魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第十話 |
「ん〜〜。頭が痛い・・・・・・。何でこんなにも頭が痛いんだ?」
俺はガンガンと痛む頭を抱えながら上半身を起こすと何故か服を着ていなかった・・・・・・。
「はぁ!!??」
自分の格好をみて俺は叫んでしまった。いや叫ばなければいけない気がしたんだ。
俺は自分の服を探して周りを見たんだが・・・・・・。
(何なんだ・・・・・・何でプレシアが裸で・・・・・・いるんだ?)
俺はショートしそうな頭を何とか制御して俺はそっと起きてからバックの中に入れていた服を取り出してから俺はそっと部屋を抜け出した。
ちゃんと書置きは残してきたけど・・・・・・
俺は、旅館を出て旅館の近くにある森に入っていった。
「ふぅー。やっと一息点けられる」
俺は手に持っていた水の入ったペットポトルを飲み干した。一気に。
「はぁ・・・まったく昨日何があったんだ一体・・・」
俺は思い出そうと一生懸命に頭をフル回転させてんだが、何も思い出せない・・・
「まあ、何があったのかは別としてと・・・」
俺は、ペットボトル誰も居るはずのない森の方に投げた。
「まったく。さっきから隠れている人は出て来い。三秒以内に出てこないとこちらから行くぞ・・・」
俺がそう言った瞬間、ペットボトルを投げた方から人が出て来た。
「悪い悪い。ちょっと暇じゃたからこちらの世界に降りてきたんじゃ」
なんと出てきたのは神様のマナカだった。
「何でこんな所に来たんですか。まさか仕事ほったからしにして来たんじゃないでしょうね?」
俺がそう言いながら話すとマナカはもの凄く申し訳なさそうな顔をした。
何があったんだ?そんな顔をするって事はよ。
「一体何があったんです?」
俺がそう聞くとマナカは泣き出した。
それから、泣き止んだところで俺は話しを聞いた。
どうやら、俺の友達が二人ほど俺の後を追って自殺したらしい。
「それじゃ、その二人はどうなったんです?」
「うむ。その二人は私が御主の二人の事を話して、どうするか決めてもらった・・・」
「それで、その事を俺に話しに来たんですね?」
「うむ。二人はこの世界に転生にする事に決めた。それで、どうせならお主と同い年にしてから、御主の家のお隣にした。じゃから、頼むぞ。二人の事を・・・・・・」
マナカはそう言って頭を下げてきた。
今思えば、マナカがこうやって頭を下げるのは何回目だろうか。
「いいですよ。二人が自殺して、魂を拾って転生させてもらってることだけでも俺にとってはうれしいですよ。そういえば気になったんですが、転生した二人は誰です?」
俺がそう聞くと、マナカは答えてくれた。二人とも俺の親友達だ。
けど、転生してからは名前が変わっているから今度改めて自己紹介してからちゃんとこっちの世界でも友達になるかな。
俺はマナカに礼を言って別れた。
それから、少し散歩してからみんなが起きているであろうと考えて部屋に戻ったら・・・・・・
「あら、おはよう春兎」
「おはよう。お兄ちゃん」
「おはようございます春兎さん」
「おはようございますハルト」
「おは・・・よう・・・ハル・・・ト」
最初はいつも通りだったけど最後、アルフ・・・昨日のがあってすごく疲れているようだ。
「自業自得だが、今日だけは子犬モードなら膝の上に乗せてやるよ」
俺がそう言った瞬間には子犬になっていて俺の膝の前で座っていた。てか、早!!
俺は驚きながらもさっき言った通りに膝の上に乗せてやった。
そうするとアルフは嬉しそうに鳴いてから俺の膝の上で寝た。
「本当に子犬みたいだな」
俺がそう言うとフェイトが「そうだね」と言った。
「そういえば、フェイト。今日から少し勉強でもするか?」
俺が切り出すとリニスが頷いた。
「そうですよフェイト。少しは勉強したほうがいいですよ」
リニスも賛成してくれているようだ。
「なら、交代交代でフェイトに勉強を教える係りをしよう。リニス」
「はい、私もそれがいいかと思います」
それからフェイトには無理をしない程度に勉強を教えることにしていった。
まあ、今朝の事を聞こうかとも思ったけど聞いたら危ないような気がして聞かなかったけど。
朝食の時間になって旅館の人達が料理を運んできてくれた。しかし・・・・・・
「どれも美味しそうだな・・・・・・」
俺は目の前にある料理を見て我慢が出来なくなってきていた。
ああ・・・久し振りに母さんの料理が食べてみたいな。
俺はそう思いながらも、料理にがっついていた。
朝食を食べ終わって俺は、部屋に備え付けてあったテレビの電源を入れてニュースを見た。
「そうか〜。そうなっちまうのか〜。ついに落ちたな〜民主の支持率」
俺は何故か、政治の話を見ていた。まあ、前世でもたまにみていたしな。
「お兄ちゃん。さっき忘れてたんだけどいいかな?」
「ん?どうした?」
俺はテレビをつけたままフェイトの方を向いた。
「実はね、昨日お兄ちゃんに女湯に飛ばされたときに魔力を持った女の子とあったんだ」
「そうか。んで、その子の特徴は?」
フェイトにそう聞くとフェイトはその子の特徴を話してくれた。
まあ、聞くまででもないけど。なのはだから・・・・・・。
「まあ、もしかすると今日の夜にジュエルシードを取りに行くから多分あうかもな。その子もジュエルシードを集めているとしたらだがな」
俺はそれだけを言ってからテレビを見た。
そっか〜。確か原作じゃ先に会ってんだっけな?
