咲-saki-月宮編 第4話 対局(後編) |
名前:綺羅星 りりあ(きらぼし りりあ)
誕生日:9/9 おとめ座
血液型:AB型
身長:155cm
体重:りりあ『りんご3個分!なんてねっ』
スリーサイズ:82/57/81
・2年生の先輩、髪型はライトブラウンのツーサイドアップ、自分で可愛いというだけあってそれなりに可愛い。
本人曰く歌って踊って麻雀も出来るアイドル雀士を目指してるらしい。
普段の言動からは想像出来ないが、実は成績がいい。
・月宮女子麻雀部のムードメーカ担当、先鋒の子はインパクトが大事!て事で気づいたらこんな子になってました(笑)
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『遅くなっちゃいました、もう皆さん集まってるかしら?』
白髪の、華南より更に長いロングヘアーの少女、((高天原羽衣|たかまがはらうい))は麻雀部の正式な部活動への移行手続きを先ほど済ませ、部室に戻ろうとしている所だった。
……ーチ。
聞き覚えのない声、あ、そっか、今日はあかりちゃんが連れてきてくれた新入部員さんが来るんでしたね。
『はいはーい、ぶちょーがもどりましたよー…っと、やっぱり対局中でしたね』
最後の方は少し声のトーンを落としてそう言った。
(どれどれー)
羽衣は後ろから卓を覗き込む、東2局、4本場、親は新入部員の子らしい。
点数状況は、新入部員の子が93800点、りりあが400点、泉とあかりは2400点となっていた、そして新入部員の子のリーチが入っている、といった状況だった。
(あらあら、圧倒的ねえー)
そして新入部員の子のツモ番…ツモってきた東を卓に叩き、手牌を倒す。
『自漠、リーチ一発ツモダブ東』
裏ドラをめくるとそこには北。
『…裏3、8000オールの4本場は、8400オール』
第4話 対局(後編)
『あーこれで3連続東2局で終了かあー』
『親番回ってこねー、ツモられちゃうからどうしようもないなー』
『城山さん!すごいです!』
『…』
新入部員の子は城山さんっていうのね、しかし3連続って、この子が勝ったのは今回だけじゃないのかしら?
『あ、部長おっかー、ねえ聞いてよー、新入部員の子がチョー強いの』
脇で見ていた羽衣に気づいたりりあが言う。
『半荘3回、全部トップ、3回ともトビ終了っていうね、参っちゃうよ』
続けて泉が、やれやれ、と言ったジェスチャーをしながらそう言うのである。
『そうそうすごいんですよー、城山さん、全部一発ツモだし、絶対裏が乗るんです、すごすぎですっ!』
『ほえーそれはすっごいですねー』
羽衣は新入部員、城山さんと呼ばれてる子の顔を覗き込む、それに気づいた華南は。
『…どうも』
ちょっとびっくりした様子でそう言い、小さく会釈した。
…あれ、この子…
『まぁ!なんて可愛らしい子っ、城山さんでしたっけ、下のお名前は何ていうのかしらっ?』
『…華南、城山華南です』
『かなんちゃんかぁー、宜しくおねがいしますねっ、んー可愛いっ!』
羽衣はそう言うと席に座ってる華南の頭をぎゅっと抱き寄せた。
『えっ…んーっ!』
突然視界が真っ暗になり、動揺する華南
『部長その位に、城山さん窒息死しちゃうよ』
『あっ、いけないっ、あまりにも可愛いかったのでつい…』
言われて手を離す羽衣。
『…なっ、何するんですか、えっと…』
『あ、こちらも自己紹介がまだでしたね、高天原羽衣、3年でいちおーぶちょーを勤めてますっ』
白髪の少女はそう言って、華南に笑いかけた。
その後も4人は日が暮れるまで対局を続けた、しかし、東3局までいく事は一度もなかった。
説明 | ||
---月宮高校麻雀部での城山華南と麻雀部の仲間達の紆余曲折ありながらもインターハイ優勝を目指していく、もうひとつの美少女麻雀物語--- |
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saki 美少女 麻雀 | ||
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