真・恋姫†無双〜2人目の天の御使い〜 4話 英次の秘密!? 前編
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俺が董卓(月)の所に3日目の朝

 自分の部屋にて

英次「くーぐー」

???「えーわーかわええー。このまま食べてもええやろか・・・」

英次「ぐー・・・ぐぐぐ・・・」

 俺は急に息苦しくなり、目を覚ますがそこは真っ暗だ。

英次「むぐぐぐー」

霞「はぁーええわー」

 この声は霞か、それはいいんだが・・・い、意識が・・・

俺は必死に霞の背中を叩いた

霞「ん?起きたんか?」

 そう言って霞は俺からどいた。

英次「はぁーはぁー」

 空気を必死に吸って吐いた

英次「殺す気か!!!」

 朝一の言葉がこれだった。挨拶とかそれよりも言いたい言葉がこれである

霞「にゃはは」

 くっ猫耳と尻尾だしやがって!かわいいぞ!

俺は寝床に座り

英次「んで、何の用?こんな朝早くから」

 俺は素早く用件だけ聞いて、霞追い出そうと思っていた

霞「ああ・・・・えっと・・・そうや!英次ちょっと手合わせせえへん?」

 俺は霞の間が気になり

英次「今考えなかった?」

 霞をジト目で見る

霞「あ、あははは!何ゆってんねん。そ、そんな事あらへん」

英次「霞、俺の目を見ろ」

 霞は俺の目を見るが、あきらかに目線が泳いでいる

英次「はぁ〜まぁいいか」

 俺はため息をついてうなずく

 

 

そして鍛錬場にて

 俺はそのままの服装と木刀を持って、霞は戦闘準備を終えている

英次「へぇ〜こんな所があったんだ」

霞「そうやで、英次鍛錬より勉強の方が好きなんやろ?」

英次「いや、そうじゃなくて、俺戦力にならないし、強くないからせめて軍略を勉強しようと」

霞「そんなもん、うちが鍛えたるで」

 いやそれを遠慮したくて軍略を勉強してたんです。とは口が裂けても言えない

霞「それに夜中に何かコソコソしてるのは知ってるで!」

 あちゃーばれてるのかな?

 

霞「まぁコソコソ後をつけたりはしてへんから安心しいや」

英次「あはは・・・」

霞「でも、何かの特訓やろ」

英次「まぁ、そんな感じかな?」

 霞はニヤッと笑って

霞「なら、かかって来い!」

英次「うう・・嫌だな・・でも、やるしかない!」

霞「そうや、それでええで」

 

俺はグッと腰に力を入れ中段の構えを真似してみた

 ってかどうしたらいいだ?剣の心得とか何も知らないぞ?

霞「遠慮いらんで、ほれ来いや!」

 とにかく攻撃しないと、俺は大きく息を吸って

英次「はあぁぁぁぁ」

 大きな声を出し、霞目掛けて木刀を振りかぶり、振り下ろすが

霞は余裕の顔で受け止める

霞「何やこんなもんか?」

英次「くっ」

 俺は1歩下がって、次は胴を狙う。だが霞は1歩下がり俺の攻撃をかわす

霞「振りが大きいで、それに速度が足りやんで!」

英次「くっそー!これならどうだ!」

 足に力を入れ、突きを出すが、霞に素手で掴まれる

霞「あかん、あかん。それを出して、避けられたら隙だらけや。ほれ」

 霞は俺の腹に蹴りを入れる

英次「ぐっ・・・がはっ・・・」

 一瞬息が詰まり、木刀から手を放し片膝をついて、やっと息が出来る

霞「何や〜終わりか?」

 霞が俺を見下ろす

英次「げほ・・はぁ・・はぁ・・このままだとカッコ悪いよな」

 その言葉聞いて、霞は木刀を俺に渡す

霞「そうや」

英次「霞、これは反則技だ。」

霞「ん?」

英次「ふーっ」

 俺が大きく息を吐き、そして、俺の耳に空気を音が聞こえてくる

霞は何かを感じ取ったのか、急に目つきが変わり

構えを取る

英次「行くぞ」

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そして・・・俺は倒れていた

霞「はぁ・・はぁ・・な・・何や、何をしたんや」

英次「はぁ・・・はぁ・・・ひ、秘密」

 霞は何とか立っているという状況

霞「きゅ、急に強ようなって・・妖術か何かか?」

英次「ひ、秘密だって・・・ただ、少しの間しか強くなれないって事は行っておくよ」

 俺の答えに不満なのか霞は俺の事をじっと見てる

霞「秘密って、こんなに一方的にやられるのは、初めてや・・」

 そう、霞の言うとおり、俺が一方的に攻めていた。だが倒れたのは俺だ

英次「そ、それより、俺動けないんだけど」

霞「うちはもう少し休憩したら動けるから、部屋まで運んでやるわ」

英次「あ、あとこの事は黙っていてくれない?」

霞「なんでや?少しの間でも強くなれるなら、戦力になるで、しかも強さは尋常じゃあらへん」

 俺は少し間をあけて

英次「俺が動けなくなるんだ、そしてそれは強くなる時間が長ければ、動けなる時間が増える」

霞「・・・そうか。わかったわ」

英次「ありがとう」

 