これが、前世で見た二次創作の原作ブレイクか?
まあ、俺は生きたいように生きるだけだ。まあ、今のところはアリシアとリインフォースTを復活させるところかな。目標としたら。
別件でプレシアさんを若返らせてアリシアやフェイト達と一緒にいる時間を増やしてやりたいとも最近思ってきたな〜〜。
そんなこんな考えていたらアイリが話しかけてきた。
(マスター。さっきの考えを神様に話してはどうかと思いますよマスター?)
(ん?ああ。その手があったか〜)
俺はさっそく目を瞑ってマナカに話しかけた。
(おーい。聞こえますか〜?)
(ん?どうした?さっきぶりじゃが)
(そうですね。さっそくですが、本題に入ってもいいですか?)
俺は少しだけ真面目になって話しを切り出した。
(なんじゃ?)
(実は・・・・・・)
俺はさっき考えていたプレシアの若返りを話した。
(駄目ですか?やっぱり・・・・・・)
(いや、御主は本当に困っている人を助けるのが好きなようじゃの)
(と言うと?)
(仕方ない。今回は特別じゃ。プレシア・テスタロッサの若返りじゃったか?それようの薬を用意しておく。これで良いか?)
(本当ですか!?)
(うむ。やはり御主をこの世界に転生させてよかった。あいも変わらずあやつはあの子たちが困ることしかやっとらん)
(あやつと言うともう一人の転生者ですか?)
(うむ。まったく、あやつはなんと言うんじゃろうか。ええい!!わからん!!)
(ははは・・・・・・)
(まったく、早くあの子たちの元に帰ってやるんじゃな。今は瀬戸奈がどうかしているがいつかは歯止めがきかんごとになるぞ)
(わかっていますよ。それじゃそろそろ俺は戻りますね)
(うむ。出来たらすぐに送るからな)
(はい。それでは・・・・・・)
俺はそう言ってマナカと別れた。
目を開けると夕方になっていた。おろ?夕方?
「アイリ。俺は何時間寝ていたことになっているんだ?」
『六時間ですマスター』
「六時間!?どうりで夕方になっているわけか」
どうやら、マナカにあっちの時間はこちらの時間とは違うようだ。これだとしょいしょい行かずに念話で話すべきか。
俺はアイリを持ってフェイト達と合流することにした。今日、今夜ジュエルシードを回収する為にな。
それに嫌な気配がする。もしかしたらすでに発動しているかもしれない。ここが原作だったら。
俺はちょっと手を加えたバリアジャケットを展開して、次元の歪でフェイト達を探してから移動した。移動といっても中に入ったら到着だけどな。
「なあ!?」
次元の歪を利用してフェイト達と合流したのはいいけどすでに発動していてとても言葉では表しきれない状況になっていた。
なのは、フェイト、アルフが一緒にとはいかないが、発動したジェルシードを抑えようとしているが、その姿がまた不気味になっている。
「くっ!アイリ、出し惜しみは無しだ!本気で行ってあいつらを助けるぞ!あと、セイバーに連絡しとけ!」
『わかった!マスター!バリアジャケットとマスク展開!モード!ダブルソード!!』
俺はバリアジャケットを展開して両手に剣を装備して今にもフェイトに襲い掛かろうとしている触手をうようよさせている不気味な木に斬りかかった。
「はぁぁぁ!!」
『ぐるじゃkjghなvないおあいおjがりお!!』
「何言ってんだか!緋龍翔剣!!続けざまに緋龍壱式!!」
緋龍翔剣で斬り上げて、斬った後めがけて緋龍壱式を突き刺した。
俺の攻撃を食らって不木(不木で表現します。by 影)は後ろによろめきながら俺に触手を飛ばしてきた。それを剣で斬っては俺は緋龍壱式を連発しているが・・・・・・
「これじゃ、ジリ貧もいいところだな」
さすがにこのままではジュエルシードが暴走そうしてもおかしくはないからな。
そう考えていると横からきた触手を誰かが斬った。いや、セイバーが斬った。
「すみません。遅くなりました」
「いや、いいよ。それよりこの触手を撃ち落すから、弾があいつらに行かないように頼むセイバー」
「わかりました。ハ・・・・・・いえ、スプリング」
セイバーはそう言って触手を斬って行った。俺はその隙に武器を変えてなのはの近くにいった。
「大丈夫かい?お嬢さん」
「え、あ、はい」
「君は見たところ砲撃型なんだね。うし、ここは一度手を組もう」
俺はそう言ってフェイトも呼んで作戦を簡単に説明した。
「わかったよお兄ちゃん」
「はい!頑張ります!」
「よし。俺がこいつを撃ったらすぐに二人はあいつにめがけて魔法をぶっ放してくれ」
俺はアイリを二丁銃に変えてからすぐに魔法を発動した。
