デジモンクロスウォーズ 絆の将と魔道の戦士 |
ここは、先ほどまで行われていた激闘の余波により、今にも崩れそうになっている「ディスクゾーン」ここには、ディスクゾーンの住人達と一緒に、工藤タイキらクロスハートの仲間たちが一緒に居る。
「仕方ない、ここに居るデジモンを全員連れて、いったんシノビゾーンに引き返そう。」
タイキはこう言うと、自分の仲間たちと一緒にディスクゾーンのデジモン達を連れてシノビゾーンへと戻って行った。
因みに、テクノゾーンにはブラストモンがいそうなのでやめておく、との事だ。
「事情は分かりましたな。ディスクゾーンの皆様はこちらで保護しましょう。」
白い髭を蓄えたシノビゾーンの長老モニタモンは、タイキの説明を訊いてこう言った。
「では、ここに蓄えているデジノワを振る舞いましょう。」
デジモン達は、
「やったー!デジノワだ!!」
と、皆一様に歓声を上げた。シャウトモンも、少し考え事をしていたようだが、
「やったー!デジノワ♪デジノワ♪」
と喜び始めた。だが、考え事をしているのはもう一人、
「タイキ?どうしたの?」
アカリはタイキの顔を覗き込みながら訊いた、
「これ、キリハから渡されたんだよ。しばらく預かっておけ、って。」
タイキは、ブレイブゾーンのコードクラウンを見せながら言った。
「その時に一緒にデジモンも来たんだよ。」
やって来たデジモンは勿論メデューサモンの事である。
「きっと傷ついているでしょうね。いきなり別なジェネラルのクロスローダーに入れられて。」
と、アカリが言うと。
「それもあるんだけど、なんでコードクラウンまで一緒に?」
タイキはこう言って、クロスローダーを見た。すると、クロスローダーがひかりだし、中から白い装備を身に着けた、美しい女性型の天使デジモンが現れた。
「お初にお目にかかります、私はメデューサモン、どうぞよしなに。」
現れたデジモン「メデューサモン」は、何もなかったような雰囲気で自己紹介した。
「え?ああ、どうも、ごていねいに。」
タイキは驚いた、なんでこんなに元気なんだ、と。普通ならショックで暗くなっているはずである。
「ところで、なんでここに来たの?」
タイキがこう訊くと、
「特に理由はありません。言うなればブルーフレアをクビになりました。」
メデューサモンは笑顔で言った。
「それは良いけど、なんでコードクラウンまで?」
というタイキの問いに、メデューサモンは簡潔に答えた。
「うちのコードクラウンはちょっと特殊で、護り手と一身同体なんです。ですからどちらかを移すには、一緒に移さないと行けないんです。」
タイキは考えた。それにしてもなんでキリハは彼女をこちらに渡したのか、と。
(そりゃバグラ軍に渡すなら俺にって考えたならともかく。一体キリハの所で何をしていたんだ?)
