リリなの世界に逝ってきて~八神家の秘密兵器~ |
なかなか進まない上になんだか無駄な話ばっかりな内容に・・・・・・
申し訳ないです
注意
作中の神話云々は作者が適当に考えたものです
真に受けることはないでしょうが、一応述べておきます
真に受けないでくださいね(><;)
ふと、意識が覚醒する
どうやら俺はまた眠っていたらしい
しかし、寝た記憶はないんだがな
疑問に思い目を開けると・・・・・・
真っ白な世界が広がっていた
********************************
「見たことある空間だな。ここ」
もう少しで思いつきそうなのだが・・・・・・
その時、背後から声が掛かる
「久しぶりだな」
振り向くと背中に羽をはやしたダンディーなおっさんがいた
「神様?」
「ふ、覚えていたか」
「それはまぁ・・・・・・」
印象に残り易いシルエットですから・・・・・・
「ここに呼んだのは私だよ。何やら迷っているようだったのでね。転生の事、誰にも話していないのだろう?」
「え?ええ、話してませんが?」
話したところで妄想か何かと思われるのがせきのやまだ。最悪、病院に搬送されるな
「それもそうだな。そしてそこが物語であるということも」
当然
というか
「ナチュラルに心読まないでください」
「ははは、すまなかったな。久しぶりに私が神であることアピールしようと思ってな!」
それは十分わかってるので良いです
しかし、だ
「・・・・・・」
「どうした?」
「神様が人間風情に謝らないでください」
「何を言っているのだ。間違いを犯したならば謝る、これは常識だ」
「神は誤まらない」
転生オリ主の二次小説に神様の間違いで転生するというものがあるが、あれを読むたびに疑問に思う
神は『全知全能の存在』のはずだ。間違いなどあるはずがない
すべてを知り、あらゆることができる存在・・・・・・そんな存在が間違いなど起こすはずがない
誤まっている思えることでもそれは間違いなどではなく何か意味があるはずだ
「君のそれは少々間違っているよ」
なにを?
「全知全能などというのは人が創造したものに過ぎん・・・・・・神とて間違えはするし失敗もする」
「日本神話がいい例だ」
「イザナミの死とて全能ならば本来ありえないことだろう?」
「黄泉比良坂まで追いかけている時点であの時代の死の概念はあやふやではあるのだが・・・・・・」
「聖書におけるアダムとイヴの話もそうだ」
「あの二人は神によって創造され、蛇にそそのかされ、神によって口にすることを禁じられた実を口にするという過ちを犯した・・・・・・」
「しかしだ、全知全能であるはずの神が蛇にそそのかされるような者を生み出すだろうか?」
「答えは、否。ありえないはずだ」
「神が何を思ってアダムとイヴを創造したかによるがな・・・・・」
「すべてを知っているはずの神が、蛇が二人をそそのかすのを知らなかっただろうか?」
「答えは、否。知っているはずだ」
「だが、結果はご覧とおり、人間は原罪という罪を背負い、生きている。」
「明らかだろう?」
「全知全能などありえないのだよ」
真剣な顔で言い聞かせるように語られるそれに俺は納得させられた
というより反論できなかった
なぜなら俺は、そんな風に考えることがなかったから
思考を停止させていた
人間を人間たらしめる要素は『思考』であると思っていたのに、とうの本人が思考を放棄していたのだから笑える
なんとも滑稽だ・・・・・・
「さて、話がそれたが、そろそろ本題に入ろう」
「そうですね・・・・・・」
「答えを教えることはできないが、ともに悩むことぐらいはできる」
「お前の悩みはなんだ?」
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