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