緋弾のアリア〜スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー〜
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 「こあ、前の続きのページを開けてくれ」

 

 『はい』

 

最近スキャッグスの制作を頑張っているカゲヨシです

結局彼女の名前は小悪魔にしました、通称:こあ

 

それよりスキャッグスの作り方が異常だったのです

もし、俺が凡人だったらそう感じただろうな。でも今だったら対して驚かなかったがちょっと意外だった。もうちょっと難しいと思っていた

実はこのスキャッグスというのは科学と魔術を掛け合わせた作品らしいのだ。例えば最下級のハンドガンのスキャッグスだったら、普通のハンドガンがより威力があるのだ。その威力をベースにして、威力増加の術式を作って付加効果持たせるのだ。そのハンドガンから出る弾は、あら驚き威力が異常じゃないですか、ってことだ

だがもちろんナンバー入りできるぐらいの術式は作るのに時間がかかる。だが今まで培ってきた霊力と魔力であればある程度楽できるんじゃないかと思った。そして思った通りだった。でも一筋縄じゃいかない。

その点でこの本はかなり使いやすい。本なんかには色々なことが書いてある。術式のつくり方、武器のパーツ形状、種類からなんでも書いてある。もちろん検索はこあに任せている。

それよりこの子は万能すぎる。術式の手伝いから自動生成までしてくれる。しかも彼女単体でも魔力を保有しているのだ。もちろん俺が彼女に分け与えることも可能なのだ。魔力を保有しているということは魔術が使えるのだ。要するに戦える司書さんだ。パーツも生成可能のようだ。もうこの本一冊で大量の武器が作れるな

 

 「よしそれじゃあこあ、頼んだぞ」

 

 『了解しました』

 

俺は本を大事に机の中にしまう

実は新しい人がこのイー・ウーに入ってきているのだ

しかも俺の部下扱いだそうだ

 

そしてこんど大きな任務がある

 

とある街の一家を潰すらしい

よくわからんが色々シャーロックの部屋で説明してくれるらしい

 

 「よし行くか」

 

 

 

 

 

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 「ん?来たか」

 

シャーロックが待っていた

どうやら他のメンバーも来ていたそうだ

 

 「で、何をするつもりだ?こんなメンバーを集めて」

 

俺は順番にツァオ・ツァオ、夾竹桃、パトラと茶髪の三つ編みをしている女性を見る

どうやらソイツが新入りらしい

 

 「まず新しい子を紹介しようじゃないか」

 

その子は振り返り俺も顔が見える様になった所で驚く

もうこの原作キャラが入ってくるのか

 

 「カナよ。よろしく」

 

 「ああこちらこそ、よろしく」

 

とりあえず握手する

 

 「それでどこに行くんだ?このメンバーだったら組織一個潰せられるのじゃないのか?」

 

 「ここだよ」

 

シャーロックは地図を机に広げる

そして島国を指差す

 

 「日本か」

 

 「あんな場所になぜ行くのだ。わらわはあそこは嫌いじゃ」

 

 「そうかしら?私の祖国だけど」

 

カナは日本出身か

 

 「そ、そうか?ならよいのかもな………」

 

パトラよ

この頃から惚れていたのか?

 

 「で、正確的にはどこなんだ?」

 

 「茨城県だよ。だがこの任務は一つ忠告がある」

 

シャーロックは後ろの背もたれに深くもたれ言う

 

 「誰も殺すな。脅すだけでいいい」

 

俺やパトラとかはほぉ、と少し驚いていう

だいたいこのメンバーだったらどこかの危険な組織の破壊や部隊の殲滅が最適だと思うんだがな

 

 「ま、理由があるんだろ?」

 

 「もちろんだ。実はこの近くに間宮という昔日本での汚れ仕事をしてきた一族があるんだよ。だがこの一族、ちょっと危ない秘伝の技を持っているらしいのだよね。そしてそれの技術の開示を要求したのだが、拒否をしてしまったんだよ。なので見せしめとしても有効なのでね、ここら一帯を焼け野原にしてもいいよ。とりあえず後悔させるのがいいね」

 

 「了解」

 「わかったわ」

 「わらわに任せろ」

 「キヒヒ、そんなの楽勝アルね!」

 

 「よし行くか」

 

 「頼んだぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「到着っと」

 

地図を広げる

どうやらここら一帯この間宮一族の関係者ばかりらしい

ここらへんを潰せってことか

 

 「それで作戦とかあるのかしら?」

 

カナが少し期待しているような目で俺を見る

 

 「あるわけないじゃん」

 

 「え?」

 

キョトンとする

いや本当にない

 

 「正確的には”必要がない”かな?」

 

 「そうじゃな」

 

パトラがこちらに歩み寄ってくる

 

 「どうだ?」

 

 「どうやらあの大きなわふう?じゃったかの?その大きな屋敷が本家らしいのじゃ」

 

 「よしわかった」

 

俺は立ち上がり

全員の顔が見える位置に立つ

一応これでも俺はイー・ウーのNo2なのでここでは指揮官みたいなもんだ

 

 「よし俺からの作戦はこうだ」

 

全員が険しい顔をする

もう準備は大丈夫のようだ

 

 「作戦は……………各個人自由行動とする!」

 

