魔法少女と竜と漆黒の狂戦士と StrikerS編 第四話
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     レリックを無事に回収することが出来たはやて達は隊舎に戻り、食堂に集まった。そこにはシグナムとヴィータを除いた

     フォワード陣が全員集まっている。

 

 

はやて 「それで、零冶兄ぃ。話を聞かせてくれるんやろ?」

 

 

零冶  「・・・ああ。その前に、その子達にも俺達の過去を話す必要があるだろう?」

 

 

なのは 「うん・・・そうだね。」

 

 

     キャロやスバル達は首を傾げた。そして、零冶達は今まで起きた事を少し省いて話した。

 

 

 

エリオ 「・・・・・。」

 

 

キャロ 「そんな・・・・。」

 

 

ティアナ「なのは隊長達の過去にそんなことが・・・。」

 

 

スバル 「うぅ・・・えっぐ・・・可哀想だよぉ・・・。」

 

 

     あまりの酷い過去にエリオ達は驚愕し、スバルに至っては号泣していた。

 

 

零冶  「まぁ・・・な。」

 

 

なのは 「それで、零冶君。零冶君はどうやってあそこから戻って来れたの?」

 

 

零冶  「ああ、それなんだが・・・・・俺にもよく解らないんだ。」

 

 

フェイト「え?」

 

 

零冶  「あの時、虚数空間に落ちていた際、何か光の様な物が見えてな・・・。どうせ死ぬのなら、ちょっとだけ足掻いて見ようと

     思って光に飛び込んだんだ。そしたら、このミッドチルダの世界に辿り着いたって訳だ。」

 

 

なのは 「そう・・・なんだ。」

 

 

     零冶の説明になのははそう呟いた。

 

 

     だが、はやてとフェイトは怒っていた。

 

 

はやて 「でも!それならなんでもっと早く会いに来てくれへんかったん!?」

 

 

フェイト「そうだよ!!」

 

 

零冶  「・・・すまない。その・・・知らなかったんだ。お前達がここにいるってことを。」

 

 

     だが、零冶は嘘をついた。

 

 

     言える訳が無かった。彼女達を裏切り、傷つけたから会う資格は無いという事を。

 

 

     それを言うと、もしかしたら彼女達が悪いという様な表現になってしまうな気がしたからだ。

 

 

なのは 「・・・・・・・。」

 

 

     だが、なのははそんな零冶をジッと見つめていた。はやてやフェイトも何か引っかかるような感じがしたが、あえて

     此処では言わなかった。

 

 

零冶  「それにしても・・・はやて、立派な地位に就いているじゃないか。自分の部隊を持つなんて凄いぞ?」

 

 

     沈黙に耐えきれなくなり、零冶は話題を変えた。

 

 

はやて 「せやろ?此処まで来るのにけっこう大変やったんやで?」

 

 

なのは 「うん。」

 

 

フェイト「キツかったけど、みんなで頑張ったんだよ?」

 

 

     はやて達も零冶の話に乗った。

 

 

はやて 「それよりも零冶兄ぃ。教官をやってたみたいやけど、いつ管理局に入ったん?」

 

 

零冶  「ああ、4年前からだよ。」

 

 

フェイト「でも、教官止めた後はどうしていたの?」

 

 

零冶  「俺の直接の上司がボース・ブラドー本部長なんだ。その人の所でちょっとな。」

 

 

     そして、零冶がはやて達の質問に答えていると、突然4人組の魔導師が入ってきた。

 

 

シグナム「っ!零冶、生きてたのか!?」

 

 

ヴィータ「零冶!!」

 

 

シャマル「零冶君!」

 

 

ザフィーラ「・・・・零冶。」

 

 

     それはヴォルケンリッター達だった。そして4人が零冶に駆け寄っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・が、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャマル「チェーンバインド!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零冶  「え?」

 

 

     いきなりシャマルに拘束された。そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィータ「零冶ぃいいいいいいいい!!!」

 

 

シグナム「覚悟ぉおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

零冶  「ちょっ!?ま、待っtぎゃあああああああああああ!!!」

 

 

     ヴィータはラケーテンハンマーを、シグナムは紫電一閃で零冶に仕掛けた。

 

 

     その後、執拗に零冶に向かって攻撃を繰り出すシグナムとヴィータ。シャマルはその補佐をし、ザフィーラは

     我関せずであった。

 

 

     そしてそこに残ったのはボロボロになった零冶だった。

 

 

はやて 「あ〜、零冶兄ぃ?生きとる?」

 

 

零冶  「な、なんとか・・・・。」

 

 

     零冶は何とか立ち上がって言った。

 

 

     それでも、手加減無しのラケーテンハンマーと紫電一閃を受け、その後も何度も攻撃を喰らったにも拘わらず、

     立ち上がる零冶はやはり何処かおかしい。

 

 

シグナム「全く、心配を掛けおって!!」

 

 

ヴィータ「自業自得だバカ!あたし達がどれだけ心配したと思っているんだ!!」

 

 

シャマル「そうよ、もぅ!!」

 

 

     お怒りの3人娘。しかし、以外にもザフィーラが止めてくれた。

 

 

ザフィーラ「まぁ・・それぐらいにしてやれ。零冶もそれが解っているから避けなかったんだろう?」

 

 

零冶  「・・・。」

 

 

     そう、零冶はこうなることは解っていた。だから、零冶は簡単に避けられた攻撃を態々受けたのだ。

 

 

キャロ 「(ねぇねぇエリオ君。零冶さんって、今生身で攻撃を受けたよね!?・・・何で立っていられるの!?)」

 

 

エリオ 「(それ、僕も思ってたんだけど・・・・何でだろう?)」

 

 

     一方、エリオとキャロはそんな零冶を見て疑問に思っていた。

 

 

     人間なのか?・・・と。

 

 

零冶  「すまなかった、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ。」

 

 

     零冶がシグナムに謝った後、はやては立ち上がった。

 

 

はやて 「・・・さて、皆も揃った事やし・・・なぁ零冶兄ぃ。皆で模擬戦せぇへんか?」

 

 

なのは 「うん、そうだね!」

 

 

フェイト「私達がどれだけ強くなったか見てもらわないとね。」

 

 

シグナム「む?それなら私も賛成だ。まだ零冶には一度も勝った事がないからな。」

 

 

     話がぶっ飛んでいる上に零冶が返答を待たずに勝手に話が進んでいく。

 

 

キャロ 「え?零冶さんって、シグナム隊長が勝てない程強いんですか!?」

 

 

     キャロがシグナムが勝った事無いのに驚愕した。

 

 

シグナム「ん?ああ、そうだ。一度も勝った事が無い。」

 

 

はやて 「ちゅうか・・・零冶兄ぃが本気出したら・・・。」

 

 

なのは 「私達が束になっても勝てない・・・かな?」

 

 

フェイト「それに零冶の仲間を召喚したら・・・次元航行部隊を全部集めても勝てないかも?」

 

 

キャロ達「嘘ぉ!?」

 

 

     再び驚愕するフォワード陣。

 

 

ティアナ「そ、そんな・・・なのは隊長達が勝てないなんて・・・。」

 

 

零冶  「ちょっと待て、まさかとは思うが・・・全員を相手にするのか?」

 

 

はやて 「?何を当たり前な事を言うん?」

 

 

零冶  「・・・・いや・・・何でもない。」

 

 

     零冶は何か納得はいかなかったが受けることした。

 

 

     そして、海の上にあるシミュレーション場。

 

 

はやて 「そんならルールを確認するで。フィールドは廃墟、内容は零冶兄ぃが好きな場所に隠れて、ウチ等が外から侵入して

     捕縛する事や。勝敗は零冶兄ぃがギブするか、スターズ分隊とライトニング分隊が全滅するかや。」

 

 

     はやてがルール説明する中、零冶は溜息をついていた。

 

 

零冶  「・・・はぁ、ここまでやるか普通?」

 

 

はやて 「それと、零冶兄ぃは召喚してもええけど・・・・自重してな?」

 

 

     はやてが苦笑いで言った。それはそうだ。

 

 

     あの時の決戦のようなモンスターの大行進なんてしたら、周辺が焼け野原になるからだ。

 

 

零冶  「はいはい。」

 

 

はやて 「それじゃ・・・状況開始や!!」

 

 

     そして模擬戦が始まった。

 

 

零冶  「やれやれ・・・・・・その鼻っ柱、へし折ってやるよ。」

 

 

     今回零冶は本気を出すことした。

 

 

     理由は簡単。単に彼女達六課の戦闘力が未知数だからだ。

 

 

     故に零冶はより実践的な方法をとった。

 

 

零冶  「闇よ、世界を包め。」

 

 

     零冶が呟くと空が暗くなり闇が光を遮る。

 

 

     それはまるで月の無い夜のようだった。

 

 

零冶  「さぁ・・・惨劇の始まりだ。」

 

 

     そして零冶は闇夜に溶け込んだ。

 

 

 

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     そして、フォワード陣。

 

 

ティアナ「な、何!?いきなり空が暗くなった!?」

 

 

     零冶が闇の魔法で空が暗くなった事に驚くティアナ。

 

 

