現象起こしの転生者第四十五話
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「「・・・・」」

 

・・・絶賛血の気引きまくり、足がガクガクの神谷零と終創です

さっきのお化け屋敷で広場のほうまで大体五百メートルほど音速で逃げてきました

 

「・・・おい、創」

 

「・・・あんだよ?」

 

問題がありありだ、一番大切なものを忘れた

 

「・・・嫁は?」

 

「あ・・・」

 

「姫ちゃああああああああああああああああああああああん!!」

「ねーちゃあああああああああああああああああああああん!!」

 

「『暴君』『革進』」

「『英雄』『改進』」

 

一気にお化け屋敷まで戻るぞ

嫁が心配だ

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

SIDE神姫

 

「ばぁ」

 

「ひゃああ!!」

「きゃああ!!」

 

怖い・・・こわいよぅ

兄さん、助けてください〜

 

「わあああ!!」

 

「ひゃあああ!!!」

「きゃあああ!!!」

 

出口どこですか〜?迷っちゃいました〜

 

「廻さーん、私・・・もうむりです〜」

 

「私もいっぱいいっぱいなのよ!・・・創〜助けて〜

お姉ちゃん限界・・・」

 

さっきまでいじめたこと謝りますから〜

 

「うえぇ、グス・・・ひっく・・・うく」

 

「姫ちゃん・・・泣かないでぇ・・・うう、私も泣いちゃう・・・」

 

暗い・・・寂しい、兄さんがいないと私はこんなにもだめになっちゃうなんて・・・

廻さん・・・創さんがいなくて寂しいですよね・・・

 

「助けてください・・・」

 

「うぇ?」

 

「兄さん、助けて」

 

「・・・そうだね、創・・・助けて」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

零SIDE

 

「・・・ん!」

 

「・・・見つけたな」

 

音速で移動する

その速度でも全体はまだ探しつくせない

でも・・・聞こえた・・・俺達の姫の声が

助けを求める声が、そして近くにお化け役の従業員の音も

 

「急ぐぞ」

 

「言われなくとも!」

 

距離は七百メートル

お化けまでは残り二秒ほどと推測!

急げ!

 

「・・・いた!」

 

 

 

「ばぁ」

 

「・・・きゃ」

「・・・ひゃ」

 

「・・・?(あれ?さっきの人たちは?)」

 

 

「「・・・大丈夫?」」

 

お姫様抱っこだぜ

姫ちゃんは軽いからすぐ持ち上げられる

 

「あ・・・創」

 

「兄さん・・・」

 

「「ごめんね、お待たせ」」

 

「あ、うえええええええええん」

 

「創・・・待ってたんだからっ

・・・ありがと」

 

やっぱり二人とも女の子だったようだ

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「じゃあ次はどうしようか?」

 

お化け屋敷から出てきた

昼食の前にあと一つ何かに入ろうと言うことになって

今現在会議中だ

 

「ジェットコースター行かない?」

 

「いやメリーゴーランドでも・・・」

 

「どうせだからフリーフォールは?」

 

「俺はフリーフォールに行きたいかな」

 

「じゃあフリーフォールにしましょうか」

 

というわけでフリーフォールになりました

 

 

 

「此処は写真も撮ってくれるらしいな」

 

「そうなんですか?」

 

そう、ここのフリーフォールの周りにある四本の柱

それの一本一本にカメラが付いていて落ちてきたときにパシャっという感じだ

俺的にはこれで姫ちゃんがどんな顔をするのかが楽しみという感じだ

 

「高速で落ちるなんてこといつものことだしな」

 

創との喧嘩では当たり前のことだ

学園の校庭がいつも穴あきなのは墜落したときの衝撃でとかだしな

 

「・・・ふふふ」

「・・・あはは」

 

「創ぇ・・・」

「零・・・」

 

よくやった!!!

 

 

「楽しみねー」

 

「そうですね、とっても高いです」

 

「さっさと乗ろうぜ」

 

「てか何メートルくらいあるんだろうな?」

 

「えっと・・・七十?って書いてありますけど・・・」

 

ん?七十?高いな、ていうか高すぎないか?俺は別に平気だけど・・・まぁいいか

・・・うん高いな、ここは・・・ははははは、人を見下ろすって楽しいなぁとでもいうべきか?

