魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第七話 |
フェイトたちとジュエルシードを探し始めて三週間たったがこれといった収穫はない。やっぱりそうそう見つかるもんでもないようだな。
「フェイトが待ってるからさっさと帰ろうよスプリング」
俺が時間を潰す為にちょっと素振りをしているとアルフが歩いてきた。
「そうだな。そんじゃいっちょ開くか」
俺はそう言って次元の歪を開いた。
それよりも何故、アルフが俺をスプリングと言ってきたのは、俺がなのはに出くわした時にばれないようにだ。アルフは俺の事をスプリングと言っているが、フェイトは何故かお兄ちゃんといっている。まあ、実際に義妹がいるから悪い気はしないが、やっぱり慣れん。
「ただいまフェイト」
「おかえり、お兄ちゃん、アルフ」
「ああ。それにしてもまた寝ているのかミナリは・・・」
帰ってきた俺はフェイトにただいまを言うが、俺は気持ちよさそうに寝ているミナリがムカついた。
「おりゃ!」
「うわっ!!」
俺は思いっきりミナリをひっくり返すと縄でぐるぐる巻きにして、逆さにして天井から吊るし上げ、説教の時間と行きましょうか。
「お前は何でここに居て、気持ちよさそうに寝ているんだ?」
俺は笑顔でそう聞くとミナリはもの凄く苦笑いをした。
「俺はお前にもジュエルシードを探せって言ったよな?確かに言ったよな?」
「・・・・・・すみません」
「そうか。サボったんだな。そうかそうか〜。俺的には楽だったはずなんだよな〜」
俺はそろそろ我慢の限界だな〜。
「そろそろ我慢の限界だから、今日の晩飯は飯抜きな」
俺が死刑宣告でミナリはしょんぼりした。
さて、今日はどうだったかフェイトに聞くか。
「今日はどうだった?」
「こっとはそこまで収穫は無かったよお兄ちゃん」
「そうか。こっちも特には無かったな。まあ、アルフが結構頑張ってくれたんだが」
俺はそう言ってキッチンに向かった。
最近はフェイトがたまに料理を手伝ってくれている。そのかいもあってか、フェイトの料理の腕がすごく上がっている。
だから、たまにフェイトが夕食を作ったりしている。
「今日は和食で行くか」
俺は冷蔵庫から食材を取り出して、料理を開始した。
・・・・・・・・・・・・・・・
料理が出来て、リビングに持っていくとミナリとアルフが戯れていた。
最近の二人はこうやって戯れるのが多くなってきたな。やっぱ同じ狼だからか?
「アルフ、フェイト夕食できたぞ」
俺が声を掛けると二人は席に座った。
「・・・・・・・・・・・・」
無言で俺の背中を見るな!怖いからやめてくれ!ミナリ!
「わかったよ。そのかわりちゃんとしろ」
「わかった主!」
ミナリは急いで人型になって席に座った。
「「「「それじゃいただきます」」」」
食事の挨拶を言ってから、食べ始めたが、三十分程度で全員食べ終えた。
なので、食器を洗っているが、珍しくアルフが手伝ってくれている。
「これはどう置けばいいんだい?」
「それは、こうやって水が流れるように置けばいいんだ」
「そうかい。ありがとよ」
「いいよ。それじゃ、終わったことだし。そろそろ俺は定期連絡と行くか」
「もうかい。それにしても定期とか言っといて毎日じゃないかい?」
確かにアルフの言うとおりだな。
俺はアルフに言われた事を整理してみると確かに定期とか言っといて毎日しているな〜。まあ、それぐらいしとかないと瀬戸奈が暴れそうだしな〜。
「まあ、仕方ないさ。俺の家族は結構大変なんだよ。まあ、そっちに比べたらマシな方だよ」
「そうだね。しかし、プレシアはあんたがこっちに来てから、無理な事を言わなくなったね。何かしたのかい?」
アルフがそう聞いてきた。確かにプレシアからフェイトに対する無理な命令というかなんと言うか、それが来ない。
原作じゃ、どうなってんだろうか?