はやて 「・・・零冶兄ぃの仕業やな?」

 

 

なのは 「うん、零冶君・・・本気だよ。」

 

 

スバル 「ええ!?これを零冶さんが!?」

 

 

フェイト「うん・・・昔、似たような事をやって私がやられた事があるの。その時はここまで広範囲じゃなかったけど。それよりも

     そろそろ無駄話は止めよ?」

 

 

なのは 「うん、分かった!皆、二手に別れて行くよ!!」

 

 

     なのは達は索敵を優先して2手に別れた。

 

 

     普通の追撃戦なら、コレが正しい。

 

 

     だが、それは相手が兎だったらの話だ。

 

 

     零冶は狩られる兎ではない。それは逆の狩人である虎・・・いや、竜だ。

 

 

     はやて達は昔に比べたら格が違う。だから少しだけ油断した。

 

 

なのは 「((スターズ2|ヴィータ))は私と上空から捜索、((スターズ3|スバル))と((スターズ4|ティアナ))は地上から捜索してね!」

 

 

スバル 「了解!」

 

 

ティアナ「了解!」

 

 

     スバル達は先行していった。

 

 

 

 

     だが、ヴィータはスバル達に先行させたことをなのはに聞いた。

 

 

ヴィータ「なぁ、なのは。先に行かせて良かったのか?」

 

 

なのは 「うん、今回は彼女達に実践での恐怖と零冶君の力を見せてあげたかったの。それがあの子達の為。たぶん、フェイトちゃんも

     同じ事を考えているよ。」

 

 

ヴィータ「・・・そっか。」

 

 

なのは 「でも、模擬戦は本気で勝とうね?」

 

 

     なのははヴィータにウィンクした。

 

 

ヴィータ「へっ!!当たり前ぇだ!アイツにあたし等の強さを見せてやるさ!!」

 

 

     そして2人は零冶を上空から捜索していった。

 

 

 

スバル 「う〜ん・・・一体何処にいるんだろ?」

 

 

ティアナ(スバル!声を出したらダメでしょ!!念話で話なさいよ!!)

 

 

スバル (え?あ!ご、ごめん、ティア!)

 

 

     思わず呟いてしまったスバルを叱りつけるティアナ。

 

 

ティアナ(でも、一体何処に隠れているのかしら?こうも暗くちゃ見つけづらいわね。)

 

 

     ティアナ達は廃ビルに居た。今はそのビルのホールの様な所にいる。

 

 

スバル (ホントだよ。どうにか見つけらr「カタッ」っ!ティア!あっちの部屋から音がしたよ!)

 

 

     スバルはホールの奥にある部屋から物音がしたのが聞こえたようで、そっちに走って行った。

 

 

ティアナ(スバル!?勝手に行ってはダメよ!)

 

 

スバル (平気平気!)

 

 

     だが、スバルはティアナの制止を振り切って部屋に入ってしまった。

 

 

ティアナ「ああもう!!勝手に行ったらやられるのが分からないの!?あのバカ!!」

 

 

     結局、スバルを1人にする訳にもいかないので、ティアナはスバルを追った。

 

 

     そして、部屋に入ると、そこには段ボールが乱雑に置かれていた。どうやら倉庫のようだった。

 

 

ティアナ(スバル!何処にいるの!返事をしなさい!!)

 

 

     だが、スバルの姿は見当たらなかった。だが、足元にティアナは何かがあるのを見つけた。

 

 

ティアナ「・・・?・・・っ!!?スバル!!」

 

 

     それは倒れていたスバルだった。どうやら気絶しているらしい。

 

 

ティアナ「(そんな!?私がスバルを追うまで数秒しか無かったはずよ!?)」

 

 

     ティアナは驚愕した。そして同時に言いしれぬ恐怖を感じた。

 

     

ティアナ「(・・・ダメ。ここにいたらヤられる!!)」

 

 

     ティアナは即座にその部屋から出て、建物の外に出ようとした・・・・が、

 

 

 

 

 

 

 

      カタッ

 

 

 

 

 

 

ティアナ「っ!!?」

 

 

     ティアナは真後ろから物音が聞こえ、足を止めた。だが、それも一瞬。

 

 

     前に跳んで、前転して後方に相棒のクロスミラージュを構えた。

 

 

ティアナ「(・・・いない?)」

 

 

     だが、そこには何も無かった。

 

 

ティアナ「・・・・・・。」

 

 

     ティアナはジッと息を潜めた。

 

 

 

 

 

     カタッ

 

 

 

 

 

 

ティアナ「っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

     また後ろから音が聞こえた。

 

 

     ティアナは咄嗟に後ろへ向き直り、撃った。

 

 

ティアナ「(また・・・・いない。)」

 

 

     再び静寂が訪れる。

 

 

     姿の見えない相手にティアナは恐怖した。

 

 

ティアナ「(何処!?何処にいるのよ!!)」

 

 

     辺りを見回しても気配が全く感じられない。

 

 

ティアナ「・・・っ。」

 

 

     とうとう恐怖に我慢できなくなり、ティアナは出口に向かって走った。

 

 

ティアナ「っ!・・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・ふぅ。」

 

 

     ティアナは外に出てビルに向かって構える。そして何も出てこないのに安心したのか、ティアナは膝に手を当てて

     息を整えていた。

 

 

     だが、

 

 

     ・・・・チャキッ

 

 

ティアナ「っ!!?」

 

 

     突然後ろから武器を構えるような音が聞こえた。

 

 

     ティアナの心臓が跳ね上がる。そして意を決したのか、ゆっくりと後ろを振り返ると・・・

 

 

ティアナ「っ!!」

 

 

     そこには夜天連刃【黒翼】をティアナに向かって振り下ろす零冶がいて、ティアナは悲鳴を上げる間もなく意識が

     そこで途切れた。

 

 

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零冶  「ターゲット排除完了。残りは6・・・か。確かスターズとライトニングメンバーが全滅が勝利条件だったな。やれやれ・・・。」

 

 

     そして零冶は広域探査魔法を掛ける。零冶の場合、空間に広げて使うのではなく地面に魔力を浸透させて扱う魔法だ。

 

 

     空中にいる敵を見つけることが出来ないのが欠点だが、こうすることによって相手に逆探知されるのを防ぐためでもある。

 

 

零冶  「西に2・・・だけか。いや、北に1つ増えたな。残りは空中か・・・。」

 

 

     零冶は場所を特定するとすぐに動き出した。

 

 

 

 

キャロ 「うぅ・・・エリオ君、なんだか夜の廃墟って不気味だよぉ〜。」

 

 

エリオ 「大丈夫?キャロ。」

 

 

     キャロとエリオはフェイト達と別れて零冶を捜していた。

 

 

キャロ 「う、うん・・・っ!エリオ君!あそこに誰か立っているよ!?」

 

 

エリオ 「えっ!?」

 

 

     突然キャロが進む先に人影が立っているのを見つけた。

 

 

零冶  「・・・お前が召喚士のキャロ・・・か。それとお前がエリオだったか?」

 

 

キャロ 「は、はい!」

 

 

エリオ 「・・・はい。」

 

 

     零冶だという事を確認したエリオは相棒の槍のストラーダを構えた。それと同時にエリオはフェイトに零冶発見の念話を送った。

 

 

零冶  「そうか・・・。なら少し趣向を変えようか。」

 

 

     零冶がそう言って指を鳴らすと、今まで暗かった空が突然明るくなった。

 

 

エリオ 「っ!空が!?」

 

 

零冶  「ルナ、ランスモード」

 

 

ルナ  [了解!ダークネス!]

 

 

     エリオ達が驚いている隙に零冶がルナをダークネスに変えて構えた。

 

 

エリオ 「っ!キャロ!ブーストをお願い!!」

 

 

キャロ 「う、うん!ブーストアップ・ストライクパワー!」

 

 

     キャロがエリオに補助魔法を掛けた。

 

 

零冶  「他者からの魔力による身体強化・・・か。・・・つまらん。」

 

 

エリオ 「っ!このぉ!!」

 

 

     零冶はキャロ魔法を小馬鹿にした風に言うとエリオが怒って突撃してきた。

 

 

零冶  「簡単に乗せられるなよ。」

 

 

     ガキンッ

 

 

エリオ 「っく!堅い!?」  

 

 

     零冶は余裕でエリオの槍を巨大な盾で受け止めた。

 

 

零冶  「悪いが援軍が来る前にカタを着けるぞ。はぁああああああ!!」

 

 

     ガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

 

エリオ 「う、うああああああ!!!」

 

 

     零冶は巨大な槍を一瞬で数十以上の突きを繰り出した。

 

 

     当然そんな攻撃をエリオが防げるはずも無く、まともに受けてしまうエリオ。

 

 

キャロ 「エリオ君!?」

 

 

エリオ 「・・・くっ。大丈・・・夫だよ・・・キャロ。何とか立って・・・あれ?」

 

 

     エリオが立ち上がろうとしたが、体に力が入らずにそのまま倒れてしまう。

 

 

キャロ 「エリオ君!!」

 

 

エリオ 「あ、あれ?体が・・・動かない?」

 

 

