狐酒
説明
「お客さん、もうそれくらいになさった方が…」
「へへへ…大丈夫だって! …ヒック、まだ正体を失うほど酔っちゃいないよ」
「正体ねぇ……」
「それよりオヤジさん、油揚げもう一皿追加ね!」
「お代の方は大丈夫なんですか?」
「心配はいらないよ!ちゃ〜んと耳を揃えて払ってやるから!」
「耳ねぇ……」
「わあ、見て!尾が見えるよ!」
「ふへへ…聞いたかいオヤジさん?馬鹿な子がいるねぇ。いくら見晴らしがいいからって、ここから男鹿(おが)まで見えるわけないじゃないか」
「へぇ、そいつはきっと狐にでもあったんでしょう」

※男鹿:秋田県西部,日本海に突出する半島。


――描いていたら自然と落語のようなストーリーが浮かんできました。
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コメント
「稲荷愛」は背中のデザインが浮かばなかったときに仮のつもりで適当に入れたのですが、段々とその痛い感じが気に入ってきたので、そのまま採用することにしました。(ぐるくん)
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ct053syu   Photoshop IllustStudio 

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