「今回はちょっと派手に行くぞ!アイリ!」
『はい!マスター!』
俺はミラージュファイヤとグロークストームブレイクを一緒に発動した。
「今回は幻影は入れてないからな!」
俺は連射をずっと続けて好機を狙った。
そして、やってきた。
「いまだ!やれ二人とも!!」
「うん!プラズマランサー!!」
「ディバイン・・・バスター!!」
二人が魔法を発動したのを確認してその場を離れた。セイバーも一緒にその場を離れたがいつでも((約束された勝利の剣|エクスカリバー))を放てるように準備をしていた。
「大丈夫さ。あの子たちならな」
俺はそう言ってセイバーを安心させた。
まあ、この世界での始めての戦いだからな。
攻撃が終わって煙がはれるとジュエルシードが浮かんでいた。
「フェイト。頼む」
俺がそう言うとフェイトはジュエルシードに近づいて封印した。
「ちょっと待ってください!!」
ん?この声はユーノか。
「なんだフェレット」
「あなたたちはジュエルシードをなんで集めているんですか!それはとても危険なものなんです!」
「ああ。そうだな」
「じゃなんで!」
「それは、いえないな。ユーノ・スクライア」
ユーノが驚いているが、俺はそんなことは関係無しに次元の歪を発動して、フェイト達とその場を後にした。
影&春兎
「「あとがき・・・・・・コーナー!!」」
影
「いやっはー!!」
春兎
「妙にテンション高いな」
影
「リンフォース!!」
春兎
「何故そこでリンフォースの名前を呼ぶんだ?」
影
「それはリンフォースが可愛いからとせつな過ぎるぅ!!」
春兎
「まあ、そこはどういけんだが」
影
「ん?何か問題が?」
春兎
「ありすぎだ!!何で朝起きたら裸なんだよ!!」
影
「わかんない!」
春兎
「ふざけてんのか?」
影
「それいじょうするとプレシアさんを呼ぶよ?」
春兎
「すみませんでした」
影
「わかればいいのです。しかし・・・・・・」
春兎
「しかし?」
影
「戦闘描写がうまく書けない!!」
春兎
「まあ、仕方ないんじゃないのか。出だしだし」
影
「そうですね。まあ、これからもっとうまくなりたいですね」
影
「だから、できればアドバイスなどください!!感想も募集中です!!」
春兎
「やけに本気だな」
影
「それほど、大事なのです!!この作品は!!元が泣けるし勇気や元気をもらえるから!!」
春兎
「なるほどね」
影
「まあ、ここまでで。それじゃ次回予告どうぞ!!」
春兎
「あいよ。久し振りに町に出かけるんだが、なんとも原作からかけ離れているなと思うこれだけか?」
影
「はい」
影&春兎
「「次回、魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第十一話。お楽しみに!!」」
説明 | ||
戦闘描写がうまく書けない・・・・・・ それじゃ、 魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜始まります! |
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コメント | ||
慧悟〔しっけい〕さん!!プレシアさんを止める方法はないのか!(蒼崎夜深) プレシアのレアスキル[DTハント]www プレシア「ふふふ…」ジュッ! そして誰も居なくなった…(紫蒼の慧悟[しっけい]) ちょ、それはやっぱりフラグですって古手雅樹さん!・・・・・・ちょ、プレシアさん!ムチはいけないです!誰かーーー!!help!!(蒼崎夜深) それと零冶、お前は速く愛人を作・・何をしてるんですか?こっちにむけないでくださ、ぎゃあああああ(古手雅樹) あれじゃね?やっぱその夜プレシアとギシギ(しかし何か言おうとした瞬間何か目の前に通りいきなり静かになったようだ(古手雅樹) 春兎「誰か、助けてください・・・・・・」ああ、春兎が身体的に限界が・・・・・・。どうやら記憶が・・・(蒼崎夜深) おふぅ・・・・・・・春兎君、頑張れ。 零冶「・・・あいつも大変だな。」(クライシス) 何故かプレシア・・・どうなってしまうのか。まあ、春兎は覚えてないんですけどね。プレシア「何故覚えてないのかしら?」ちょ、プレシアさん。こんなところで魔法はつかわないでください!!(蒼崎夜深) プレシアによる既成事実の構築w まぁ、戦闘描写に関しては慣れるしかないでしょうかね?私もいい加減な所もありますしw(クライシス) |
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