IS 二性の転生者は天才の義妹 十三話 |
どうも結歌です。
中学に入学して二年が経ちました。
ああ、そういえば、一年の時に第二回モンド・グロッソが行われました。
結果は皆さんご存知のとおり、一夏が誘拐され千冬さんは助けに行って、不戦敗。
あのときのお姉ちゃんを静めるのは、もうやりたくない。
それで、千冬さんはドイツに教官をしに行きました。
ちなみに、私はたまに千冬さんのところに行って、ドイツ軍と訓練したりしました。
案外、楽な訓練ばっかりでした。
詩音さんたちの修行なんて、あの何倍辛いことか。
あと、シュヴァルツェア・ハーゼの人たちと仲良くなりました。
ラウラは最初、私を嫌ってたけど、模擬戦とかするうちに仲良くなりました。
ラウラって小さくて可愛いんだよね。
それより小さい私が言えた事じゃないけど。
で、今私は空港にいます。
「鈴ちゃん、本当ににいいの?一夏たちに言わなくて?」
「うん、悲しくなっちゃうから」
「……そう」
空港にいる理由は、鈴ちゃんが中国に帰るからだ。
あ、ちなみに鈴ちゃんは私が篠ノ之結歌であることを知っている。
「……じゃあ、何で私には言ったのかな?」
「あたしは結が好きだからよ!」
鈴ちゃんが私に指差しながら言った。
顔は少し赤い。
「随分ストレートに言うね」
「ホントのことなんだから仕方ないでしょ」
それもそうだな。なら私もそれに答えなきゃな。
まったく、何処で一夏のフラグを奪ったんだか。
「私も好きだよ。鈴ちゃん」
私は鈴ちゃんを抱きながら、優しく言う。
「それは、どっちの意味かしら?」
「さあ、どっちかな?」
ぎゅっ
私が笑いながら言うと、鈴ちゃんも私を抱き返してくる。
鈴ちゃん暖かいなぁ。
「じゃあね、結」
「うん。ばいばい、鈴ちゃん。あ、でも、一年と少ししたらまた会えるかな」
「それは予言かしら」
「いや、勘…かな」
まあ、原作知識だけど、原作から捩れてるし、半分は本当かな。
「まあ、楽しみにしてるわ」
鈴ちゃんは手を振りながら去って行った。
はあ、鈴ちゃん行っちゃった。寂しくなるな。
まあ、また会えるからいいけど、寂しいものは寂しいのだ。
あーあ、これからは大変だな。
私がIS学園に入るってなったら、いろいろ大変だし、最近創った、Sのなんでも会社が大変なこと(悪い意味のではない)になってるし、あと一年で原作始まるし、大変だなぁ。
まあ、それなりに頑張りますか。
というわけで、時は流れ、卒業式。
え?間の大変だった日々はどうしたって?大変だったとしか言えないよ。
あ、ひとつだけ、重要なことがありました。
結歌の方が、両目とも見えなくないました。
理由は私を殺そうとした人により、目に傷を負ったからです。
傷は治ったんですが、運がなかったらく、怪我したところが凄い大切なとこだったみたいで、目が見えなくなりました。
ついでに、なんでか目の色素が抜けて目の色が赤になりました。
三年の間は、眼鏡に映ったものをデータ化して、それを脳に直接送り、脳にそれを本当に見たと認識させる眼鏡を作って何とかなった。
それより一夏は、原作どうりISを起動させました。
ついでに、優斗もISを起動させちゃって、優斗もIS学園に入学することになりました。
ISについては一夏には、もちろん白式を上げます。
優斗には、三年前から作ってた、粒子をエネルギーや推進力にする機体の試作機を上げます。
私は、神様にもらったISを使いますよ。
名前は、『ハデス』です。
ISがあるってわかってからは、毎日起動してたし、戦闘訓練してたけど、まだ、二次移項(セカンドシフト)はしてません。なんでだろう?
あ、終わりました。
さて、帰りますか。
入学までは、ISの調整とかするから、ずっと徹夜かな?
「じゃあね、一夏」
「おう、じゃあな」
うっ……、何だろう、最近急に頭がすごく痛くなるんだよね。
それにいつもの(主にお姉ちゃんが原因で起こる)頭痛とは違う感じなんだよね。病気かな?
「ただいま」
まあ、大丈夫でしょ。
この決断が間違いだった事を気づくのは、まだ少しあとのことだった。
とか、アニメだったらやるだよね。
嫌な予感はするんだけどね。
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