1/72 A-6A イント
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説明
バブル絶頂期のフジミの傑作キットをストレートフロムザボックスで組んでいます。
フジミのA-6はバリエーション展開が豊富で、A、E、タンカーのKA、電子戦機のEAまで作られています。
キットの出来は非常に良くて、シャープなモールドと控えめなスジ彫りが好印象です。
特にアビエーターの出来は出色で、いまだに引っ張りだこなんじゃないでしょうか。
機体は複雑なパーツ分割で構成されてますが、合いは別段悪くないのでしっかりと擦り合わせをしながら組めば殆ど隙間や段差は生まれないと思います。
ただ、前縁スラットは上げて組むと予想以上に合いが悪く、自分の作品のように隙間と段差ができてしまいます(^_^;)
この機体、前縁スラットはフラップと連動していますので、正確を期するならばフラップの改造が必要になります。
それだと大変なので、ローンスターさんから出ているイントルーダーフラップダウン主翼のセットを使ってみるのも良さげです。
http://lonestars.web.fc2.com/LSR7208.htm

改修点は胴体下面のアンテナ類、尾翼に付くピトー管、スピードブレーキ穴の開口、アレスターフック前部のフェアリングぐらいです。
増槽はカタチが著しく異なっているので修正しましたが、全長が短めになってしまいました。素直に他キットからコンバートするのが正解だと思います。

他に気になった点は、手を加えていませんが、メインギア格納庫のモールドが足りなくて気になります。
部品の接着位置も曖昧で非常に組みづらいです。
ここらへん、イタレリのA-6Eがどう処理しているのか。いずれ組み立てて確かめたいです。

デカールはキット付属のサンデーパンチャーズを選びました。
このVA-75はA-6を初めに実戦配備した有名な部隊で、昔はタミヤの1/100などでもデカールが用意されてました。
(AGのシャドーを赤ではなく緑で印刷するという大ポカをしていますが)
※緑のシャドーのAGも実在しました。すみません、訂正します。

実戦デビューの機体なのでカラーリングはまるでカタログモデルのよう。
黒鼻、ガンメタのスピードブレーキは卸したての機体のようでとても魅力的です。
どことなくレトロな感じもします。
そしてトンキン湾ヨットクラブのエンブレム。カッコイイ…

爆装は'65年とベトナム戦争初期なので、低高度爆撃に使用するMk82ハイドラッグ爆弾をチョイス。
通常爆弾で爆撃していたベトナム戦初期、中期は敵に効果的な攻撃を与えられず苦しい戦いを強いられていました。
そのアビエーター達のジレンマがスティーブンクーンツの小説「デビル500応答せず」になり、ジョンミリアス監督の映画「イントルーダー怒りの翼」になって描かれています。

Kit Data
Fujimi 1:72 A-6A Intruder

※過去に他所へアップした作品の写真撮り直しです。
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