タイキは、彼女はそこまで強い戦闘デジモンではないのか、と考えた。しかし、その考えはすぐに訂正する羽目になった。
突然二体で現れたブラストモンの分身を相手にした時、一体をメデューサモンが相手にしたのだが、「スレイ・エレイン」の斬撃一発でブラストモンの分身を倒してしまったのだ。
この力は、見ていたタイキ達人間は勿論、デジモン達も驚いた。
そして、ある日の夜の事である。タイキは、シャウトモンの不調について考えた。
「デジクロスもすぐ解けるし、戦う時も大変そうだし。何かあったのか?」
その時、キュートモンは気が付いた、シャウトモンは最近、バリスタモンと一緒にちょくちょく居なくなっていることに、そして今もいない。
「分かったっキュ!シャウトモンは夜中にデジノワをつまみ食いしてるっキュ!だから調子が悪いっキュ!」
キュートモンはこう言った、そして、
「僕も見たカメ!二人が夜中にコソコソ出て行ったカメ!!」
どこからか現れたチビカメモンも言った。
「びっくりしたな、チビカメモン!!」
ゼンジロウは驚いた、
「いくらシャウトモンがデジノワ好きでも、盗み食いなんてするかな。」
アカリが首をかしげると、
「なら確かめるっキュ!真実はいつも一つっキュ!!」
キュートモンは、あの探偵少年のような決め台詞を言った。
一方、問題のシャウトモン、バリスタモンは、森の中で何かをしていた。シャウトモンは大きい石を背負っている。
「イクゾ!」
「来い!!」
バリスタモンは手ごろな石を掴むと、シャウトモンに投げつけた。シャウトモンはうまく回避し、間に合わない分はマイクで防いだが、五発目に当たってしまった。
「イテ!」
と、シャウトモンが言った時である。
「イテ!!」
シャウトモンの背後から声がした。
「やべ!誰かに当たったか?!」
次の瞬間、枝をかき分け現れたのは、デジモンではなく妙齢の女性であった。その後ろからは頭にコブを作ったストライクドラモンが付いてきていた。
「あなた達、こんな時間、こんな所で何してるの?」
女性は二人に訊いた、
「別に余計なことかもしれないけど、石投げ合戦はもっと広くて明るい場所でやった方がいいんじゃ?」
シャウトモンは答えた、
「石投げ合戦じゃなくて、これでも特訓だ。最近デジクロスが簡単に解けちまうから、どんなクロスでも耐えきれるように鍛えてるんだよ。」
「デジクロスがすぐに解けるね。」
女はこう言うと、
「ちょっと診せて。」
と、シャウトモンに言った。そして、心音や脈などを一通り見てから、
「あなた最近、相性の悪いデジモンとデジクロスしたでしょう?」
と、シャウトモンに訊いた。
「やっぱりそうか、この間ディアナモンとクロスして×4Aになったんだけど。」
シャウトモンはこう言うと、さらに、
「でもアイツには死んでも言えねえよ。あいつのクロスが原因で自分が不調だなんて。」
とも、言った。
「俺は将来キングになるんだ、王様ってのはみんなの見てないところで努力するものだろ。」
シャウトモンの言葉を聞いた女は、
「そう、分かったわ。」
そう言って、隣のストライクドラモンに言った。
「活性蓬と増強茎出して。」
そして、ストライクドラモンが鞄から出した生薬を混ぜ合わせると、
「これを飲んで、力が付くし疲れも取れます。おそらく日頃の戦いの疲れと相まってデジクロスが弱化してると思いますから。」
受け取ったシャウトモンは一息で飲み込むと、
「ありがとよ!ところでアンタなんていうんだ?」
と、女に訊いた。
「私はプレシア・テスタロッサ。デジモンドクターよ。それでこっちは相棒のストライクドラモン。」
女、プレシアはこう答えた、
「俺がキングになる日を楽しみにしてな。この日の礼をたっぷりしてやるからよ。」
シャウトモンは、まるで喧嘩を行ってやられた相手のような言葉をプレシアにかけた、
「そう、楽しみにしてるわ。」
プレシアは笑顔でこう言うと、その場を去って行った。
一方その様子を見ていたタイキ達は、
「シャウトモン、お前ってやつは。」
シャウトモンの言葉、王様は陰で努力する、自分の不調がディアナモンのせいとは死んでも言えない、という言葉に感動していた。
「あっちは問題なさそうだな。」
