Fate/anotherside saga〜ドラゴンラージャ〜 第五話『オーガとの戦い』
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才に傲りてもって人を驕らず、寵をもって威を作さず。

――諸葛亮

 

 

 

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村の道をネロと一緒に駆け抜ける。

聖杯戦争中に散々走り回ったせいか、コードキャストを使っていなくてもこれくらいじゃ息切れすら起こさない。

 

 

「む、嫌な気配を感じるな…………。奏者よ、敵はどうやら近いようだぞ」

「ああ、わかっている」

 

 

先ほどから殺気を含んだ嫌な気配が漂っている。

ネロの言う通りオーガとやらはもう近くまで来ているんだろう。

 

 

「止まれ、ネロ!」

「むう!」

 

 

前方に巨大な影が三体現れたのを確認して、俺達は足を止めて戦闘態勢にはいる。

 

 

「グルルルル!」

「これは、でかいな…………」

「うむ、あの狂戦士ほどの大きさの者とまた戦うことになるとはな」

 

 

ゆったりと歩きながら俺達の目の前に現れたオーガは、思っていたよりもずいぶんと巨体だ。

背丈は三メートルほどもあり、肩幅だけでも小さな子供の体ぐらいはある。

腕の太さも半端じゃない。

あの大きな腕で殴られただけでも普通の人間なら即死だろう。

おまけにオーガ達は皆そろって銅で作られたひどく無骨な形の武器を持っていた。

剣に似たような形をしているが、刀身はひどく曲がっていて斧のようにも見える。

あの武器は、一体――?

 

 

「む。あやつらの持っているあの武器…………。あれはコピシュ、か?」

「コピシュ?」

「うむ、古代エジプト王朝で使われておったという最古の武器の一つだ。余が生きておったときにはもう廃れておったがな。…………それにしても醜い! いかにコピシュとはいってもあの醜さはあるまい! あんな物を見たら古代エジプトの刀鍛冶が草葉の陰で泣きだすぞ!」

 

 

………ネロの怒りはさて置き、どうもあのコピシュという武器は刀身の鋭さで敵を斬り裂くことよりも、持ち主の力でぶった切るということに特化しているようだ。

見た目通り剣よりも斧に近い武器のようだ。

オーガの持っているコピシュのうち一本が赤く染まっていることから、やはりジャックのあのひどい傷はこいつらが負わせたものらしい。

オーガ達はこちらを見たままニタニタと笑っているように見える。

どうも、こちらが子供二人だけだからなめているようだ。

見た目と違い最低限の知性はあるらしい。

まあ、理性のないただの獣よりは頭の悪い奴を相手にする方がまだしも楽だが。

 

 

「ふん、華のない面構えよな。奏者よ、始めてもよいか?」

「…………ああ。頼む、ネロ!」

「任せよ、一蹴に伏してくれる!」

 

 

掛け声とともにネロが三体の中で一番近くにいたオーガの前に飛び出す。

サーヴァントとしての力はほとんど失ったが、それでもなお彼女のスピードは男性の俺よりもずっと速い。

 

 

「ふっ!」

「グルアアアアアア!?」

 

 

ネロが短く息を吐きながら、オーガの腰を狙って真横に剣を振るう。

突然のことに反応できなかったオーガは腰から鮮血が飛び散らせながら絶叫する。

だけど浅い。

やっぱり人間になったことでネロの力は以前に比べてかなり弱くなったようだ。

以前のネロならあのままオーガを両断していたのは間違いない。

 

 

「グルルルルル…………!」

 

 

よろよろと足元をふらつかせながらもオーガは手に持ったコピシュを振り上げる。

だけど、遅過ぎる!

 

 

「やっ!」

「グアアアアアアアアアアアアアア!?」

 

 

オーガが武器を振るうよりも早く、ネロがさらなる傷をオーガの体に刻む。

新たな傷を受けたオーガは後ろに引こうとするが、その動きは鈍く体勢も崩れているため隙だらけだ。

このチャンスを逃がすか!

 

 

「そのままアタック!」

「たあっ!」

 

 

俺の指示を受けたネロが剣をバットのように振りかぶってから、一瞬で五回もの斬撃を無防備のオーガの体に打ち付ける。

 

 

「グ、ガアアア……………」

 

 

上半身を真っ赤に染め上げたオーガが地面に倒れ伏す。

よし、これで一体目………………いや、マズイ!

