魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜第十一話 |
あれから、旅館で残りの日をなのは達と会わないようにしてたけど結構疲れる。マスクはしてたけどフェイトはとアルフは、いや、アルフは子犬にすれば何とか。フェイトが顔を知られているから結構危ない。
だから、俺は極力会わないように言ってテレビをみて過ごした。
まあ、そんなこんなで帰ってたんだが・・・・・・
「アルフ。どいてくれないか?」
「嫌だね。あたしはこのままでいたいんだよ」
「ミナリ〜セイバ〜助けて〜」
俺はミナリとセイバーに助けを求めたが、フェイトを連れてどっかに行きやがった。二人っきりにしないでー!!
(ちょ、ミナリ!どこに行こうとしてんだよ!!)
(すまぬ主。これだけは無理があるんじゃ)
(ちょ、見捨てないで!!)
(すみません。ハルト。これだけは私にもどうにも・・・)
(いやーーー誰か!!)
俺がそう言ったのと同時に念話がきれ、アルフに仰向けにされて旅館のようにキスをされて・・・・・・
誰か助けて・・・・・・・・・
原作がここまで壊れたのかな?
その瞬間俺の悲鳴が部屋に木霊したらしい。
俺が覚えているとしたら、大きなメロンに押しつぶされたところまでだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
「くそう・・・・・・一体どこで俺は選択をミスったんだろうか。でも、いいや。俺は生きたいように生きるだけだし」
俺はそう呟きながら町を散策していた。今日は特に予定も何にもないし、フェイトは何も悪くはないけどちょっと二人の見張りをしてもらっているしな〜。
どっか行くか・・・・・・
(アイリ。何かいいところある?)
(久し振りに翠屋に行ってみたらどう?マスター)
(そうだな〜。そうするか)
俺はアイリに言われたとおりに翠屋に行く事にした。
「いらっしゃいませー・・・春兎君じゃない。久し振りね」
「はい、桃子さん。お久し振りです」
桃子さんと挨拶を交わしていると、そこに学校帰りだろうと思われる、なのは、アリサ、すずかが店に入って来た。
「お母さんただいま・・・・・・あっ!春兎さん!」
「あ、あんた!!」
「春兎さん、お久し振りです」
「お、おお・・・久し振りだな・・・」
俺を見つけた二人の勢いに押された。
「今までどこに居たのよ!」
「そうなの!今までどこにいたんですか!」
「ちょっと二人とも、春兎さんが困ってるよ」
二人が俺に聞いてくるが、俺が困っているので、すずかが二人を宥めるという光景が出来た。だが、突然三人は俺の後ろに隠れた。突然なんだ?
俺がそう思っていると誰かが店の中に入って来た。
「よう!なのは!遊びに来たぞ!!」
うわ、この事を本能的に察知したんだな三人は・・・・・・納得できる。
「何で、あんたがいるんだよ。あんたは学校の掃除でもしとけよ」
「はぁ、俺は今休暇をとってんだよ。それにそれじゃ君は何しに来たんだ?」
ちょっと言葉遣いにいらっときたけど、ここは大人の対応をしなくてはな。
「それは、なのはと遊ぶ為に来たんだよ。何か文句でもあるのかよ!」
「はぁ、すみません桃子さん。ちょっと奥の席借りてもいいですか?」
俺は桃子さんが首を縦に振ったのをみて、俺はこの馬鹿の首を持って奥の席に座った。
「何すんだよ!離せよ!」
「離すよ。まずは座れ」
俺は馬鹿を離してやると、座るように促した。
けど、座ろうとしないためちょっと強引に座らせた。
「なんだよ。俺はなのはと遊ぶんだよ!」
「それは、なのはちゃんの了承を得ての事か?」
俺がそう言うと馬鹿は、苦い顔をした。この顔になるということは、やっぱり勝手に来ては遊んだんだな。
「やれやれ。遊ぶなとは言わないさ。でも、本人の了承を得てから遊べ。まずはそこからだろうが」
俺がそう言うと馬鹿(名前聞いてないから)は、急に泣き出した。
「ぐすっ・・・・・・ひっく・・・・・・」
「え?」
俺がそう言った瞬間思いっきり泣き出した。
「ちょ、え?え?何が起こった?」
俺は突然泣き出した馬鹿?を連れて部屋を借りて落ち着かせた。
部屋を借りてから、ちょっとして落ち着いたから、話を聞いた。
「さっきはなんかごめんな。俺もちょっと強く言い過ぎた・・・・・・」
「い、いえ!俺も自分勝手が過ぎました!」
「そうか。でも、それは俺に言うんじゃなくてあいつらに言うべきだろう?」
「はい!!」
そう言って彼は走ってなのはたちの元にいって謝った。
遠くからその様子を見ていたが、ちゃんと受け入れてくれてからちゃんと仲良くなったようだ。それはなによりだ。
ここで、ひとつ。
困ったときの水奈月さんなのだ。
なんか、自分で言うと恥ずかしいな。
「お疲れ様。春兎君」
俺が一人でそんな事をしていると、桃子さんがコーヒーを持ってきてくれた。そういやさっき注文してたな。奥を借りるときに。
「ありがとうございます。それと俺は特にしてませんよ。唯、あの子が自分がしていることに気づくようにしただけですから」
俺は桃子さんにそう言いながらもらったコーヒーを飲んだ。
そうしていると、さっきの子が俺の所に来た。
「ん?どうした?」
「その・・・生意気な事を言ってすみませんでした!」
謝ってきたよ。
「いや。いいよ。自分がやっていた事に気がついてくれたんなら。もうこんな事をするんじゃなぞ。いいか?」
「はい!・・・・・・それと一ついいですか?」
「?なんだ?」
「その・・・・・・これから、先生と呼んでもいいですか?」
「ああ。そうだった。いちようちゃんと自己紹介しとく。俺は知っての通り、水奈月春兎。君は?」
「僕は、紅林 耕哉です!よろしくおねがいします!」
彼、耕哉はそう言ってから帰った。何だったんだ?