タイキはこう言うと、その場を去った。戻る途中、
「ボク、シャウトモンを疑っていたのが恥ずかしいっキュ。」
「僕もカメ。」
キュートモン、チビカメモンは反省していた。
そして自分たちが寝ていた小屋に戻ると、ドルルモン、ディアナモン、メデューサモンがいた。
「二人は気づいていたのか。シャウトモンの事?」
タイキは、ドルルモンとディアナモンに訊いた、
「薄々な。」
「私は最初から。」
二人は同時に答えた、
「何度あいつとデジクロスしてると思ってるんだ?」
「私だって一応ブラストモンの片腕だったんです。仲間の健康管理くらいできます。」
そして、シャウトモンについて訊くと、
「アイツはすげえよ。なんだかんだ言っても、親分の器さ。」
「私も、彼について本当に良かったと思います。」
二人はこう答えた、
「メデューサモンはどうだ?」
タイキはメデューサモンに訊いた、
「私からは何も、さほど彼の事を知りませんから。」
メデューサモンはこう答えた、
「私たちはともかく、みなさんは早く寝たほうがいいのでは?必ず明日中にブラストモンが来ると思いますから。」
その後、メデューサモンは床の木目をなぞりながら言った。彼女が言うのは、これは「木目占い」といい、結構的中率が高いらしい。
翌朝、シャウトモンとバリスタモン、途中から二人の特訓に参加したベルゼブモンは、
「くそ、何回やっても10発目が避けられねえ。これが成功すればどんなデジクロスにも耐えられると思うんだけど。」
「最後が決まらないな。」
最後の最後で手こずっていた。
すると、どこからか、
「これがクロスハートのメインデジモン。テンポダウン、つまり拍子抜けね。」
黄色い装備を身に着けた忍者のようなデジモンが現れた。そして彼は、不思議な術で強力な重力を生み出すと、10発の弾丸を放った。
(やべえ、このままじゃバリスタモンやベルゼブモンに)
シャウトモンはこう思うと、
「仲間には当てさせねえ!」
と叫ぶと、背中の大石を外すと、飛んでくる弾丸をマイクではじき出した。7発、9発、とクリアし問題の10発目が飛んできた。
「ノコリ一発。」
バリスタモンがこう言った時、シャウトモンのマイクは10発目の弾丸に当たり、はじかれた弾丸は忍者デジモンに当たった。
「10発目クリア、特訓完成ね。」
忍者デジモンは、煙が晴れるとこう言った。そして、
「もうすぐブラストモンがここに来る。奴を倒してくれ。」
こう言い残し、去って行った。
「やっぱりシノビゾーン。部下の侵略記録から見覚えあったんだよね。」
シノビゾーンへやって来たブラストモンは、周りを見ながら言った。
「げえ!あんたまた来たの?!」
すぐさま駆け付けたディアナモンは、開口一発こう言った。
「私に会いたいのはわかるけど、もっと場所と時間を考えてよ。」
「んな訳あるか!!」
ブラストモンはパンチ攻撃をディアナモンにお見舞いした。
「俺様はクロスハートのコードクラウンを奪いに来たのよ。」
ブラストモンはディアナモンに言った。
「へえ、暗殺者相手に奪うなんて良く言うじゃない。」
武器の鎌を取り出しながら、不気味な笑みを浮かべて言った。
一触即発と言えるブラストモンとディアナモンの様子を見ながらタイキは思った。
(一秒でも長く時間を稼いでくれ)
と。
確かにディアナモンは強いが、ブラストモンに決定的なダメージを与えるだけの攻撃力はないだろう。メデューサモンも昨日、いざという時は自分が戦う、と言っていたが、ブラストモン相手ではどうなるか分かったものではない。
その時である、
「タイキー!!デジクロスだ!!」
遠くからシャウトモンとバリスタモンが走って来た。タイキは、
「ああ!俺はいつだってお前を信じてる!!」
こう言って、クロスローダーを掲げた。
「シャウトモン、バリスタモン、ドルルモン、スターモンズ、ベルゼブモン、デジクロス!!」
この時、ディアナモンには援護に回ってもらうことにした。つい昨晩ディアナモンから、自分とシャウトモンのデジクロスは相性が悪い、と聞かされたばかりだったからだ。
「シャウトモン×4B!!」
シャウトモンは、両腰に銃器を付けたケンタウロスのような姿になると、ブラストモンめがけて突進して行った。