うん、キャラじゃないな

 

「さて、そろそろね」

 

「そうですね、楽しみです」

 

順番は俺姫ちゃん廻さん創の順だ

うーん、さっきから怖がる様子がない

驚いてくれないと創に乗った意味がないんだけどなー

まぁ最終手段もあるし

・・・おそらくあと・・・3・・・2・・・1・・・落下!

おおお!衝撃すげぇ、でも姫ちゃんの反応は普通だ・・・

仕方ない・・・最終手段だ

 

「ちゅ・・・」

 

「え?・・・」

 

 

 

「今すぐ!今すぐ捨ててください!

こんな間抜けな顔見られたくないです!」

 

「いいじゃん姫ちゃん、可愛いいし一枚くらいくれよ!

額縁入れて保護して後生大切にするからな!」

 

「ねーちゃん!頼む、後生だからその写真を諦めてくれないか!?

どうせなら後で好きなだけ俺を弄り倒していいから!」

 

「あら駄目よー、キスで創のこんなポケッとした顔めったに見れないもの

能力で細工して一生大切にさせてもらうわ」

 

「「そんな〜〜〜〜」」

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「「・・・・」」

 

「まだ不機嫌?」

 

「そんなに拗ねないでくれよ」

 

「いやです」

「いやだね」

 

ムー困った、芝生にビニールシート敷いて昼食中だけど全然機嫌が直らないぞ

どうしたら治るか・・・機嫌取りか?

 

「もう・・・しょうがないなぁ創は・・・」

 

「ちょ・・・ねーちゃん、後ろからくっつかないでよ」

 

おお!廻さん攻勢に出たか

てか創、嫁にくっついてもらえるとは羨ましいぞ

俺も姫ちゃんにくっついてもらいたいぞ

 

「・・・ちらっ」

 

「むすー」

 

無理か・・・

 

「ねーいいでしょ?」

 

「・・・良いけど・・・」

 

「んふふー、あーん」

 

「いいよ、食べれる」

 

「いいから、はい、あーん」

 

「・・・あーん」

 

・・・おい創、うらやましいなおい

嫁に食わせてもらって羨ましいぞおい

いいもん!こっちは姫ちゃんにしてもら・・・

 

「・・・むすっ」

 

無理か・・・・

 

「・・・しょぼん・・・」

 

「・・・ちらっ」(そろそろそろ)

 

いいもんいいもん、俺一人で食べるもん!

寂しくなんてないもんね!

 

「・・・もぐもぐ」

 

「・・・」(そろそろそろ)

 

ふん!一人でご飯なんて・・・寂しくないもんね!

悲しくない、今まで何回もあったしね

・・・でも・・・さみしい

 

「・・・」(ぴとっ)

 

「・・・姫ちゃん?」

 

「・・・あーん、です」

 

・・・うん

 

「あーん」

 

「おいしいですか?」

 

「もちろんだよ!」

 

 

「創、次はこれ」

 

「わかったよ・・・」

 

「はむっもぐもぐ・・・ひゃい」

 

「うん・・・あむっ」

 

「「ん・・・ちゅ・・・あむ」」

 

『なんだあそこは!?』

 

『片方口移ししてるぞ!?』

 

『もう片方も口移ししてないのに負けないくらいのイチャラブオーラが・・・』

 

『あのリア充どもめ!俺等は男のムサイ空間なのに!』

 

『・・・最近の若いのは・・・』

 

 

「あーん」

 

「あーん☆」

 

「ねーちゃん、おいしいよ」

 

「ありがと、私もおいしいわ」

 

周りなんてどうでもいいんだ

姫ちゃんとの今のこの空間さえあれば・・・

幸せなこの空間があれば・・・

 

「次どこにするぅ?」

 

「どこにしましょう?」

 

姫ちゃんは俺の膝の上だぜ

創は廻さんの膝枕だ

 

「じゃあ次こそジェットコースター行かない?」

 

「いいとも」

 

「わかりました」

 

「ねーちゃんが決めたことならそれでいいよ」

 

 

説明
神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

※注意※
めだかボックスの二次創作です
キャラ崩壊するかもです
作者は分が苦手です
俺TUEEEE系です
自分的解釈もあります

上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします
構わないという方はよろしくお願いします
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タグ
神様がヒロイン 主人公最強 チート めだかボックス 

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