 「は?」

 

またカナが理解できていないような声を出す

 

だが他のやつらは理解できたようだ

ツァオ・ツァオなんてもう手持ちの銃をのリロ−ドを始めているし

セーフティも外している

夾竹桃は爪に毒を塗って、弦を用意している

 

 「まぁ、ようするに自由に破壊しろってことだ。あ!でも誰も殺すなよ」

 

 「わかったわ」

 「それじゃあの」

 「新武器を試してみるネ!」

 

そして次々と街目掛けて走っていく

 

 「これでいいんだよ、楽だから」

 「はぁ……」

 「ほらお前も行った行った」

 

一応ちゃんと従ってくれるそうだ

順応性ありまくりだな

 

 「よし、頭がサボっていたらダメだな。俺も働くか」

 

一年前手に入れたスキャッグス

((打撃砲ブロウ・キャノン))を使う

これは長い大砲のようなものなのだ。これを打撃武器と砲撃用のキャンノンと両方使えるのだ。ちなみに持ち方はミニガンやガトリングの用に持つ

 

 「オラ、吹き飛べぇええ!!」

 

まず一発地面に向かって撃つ

道路は地面ごと削られる、向こうの方でも盛大に暴れているそうだ

かなり燃えているし人々の声が聞こえる

 

 「こりゃあ、さすがに一人ぐらい死んでいるんじゃないのか?」

 

 「えぇ、そうね。それはあなたになるのよ」

 

後ろからそんな事を言われた

喋り方はカナに似ているが声が違う

俺は後ろに振り向き短刀をキャノンで受け止める

 

 「誰だお前?」

 

 「それは私のセリフよ」

 

その女性は明るめの茶髪、おっとりとした目。だが今は怒りに燃えている

誰だこの人?

 

 「もしかして、イー・ウーの人達?」

 

 「………ああ、そうだ」

 「なぜこんな事を!?」

 

 

 「わかってるんじゃないのか?」

 

 「…ええ、そうね。でもこんな事してくれているんだから、ただじゃ返さないわよ」

 

 「いいねェ、その怖い目」

 

再び砲を握り直し

刀にぶつける、それを受け止めるがすぐ身を流れるように動かしさばく

腰にさしてあるもう一本の刀を抜き俺を切ろうとするがそれを腕で防ぐ。今俺はいつもの防刃防弾コートを着ているのだ

砲を振り上げ腹に一発決めるそのまま持ち上げ撃つ

だが、ただの通常の魔力砲なので大したダメージは無いと思っていた

彼女は何も中に防具を着ていなかったのか?

すごく痛そうにしていた

 

 「うわあ、痛そうだな」

 

 「なんなの、それ」

 

 「企業秘密。それより身のこなし方からしてある程度できるようだけど。誰だ?」

 

 「言う必要はないわ」

 

 「あっそ………」

 

俺は砲を顔に近づける

多分こいつはその間宮とかいう一家の上の人間だと思う

しかもやっかいな術を持っている可能性がある

なら殺すか、でも殺すなと言われたしな

 

 「なら……」

 

もう反抗ができないようにするか

俺は砲を持ち上げ右足を潰す

その後魔力砲で気絶させる

多分もう一生右足は動かないだろうな

 

 「ほかのやつらを見に行くか」

 

最後に家を吹き飛ばす

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よぉ。ストレス発散は終わったか?」

 

 「家がサンドバッグ扱いなのね」

 

カナが突っ込む

なるほどお前はこのイー・ウーで貴重な人材だな

 

 「よし、帰るか」

 

 「そうしましょう」

 

 

 

 

 

 

 

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 「それじゃあ俺は報告行ってくるから」

 

 「じゃあの」

 「お休み」

 

そう言って皆バラバラになる

 

そのままシャーロックにありのままおこった事を話す

もちろん途中で戦った奴のこともだ

 

どうやらその人は当主の嫁だったらしい

しかも娘が二人いるらしい

 

 「いや、どうでもいいわ」

 

部屋に戻り

本を開ける

そこには一覧表で製作中の術式と銃が書いてある

 

 「こあ、完成した奴を見せてくれ」

 

 『はい、完成した術式は五個、銃は七個です。すべて中級以下です』

 

 「やっぱり上級ってなると時間はかかるな」

 

 『はい多分一ヶ月後です。ですが超級や王級となるともっと時間がかかります』

 

 「だよな」

 

スキャッグスにはやはりランクがある

それを説明しよう

 

上から

 

王級

超級

上級

中級

下級

 

となっているのだ

ちなみに俺が命名した

結構適当だ

 

基本中級からナンバー入りなのだ

でも中級のスキャッグスとかナンバー入りの中ではクズ同然なのだ

よって今完成したのは常用のスキャッグス

それより上は奥の手や必殺レベルだ

 

 「ま、きままに完成するのを待つさ」

 

 

 

 

説明
第二十一話
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コメント
氷狼さん、誤字報告ありがとうございます。いつも読んでいただいてありがとうございます。これからもヨロです(シャラシャラン)
いつも見させてもらっていました。今回もすごく面白かったです。えと、誤字なんですが、サンドバックがサンンドバックになっていました。これからも頑張ってください。(氷狼)
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