零冶  「無駄だ。この槍には魔法で神経毒を含ませている。少しでも擦っただけでも数分後には体が動かなくなる。」

 

 

     それがこのランス、ダークネスの特徴だ。槍のあちこちに付いている棘には魔法による即効性の麻痺毒がたっぷり含まれている。

     これは相手に直接当てないと意味が無い。

 

 

エリオ 「う・・・くっ!」

 

 

     エリオが一生懸命に足掻いているが、体が言うことを聞かない。

 

 

     そして零冶はトドメの一撃を与えようとしたが、

 

 

キャロ 「((蒼穹|そうきゅう))を走る白き閃光。我が翼となり、天を駆けよ。((来|こ))よ、我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!」

 

 

フリードリヒ『キュエエエエエエ!!』

 

 

     キャロの隣に浮かんでいた竜が突然巨大化し、零冶は手を止めた。

 

 

キャロ 「フリード!ブラストレイ!!」

 

 

フリードリヒ「ガアアアアア!!」

 

 

零冶  「うおっ!?」

 

 

     零冶は迫り来る炎を跳躍してギリギリで避けた。ちなみに、零冶の上半身を狙ってたので、エリオには被害が無い。

 

 

零冶  「なるほど・・・な。」

 

 

キャロ 「そう簡単にはやられません!!」

 

 

     零冶が感心しているとキャロがそういった。横にはフリードが控えている。

 

 

     だが、

 

 

零冶  「なら俺も召喚しようか?」

 

 

キャロ 「・・・え?」

 

 

     キャロは忘れていた。零冶が竜を召喚できることを。

 

 

零冶  「我が意に集いし友よ。その身は闇のように漆黒、瞳は紅く全てを睨み殺さんとす。」

 

 

     零冶の後方に魔法陣が描かれる。

 

 

零冶  「その吐息は蒼き神炎、全てを等しく焼き尽くし、生きとし生けるもの全て屍とならん。」

 

 

     黒く禍々しい魔力が周囲を包み込む。

 

 

キャロ 「え!?な、何!?」

 

 

零冶  「汝、太古より生き長らえし黒き飛竜の女王よ!我が呼び声に応じよ!来い!ブラックリオレイア!!」

 

 

 

     魔法陣からクイーンが現れる。全身が漆黒で瞳と爪は血のように紅い。

 

 

キャロ 「あ、あの時の黒竜!?」

 

 

フリードリヒ「キュ、キュエエエ!」

 

 

     現れたクイーンにフリードは格の違いに思わず後ずさる。

 

 

クイーン『あら、零冶さん。どうかしたのですか?』

 

 

零冶  「クイーン、今模擬戦をやっている。ちょっとそこの白竜を叩きのめしてくれるか?」

 

 

クイーン「ええ、いいですよ。・・・■■■■■■■!!!」

 

 

     クイーンは承諾し、翼を広げて咆哮した。

 

 

キャロ 「う・・・うぅ・・・。ふ、フリードリヒ!負けないで!!」

 

 

フリードリヒ「キュアアアア!!」

 

 

     キャロは目の前にいる強者に恐怖を感じたが、何とかフリードに命令した。

 

 

     そしてフリードも空からクイーンに襲いかかる。

 

 

     だが、クイーンは難なく回避した。

 

 

クイーン『まぁ、いきなり襲いかかるなんて酷いですね。自分の名前くらい名乗ったらどうですか?』

 

 

フリードリヒ「キュウ、キュアアアア!!」

 

     ※零冶達は何を言っているか解らないが、クイーンは同じ竜なので解る。

 

 

クイーン『フリードリヒと言うんですね。。そこそこ強いみたいですけれど、上には上がいるものです・・・よっ!!』

 

 

フリードリヒ「ギュアッ!?」

 

 

     名乗った後に再び襲いかかってきたフリードにクイーンは尻尾の殴打を喰らわせる。

 

 

クイーン『休んでいる暇はありませんよ!』

 

 

     クイーンはフリードに向かって体当たりして壁に激突させた。

 

 

     そして、間髪入れずにサマーソルトを繰り出す。

 

 

クイーン「ふふふ、コレで終わりですよ?」

 

 

     そして最後に空へと飛び上がり、蒼炎のブレスを吐き出した。

 

 

     ドゴォオオオン!!

 

 

     フリードは蒼い炎に焼かれ、その場に倒れて小さくなった。

 

 

キャロ 「フリード!!」

 

 

     キャロはフリードを抱き上げた。

 

 

零冶  「さて・・・悪いけどここでリタイアしてくれ。」

 

 

キャロ 「あ・・・・・。」

 

 

     零冶は縮地で後ろへ回り込み、キャロの首に軽く手刀を入れて気絶させた。

 

 

零冶  「おっと・・・。」

 

 

     零冶は倒れ込むキャロを優しく抱き留めた。

 

 

零冶  「・・・悪いな。・・・ムサシ、コジロー!出てこい!」

 

 

ムサシ 「はいニャー!!」

 

 

コジロー「呼んだかニャ〜?」

 

 

     零冶が呼ぶと、2匹は地面から出てきた。

 

 

??? 「〜〜〜〜!」

 

 

零冶  「・・・・・。さて、この子とあそこにいる子を運んでくれ。」

 

 

ムサシ 「ニャー、ニャんだか背筋が寒くなったけどまぁいいニャ。」

 

 

コジロー「そ、それじゃ、運ぶニャ〜!」

 

 

     2匹は言いようのない悪寒が走ったが、気にせずにエリオとキャロを台車で運んでいった。

 

 

零冶  「・・・・はぁ、もう出てきて良いぞ?」

 

 

     そして零冶は後ろの物陰に向かって言った。

 

 

なのは 「にゃはは〜、バレちゃったかな?」

 

 

     なのは達4人が出てきた。

 

 

零冶  「そりゃそうだ。俺は半径20m以内の敵は察知できるからな。もっとも、今回は誰かさんが騒いだのもあるけどな。」

 

 

     零冶がそう言ってシグナムを見るとシグナムは赤くなった。

 

 

ヴィータ「ほれ見ろシグナム!お前があの猫を見て騒ぐから見つかったじゃねぇか!」

 

 

フェイト「もう・・・シグナムは本当に可愛い物が好きなんだね。」

 

 

シグナム「し、仕方ないだろう!?あの2匹を見ると・・・どうしても押さえきれないんだ!!」

 

 

     ・・・それでも時と場所は選ぼう。

 

 

零冶  「・・・まったく、相変わらずだな。さて、新人どもの教育は終わったし、今度は正面からやるか?」

 

 

なのは 「にゃ!?気付いてたの!?」

 

 

     零冶が自分達の狙いを言い当てたことに驚くなのは達。

 

 

零冶  「当たり前だバカ。何処の世界に新人を先行させる奴がいるかよ。」

 

 

フェイト「あはは、さすが零冶だね。それじゃあ、そろそろお喋りはここまでにして・・・始めよっか?」

 

 

零冶  「ああ、いいぜ。『ちょっと待ったぁああああ!!!』!?ロキ!大声で騒ぐな!」

 

 

なのは 「・・・?」

 

 

     突然零冶の頭にロキの叫び声が響いた。だが、なのは達にはロキの声が聞こえない。

 

 

ロキ  『ずるいよ零冶!!零冶ばっかり楽しんでから!僕も戦いたいよー!!』

 

 

零冶  「いやいや、何で?」

 

 

ロキ  『最近、出番が少ないのーーーー!!!作者のバカーーーー!!』

 

 

     ロキが心の叫びを訴える。こうやって聞くと、ロキが地面に寝っ転がって駄々をこねる姿が想像できてしまう零冶だった。

 

 

     そして零冶は溜息をついて承諾した。

 

 

零冶  「・・・はぁ。・・・・・分かったよ。ただし、やり過ぎるなよ?」

 

 

ロキ  『ホントに!?うんうん!!戦えれば全く問題無いよ!!』

 

 

     すると、ロキが一瞬で明るくなり、嬉しそうに言った。、

 

 

フェイト「れ、零冶?・・・・もしかして?」

 

 

     フェイト達は顔を引き攣らせながら聞いた。そして零冶は一言だけ言った。

 

 

零冶  「・・・・・・すまん。」

 

 

なのは 「嘘ぉ!?で、でででででも!あの時、あの子は消えたはずじゃ・・・?」

 

 

     なのはの最悪の記憶が蘇る。

 

 

零冶  「まあ、詳しいことは後にしてくれ。それに心配ない。アイツの相手はシグナムとヴィータさせようと思ってるから。」

 

 

     零冶はとても爽やかな笑顔で魔力認識阻害の結界を張り、ヴィータ達に死刑宣告した。

 

 

ヴィータ「おい!?じょ、冗談じゃねぇぞ!?」

 

 

     だが、零冶はヴィータの抗議を無視して詠唱した。

 

 

零冶  「我が身に宿る魂は二つありき。その魂は同一であり非なるモノ。」

 

 

     零冶の横に黒い魔法陣が現れる。

 

 

ヴィータ「って、おい!!人の話を聞け!!」

 

 

     尚も続ける零冶。

 

 

零冶  「その魂は高潔で偉大。破壊と死を司る神の魂なり!」

 

