IS-インフィニットストラトス ネクサス 地獄の番人ーAn infernal keeper ー
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「アンタ本当に何者よ。」

「普通じゃ考えられませんわ。」

「一体どこであんな攻撃方法を学んだんだ。」

「一夏って・・・・鬼?」

「そこまで言うか・・・」

「だがあの戦闘はすごかったぞ。」

「そうですね〜。」

「確かにな。」

「織斑先生だったら余裕では?」

「ふっ、さあな。」

 そのとき

『生徒の皆さん、避難してください。ビーストが出現しました。』

「!なんだと、山田先生。」

「はい。・・・・あれ?」

「どうした?」

「織斑君がいません。」

「「「「「!!!!!」」」」」

「あいつまた・・・・」

「いつの間に・・」

「あのバカ・・」

「とにかく今は他の皆を避難させないと。」

「そうだな。」

 

 学園近くの森。そこにはガルベロスがいた。

「ガウォォォォォォォォォン。」

 それを一夏は見ていた。一夏はエボルトラスターを鞘から抜き、天にかざす。

「ウォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

 生徒達の避難を終えた三人はガルベロスのところへ向かっていた。

「一夏さん、一体いつもどこにいるんでしょう?」

「あの馬鹿のことだから戦闘の撮影をしてんじゃないの?」

「それでも心配だよ。」

「あなた達、何でここにいるんですか!」

「「「山田先生!!」」」

「生徒がこんなところに来てはいけません。」

「今更言いますの。」

「うっ!」

「そもそも人手不足ですよね、ビーストの前では。」

「ううっ!」

「そういうわけで手伝います。」

「ううっ、皆さん・・・私をいじめてませんか・・・」

 その時ガルベロスから火球が放たれる。四人は回避する。

「くっ、こうなったら仕方ありません。皆さん、協力お願いします。」

「「「了解!!!」」」

「でも忘れないでくださいね。あなた達は織斑君との戦闘でエネルギーが少ないんですからね。」

「「「うっ!!!」」」

 山田先生率いる教員達とセシリア、鈴、シャルロットの三人はガルベロスに四方八方から攻撃する。

「何なんですの、こいつは!」

「今更言う、ビーストに向かって!」

「でもなんかケルベロスみたいだよ!」

「確かにそうですね。皆さん、このビーストの顔に集中砲火してください!」

「「「「了解!!」」」」

 それぞれがガルベロスの顔に攻撃するが、皆、どれが本当の顔かわからずに攻撃していた。

「どれが本当の顔ですの!」

「わからない!」

「でも攻撃しないよりましだよ!」

 その時であった。セシリア、鈴、シャルロットのエネルギーが切れる。

「「「しまった!!」」」

 ISは徐々に降下していく。ガルベロスは三人にめがけて火球を放つ。その時、紅い発光体がガルベロスに向かってぶつかって来る。

「「「「!!!!!」」」」

  発光体は徐々に光を弱め、そこにいたのは・・・・

「「「ウルトラマン!!!」」」

 ネクサスであった。ネクサスは左手を胸にかざし、振り下ろす。ネクサスはアンファンスからジュネッスに変わる。

「またあの姿に!」

「ということは・・・」

「またあれをするの!!」

 三人の予想は的中した。

「シュッ、シュアアアアアアアア、フィアアアッ!!」

ネクサスはメタフィールドを展開する。

「ガウォォォォォォォォォン。」

「ハアアアアアアアアアアアアア。」

 メタフィールドは形成されてガルベロス、教員達、山田先生、セシリア、鈴、シャルロット、そしてネクサスはその場から姿を消した。

 

「またここですわね。」

「これで二回目よ、私達。」

「僕は初めてだよ。」

「皆さん!!」

「「「山田先生!!!」」」

「ここが・・・」

「ええ。」

「ウルトラマンの作った『亜空間』です。」

「ガルルルルルルルルルルルルルル。」

「シュアッ」

「「「「!!!」」」」

 その場にいた全員が振り向くとそこにはネクサスとガルベロスがいた。

「シュアッ!」

 ネクサスはガルベロスに向かってタックルする。ガルベロスは後ろによろめく。ネクサスは右チョップをガルベロスの胴体に喰らわす。

「ガウウウン。」

 ネクサスはガルベロスの左上の顔に向かって右チョップするが、ガルベロスの左上の顔は右手に噛み付く。

「シュアアアア!!!」

「ガオオオオオオン!!」

 ガルベロスの真ん中の顔は近距離で火球を連射する。

「シュアアアアアアア!!」

「このままじゃ・・」

「ウルトラマンが!!!」

「教員の皆さん、ウルトラマンの援護を!!」

「「「「了解!!!」」」」

 教員たちと山田先生はガルベロスの左頭に集中砲火する。

「ガオオオオン!!」

 ガルベロスはネクサスの左手を離す。ネクサスは距離を置く。

「ジュアアア!!」

「なんだか・・・」

「痛そうだね・・」

「うん・・・・」

 ピコンピコンピコンピコン

 ネクサスのカラータイマーが鳴り響く。

「また胸のやつが鳴ってる!」

「なんなんですの!!」

「ウルトラマン・・・弱ってるのかな?」

「「!!」」

「あ・・・いや・・・多分だと思って・・・」

「それはありえるわね。」

「もしそうだとしたらこのままだと・・・」

 ネクサスはいためた左手を我慢して力を両腕にこめる。

「シュアアアアア、フィアアアア!!」

 ネクサスはクロスレイ・シュトロームをガルベロスに放つ。

「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!」

 ガルベロスは消滅する。メタフィールドは解除される。ネクサスは両膝を突く。

「ジュアアッ・・・」

「やっぱり弱ってたんだ・・・」

「どうしてそこまでして戦いますの・・・・」

 しかしネクサスは答えない。ネクサスは光になり消えた。

 その日の深夜、一夏は学生寮の屋上にいた。一夏はエボルトラスターから赤い線光弾を天に放ちストーンフリューゲルを呼んだ。その光景を遠くから見ているものがいた。

「あの線光弾・・・・なにかしら?」

 ストーンフリューゲルを見て驚く。

「!あれは!!!」

 そのものはISを使おうとするがストーンフリューゲルが近くを飛び、ISが機能しない。

「!!!どうして!!!」

 そしてストーンフリューゲルはその場から姿を消した。

「・・・・・・・・」

 そのものは何も言わずにそこから去った。

 

 

説明
一夏との戦闘を終え話しているとガルベロスが出現した。
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コメント
誤字報告2 よろつく→よろめく 応えない→答えない 光と鳴り消えた→光となり消えた 線光弾→閃光弾(2ヵ所)    7行目のセリフに倒置法を使う必要性がわからない(ゴマ煎)
誤字報告1 アンナ攻撃方法→あんな攻撃方法 非難して→避難して 鞘から向き→鞘から抜き 戦闘シーンの撮影→戦闘の撮影(映画を撮ってるわけじゃない)  徐々に光をそこに→徐々に光を弱めそこに ジュネッスのに変わる→ジュネッスに変わる(ゴマ煎)
メフィストは出れませんがファウストは出ます(ザルバ)
メフィストとファウストが気になる(i-pod男)
誰が一番にネクサスの正体に気づくのだろうか・・・(デーモン赤ペン)
見ていたのは楯無さん!?(竜羽)
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