まあ、それは置いといて。
「んじゃ、今から通信つなげるか。アルフも喋るか?」
「そうだね。アタシはここで見とくよ。話しかけられたら喋るさ」
「そうかい。それじゃ、アイリ頼む」
『了解。それじゃ、繋げるよ〜』
アイリがそう言った瞬間、モニターが現れてそこには縛られた父さんが居て、その前には瀬戸奈と枝美姉が居た。
「一体何が起こったんだ・・・」
『気にしないでおにぃ。それより後ろに居るその人は?』
瀬戸奈が俺の問いに答え、そしてアルフの事を聞いてきた。
「この子は、今世話になっている子の使い魔だよ。あと、ミナリと一緒で狼だ」
『そう。どうも、おにぃの妹の瀬戸奈です』
「あいよ。あたしはアルフ。よろしくね」
「んでもって、そこで見ている人は俺の姉の一人の枝美姉だ」
『紹介された通り、春兎の姉の枝美です。よろしくねアルフ』
俺が紹介して、枝美姉が改めて自己紹介した。
「ああ。よろしく枝美さn『枝美でいいよアルフ』あいよ枝美」
アルフと枝美姉が、仲良くなったらしいからちょっと話させるか。
「三人とも、ちょっと話してて。俺ちょっとこの子の主人を呼んでくるよ」
『『「あいよ(うん)(わかった)」』』
俺はアイリにそのまま通信を繋げてもらって俺は、フェイトの元に向かった。
最近何だか、色々と原作が違うような気がするけど、まあいいか。
「フェイト。ちょっといいか?」
俺はフェイトの部屋の扉をノックした。
ノックすると中から寝巻きに着替えたフェイトが出て来た。
「何、お兄ちゃん?」
「ああ。実は今な、俺の家族と定期通信していてな。それで、俺の家族を紹介しようと思ってな。大丈夫か今?」
俺がそう言うとフェイトは「うん」と言って俺の後をついて来てくれた。
戻ってみると、アルフ達が盛り上がっていた。すげぇ、この短時間ですごく仲良くなってるよ。
「今戻った。んで、父さんを一回下ろそうか?」
俺はまず、フェイトを三人に紹介する前に枝美姉と瀬戸奈に父さんを下ろすように言った。
二人は嫌々ながら父さんを下ろした。
「さて、何故そうなったのかはそっちに帰ってから聞くとして、この子がアルフの主人のフェイトだ。んで、住む場所を提供してもらっている」
「初めまして。フェイト・テスタロッサです」
『うん。私は瀬戸奈。よろしくフェイトお姉ちゃん』
おや?何故お姉ちゃん?
「主、フェイトはあの子達と同い年じゃぞ」
「えっ?マジで?」
俺がミナリとそう話していると、フェイトとアルフは何のこと?ていう顔をしていた。
いや〜原作知識がないからまったくわかんないや!
だから、瀬戸奈はお姉ちゃんと呼んでいるのか〜。
「そうか。まあ、俺はそろそろ眠いから寝るわ。二人も速く寝ろよ?それじゃもうちょっと話していいから。なら、おやすみ」
俺はそう言って女性同士のほうが話しやすいことがあると思いその場を後にして部屋に行った。
部屋に着いた途端にミナリから念話がきた。
(そういえば、明日物語が始まるぞ主)
(そうか。始まるのか。了解した)
(それじゃ、眠いから私は寝る)
(ああ。おやすみミナリ。明日はちょっと働いてもらうからな)
そう言ってミナリとの念話を切り上げて俺も床についた。
これは明日からもっと忙しくなるな〜
影
「魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜あとがきコーナー!!」
春兎
「やけにテンション高いな。何かいいことでもあったのか?」
影
「いや特に!!」
春兎
「無いのにテンション高いのか!?」
影
「そうなんです!・・・・・・いや、Vividの保存用を買えたことがあった!」
春兎
「保存用?」
影
「同じ本がもう一つあること。まあ、それは置いといてこの物語と一緒にDOGDEAYを書く事になりました」
春兎
「そうなのか。でも、大丈夫なのか?同時進行で?」
影
「大丈夫だと思う。いちよう、この物語は出来たら投稿だったけどこれからは週に二回にして、毎週水曜に、DOGDEAYを投稿しようと思っているから何とかなると思う」
春兎
「そうか。まあ、頑張れよ作者」
影
「はいですよ!頑張って読んでもらえるように努力しながらやるっさ!」
春兎
「それじゃ、そろそろお開きにするか」
影
「ですね」
影
「では、春兎君。次回予告頼むっさ」
春兎
「次回予告といってもただ単純に・・・あるんだ今回は・・・なら読むか。
原作がついに動き出す。春兎はなのは達がユーノと出会うのを見に行き。そして、見届けジュエルシードを集めに向かう。そして、ジュエルシードを集めて戻るとフェイトから提案が・・・それは、楽しい事になるのか。ならないのか。それは、次回のお楽しみ。それでは、魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第八話お楽しみに!」
影
「よく言えました?」
春兎
「何故疑問符・・・・・・」
影
「ゴホン・・・まあそろそろ・・・・・・」
影&春兎
「それでは、また次回!」
影
「これから、カラオケ行かない?」
春兎
「いいな。行こう!」
説明 | ||
今回はちょっとした春兎の家族とフェイトたちが話す場面になっています。 今日中にはDOGDEAYを投稿しようと思っています。 それでは、 魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜始まります |
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コメント | ||
ありがとうございます!クライシスさん!今日中に絶対投稿します!(蒼崎夜深) 続きをHarry up!! 結構面白かったです!(クライシス) |
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