 

     そして禍々しい魔力が魔法陣から溢れ出す。

 

 

零冶  「彼者の前にに立ち塞がりし者は何人たりとも生きること叶わず、残るは焦土と化した大地のみ!」

 

 

     あまりにも強大な魔力で地面が揺れる。

 

 

零冶  「我が半身、白き破壊神ロキよ!今こそ我が前に顕現したまえ!!」

 

 

     そして魔法陣から莫大な魔力が一気に解放され、次第に集束していった。

 

 

     すると、そこには一人の少年が立っていた。

 

 

     黒いジーンズに黒いシャツを着て、髪と肌は雪のように白く、瞳は紅く輝いている。

 

 

ロキ  「うう〜〜〜ん!!やっぱり外は気持ちいいね!」

 

 

     ロキは大きく伸びをして言った。

 

 

ヴィータ「で、出ちまいやがった・・・。」

 

 

シグナム「バカみたいな魔力だな・・・。」

 

 

     ロキは普段おちゃらけているが、その実力は零冶と同等である。

 

 

零冶  「じゃあシグナム達は任せたよ、ロキ。」

 

 

ロキ  「うん!任せてよ!!」

 

 

     ロキはやる気満々であった。

 

 

零冶  「さて・・・ルナ!ヘヴィーソード、デュアル!」

 

 

ルナ  [了解!エムカムトルム!ウェンカムルバス!]

 

 

     零冶はBJを装着して、巨大な覇剣と崩剣をそれぞれ片手で構える。ちなみにフードは取ってある。

 

 

ロキ  「なら僕も!来たれ、我が子等よ!その魂を今、我が刃に!」

 

 

    ロキは白銀の大剣『フェンリル』と漆黒の大剣『ヨルムンガンド』を構える。『フェンリル』はカブレライトソードの様な

    シンプルなデザインで白銀に輝き、『ヨルムンガンド』は覇剣を漆黒にしてギザギザを付けたような大剣だ。

 

 

零冶  「行くぞ!!」

 

 

ロキ  「うん!」

 

 

     そして二人は突撃していった。

 

 

零冶  「影忍流屠殺術、轟天!」

 

 

     ドゴォオオオン!!

 

 

     零冶の攻撃をなのはとフェイトが躱して上空に退避する。よく見ると、地面に小さなクレーターが出来ていた。

 

 

ロキ  「いっくよー!!」

 

 

シグナム「くっ!重い!!」

 

 

ヴィータ「なんて馬鹿力だよ!!」

 

 

     ロキも『フェンリル』と『ヨルムンガンド』を双剣の様に軽々と振り回している。

 

 

ロキ  「あはははははは!!」

 

 

     随分と無邪気に笑っているが、端から見ると結構怖い。

 

 

なのは 「っく!零冶君相手に地上戦じゃキツイね!フェイトちゃん!シグナムさん!ヴィータちゃん!」

 

 

フェイト「分かった!」

 

 

シグナム「仕方ない・・・か!」

 

 

ヴィータ「おう!」

 

 

     そして4人は空中に飛び上がり、なのはとフェイトはカートリッジ2本消費した。

 

 

なのは 「エクセリオォォォン・・・バスターーー!!」

 

 

フェイト「トライデントォォォ・・・スマッシャー!!」

 

 

ロキ  「わわっ!危ないなぁ!」

 

 

零冶  「むっ・・・遠距離から狙い撃ちか。これじゃ俺達、ただの的だぞ?」

 

 

     更にヴィータがシュワルベフリーゲン、シグナムがシュランゲバイセンを繰り出してきて、その他にもなのはやフェイトが

     射撃魔法を撃ってきたが零冶達は割と余裕で躱していた。。

 

 

ロキ  「ねぇ零冶、バレットで撃ち落とせないの?」

 

 

零冶  「多分出来るぞ?だが、それよりも効率の良い方法がある。」

 

 

ロキ  「え!?何々?」

 

 

     零冶はニヤリッと笑って見せた。

 

 

     二人は避けながらいくつか話した。

 

 

零冶  「それじゃ、防御はよろしく!」

 

 

ロキ  「おっけー!!・・・神の名の下において命ず。大地の精霊ノーム、火の精霊イフリート、水の精霊ウンディーヌ、風の精霊

     シルフ。汝等、古の契約に従い、我を仇なす者から守護せよ!・・・絶対防御魔法、フォースエレメンタルシールド!!」

 

 

     ロキと零冶の周りを火、水、風、地の精霊が囲い、それぞれが頂点となって四角形の結界が張られた。

 

 

     その結界は虹色でとても美しかった。

 

 

零冶  「リミッター・・・解除。」

 

 

     零冶がポツリと呟くと、突然零冶の体から巨大な魔力が溢れる。

 

 

なのは 「っ!!あの時より・・・次元が違う!?」

 

 

フェイト「凄い圧力・・・っ!」

 

 

     零冶は巨大な魔力を保有しているため、自分自身にリミッターを付けていた。

 

 

零冶  「さて・・・魔力よ、我が手に集え・・・集え・・・集え・・・・・・そして光となれ。」

 

 

     零冶は結界が張られたのを確認すると、手に魔力を集束し始めた。

 

 

なのは 「っく!堅すぎだよ!?」

 

 

フェイト「気をつけて!零冶、何かするつもりだよ!!」

 

 

ヴィータ「だけど、あたしのハンマーでもあの結界は破れねぇぞ!?」

 

 

シグナム「取りあえず一点を攻撃し続けるしかあるまい!」

 

 

     4人は必死に結界を破壊して零冶を止めようとするが、破壊どころかヒビすら入れられなかった。

 

 

ロキ  「うっ!・・やっぱこの魔法、燃費が悪いなぁ。」

 

 

     だが、消費魔力がかなり高いのかロキはちょっとだけ苦しそうだった。

 

 

零冶  「闇夜を照らす小さな光、それは希望の光にあらず。それは絶望と破壊の光。その光に触れし者は何人たりとも生き長らえぬ。

     対軍魔法、((死蛍|しぼたる))。」

 

 

     零冶の手に集まった魔力球から、小さな光が出てきて、空に沢山浮かんだ。その数はおよそ1000以上。

 

ロキ  「うわぁー!綺麗だね!」

 

 

     この小さな光は触れると爆発する仕組みになっている。威力は殺傷設定で人一人を確実に殺せるほどだ。非殺傷設定では

     大した威力では無いが、爆発の衝撃でダメージを受けてしまう上に、数が尋常じゃないぐらい多い。

 

 

     そしてなのは達を小さな光を取り囲む。なのは達は身動きが取れないでいた。

 

 

なのは 「綺麗・・・。」

 

 

フェイト「なのは!そんなこと言っている場合じゃないよ!!少しでも動いたら当たっちゃう!!」

 

 

     フェイトは触れると危険だということを本能的に理解していた。

 

 

     だが、コレはただ空中を浮遊するだけでは無い。

 

 

零冶  「勘がいいな。だが・・・・。」

 

 

     零冶が掌を翳して広げた。

 

 

零冶  「終わりだ!」

 

 

     そして零冶が手をグッと握る。すると、周囲にあった小さな光が一気に4人に集束していった。

 

 

     ドドドドドドドドドドドガァアアアアアン!!

 

 

なのは 「きゃあああああ!!?」

 

 

フェイト「うああああああ!!?」

 

 

シグナム「ぐあああああああ!!?」

 

 

ヴィータ「うああああああああ!!?」

 

 

     数えるのがバカらしくなるほどの数の魔力球が次々と爆発していく。そして、小さな爆発が臨界点に達して、一際大きな

     爆発が起こる。

 

 

ロキ  「た〜〜まや〜〜!!」

 

 

     そして周囲にあったビルは吹き飛び、中央には大きな更地が出来ていた。

 

 

ロキ  「あはははは!!凄いね零冶!これ、とっても面白いよ!!」

 

 

     ロキは大はしゃぎだ。

 

 

零冶  「う〜ん・・・ちょっとやり過ぎたか?」

 

 

ロキ  「う〜ん・・・・あ、そうでも無いみたいだよ?」

 

 

零冶  「ん?」

 

 

     零冶は終わったかと思っていたが、煙が晴れるとなのは達がまだ立っていた。

 

 

フェイト「咄嗟にカートリッジを使って防御したから何とかなったけど・・・。」

 

 

なのは 「し、死ぬかと思ったの・・・。」 

 

 

シグナム「流石に生きた心地はしなかったな。」

 

 

ヴィータ「あたし達を殺す気かよ!?」

 

 

     実はなのは達は攻撃を受ける直前にカートリッジをロードし、その魔力を全て防御に回していた。

 

 

なのは 「今度はこっちの番だよ!!」

 

 

フェイト「いくよ、皆!!」

 

 

ヴィータ「おう!!」

 

 

シグナム「ああ!!」

 

 

     まずはヴィータとシグナムが攻撃する。

 

 

ヴィータ「アイゼン!カートリッジロード!!」

 

 

アイゼン[了解!!]