 

 

「左!」

「グオオオオオ!」

 

 

瞬時にネロが体を左に向け剣を前に出して防御の構えをとったのと同時に、二体目のオーガの攻撃が飛んできた。

 

 

「ぬう……!」

 

 

なんとかネロはオーガの攻撃を受け止めたが、オーガの馬鹿力に押されて反撃できずにいた。

さらに動きのとれないネロの後ろから、もう一体のオーガがコピシュを振り下ろそうとする。

 

 

「shock(64)!」

 

 

だが、その動きを読んでいた俺は後ろからネロを襲おうとしたオーガに向けてshock(64)を放つ。

完全に俺の存在を思考から外していたであろうオーガは、まともにその一撃を食らって動けなくなる。

その光景に唖然としたもう一体のオーガの隙を付いて、ネロも脱出する。

 

 

「大丈夫か、ネロ?」

「すまぬ。どうも力負けしているようだ」

「やっぱりか……」

 

 

当然と言えば、当然だ。

先ほども感じたように、今のネロは普通の人間より少し強い程度の筋力しかない。

見た目よりはずっと強いが、人間離れした強さを持つあのオーガのようなものと互角に戦えるほど力はないのだ。

もちろん戦いは別に筋力だけで勝敗が決まるわけではないが、先ほどから力を主体とする戦い方をしているオーガ相手では分が悪い。

軽く息を整えるネロを見ながら考える。

残った二体のオーガは体勢を整えて、こちらの様子を窺っている。

先ほどまでの油断はすでになく、気のせいか動きも素早くなっているようだ。

長引かせると、こちらが不利か。

だったら…………。

 

 

「ネロ、力を上げるぞ! gain_str(32)!」

「うむ、感謝するぞ」

 

 

俺の右手から放たれた光がネロの全身を包む。

gain_str(32)は対象者の筋力を一時的に大幅に増大させるコードキャスト。

この世界でどれほど力が強くなるかはわからないが、少しでもネロの助けになればそれでいい。

オーガ達もネロの力が強くなったのを察したのか――それとも単純に俺が((魔法|コードキャスト))を使ったことに警戒しているのか――グルグルと唸りながら威嚇してくる。

 

 

「一気に終わらせるぞ!」

「任せよ、奏者よ!」

 

 

俺の言葉に合わせてネロが再びオーガ達に向かって駆けてゆく。

 

 

「グワアアアアアア!」

 

 

残った二体のオーガの内、一体がネロに向かって走りながらコピシュを振り下ろす。

 

 

「ガード!」

「うむっ!」

 

 

オーガのコピシュとネロの剣が大きな音を立ててぶつかり合う。

拡散された衝撃が風になってネロの後方にいる俺にまで届き、自分の倍はあるオーガの一撃を受け止めたネロの足元の地面は軽く陥没している。

だがgain_str(32)のおかげでネロは動じることなく立っていることができ、逆に力任せの攻撃を止められたオーガの方は体勢を崩してよろめいていた。

 

 

「返すぞっ!」

 

 

その隙を見逃さず、ネロが真っ直ぐにオーガの腹を突く。

痛みに顔をゆがめるオーガの腹からは鮮血が流れ出るが、人間なら致命傷のその一撃も、体の巨大なオーガにとってはただの大きな傷にしかならなかったようだ。

……できれば今の一撃で決めたかったんだけど。

何しろ相手はまだもう一体いるのだ。

視線を移すと仲間がやられているのを見たもう一体のオーガがネロに向かって走り出すところだった。

ただ力任せに上から武器を振り下ろしたところで彼女にはまるで効かないことはあのオーガもわかっているはず。

ならば振り下ろす以外にあの武器の特性とオーガの馬鹿力を活かすことのできる攻撃方法は――おそらく横なぎにコピシュを振り切ること!

 

 

「バック!」

「むっ!」

「グルアア!?」

 

 

手負いのオーガにもう一撃を加えようとしていたネロは、すぐに俺の指示に従ってバックステップの要領で後ろに下がる。

するとその寸前までネロのいた地点をオーガの武器が通り過ぎていった。

 

 

「ブレイク!」

 

 

攻撃をかわされて大きく体勢を崩していたオーガの体にネロの渾身の一撃がたたき込まれる。

左肩を大きく切り裂かれ、オーガが絶叫を上げる。

 

 

「逃がすな、ネロ!」

「うむ! ……天幕よ、落ちよ! ――((花散る天幕|ロサ・イクトゥス))!」

 

 

コピシュを構えることもできずにいるオーガの横をネロが剣と共に通り過ぎる。

一瞬の後、オーガの腰の右半分が両断され、そこから大量の血しぶきがあがる。

 

 

「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」

 

 

断末魔の悲鳴を上げて、肩と腰から大量の鮮血をまき散らしながら二体目のオーガが地面に倒れ伏す。

これで、あと一体――!

しかしそのとき、最後のオーガが俺の方に向かって走ってきた

俺を先に殺した方がいいと判断したか。

ネロもすぐに気がついて駆け付けようとしてくれるけど、俺との間に距離が開きすぎていて間に合いそうにない。

だけど、俺だって簡単に殺されるつもりなんてない!

