IS-インフィニットストラトス ネクサス 諦めるなーDon't give up.ー |
「ボーデヴィッヒ。」
「教官!」
「一体何をする気だ。」
「決まっています。あの怪物に攻撃を・・・」
「ダメだ!」
「何故です!何故なのです教官!」
「今この状況でお前を勝手に出すわけにはいかん。この場では私は教師だ。生徒の安全を守るのが私の務めだからだ。命令だ、戦闘に出るな!」
「わかりました。」
「よし。なら私とモニタールームに来い。」
学園外れの森、バグバズンは地中から姿を現した。
「キャオオオオオオン」
「またあのビースト。」「背中の傷は治ってるみたい。」「この短期間で回復したとでも言うの!」
「皆さん、落ち着いてください。」
「「「山田先生!」」」
「今私達にできることはあの怪獣に攻撃し、少しでも被害を防ぐことです。皆さん、攻撃態勢に入ってください。」
「「「了解。」」」
山田先生と教員はバグバズンに攻撃するが効果がない。バグバズンは触手を使い山田先生を捕らえる。
「きゃあああああああ!」
「山田先生!」「今助けます。」
教員たちは触手に向けて攻撃するがバグバズンは山田先生を放す気配はない。バグバズンは山田先生を口へ運ぶ。山田先生は目を瞑り思った。
「(もう・・・・ダメ・・・)」
そのとき
諦めるな
「(・・・・え!今の声どこから・・・・)」
山田先生は目を開けた。そこはバグバズンの口の中ではなかった。そこは光っていた。徐々に光は晴れていき、銀色の手が見える。山田先生はふと上を見上げた。胸に紅いYの文字。そして見覚えのある顔。山田先生はそれの名前を声に出す。
「ウルトラマン!!」
ネクサスは頷き、山田先生を地上に降ろす。ネクサスはバグバズンに向けて構える。
「シュア。」
「キャオオオオン。」
ネクサスはマッハムーブを使いバグバズンの後ろに回り、尻尾を掴み、投げ飛ばす。
「ギィオオオオン。」
ネクサスはジャンプしペドレオンに踵落としを喰らわす。
「ギェオオオオン。」
ネクサスはバグバズンに近づくが、バグバズンは急に立ち上がりネクサスに頭突きを喰らわす。
「シュアアア。」
「キィオオオオン。」
バグバズンは羽を広げて上昇する。
「逃げる気!?」「逃がさない!」
教員たちはバグバズンを追う。ネクサスは立ち上がり、空を飛び、バグバズンを追う。飛行途中にネクサスは左手を胸にかざし、ジュネッスに変わる。ネクサスはメタフィールドをバグバズンの前に放つ。バグバズンは驚くが時既に遅し。バグバズンはメタフィールド内に入る。ネクサスも入り、メタフィールドは消える。
「またあのときの!」「どこに消えたの!?」
教員たちはあちこち見て探すがどこにも見当たらない。そのとき、ネクサスがメタフィールドから出てくる。ネクサスは両手をクロスさせて光となり姿を消した。
「ウルトラマンが・・・・助けてくれた・・・」
山田先生はその場に座り込んでいた。
バグバズンの騒ぎから時はあっという間に流れて学年別トーナメント当日。一夏とシャルルは対戦相手を見て呟いた。
「まさか初戦で・・・」
「手間が省ける。」
モニターにはこう表示されていた。
学年別トーナメント一年生の部一回戦
織斑一夏 シャルル・デュノア×ラウラ・ボーデヴィッヒ 篠ノ之箒
説明 | ||
地中から現れたバグバズン。教員達は応戦するが・・・ | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
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コメント | ||
誤字報告 私の務め。だからだ。→私の務めだからだ。 離す→放す(意味合いが違う) 大戦相手→対戦相手(ゴマ煎) | ||
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インフィニット・ストラトス IS インフィニットストラトス バグバズン 地中 教員 Don ネクサス give | ||
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