 

 

     ヴィータはカートリッジをロードした。

 

 

     ガシュンッ!という音がして薬莢が吐き出される。

 

 

シグナム「剣の騎士、シグナムが魂・・・炎の魔剣レヴァンティン!」

 

 

     シグナムはレヴァンティンを掲げる。

 

 

シグナム「刃と連結刃と続く、もう一つの姿。」

 

 

     更にレヴァンティンの鞘を本体の柄に当て、カートリッジをロードした。

 

 

レヴァンティン「ボーゲンフォルム!!」

 

 

 

     すると、レヴァンティンが弓に変形してシグナムは弦を引き絞る。

 

 

ヴィータ「轟天爆砕!ギガント・・・シュラーーーク!!!」

 

 

シグナム「翔よ、隼!!」

 

 

レヴァンティン「シュツルムファルケン!!」

 

 

     そしてなのは達がデバイスを構え直して魔力を集束する。

 

 

なのは 「咎人達に、滅びの光を。星よ集え、全てを撃ち抜く光となれ。貫け!閃光! スターライトォォォ・・・

     ブレイカーーーー!!!」

 

 

     そしてフェイトはザンバーフォームに変えて、

 

 

フェイト「雷光一閃!プラズマザンバー・・・・ブレイカーーーー!!!」

 

 

     4人の最大の魔法。その威力はまともに受ければ一撃でやられることは間違い無い。

 

 

ロキ  「おお〜。凄い魔力だね!」

 

 

     それでもロキは余裕の表情だ。

 

 

零冶  「感心している場合か?物理攻撃は俺に任せて、お前はなのはとフェイトの攻撃を何とかしろ。」

 

 

ロキ  「うん、おっけーだよ!」

 

 

     だが、零冶も随分と余裕の表情だった。

 

 

零冶  「東に青龍、西に白虎、南に玄武、北に朱雀。四方を守護する四つの神よ、我に仇なす者の刃を防げ。対軍魔法・絶対防御結界、

     『((四神壁|よつかみのかべ))』!!!」

 

 

     零冶の周りに3つ、上に1つを起点として絶対防御の結界を張る。

 

 

     そして、ヴィータのギガントシュラークが結界に着弾する。

 

 

     結界は火花を散らしながら、耐えきった。しかし、僅かにヒビが入っている。

 

 

     続けてシグナムの矢が着弾し、大爆発した。そして、

 

 

     パキャァァ―――ン

 

 

     絶対防御の結界が砕け散った。

 

 

     この結界は物理攻撃にもある程度耐えられるが、元々は魔力攻撃に対しての絶対防御である。

 

 

     では何故、零冶が防御なんかに廻ったかというと・・・

 

 

ロキ  「『フェンリル』、少し休んでてね。さぁ・・・行くよ!我が子『ヨルムンガンド』!」

 

 

     ロキはフェンリルを仕舞い、『ヨルムンガンド』を構える。

 

 

     そして、なのはとフェイトの((集束魔法|虐殺砲))が迫る。

 

 

ロキ  「深淵の深海に閉ざされし大蛇よ、全てを喰らい尽くせ!!」

 

 

     ロキは『ヨルムンガンド』を正面に突き出す。

 

 

     そして、ロキになのは達の魔砲が襲いかかると思いきや、

 

 

なのは 「え!?な、何あれ!?」

 

 

フェイト「嘘・・・・私達の攻撃が・・・吸収されている!?」

 

 

     集束魔法はロキに当たらず、全て『ヨルムンガンド』の剣先に吸収されていった。

 

 

     そして全てが吸い込まれ、刀身が禍々しく漆黒に輝いている。

 

 

ロキ  「そして吐き出すは・・・・・・厄災の光!!」

 

 

     ロキはそのまま大きく振りかぶり、剣を振り下ろした。

 

 

     ドンッ!!という音と共に漆黒の魔力がなのは達に放出される。

 

 

     そしてその漆黒の魔力は彼女達を飲み込んだ。

 

 

     魔力による爆発の煙が晴れると、なのは達は全員地面に倒れていた。

 

 

零冶  「おい・・・やり過ぎだ、ロキ。」

 

 

ロキ  「・・・・テヘッ☆」

 

 

     零冶はやり過ぎだと言うが、ロキは全く反省していなかった。

 

 

 

 

その頃、リタイアした新人組とはやて達を含めたロングアーチの部隊がモニターで模擬戦を見ていた。

 

 

グリフィス「な・・・・何ですか彼等は!?」

 

 

ルキノ 「い、一方的ですね・・・。」

 

 

アルト 「し、信じられません・・・。」

 

 

ヴァイス「おいおい・・・何の冗談だよ?」

 

 

     後方部隊は零冶達の力に全員呆れていた。

 

 

     そして、新人組は・・・

 

 

ティアナ「そ、そんな・・・隊長達が簡単に倒されるなんて・・・。」

 

 

スバル 「それも複数相手に・・・・。」

 

 

キャロ 「零冶さんの竜・・・凄く強かった。どうしたらあんな風に強くなれるのかな・・・?」

 

 

エリオ 「・・・・。」

 

 

     ティアナとスバルは隊長陣が簡単に倒されたことにショックを受けていた。そしてキャロは零冶を尊敬の眼差しで見つめ、

     エリオはそんなキャロを見て面白くなさそうな表情をしていた。

 

 

はやて 「ふふふ・・・さすが零冶兄ぃや。あの時よりも遙かに強くなっとるわ。」

 

 

ザフィーラ「そもそもあの時とは次元が違うな。」

 

 

シャマル「ええ・・・。((彼女|・・))が見たら喜ぶかしら?それとも関心するのかしら?」

 

 

はやて 「多分、両方やないんかな?そういえば、いつ任務から戻って来るん?」

 

 

シャマル「確か、明後日のはずよ?」

 

 

はやて 「そっか・・・。シャーリー、零冶兄ぃの魔力分析の結果は出た?」

 

 

     はやては分析中のシャーリーに聞いた。

 

 

シャリオ「少し待って下さい。もう終わります・・・出ました。・・・え?」

 

 

     シャーリーは分析結果を見て固まった。

 

 

はやて 「どうしたん?シャーリー。」

 

 

シャリオ「そ、その・・・機械の故障と思うんですけど・・・。」

 

 

     シャーリーは歯切れが悪く言った。

 

 

はやて 「?出た結果でいいから言ってみてくれるか?」

 

 

シャリオ「その・・・・・・・測定不能です。」

 

 

     そして周囲は一瞬静寂に包まれた。

 

 

はやて 「・・・え?ホンマに?」

 

 

     はやてもこの結果は予想外なのか、もう一度聞き直した。

 

 

シャリオ「は、はい。それと、空戦適正は不明なのですが、陸戦適正は・・・・SSSです。」

 

 

アルト 「ちょっ!?測定不能な上に陸戦適正がSSSって何!?」

 

 

ルキノ 「こ、こんな事・・・数百年に一度のレベルです・・・。」

 

 

はやて 「あはは・・・・無茶苦茶やなぁ。」

 

 

     はやてもコレには呆れるしかなかった。

 

 

     周りもあまりの異常さに言葉も出なかったようだ。

 

 

-4ページ-

 

 

     模擬戦をした夜、はやて達の((強い希望|強制))で零冶は1日だけ六課の隊舎に泊まることになった。

 

 

     零冶は割り当てられた部屋で休んでいたのだが、はやて達に呼び出されて今は部隊長室にいる。

 

 

零冶  「・・・こんな時間に呼び出してどうしたんだ?」

 

 

     零冶が入ると・・・フェイト、なのは、はやてが居た。

 

 

     少しだけの沈黙の後、はやてが俯いて口を開いた。

 

 

はやて 「零冶兄ぃ・・・・・・どうして会いに来てくれへんかったん。」

 

 

零冶  「・・・それは今日も言っただろ?俺はお前達がいるなんて知らな「嘘や!!」・・・・。」 

 

 

     はやては零冶の言葉を遮って言った。

 

 

はやて 「そんなん分かりやすい嘘を吐かんでや!!」

 

 

     はやての瞳から涙が溢れ出す。

 

 

なのは 「零冶君、知らなかったはずは無いんだよ?」

 

 

フェイト「自惚れかも知れないけれど、私達は少し前からそれなりに有名だったの。はやては特に・・・。」

 

 

     フェイトとなのはも零冶の言葉を否定した。

 

 

はやて 「それに、食堂で零冶兄ぃが言った時、ウチから目を下に逸らして言ったやろ?ウチ、知ってるんやで?零冶兄ぃが嘘吐く時は

     必ず目を下に逸らして言うって事!!」

 

 

零冶  「そっか・・・そんな癖が付いていたのか。・・・気付かなかったよ。」

 

 

なのは 「やっぱり・・・嘘を吐いてたんだね?」

 

 

零冶  「・・・え?」

 

 

     実ははやての言った事は零冶を白状させるためのブラフだった。

 

 

はやて 「ごめんな、零冶兄ぃ。ウチも嘘を吐いたんよ。零冶兄ぃにそんな癖はあらへんよ。」

 

 

     零冶ははやての言葉に一瞬固まり、苦笑した。

 

 

零冶  「あはは・・・1本取られたよ。」

 

 

フェイト「それで、零冶。どうして会いに来てくれなかったの?私達・・・ずっと捜してたのに・・・。」

 

 

     フェイトが零冶に聞くと、零冶はとても苦しそうな表情で言った。

 

 

零冶  「会いに行ける訳・・・・ねぇよ。」

 

 

なのは 「どうして!?」

 

 

零冶  「会える訳無いだろ!俺は・・・なのはやフェイトを裏切り、傷つけたんだぞ!!そればかりか、俺ははやてを守るどころか・・・

     この手で斬ったんだ!」

 

 

     零冶は叫んだ。今までずっと後悔していた。己の弱さに・・・守れなかった自分を責め続けた。

 

 

零冶  「そんな酷い奴がお前達に会いに行く資格なんてある訳ないだろ!?俺が居ない方が・・・お前達にとって幸せだったんだ!!」

 

 

3人  「っ!バカ!!」

 

 

     パチンッ!!