 

 

「shock(64)!」

 

 

俺の手より放たれた魔弾が恐ろしいスピードで一直線にオーガに向かって飛んでいく。

shock(64)には先ほどオーガに当たった時もそうだったように、直撃した相手の体を痺れさせる能力がある。

少しでも時間が稼げれば、あとはネロが止めを刺してくれる。

 

 

「グオオオオオオオオオ!」

「なっ!?」

 

 

だが、オーガは目視するのも難しいほどのスピードで飛んでいる魔弾をその手に持ったコピシュで弾き飛ばし、何事もなかったかのようにそのまま俺に向かって突進してきた。

マズイ!

どうする、move_speed( )を使って逃げるか!?

いや、もうコードキャストを使う暇がない!

shock(64)を防がれるとは思ってもいなかった俺は、目の前にまで迫ったオーガに対して次の手を打つことができなかった。

 

 

「タクトーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

 

 

ネロの悲鳴が聞こえる中、怒り心頭のオーガが俺の目の前でコピシュを高く振り上げる。

嫌だ。

俺はネロを置いて、こんなところで死ぬわけにはっ………………………!

どうすることもできずに、ただ相手を睨みつけるしかできない俺をオーガがニヤリと笑う。

そして、オーガが振り上げたコピシュに力を入れた。

その瞬間。

 

 

「くらいやがれ!」

「グアアアアアアアア!?」

 

 

オーガの腹にきれいな剣痕が刻まれた。

完全に油断していたオーガは、突然の奇襲と新たな傷に動揺しよろよろと後ずさる。

今のはネロの仕業じゃない。

まだ彼女は俺のところにまで戻っていない。

 

 

「おい。大丈夫か!?」

 

 

オーガを斬りつけて俺を助けてくれたのは、皮の鎧を身に付けた剣士だった。

背丈は二メートル近くありそうな巨漢だが、おそらく年齢はまだ青年ぐらい。

防具は革の鎧と貧弱だが、その手に持った剣は何かでコーティングでもしてあるのか、日の光を浴びてキラキラと光っていた。

そしてなによりも、様々な((強者|サーヴァント))を見てきた俺から見ても、強いと思わせる雰囲気を身に着けていた。

 

 

「はぁはぁ……。た、助かりました。あなたは?」

「オレはヘルタント領の警備兵隊長を務めているサンソン・パーシバルという者だ。お前がジャック達の言っていた旅の魔術師か?」

「はい」

「そうか。言いたいことは色々あるが、今は後回しでいいな?」

「ええ。もちろんです」

「タクトッ!」

 

 

ようやく戻ることができたネロが泣きそうな顔で俺に抱き着く。

 

 

「大丈夫か、奏者よ!? 怪我はないか!?」

「ああ。この人が助けてくれたからね。俺は全然大丈夫だよ」

「そうか。安心したぞ、タクトよ……………」

 

 

ネロは泣くのを必死に我慢する子供のような顔をしたあと、表情をなんとか戻して今度はサンソンに向き直る。

 

 

「……我が愛しき奏者の命を救ってくれたことに感謝するぞ、名も知らぬ戦士よ」

「えっ。あの、その……。い、いや、オレは別にヘルタントの警備兵隊長として当然のことをしたまでというか……。その……。別にお礼を言われるようなことはなにも……」

 

 

急にサンソンが赤くなってモゴモゴと話し出す。

なぜかその目線はチラチラとネロのドレスに集まっていた。

どうしたんだろうか?

 

 

「サンソン。無事か!」

 

 

俺が首をかしげていると、後ろからサンソンと同じ武装をした兵士が新たに五人現れた。

 

 

「ジャレン! 俺は無事だ!」

「通報にあった旅人達は?」

「ここにいるのが見えないのか!」

「あれ? 思っていたよりも若いんだな? 魔術師なんて言うからもっと年を食ってるんかと思ったぜ」

 

 

しゃべりながらもジャレンを含めた五人の戦士はあっという間に俺とネロを内側にして半円状の陣を作る。

この人達もサンソンと同じようにかなり訓練を積んでいるあるみたいだ。

 

 

「サンソン、作戦は?」

「最初にオレが飛び出してヤツの武器を封じる。そのあとにターナーとハリーが両足に切りかかれ。ジャレンはヤツの左腕を潰せ!」

「わかった」

 

 

サンソンの指示に従って、ジャレンと他に二人の兵士が前に出てくる。

オーガはこちらからもわかるほどに動揺している。

こちらの戦力がいっきに倍増したから、当然といえば当然か。

 

 

「む。サンソンとやらちょっと待つがよい。あのオーガは余の手で止めを刺したい」

「なんだと?」

「あのオーガは余の奏者を殺そうとしたのだぞ! 余が直々に引導を渡さなければ気が済まん!」

「おい、お前。勝手になにを言って…………」

「わかった。いいだろう」

「おい、サンソン!?」

 