「お馬さんがパワーで俺に勝てると……」
ブラストモンも同様に突進しようとしたら、いつ背後に回ったのか、ディアナモンに右腕を取られ、そのまま肘固めの態勢に取られた。
「負けるか!!」
しかしブラストモンは、得意のパワーでシャウトモン×4Bを押し返し始めた。
「どんだけメチャクチャなの?私の関節技受けたら大半のデジモンは動けなくなるのに?」
ディアナモンは締め上げを緩めることなく、鎌を地面に突き刺してブラストモンを止めようとしたが、ブラストモンの勢いは止まらない。
ディスクゾーンからやって来た非戦闘員のデジモン達も大急ぎで避難したが、その中の一人「ルナモン」が突然後戻りを始めた。
「ああ!危ない!!」
アカリが叫んだ時である。メデューサモンがブラストモンの進行方向に立つと、
「止まりなさい!ここから先は不可侵区域です!!」
静かな口調でブラストモンに言うと、巨大な剣を地面に突き立て、地下から水で出来た竜を召喚した。
「ストップ・ジ・ヒドラ!!」
水の竜が一斉にブラストモンを見た時、ブラストモンは青ざめた顔になり、停止した。まるで蛇に睨まれたカエルのように。
その隙にゼンジロウがルナモンを救出した。しかしそのすぐ後、復活したブラストモンの発生させた衝撃波で、ディアナモン、シャウトモン×4B、メデューサモンはふっ飛ばされた。これを考えると間一髪である。
「良かったな。」
と、ゼンジロウが救出したルナモンに言うと、
「良くないよ!シャウトモンからもらったデジノワの箱!宝物にしようと思ってたのに!!」
ルナモンは、シャウトモン×4Bの傍で潰れている、「元気出せ」と書かれたデジノワの箱を指差しながら叫んだ。実はシャウトモンが自分の分をあげていたのだ。
メデューサモンは、
「立ちなさいシャウトモン!あなたは王様になるんでしょう!あの涙を見てどう思う!!」
と、自分の後ろで倒れているシャウトモン×4Bに言った。そして、
「ヒドラ、攻撃態勢。」
かつて、肉親とうぜんだったデジモンをバグラ軍のデジモンに殺された事を思い出したメデューサモンは再び剣を突き立てると、静かな声で言った。
「絶対許さない。」
メデューサモンの言葉を受けた水の竜たちは、一斉に口を開けてブラストモンに襲い掛かった。その姿は獲物に食らいつく蛇と言うより、むしろ自分や仲間の敵に襲い掛かる狼のようだった。メデューサモン自身の髪の毛も、ルナモンの大切なものを奪ったブラストモンへの怒りに合わせるように揺れているので、どこから見ても怒り心頭だと分かる。
そしてシャウトモン×4Bは、
「どうも思わない訳ないだろう。絶対守る、バグラ軍にもブルーフレアにもトワイライトにも絶対負けねえ。どんな小さな涙も見逃さねえ。」
立ち上がりながら宣言した、
「改めて皆に誓うぜ。俺はデジモンのキングになる、誰一人泣かすことのない、最強の王にな!!」
そして、飛び出したシャウトモン×4Bは、メデューサモンの操るヒドラを掻い潜ると、ブラストモンに猛烈な連続蹴りをお見舞いした。
「凄いやシャウトモン。」
その様子を見ているルナモンは、最初メデューサモンの怒りを怖がっていたが、シャウトモンの活躍が始まると泣き止んだ。
「バカ言ってんじゃないよ!美しさはディアナモンに譲るとしても、強さで俺様よりグッドなデジモンなんているか!!」
ブラストモンはシャウトモン×4Bの蹴りを喰らいながらこう言うと、上空に離脱し攻撃の態勢に入った。シャウトモン×4Bが防御の態勢を取った時である。
「あなたより美しいデジモンに私は含まれないんだ。」
一体いつ来たのか、メデューサモンがブラストモンの目の前に居た。
「バインド・オブ・ゴルゴン!!」
そしてブラストモンは彼女の赤く光る眼を見た瞬間、動けなくなってしまった。メデューサモンの技「バインド・オブ・ゴルゴン」は相手を石化させる技だが、相手が強い場合少しの間だけ動けなくさせる効果になるのだ。だが、少し時間があるなら十分だった。スパロウモンが背後からサナオリアの弾丸を撃ち込んだのだ。
「助けに来たわよ!タイキ君!」
そして、スパロウモンのジェネラルである天野ネネもやって来た。
「シャウトモン、いったん分離して×5になろう!」