 

 

     なのはとフェイト、はやては零冶の言葉を聞いた瞬間、零冶の頬を引っ叩いた。

 

 

はやて 「バカ!!そんなこと言わんでや!!」

 

 

なのは 「どうして勝手に決めつけるの!?私達の苦しみを解ってもいないのに!!」

 

 

フェイト「私達の幸せを勝手に決めつけないで!!自分の幸せぐらい、自分で決められるよ!!」

 

 

     3人は涙を流して言い、零冶を抱きしめた。

 

 

零冶  「はやて・・・なのは・・・フェイト・・・。

 

 

はやて 「ウチ等、零冶兄ぃがおらんと寂しいよ・・・。」

 

 

なのは 「ずっと苦しかったんだよ?でも・・・零冶君が生きているかも知れないと思って、今まで頑張って来れたの。」

 

 

フェイト「だから・・・私達は零冶が居ないと・・・ダメなんだ。」

 

 

はやて 「それに・・・ウチはもう気にしてへんよ?だってあの時、零冶兄ぃが居たから・・・今のウチ等がおるんやから。」

 

 

なのは 「零冶君は私達を裏切ってなんか無いよ?だって・・・ずっと私達を守ってくれたから。」

 

 

フェイト「だから・・・居ない方が良いなんて言わないで。私達は零冶が居てくれたら・・・それだけで幸せなの。だから・・・

     許してあげる。」

 

 

     3人がギュッと力を込めて抱きしめた。そして、零冶の目から雫が溢れ落ちる。

 

 

零冶  「・・・ごめん・・・・・ごめんな、はやて、フェイト、なのは!・・・・もう、お前達の前から居なくなったりしないから

     ・・・・・今度こそ必ず守るから!!」

 

 

     零冶は3人を抱きしめ返した。そして、はやてが言った。

 

 

はやて 「違うで、零冶兄ぃ。もう、ウチ等は守られるだけの存在やあらへん。」

 

 

なのは 「私達は零冶君と一緒に歩みたいの。」

 

 

フェイト「零冶の隣に立っていたい・・・一緒に歩いて行きたい。」

 

 

     3人が笑顔で言った。そして、零冶も笑顔で返した。

 

 

零冶  「・・・ああ、・・・ああ!そうだよな・・・一緒に歩こうな!」

 

 

3人  「っ!うん!!」

 

 

     こうして零冶とはやて達3人は再会を果たした。

 

 

     今度は守られる存在ではなく、共に歩んで行く存在として・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて 「よっしゃ!そうと決まれば・・・なのはちゃん、フェイトちゃん!」

 

 

なのは 「うん!」

 

 

フェイト「分かった!」

 

 

     なのはとフェイトは何故かデバイスを展開した。序でにはやても・・・。

 

 

零冶  「・・・なのは、フェイト、はやて。何故、デバイスを出すんだ・・・?」

 

 

     零冶は何となく嫌な予感がして後ずさろうとしたら、

 

 

なのは 「チェーンバインド♪」

 

 

フェイト「リングバインド♪」

 

 

零冶  「なっ!?は、離せなのは!フェイト!」

 

 

     拘束された。

 

 

はやて 「零冶兄ぃ?確かにウチ等はあの時の事を許しはしたで?でもな・・・。」

 

 

なのは 「私達に会いに来なかった事を許した覚えはないの♪」

 

 

フェイト「だから、少し((お話|お仕置き))・・・しよっか?」

 

 

零冶  「ま、待てフェイト!今、なんか別の言葉が混じってたぞ!?」

 

 

     3人はとても笑顔で言った。

 

 

     他人が見たら確実に一目惚れしてしまうような笑顔。

 

 

     だが、零冶にはそんな笑顔が般若の顔にしか見えなかった。

 

 

はやて 「大丈夫やで零冶兄ぃ。ちょっと((お話|説教とお仕置き))するだけやって♪」

 

 

なのは 「そうなの!O☆HA☆NA☆SHI!するだけなの!」

 

 

     3人はゆっくりと零冶に歩み寄る。

 

 

零冶  「はやて!?なんか余計な言葉が増えてるぞ!?な、なのは!変換を間違ってるぞ!?ま、待て!頼む!落ち着け!

     俺が悪かったからやめtぎゃああああああああああ!!!」

 

 

     その日の夜、隊舎に零冶の悲鳴が木霊した。

 

 