 

驚いたジャレンが声を上げる。

このとき、どうして警備兵隊長であるサンソンが見ず知らずの旅人でしかないネロの無茶な願いを聞き入れたのか、俺にはわからない。

もしかしたら熟練の戦士にしかわからない勘だったのかもしれないし、もしかしたらネロの怒りを理解したのかもしれない。

 

 

「ここまでコイツは一人で戦ったんだ。足手まといにはならないだろう」

 

 

ジャレンはまだ不服そうだったが、すぐに頭を切り替えたのかそれ以上の文句は言わなかった。

 

 

「作戦を変更する。ジャレンはここで残りのヤツらといっしょにこの少年を守ってくれ。……ジャレンの代わりを頼めるか?」

「うむ。あのオーガの左腕を潰せば良いのだろう?」

「そうだ。頼むぞ」

 

 

サンソンはそう言ってオーガを睨みつけた。

ジャレンは素早く後ろに下がり、代わりにネロが前に進み出る。

オーガもコピシュを構えてこちらを睨んでいる。

ネロ達はなにも言わないままに、自然とひし形の陣形をとっていた。

先頭がサンソン、その次にターナーとハリー、一番後ろはネロだ。

四人はジリジリとオーガのほうに進んでいく。

ゆっくり、ゆっくりと前進するその動きは見ていてイライラしてくる。

 

 

「グアアアアアアアアアアア!」

 

 

オーガもしばらくは警戒して待っていたが、やがてしびれを切らしたのかこちらに突撃してきた。

それを待っていたのか、オーガが飛び出すのとほぼ同時にサンソンが前に出る。

虚を突かれたオーガが慌ててコピシュを振るう。

しかしサンソンはオーガの攻撃をいとも簡単に剣で受け止めて、そのまま手首の回転を利用してオーガの武器を空中に弾き飛ばした。

 

 

「し、信じられない。あの馬鹿力を真正面から受け止めたっていうのに……………」

 

 

俺は驚いて思わず呟いてしまう。

突然武器を失ったオーガがオロオロしているあいだに、ターナーとハリーの二人が両足のすねを剣で斬り裂く。

たまらず、オーガは地面に両膝をつけてしまう。

 

 

「グアアアアアアア!」

 

 

オーガは最後の力を振り絞って、その左腕でサンソンを殴りつけようと振り上げる。

 

 

「させぬっ!」

 

 

しかしその腕をネロが飛びあがりながら斬りつける。

そのまますぐに態勢を立て直して、後ろからオーガに斬りかかる。

さらに前にいたサンソンもほとんど同じタイミングでオーガに向かって剣を振り上げた。

 

 

「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

 

断末魔の声を上げて、オーガが地面に倒れる。

 

 

「グ………アア……………」

 

 

弱弱しく、オーガがうめき声を上げるが、間髪いれずにハリーとターナーの剣がその背に突き刺さる。

しばらく痙攣を繰り返した後、今度こそオーガは絶命した。

こうして俺とネロの、この世界における初めての戦いにして初の複数戦は幕を閉じた。

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あとがき

 

というわけで第五話『オーガとの戦い』でした。

いやー……本当に戦闘描写って難しいですね。

もっとうまく表現できればよかったんですが……。

これからの課題ですね。

それと今回からいよいよドラゴンラージャのキャラが本格的に参戦します。

記念すべき一人目はサンソンでした。

独特なキャラなので上手く書けるかどうか非常に不安です。(というかドラゴンラージャの味方パーティーはみんなキャラが濃すぎます)

拓斗とネロを含めて、みんな上手く書いていきたいです。

 

 

では、また次回お会いしましょう。

(最近疲れがとれない)メガネオオカミでした。

説明
季節が変わるごとに風邪をひく、弱弱しいメガネオオカミです。
風邪をひいたら『あー。季節が変わったんだなー』と冷静に考えてる自分は色々とまずい気がしますwww

というわけで、第五話です。
いよいよ拓斗にとってドラゴンラージャの世界での初の戦闘になります。
…………戦闘描写に関しては期待しないでください。(汗

そんなこんなで、第五話『オーガとの戦い』
お楽しみいただけたら幸いです(^^)
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コメント
サーヴァントでなくなってもネロさんは強いです。サンソンがオーガの攻撃を止められたのはうまい具合に衝撃をいなしたから、と考えてください。……まあ、原作でもOPGを持った相手と互角に戦っていますしね。(メガネオオカミ)
サンソン登場! さすが人間の皮をかぶったオーガだ。OPGなしでオーガの一撃を止めるなんて・・・。ネロは無双してるな〜(kuorumu)
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