こんな噂を御存じだろうか?大きな大学附属病院の地下には、解剖演習やその他の授業で使う死体を保管するための、大きなプールがあるらしい。そこにはたくさんの死体が沈めて保管してある。しかし、体内にガスが溜まって時折浮かび上がってきてしまう。それを棒でつついて沈める必要があり、アルバイトを雇って行っているというのだ。時給は数万円単位になるという。その求人は公にはされていないが、人気が高いらしい。そんな噂。 偶然にも耳に入った話ですが、最近近所の某大学附属病院で地下のプールから死体が次々に消えるという事件が起こっているらしいです。アルバイトが死体の数を確認するたびに減っているらしく、結構問題になっているとか。しかし、事態が事態だけに公にする訳にもいかず、病院側は監視カメラを設置して、事の真相を明らかにしようと試みたらしいのですが、そこには衝撃の真実が収められていたとか。何でも、奇妙な恰好した女が壁の中から現れ、浮かんでいる死体の顔にお札のような物を貼ると、その死体は起き上がって歩き出したらしい。数体の死体に札を貼った後、この女と死体達は壁の中に吸い込まれるようにして消えたそうな。警察に届ける訳にもいかず、今も死体を操る女は度々現れ、死体をいずこかへ持ち帰っているらしい・・・ |