説明
感動の再会の後に何故か模擬戦。
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コメント
気のせいです!!(クライシス)
強い希望と集束魔法とお話の複音声がヤバイと思ったのは俺だけでしょうか(頭翅(トーマ))
ちょっとジェイルさん!?アンタ何しているんですか!? ジェイル「え?・・・・・・・バイト?」(クライシス)
半分違います…まぁ、指示とか受けてサポートとかはしたかもですが…メイン(90パー以上)はジェイルさんだけです。ぶっちゃけ、デジタルペット&育成シュミレーションの話したら殆ど(自分は構想案と宣伝だけ)彼がしました。管理局のデバイスマスターの方に協力お願いしたとかなんとか(Lapis lazuli)
actさん、ロキは男の娘ですが、ちゃんとした男ですw ロキ「ちょっ!?男の娘って何!?僕は男だよ!!?」(クライシス)
Lapisさん、それ、絶対にジェイルとウーノですよね!?(クライシス)
零冶「禅、嬉しいのだが・・・・なんか素直に喜べないのは何故だ?」(クライシス)
余談ですが、男の子にはロキさんや仲間達が、女の子はやっぱりww零冶でしたwww後、本妻s+愛人sの皆様は零冶フィギュアだけを10個単位で注文してましたけどww(act)
合法的なものですか?だったら、関節フル稼働、ドクター協力のもと魔力を与えれば動かすことも可能な、零冶とロキさんも含めた仲間達のフィギュアなんてのはどうでしょうか?ちなみに、サンプルを作って管理局に持って行ったら、零冶のを大量生産することを条件に工場をタダで作ってもらいました。(act)
地球のデジタルペット&育成シュミレーションゲーム、某氏協力による戦闘機人とデバイスなセットアップ機能の融合でございますれば(笑)…某氏のおかげで、性能がパネエ事になっておりますが(;^_^A…某氏が単独で爆走した気がしなくもないですが(Lapis lazuli)
うちのオリ主がすっごい仲間を見つけたような目で零冶を見てるよ…なんでお前鍋とフライパン持ってんの?え?零冶のために晩餐を開きたい?お前ドンだけ感情移入してんだよッ!?(piguzam])
awsさん、最早零冶に安息は無いのですか?w(クライシス)
Lapisさん、めちゃめちゃ高性能ですね(^^;(クライシス)
actさん、そろそろ盗撮ではなく、合法的なモノを売りましょうやw(クライシス)
管理局が工場用意してくれたんですけど・・・。まぁ、これで大幅なコストダウン。ショタ零治の抱き枕でも作りますか。ついでに、零治のプライベートを集めたDVDボックスもセットにしようかな〜。 (aws )
何かコメント三桁記念が流行ってるようなので、こちらからも…ぷち○君チャイルド:某氏協力により、育成機能が搭載され、魔力を与えることで『親』と認識し、成長すると掃除とかしたりします。尚、コアを携帯端末に移植することで、一緒にお出掛けも可能です。素体種類…人・犬・猫・鳥・兎・天使(レア)・小悪魔(レア)服装30種類以上…順次追加予定(Lapis lazuli)
コメント三桁記念として、ドクター協力のもと作成、等身大の零冶ドール付act写真技術の総力を結集して撮った(もちろん盗撮ですがw)零冶の写真集(寝顔+日常+教官職)の限定版です。(零冶ドールはしゃべれますので好きな音声を入れて楽しんでください)限定20冊かな?通常版は常時販売します。その際はactまで(act)
しかも大半が露店ですがねw これは早く更新しろということなのでしょうか?w(クライシス)
コメント三桁記念として(act)
awsさん、競争率は高いですよ?w(クライシス)
ウィーグさん、本当に3桁行きましたねw 多分ダメだと思いますw(クライシス)
piguさん、リンディの仕業ですか!?(クライシス)
Lapisさんがなのはによって砲撃されましたw(クライシス)
すごい数の露天だね〜。それも零治グッズオンリー。僕も参戦しようかな〜?でも零治君のプライバシーが・・・・・あっ!そういえば、零治君のプライバシーはなかったね。さて、工場と契約しにいこうかな〜。試作品はあるし。あとは、生産ラインを構築するだけだ。(aws )
三桁記念って・・・じゃあ、これで良いですか?えっと、再生っと・・・零「必ず守るから!!」などが入ったボイスレコーダー!!本妻+愛人「買った!」ドサッドサッ(札束の山が落とされる音)・・・・・・商売ってこんな簡単で良いんだっけ?(ウィーグ)
100番げっちゅo(`▽´)o イヤ、書かずにはいられなかった(笑)(Lapis lazuli)
注文し損ねたという、管理局員さんが襲撃してきました・・・「売ってくれないの?なら、O☆HA☆NA☆SHI☆なの。」とか言いながら辺り構わず魔法をぶち込んでいきました・・・思い出したら脅しをかけてきた局員同じ声でした・・・(miri)
あり得ねぇ…信じられるか?今、俺の家にアルカンシェルが向けられてんだぜ?作ってくれるよね?って留守電と一緒にwww(piguzam])
楽しくいきる可能性を示唆しただけで、別に脅してないですよ?あぁ、恋愛関係は少し難しくなr(ものすごい音と共に沈黙)(Lapis lazuli)
聖王教会まで・・・。もうダメだな、コレ。ということで零冶、諦めろ。 零冶「ま、待て!そこは諦めたらダメだろ!?」(クライシス)
はいもしも〜し?だから増産しないってば!?(ガチャン)次は聖王教会かよ…(ジリリ)ん?今度は…地球?どこの管理世界だ?(piguzam])
miriさん、管理局が変な方向に職権濫用してる!?それでいいのか管理局!!(クライシス)
Lapisさん、それ、十分に脅していますww (クライシス)
piguさん ちょw管理局ってまさか・・・・管理局の“女性陣”からですか?w(クライシス)
零冶「チンク!?お前何を買っているんだ!?」(クライシス)
ただ今仕入れ元から連絡が入りました・・・!?仕入れ元からのお話では完全受注なら人数分提供できるとのこと!さらに、お代は言い値で結構とのこと!ただし今から1時間以内に注文いただいたお客様限定となります!!仕入れ元の厚いご厚意に感謝しつつのご提供となります!!注文はお早めに!!(まさか管理局から脅しが入るとは・・・)(miri)
好評につき、零治君の入浴写真&着替え写真のセットを前回に引き続き提供致します!!今回もお客様の言い値でのご奉仕!!今回は特別に先着6名様の限定となります!もうこれ以上の商品の提供は諸事情により一切出来ません!!お買い求めはお早めに!!(miri)
これを機にネットアイドルれいクンを目指せばいいんでないかい?ぷち○君はその為の布石も兼ねてるワケですし(笑)無理だと言うなら、兎や鳥タイプもばらまいてあげますから…ガールフレンド設定もつけるか?モデルは腐るほどいるし(別に脅してないですよ?)(Lapis lazuli)
やっぱり限定5台は少なすぎたか?エライ勢いで増産の要望電話が掛かってくるんだが…昨日なんかほぼ脅迫だったぞ…管理局から(piguzam])
ウーノさん!零治のこっちでの生活風景の写真とか、幼少期の写真を抽選で何名さまにしたらいいでしょうかね?あ!チンク姉さん要りますか?はい、幼少期ですね。まず一人目だな・・・・・・・・・・・はいもしもし、八神部隊長ボイスセットとポスターの生産をもうちょっと増やせと?わかりました、それではいつもありがとうございます!(蒼崎夜深)
零冶「DOG隊の給料はそこそこ貰っているから断る!」(クライシス)
ここが、露天商店と交流の場になっているwww正にカオスwwwまあ、それだけ愛されている作品ということで。それはそれとして零冶、今度きみの写真集を出すからさ日常の写真を撮らせてよ。(盗撮は無しで)報酬は、利益の30%バックでどう?(act)
カイさん、さてさて・・・どうでしょうかね?(クライシス)
七曜さん、確かにそうですね。これでも結構感動しているんですよ?w これからもよろしくお願いしますね!(クライシス)
Lapisさん、それ、大丈夫じゃないですw(クライシス)
彼女って誰?ギンガ?アルフ?エイミィ?(カイ)
交流会場(笑)でもそれだけこの作品が愛されてるって事だと思いますよ?しかし、トリプルブレイカーか……リア充ザm 零治「…………………」何だ?背後から死の気配が!!??(七曜七世)
大丈夫、虚数空間に落っこちた時点でガッツリ人生ひん曲がってますから、これから逆に歪ませれば綺麗になりますよ、多分…おっと、依頼があったデスクトップとスクリーンセーバーをフリーで放り込まないと(Lapis lazuli)
なんか、私の作品が皆の交流会場になっている気がするのですが・・・?w(クライシス)
この調子じゃコメント数が三桁に達する予感w(蒼扇)
Lapisさん、零冶の人生を狂わせないでください!? (クライシス)
影さん、争奪戦が始まるからせめて人数分を用意して下さい!!(クライシス)
kaitoさん、そんなに安くて元を取れるんですか!?(クライシス)
おかしいな、俺はクールぶってるあんぽんたんにペナルティをかます意味でモデルにマスコットにして奴が築いて来たイメージを完全崩壊させる攻撃のつもりでぷち○君爆撃だったんですがね…まぁ、こんだけやられたら今までの彼ではいられない(笑)あぁ、量産型ぷち○君(計数百種類の服着たバージョン)市場にばらまいたから回収は多分不可能でありますよ(Lapis lazuli)
はい!いい商品がありますよ!零治のボイスセットといろんな格好をした零治のポスター!ポスターの方は限定生産で、六つしかありません!お買い上げはお早めにお願いします!これでいいんですか?八神部隊長?(蒼崎夜深)
さてと本日の商品はこちら!零治君の過去から現在の今までの写真集です!プライバシー?もちろんそんなのねぇよ(笑)、それに零治君ポスター、零治君抱き枕カバー、大人からショタまで、そして零治君とバーチャルデートができるゲームソフトをゲーム機のナーヴギアもつけてお値段なんと19800円です! (kaito)
ふぅ、ここ最近零治君製品のおかげで懐が暖かいよ(笑)、そしていつ製品にしたかって?皆が欲しそうだったからささっと作ったんだよ(kaito)
あるぇえ?ちょっと見ない間に露天が開かれてるんですけど!?ここヤフオクじゃないよ!?(クライシス)
あ、あれ?商品売り場になっている・・・・・・。てか、すごく買う人が絞られている・・・・・・。はいはい!すぐにいっくス!ちょっと待ってくださいウーノさん!(蒼崎夜深)
寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!こちら零治くんの入浴&着替え写真!いまならお客さんの言い値で売りましょう!ただし、先着3名様まで!!しかも今しか手に入らない超レア物!今見逃したら二度と手に入らない!!お買い求めはお早めに!!(miri)
