IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 全力で叩きのめすーIt knocks down with might and main.ー |
「一回戦で当たるとはな。待つ手間が省けたというものだ。」
「そりゃなによりだ。こっちも同じ気持ちだ。」
試合開始まで5・・4・・3・・2・・1、試合開始。
「「全力で叩きのめす。」」
一夏はマッハムーブで近づき、雪片を叩き込むがラウラはプラズマ手刀で受け止める。が、ラウラは苦い顔をしていた。
「開戦直後に先制攻撃か。わかりやすいが・・・これはさすがにきついな。」
「嘘吐け。」
一夏の後ろからシャルルが飛翔してハンドガンを撃つ。
「くっ。」
ラウラは後退し、箒が先攻してくる。
「私を忘れてもらっては困る。」
箒の打鉄の攻撃を一夏は受け、剣筋に沿って接近する。一夏は箒のブレードを弾き飛ばす。シャルルが後方で援護射撃をしようとした瞬間、突如箒にラウラのワイヤーが巻き付き、箒はその場から退かされる。
「何をする。」
「邪魔だ。」
ラウラは一夏に接近しプラズマ手刀で攻撃する。一夏はそれをアームドネクサスで捌く。
モニタールーム。千冬、山田先生、セシリア、鈴はそこにいた。
「今のは・・・・」
「うん。助けたんじゃなくて本当に退けてたわね。」
「全く。あのバカモノは・・・」
「でも織斑君の戦闘スタイル変ですよね。」
「確かにな。シャルルの射撃スタイルに対し一夏の場合は剣道と格闘スタイル。それに動きも違う。」
「確かにそうですわ。あの腕使いから見ても一夏さんの動きは三手先を見ていますわ。」
「それにかなりのバトル慣れをしてる。」
「それにコンボもいい。一夏は接近、シャルルは遠距離とバランスが取れている。」
「ええ、そうですね。」
一同頷いた。
「シャルル、箒の相手を頼めるか。」
「わかった。」
シャルルは箒に接近し両手にショットガンを持ち連射する。
「相手が一夏じゃなくてごめんね。」
「!なめるな。」
「ふっ。貴様、まさか1人で戦う気か。」
「ああ、そうだ!」
「愚かな。ならここで消えてもらう!」
ラウラはワイヤーを六つ出し、一夏に向けて放つ。一夏は急上昇し回避しつつもワイヤーを三つ切る。ラウラはレールカノンを一夏にむけて放つ。一夏はパーティクル・フェザーを使い相殺する。一夏はマッハムーブでラウラの後ろに立つ。ラウラが振り向いた瞬間一夏は右パンチをラウラに喰らわせる。ラウラは吹っ飛ぶ。そこへシャルルが来た。
「一夏。」
「シャルル、終わったか。」
「うん。あそこに。」
シャルルが指差す方向にはシールドエネルギーがゼロになった打鉄と箒の姿があった。
「くっ、ここまでか・・・・」
「(箒は専用機を持っていないというハンデがあるから仕方ないか・・・)」
「貴様・・余裕だな。」
「そう見えるか?」
「ふん!」
「なら見せてやるよ、俺達のコンビネーションを。」
「笑わせてくれる。」
ラウラはレールカノンを放つ。それをシャルルがシールドで防ぐ。一夏はジャンプしてパーティクル・フェザーを連射する。ラウラは回避しようとするが間に合わず、AICを使う。そこへシャルルのアサルトライフルが放たれる。ラウラはダメージを喰らう。
「っ!シャルル、ラウラに接近するから援護を!」
「わかった。」
一夏はラウラに近づき雪片を振りかざすがAICで動きを止められる。シャルルは後方からラウラにアサルトライフルを放つ。ラウラは喰らう。
「あいつ、AICの致命的な弱点に気がついたな。」
「致命的な弱点?」
「AICは操縦者が集中的に意識したものだけを止められるがそれ以外はできない。」
「まさか一夏さんが予測してたことが当たるなんて・・」
「あいつ・・・本当に何者よ・・」
「どういうことですか?」
「一夏さん、私たちにこう聞いたんです。『あのISはAICを使うときに必ず対象物を見るのか?』と。」
「つまりあいつはお前達の戦闘を見ていてその仮説にたどり着いたと・・」
「はい。」
「あいつは一体どんな頭をしてるんだ・・・」
一同頷く。
ラウラは残った三つのワイヤーを使い一夏の両足と左腕の動きを抑えていた。
「くそっ。」
「甘かったな。」
ドンッ
「何だと!」
シャルルが援護射撃をしてきた。
「このっ!」
ラウラはレールカノンをシャルルに向けようとするが
ガキンッ
「何!」
レールカノンの方を向くとそこには一夏がセービングビュートでレールカノンを引っ張っていた。
「忘れたか・・・俺達は二人なんだぜ。シャルル。」
「うん。」
シャルルはラウラにわずか一秒で近づく。
「『瞬間加速』!資料にはなかったぞ!」
「今使ったからね。」
シャルルは盾に隠してあった奥の手を使う。
「この距離ならはずさないよ。」
「!『盾殺し』!」
「ぐああああああ!」
シャルルの盾殺しはラウラのISに命中する。その攻撃により一夏は開放される。その時、ラウラに異変が起こった。
説明 | ||
初戦であたることになった一夏。ラウラとの戦いの火蓋が切って落とされる。 | ||
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コメント | ||
誤字報告 前書きにて 起こされる→落とされる 本文にて マッハムーブを近づき→マッハムーブで近づき 「嘘付け。」→「嘘吐け。」 先攻してくるしてくる→先攻してくる 三つ切りる→三つ切る 振る向いた瞬間→振り向いた瞬間 ブランクがあるから→ハンデがあるから 仮定にたどり着いたと→仮説にたどり着いたと(ゴマ煎) | ||
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