一体何があった?
俺がそう思っているとマナカから念話が来た。
(どうやらあの馬鹿・・・・・・いや、紅林は変わったようじゃな)
(一体何があったんだ?)
(うむ、私にもよくはわからぬが、御主に怒られて厚生でもしたんじゃろう。まあ、めでたしでよかったんじゃないのか?)
マナカはそう言って念話をきった。
まあ、いいや。
「あ、そうだ。桃子さん、注文いいですか?お持ち帰りで」
「いいわよ。それで何にするの?」
俺は、みんなが喜びそうなケーキ類を頼んだ。
「それよりやるじゃない。アンタ」
「ん?アリサか。まあ、これで紅林もちゃんとするだろうよ」
そう言いつつ、紅林がちゃんと真面目になってくれる事を祈っている俺でもあった。
それから、お持ち帰りの分が出来た為俺は、先に帰ることにしたが・・・・・・
「よう。ずいぶん前にあったけど覚えているか?」
「ええ。覚えているわ春兎」
何故か、ウーノと出会った。
「こんな所で何をしてんだ?」
「買い物よ。家族の分も買ってるのよ」
家族といったけどナンバーズの姉妹達のことなんだろうな。まあ、あの性格じゃ、チンクぐらいだろうな。他に買い物に出るとしたら。
「どこかわからないが、途中まで荷物もってやるよ」
俺はそう言ってウーノの手にあった荷物の半分以上を持った。
「いいのかしら?」
「いいよ。それにこんな荷物重たかったんだろ?」
俺がそう言うとウーノは苦笑した。
「?何がおかしいんだ?」
「いえ、あなたが面白い人だと思ったからよ」
「俺がか?」
「ええ」
ウーノはそう言って「ここで大丈夫」といって、歩いていった。
「んん〜〜〜。しかし、色々と変わってきたな〜〜」
俺はちょっと、前世の記憶を思い出した。
普通の学生を満喫していたが、どこか人と仲良くなろうとするのをココロの隅で避けてた。
それで、あんな事になって俺は死んだんだっけな?
強盗が・・・強盗に失敗したやつらが来て、俺はみんなを助ける為に出て、ナイフが刺さったんだっけな〜〜。
そんな、昔の記憶を思い出しながら俺は、帰路にたち。家に・・・フェイト達がいる家に帰った。
今の生活は十分楽しいよ・・・・・・神様。
影&春兎
「「あとがきコーナー」」
影
「今日もスリル満載だったね、春兎君や」
春兎
「それは、本当に死ぬかと思ったぜ・・・・・・影さんや!!」
影
「あぶな!ちょっと暴れるな。チェーンバインドにクリスタルバインド!!」
春兎
「動けねぇ!くそう・・・・・・」
影
「ごめんな。後でちゃんと取るけど、今は感想やらのタイムだ!」
春兎
「急に真面目になったな」
影
「はっちゃけた話。ウーノさんとの絡みはこれからも入れていくよ」
春兎
「そうなんだな。それにしてもウーノと仲良くなってていいのか?」
影
「大丈夫です。そこは大丈夫です!」
春兎
「その自信がどこから出てくるのかがわかないけどいいや」
影
「どっかから。あと、DOGDAYSの二話も出来たから。そちらのほうもよろしくおねがいします」
春兎
「そうかい。・・・次回予告でもするか」
春兎
「ジュエルシードが原作よりも多く集まったが、そこに神様からの依頼が・・・・・・。何が春兎達を待っているのか?次回魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜・・・・・・」
影&春兎
「「次回に向かってテイクオフ!!」」
説明 | ||
旅館から帰った春兎。まあ、いつのも風景かな それじゃ、 魔法少女リリカルなのは〜転生だろうが生きるだけ〜始まります |
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コメント | ||
春兎「やめてくれーーー!!」 春兎君!?誰か、医者を医者をーー!!春兎君が魔法をぶっ放しているよ!! ジュッ!危ない!!(蒼崎夜深) おめでとうアルフ!これで春兎は君の物だよ!w(クライシス) ヤッちゃいました!?春兎君? 春兎「思い出したくもない・・・・・・」 だそうです。ニヤニヤ。 春兎「ニヤついてんじゃねーー!!」(蒼崎夜深) ふむふむ・・・・・・アルフは大胆だね・。・・・・・ってか、もしかしてヤッたのですか?w(クライシス) |
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