はい今回の商品は!!こちら!!零冶くん抱き枕!零冶君ポスター!!零冶君カレンダー!!などの10点セット!!さらにいまお電話いただければこの零冶君ショタっ子バーしょんと大人バージョンの1/8人形をお付けいたします!!お電話はお早めに!!!(鎖紅十字)
俺作「ラブ・零冶・プラス」3Dの零冶とイチャラブしよう!今回はラブラブシナリオと極甘新婚生活シナリオ二つの機種をご用意!今なら2つセットでお買い上げいただけば9歳のショタシナリオを無料で進呈! 限 定 5 台 増産はいたしませんのであしからずwご予約はどうぞご連絡を(piguzam])
ぷち○君(人形の名前)タイプ犬及びタイプ猫取り扱い説明書・手の平の肉球を押すとショタ声で『遊んでくれるの?』腹を押すと『お腹空いた』しっぽを握ると猫『やんっ』犬『きゃんっ』頭を撫でると猫『ふにゃぁぁぁ』犬『きゅうぅぅぅん』と台詞を話し、水をかけて一定時間後『ぷしゅっ』『くちゅんっ』とくしゃみします(Lapis lazuli)
生憎俺は何年も思い続けてくれたおなごを悲しませるようなアホウを弁護できるような聖人君子ではありませんので…むしろ俺なら断罪しますから。肉体面は淑女な皆さんが担当してくださったので俺は別方向から…(悪魔の様な笑みを浮かべながら)メール送信っと(Lapis lazuli)
厄災の光と死蛍で四人が南無って事になったらどうするつもりだったんだろ(頭翅(トーマ))
そういや、チンク姉に大量の零治の寝顔を撮った写真送ったらめっちゃ誉められたんだけど・・・・・・その代わり、他のナンバーズたちからも欲しいって言われたけど上げていいよね?アクセルシューターがメッチャ来る!!(蒼崎夜深)
零冶「Lapis!貴様!・・・・っく!兎に角急いで回収しなければ・・・・?おい、はやて・・・・その人形はどこで手に入れた!?」 はやて「え?何かウチ等に送られてきたんやけど、可愛かったから貰っとく事にしんたんや♪」 零冶「・・・・遅かったorz」(クライシス)
ロキ「うぅ・・・ありがとう鎖さん。とりあえず熱燗ください。」(クライシス)
自分を慕うおなごを独善的な理由で泣かす不届きものは、ボコッても、苛めても無罪という世界の『真理』があるものですよ?と言うわけで…ハッ、ザマァ(笑)(今度ははっきり聞こえるように)おっと、うっかり首傾げてオーバーオール着た猫耳と猫しっぽつけたタイプと犬耳と犬しっぽタイプのミニマム零治をスカリさんの家と六課に大量に送ってしまったなあ…めんごめんご(棒読み)(Lapis lazuli)
あ、ロキさんどうしました?なに?読者にも忘れられてた?・・・・作者にも忘れられてるときあるじゃないですか。こうゆうときは飲みましょう?ね?もう飲んでぱーっとやって忘れちゃいましょうさぁさぁ、行きましょう!今日はどこ梯子します?(鎖紅十字)
kaitoさん、いつの間に製品化してたんですか!?(クライシス)
零冶「聞こえているぞLapis?」(クライシス)
ドンマイ零治、さてと俺からは本妻様達と戦闘愛人の皆様に零治の抱き枕カバー、零治の目覚ましボイスが入った時計を差し上げます+零治の風呂上がり写真集を差し上げます(kaito)
お仕置きは消えなかったか…((かなりボソッと)へっ、ザマァ(笑)(Lapis lazuli)
なのは「私も欲しいのーーー!!!」(クライシス)
ウィーグさん、魔導師大戦が勃発するので止めて下さいwww(クライシス)
ロキ「慧悟、酷い!!」(クライシス)
いやー危なかったー。写真ばらまなかったら死んでたー。さてと、今回は・・・・・・零治の加工した写真をナンバーズのみなさんに配って・・・いやー!!今度はご丁寧にチェーンバインドつきで!?いやー!!来ないで!ピンクの収束魔法ぅぅ!!ぎゃあああああ!(蒼崎夜深)
零治くん・・・乙かれwww零「言葉が違うんじゃ・・・」あ、そういえば・・・スカさんにある物を頼まれて今から取りに行くところなんです。零「何を取りに行くんだ?」零治くんとナンバーズのお買いもの画像集?零「ちょっと、始末してくる」れいじ は てんいした。だが、本物はすでにここにある。だから、せいぜい本妻に抗いたまえ零治くん♪(ウィーグ)
エ、ソウナノキガツカナカッタナァ…(紫蒼の慧悟[しっけい])
ginga+さん、ロキ最強ww(クライシス)
イサナさん、実は一部に関しては沸点が低いんですよ?(クライシス)
にゃん死神さん、ギャグ補正でダメージってなんか違う気が・・・・w(クライシス)
カイさん、失礼しました、修正します(クライシス)
ここにチート降臨!!! はんぱねえっす(ginga+)
初コメ失礼します、毎度楽しく読ませていただいてます。 それにしても、黒レイアは怒れば怒るほど強くなっていくけどクイーンさんは沸点高そうだなw 怒り5段階目の黒レイアの強さとかっこよさは異常やで〜ww(イサナ)
零治でもギャグ補正だとダメージ受けるんですね(にゃん死神)
フェイトは、はやてのこと呼び捨てですよ。・・・二次元でも現実でも、普段怒らない子を怒らせちゃ駄目だよね。(カイ)
零冶「ジェイルゥゥゥゥゥ!!!裏切ったなぁああああああ!!」(クライシス)
ロキ「ちょっと慧悟!!僕の事忘れないでよ!!っていうかA’s編じゃ重要キャラなんですけど!?」(クライシス)
蒼扇さんが蒸発した!?(クライシス)
影さん、零冶が可哀想ですw(クライシス)
Lさん、それ、秘薬じゃなくて毒薬fですw(クライシス)
あ、ロキのこと忘れてた…最初新キャラかと思っちゃった☆(紫蒼の慧悟[しっけい])
トリプルブレイカー並みのO☆HA☆NA☆SHI☆ですか・・・(ガタガタブルブル)え?スカさんなんですかこれ?はやてさんにわたせばいんですね?中身は・・・(チラ)娘さん達と零治の写真ですか(氷屋)
予想通りO☆HA☆NA☆SHIのようでw まぁ、零治もたまにはボコられてしまえば良いのd……え、何でこっちにピンクいのが飛んできてr(ジュッ(蒼扇)
それはいいですね〜〜。んでもって既成事実いっちゃいますか!?またか?またくるのか?その前に零治が銀髪の方との買い物と食事をとった写真をばらまくぜ!(蒼崎夜深)
シャマルさん今こそ零治さんに秘薬(シャマル製)を飲ませるのさ〜(ウルズ7)
あっ!?皆さーん!書類と零治の印鑑はここに置いておくので!後はよろしくお願いしまーす! じゃあな零治!愛人ポジの人達には俺が愛人誓約書渡しとくから!ではクライシスさん繰り返しになりますが、これからも体調に気を付けて執筆頑張って下さい!(世の中理不尽だよね〜。)
零冶「お、俺の人生・・・終わったorz ああ、なのは達がこっちに向かって来ている・・・・・は、はは・・・・諦めるか。」(クライシス)
一応ね!ですがロキの出番が余りにも無くて(泣)、そして零治!!だが全力で断る!おれは!お前が!人生の墓場(結婚)に足を突っ込むまで!ファイリング郵送と合成着ぐるみ写真を!送るのをやめない!! ファンクラブに流したら「私達にも愛人ポジが!?」って狂喜乱舞してたよ?(世の中理不尽だよね〜。)
世の中さん、ありがとうございます!もう少しロキの出番を増やしたいと思います。ちなみに、多少伏線入れといたんですが・・・・分かりましたか?(クライシス)
零冶「マジで止めてくれ・・・・。」(クライシス)
追加で、クライシスさんのは大変面白いですね!これからも頑張って下さい!!あとロキをもう少し可愛がってあげてー!(世の中理不尽だよね〜。)
ハッハッハ!イヤーこう見るとかえって清々しいなぁ零治君!安心したまえ、君の愛人達の詳細は私がファイリングして本妻に匿名で郵送しておこう!だからこれからもじゃんじゃん堕としてO☆HA☆NA☆SHIされると良いぞ(笑)(世の中理不尽だよね〜。)
零冶「余計な事を言ってくれるじゃないか?鎖。いけ、喰って良いぞ、イビル!」 イビル「マジか!?いただきまーす!!」(クライシス)
零冶「ちょっと待てリンドウ!俺はそんなこと言った覚えは無いぞ!絶対合成だろ!?あ、待てなのは!!なに財布を持って行こうとしてる!?」(クライシス)
翼くん・・・こっちのオリ主はハーレム目指して悲惨なことになってるよ。でもだいじょうぶ君にはそんなことをしない。・・・まぁまず翼くんはいちず設定で零冶君と違ってタラシじゃないか・・・ら?ちゅどおおおおおおおおおおん(鎖紅十字)
竜羽さん、第一次魔導師対戦が勃発しそうですねw(クライシス)
はいはいこんにちは私からも贈り物。小さい子供の姿をした零治くん赤ちゃん言葉をしゃべっている動画です。(リンドウ)
女は怖い。室内でやったら部屋が消滅するんじゃないか?零治といっしょに。さてそれはともかくスカさんたちとの関係を知られたらもう最終戦争勃発かな?(竜羽)
零冶「止めろぉおおおおお!!!俺のプライバシーを撮るなぁあああああ!!!」(クライシス)
零冶!!大丈夫か?・・・と一応に心配はしてみるが、自業自得だぞ零冶。今まで心配かけた分の罪滅ぼしだと思え。さて、本妻の皆様へact盗撮写真データ第二弾。零冶の教導官時代の写真です。はやてさんが無理やり盗んだ物とは別バージョンで・・・零冶に気付かれたのででは!!(act)
零冶「待て!愛人言うな!!そんなこと言ったら「どういうことかな?零冶君?」ひぃっ!?な、なのは!?ま、待て!それはHydorogenが勝手に言ってtぎゃあああああああああ!!!」(クライシス)
4人の最大魔法って闇の書のときと同じだよね?こいつら零冶たちをロストロギア扱いしてんじゃん。そして勝てない(笑) 零冶…なんとかして生き延びろよ。戦闘愛人wたちが待ってるから。(Hydrogen)
敬礼!!(クライシス)
零治に敬礼(^-^ゞビシッ!(kaito)
鎖紅十字さん、え?google画像ですが?w(クライシス)
影さん・・・・・チーン(クライシス)
まず画像はどっから手に入れたwww(鎖紅十字)
零治!!??くぅ〜・・・はっ!白い悪魔がこっちに標準を向けているだと・・・い、いやーー!!(蒼崎夜深)
古手三、まだ死んでいませんw(クライシス)
零冶「む・・・・・・無理・・・・・・パタリ。」(クライシス)
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!! 零冶そのままお亡くなりになったか・・・まぁ、その後のスバルとかの事とかお話のこともあれだよな、さぁ、・・・速く次が見たいっす・・orz(古手雅樹)
零治!?大丈夫か零治ーーー!!(蒼崎夜深)
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