スパロウモンは上空から提案した。ブラストモンはパワータイプのデジモンなので、×4Bでパワー対決をするよりは、×5のスピード勝負の方が分があると考えたからだ。勿論、自分よりベルゼブモンが強いことを踏まえてもいる。
しかし、とうのシャウトモンは、
「面倒くせえ!このまま来いスパロウモン!!」
と言った。そして、
「タイキ、夢がかなうまでノンストップで行くぜ!!」
と、タイキに言った。
「ああ!一緒に行こうぜシャウトモン!今こそ×5を超えるんだ!!」
タイキはこう言って、クロスローダーを掲げた。
「シャウトモン×4B、スパロウモン、デジクロス!!」
そしてシャウトモンは、頭部がシャウトモン×5の形となり、背中にスパロウモンの翼が付いた姿になった。普通の×5と違うのは足が四本ある事である。
「うわ!全部くっついちゃった!」
アカリが驚くと同時に、シャウトモン×5Bは上空へ飛び出した。
「くたばれ!!」
ブラストモンは空中より自身の体についている水晶を飛ばした。しかし、シャウトモン×5Bの右を狙った水晶弾はディアナモンに撃ち落され、前から来た水晶弾はシャウトモン×5Bが「インパクトレーザー」で撃ち落とし、左から来た水晶弾に至ってはメデューサモンが指を鳴らしただけで粉々に消えてしまった。
メデューサモンは、ただ自分の細い髪の毛を防御膜のように展開して、水晶弾が付いて砕けると同時に指を鳴らしただけだったが、ブラストモンは、
「なにい!あれだけの水晶弾を簡単に!お前ら何者だ!!」
当然のごとく驚いた、
「バーストダッシュストリーム!!」
シャウトモン×5Bは、ブラストモンへの至近距離に入ると、まず×4の必殺技の「バーニングスタークラッシャー」を放ち、続いて×5の必殺技「メテオインパクト」を懐に打ち込み、最後に欠ける4Bの必殺技「カオスフレア」でブラストモンを頭部以外跡形もなく消し飛ばした。
これがきっかけで戦局が動き、一気にクロスハートがコードクラウン争奪のトップに立つことになった。
「と、いう訳で。メデューサモンはクロスハートの仲間として認められたのでした。」
メデューサモンはこう言って、自分の話をしめた。ヴィヴィオは何故か疑うような目をしている。
「それ本当の事?」
ヴィヴィオが訊くと、
「ううん、嘘。」
メデューサモンははっきりと言った。
「ふーん。」
ヴィヴィオは、なにこの人、と言いたげな目でメデューサモンを見ている。
「いやいや、ちゃんと本当の事もあるから。実際お水を好きな形にできるし、髪の毛だって好きに動かせるし。」
メデューサモンはヴィヴィオに言った。言い訳のように聞こえるが、決して彼女は慌てる様子を見せなかったと言う。
カットマン
「カットマンと。」
モニタモンズ
「モニタモンズの。」
全員
「デジモン紹介のコーナ―!!」
カットマン
「さて、今回のテーマはまたしてもメデューサモン。今回は前回で語れなかったメデューサモンの能力について語るぜ。」
モニタモンA
「ただその時考えてなかっただけでは?」
カットマン
「(ギク!)メデューサモンの持っている剣は、昔彼女が湖の神様から貰ったものだと言われている。その剣には特定のエネルギーを自在に操る能力があり、その能力を使う事で「ストップ・ジ・ヒドラ」という技を使う。」
モニタモンB
「それに、秩序や聖を司る天使の姿のほかに、混沌や邪を司る「魔獣形態」と呼ばれる姿がありますな。この姿になると自分の力を100%使うことができますが、簡単に墜天するようになりますな。」
モニタモンC
「このデジモン紹介コーナー、特別版を除けば今までで一番長いんじゃない。」
全員
「それじゃあまたね。」
次回予告
ついに公開意見陳述会開催。時を同じくして、ジェイル・スカリエッティの戦闘機人たちも、管理局地上本部と機動六課隊舎を襲撃する、そしてスカリエッティの口から語られる、自分の正体と目的とは、
次回「開戦、敵の正体とバラバラの戦い」
説明 | ||
第十九話 メデューサモン後篇、とある天使の戦い | ||
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