 

 俺は霞に部屋まで運んでもらい、その途中賈駆や董卓に見つかり

何をしたんだ?どうしたんだ?と質問攻めにあったが

霞が鍛錬しすぎで動けなくなったと誤魔化してくれた

部屋の寝床に横になると、すぐに眠りについた

 

そして次の日の朝、玉座の間にて

董卓「・・・・・」

賈駆「・・・・・」

華雄「・・・・・」

霞「・・・・・」

英次「な、何かな?」

賈駆「何かな?じゃないわよー!何で杖ついているのよ!?」

英次「あんまり動けなくて」

賈駆「動けなくて?昨日は早く寝たでしょ!まだ痛いの!?」

英次「は、はい」

賈駆「はぁ〜情けない」

 賈駆は頭を抑えてため息

董卓「まぁまぁ・・英次さんは昨日頑張ったんですよ」

賈駆「月甘いわよー」

 はぁ、まさか1日で回復しないとは、いや杖をついて動けるならまだマシかな

そして、完全に動けるようになるまであと2日かかった

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そしてあれから1週間が経った頃

華雄「新堂!私と勝負しろ」

 唐突だった。部屋に入ってくるなりいきなり出た言葉がこれだ

英次「はい?何言ってるの?そんな事しなくても華雄さんの勝ちだよ」

 はぁ〜いきなり何言ってるだろう。お茶でも飲もう

華雄「霞から聞いたぞ。貴様少しの間なら強くなれるそうだな」

英次「ぶーーーーっ」

 俺は全力でお茶を噴出した

英次「ちょっ何で?えっ?」

華雄「霞が言いまわっていたぞ」

英次「な・・なんだってぇぇぇぇぇ!ちょっと霞探してくるー!」

華雄「ちょっと待て。新堂ぉぉぉぉ」

 華雄さんの言葉を無視して全力で霞を探す

すると、霞が中庭?で酒を飲んでいた

 

英次「霞ー!ちょっ何で言ってるの?ってか酒臭っ」

霞「んん?何を?」

 駄目だ酔ってる

英次「あの鍛錬場での話しだよ」

霞「ああ。それは一番強いのは誰かって話でな、それで短い時間なら英次が1番やって言った。

そしたら何でやって話しになって、理由話してもうた。にゃははは」

俺はその言葉を聞いてorzってなった

英次「霞〜言わないって約束したのに」

霞「まぁええやん、強いんやし」

 これで華雄さんが勝負しろって言うのか

そこに華雄さんが合流

華雄「さぁ勝負しろ」

英次「だから、それは少しの間だけで、すぐに動けなくなるから、勝負にならないかと」

 これで引いてくれれば・・・

華雄「そんなのはどうでもいい!勝負だ!」

 脳筋だぁー!くっこういう人たちはこの言い訳は駄目か

霞「ええやん。やったら」

英次「人事だと思って」

霞「どうせなら、月や詠、それに恋を呼んだらおもろいよな」

 恋・・・呂布か

霞「おーい」

 霞は近くの兵に声をかけ

霞「完璧や!」

満足したようだ

華雄「ふふふ・・・ここで証明する。最強は私だと」

英次「あの〜短時間しか強くなれませんよ〜」

華雄「新堂!覚悟する事だな」

 駄目だ聞く耳持たない。やるしかないのかぁぁぁぁぁ!!

 

後編へ続く

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作者「さて今回は月さん、詠さんです」

 

月「よろしくお願いします」

 

詠「ふん!」

 

作者「ではさっそくなんですが、何故二人とも真名を呼ばせないんですか?」

 

月「私はいいんだけど、詠ちゃんが」

 

詠「当たり前でしょ、あんな怪しいやつに真名を呼ばせてなるものか」

 

作者「なるほどぉー・・・・質問は以上です」

 

詠「はぁ!?もう終わり?」

 

作者「はい!決して書いてるのが辛いからとかじゃありません」

 

詠「ちょっと待ってよ!私まだほとんど話してないじゃなーい」

 

月「私も話してません・・・このままだと私・・・闇に落ちますよ!?」

 

詠「ちょっ月怖いから・・・怖いから、目に光を取り戻してぇぇぇ!!!」

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 戦闘シーンを軽く書いてみました、戦闘のイメージできましたか?

説明
今回は色々悩みました
前編・後編にわかれます
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コメント
戦闘の様子はなんとなく想像できました・・・しかし・・・普通の人間って設定ではなかったのですか?どういうチート設定なんだろうか?(スターダスト)
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 新堂英次 真・恋姫†無双 

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