飛行艇母艦 水島
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説明
飛行艇母艦 水島灘

基準排水量 2350t
速力 19ノット
搭載機 飛行艇×1(停泊時)
    3機同時に補給可能
兵装 8cm高角砲×2
   25mm連装機関銃×2
補給物資 軽質油×458t(二式大艇31機分)
     800kg爆弾×16個
     500kg爆弾×8個
     250kg爆弾×54個
     50kg爆弾×30個
同型艦  3隻 水島灘 燧灘 斎灘
準同型艦  2隻 カマコウ(ハワイ王国) 栗窯(東方フェアリー共和国)

 ?計画にあった2000t級艇母をでっち上げてみました。
 正直、勉強不足で2000t級艇母がどのような姿で計画されていたのかが分からないのですが・・・取りあえず、基準排水量2350t・水線長97m・飛行艇1機を甲板上に揚収可能・艦尾にスロープとバラストタンクを持ちウィンチで大型飛行艇を引き上げる、などの記述を元に駆逐艦『三日月』からでっち上げました。


 艇母の任務は、飛行艇が離着水できる環礁内等で燃料や爆弾などを補給するとともに周囲を警戒し、予備の搭乗員や整備員、予備部品を載せて、大型飛行艇の整備や修理・救難等にあたる。また簡易ながら電気・機械・木工の各工場、発動機調整所なども設けられており、小規模ながら航空機工作艦としての能力も与えられていた。
 似た用途の艦種として伊351級があげられるが、遠距離攻撃を行う飛行艇の中継補給能力のみの潜水補給艦「潜補・伊351」級とは違い、飛行艇基地の無い場所に展開して航空作戦を支援する移動飛行艇基地としての性格が強かった。
 ただ、2000t級という大きさから制限も多くあまり評価は高くなかった。その為、より利便性が高く通信・航空指揮能力が付与された5000t級艇母・さらに装甲が施され、水上機・飛行艇用カタパルトを装備し攻撃的な性格を強めた1万t級艇母が主体として運用され、2000t級艇母はその補助に回る形となった
 竣工した彼女達は、南方方面に進出し大艇部隊の母艦として活躍した。
 戦争中期には、戦局の推移・大型航空機の進化に伴い味方基地のある場所が戦場となる事が増え、飛行艇母艦兼補給艦という任務に特化しすぎた2000t級艇母は活躍の場を奪われてしまった。
 飛行艇母艦として必要性の薄れたため、飛行艇収容部に魚雷艇・小発などを搭載し兵員輸送任務に従事する事が多くなり、また、工作能力を活かし代用工作艦としても運用された。
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コメント
セラ箱様、コメントありがとうございます。『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.62』の秋津洲の項にある記述を元に妄想して作りました。実は、艦尾スロープでの引上げ方法は何らかの問題があるらしく秋津洲で中止されています。しかし、このサイズに35tクレーンはトップヘビーで危ないと思うのでこの方式にしました(地雷犬)
これは面白い物を見せて頂きました。計画艦好きとしてはなかなか妄想が広がって興味深いです。(セラ箱)
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