勇者伝説セイバスター 第16話「決戦の時」 |
第16話「決戦の時」
「行ってくるね、晴香」
空人は、晴香の家の前で晴香にそう告げた。
「空人……」
その姿を、心配そうに見つめる晴香。
「大丈夫だよ。だって、僕達は勇者だから、だから絶対に負けない、ね?」
「うん……」
空人の励ましで少し表情を戻すが、それでもまだ心配そうである。
「行くよ、ファイナル!」
『ああ!』
晴香の家の前で、車の姿で待っていたファイナルがたくましく返事をすると同時に変形し、
「ファイナル・ブレイブ!!」
「超火焔合体!!」
グレートファイナルセイバスターへと合体した。
空人とファイナルは、一体これからどこへと向かうのだろうか?
それを語るには、まず先日のことを語らなければならない……
HBFグレートオーダールーム。
「そうか……遂に総攻撃をかけることとなったか……」
石橋は、瞬治達からの報告を聞いて腕を組みながら考え込む。
「どうするんだよ、このまま攻撃されるのを待つわけにはいかないだろ?」
「うむ……私も黙ってみているわけではいかないな……」
全員が何とかしようと、必死になって考え込んだ。
「総攻撃をかける前に、こちらから攻撃を仕掛ければいいであろう」
その提案を出したのは、ファントムだった。
「こっちから攻撃を仕掛ける?」
「なるほど、いい案だ。だが、敵の本拠地が分からないとそれは実行できないな」
「なんだよ、ダメなんじゃねーか」
誠也があきれ返ると、
「本拠地なら分からなくとも、把握はできる」
ファントムは反論するかのようにそう言った。
「どうやって?」
「奴らが……デストメアがこの星に魔物を送り込むのにはある程度の距離が必要だ。そう、この星で言えば、衛星軌道上だ」
「な、何!?」
「ああ……どうした、そんなに驚くことではないと思うのだが?」
「そりゃ、そうだよな……『地球外知生体』なんだし……」
誠也は自分にそう言い聞かせて納得する。
「だが、宇宙にいるとしても、地球のそばにいるのなら普通は気づかれるのではないか?」
「もし気づかれたとしたら、今頃はすでにデストメアを倒しているのではないか?」
「ぐ……」
石橋が質問をするが、逆に聞き返され、閉口する石橋。
「言い争っていてもしょうがない。とにかく、デストメアの場所が分かったんだ。あとはどうするか、だろ、次の話は」
「そ、そうだな……」
その後、今後どうするかが話し合われた。
まず、勇者達は全員でデストメアに向かい、総攻撃を阻止する。もちろん、レクイストとヘルゲイズはその際に撃破する。
その間にもデストメアは攻撃してくるかもしれない。そこで、もしデストメアが攻撃してきたら、HBFがリフレクションシールドを使ってデストメアの攻撃を跳ね返す。
単純だが、これ以上の作戦はない。それに、必要以上に複雑にする必要もないとファントムがいたため、この作戦に決定した。
再び現在に時を戻し、ここはHBFフォースオーダールーム。
「気をつけて行ってくるんだぞ」
「まかせろって。ヤツラなんかパパッと倒してやるからよ」
誠也がサムズアップを石橋に見せて笑顔になる。
「少しぐらいは緊張したらどうだ? 気を抜きすぎていると力も入らないぞ」
瞬治がヴァリアントセイバスターのコクピットで点検を行ないながら誠也に注意した。
「大丈夫だって。正義は必ず勝つ、勇者は奇跡を起こす。だよな、石橋司令官?」
「ああ」
深くうなずく石橋。
「瞬治君も、必ず帰ってくるのだぞ」
「分かってる」
そういうと、瞬治は宇宙服のメットをかぶり、操縦かんを握った。
ちなみに、なぜHBFに宇宙服があるかは謎である。石橋が関わっているのは間違いないが。
「よっしゃ。行くぜ、グランドレオン」
「おう」
誠也はレオンセイバスターと融合した。
「頼んだぞ!」
石橋が言うか言わないかの瞬間に、ヴァリアントセイバスターとレオンセイバスターは発進した。
「…さあ、我々も準備をするぞ!」
二人を見送ると、石橋はすぐさま踵を返して自分たちのやるべきことを行なうために準備を開始した。
ここはどこかの森の中。
「…時間か」
ファントムはそうつぶやくと戦闘機と融合し、ロボットへと変形する。
「レクイスト……決着をつけるぞ……」
そして、そのまま空へと飛び立っていった。
宇宙帝国デストメア内。
「ついに来たか……」
レクイストは微動だにすることなく、勇者達がやってくることを悟る。
「これが最後だ。抜かるな、レクイストよ」
「承知」
レクイストはどこからともなく聞こえてきたヘルゲイズの声に向かって深く礼をすると、その場から消えた。
「みんな!」
「ファイナル! 空人!」
グレートファイナルセイバスターは雲の上の青空でヴァリアントセイバスター、レオンセイバスター、そして、
「あえて聞くが、覚悟はいいな?」
「ファントム!」
ファントムと合流する。
「今更聞かなくてもいい」
「そうだな」
ファントムは微笑すると、目線を空に向けた。
「大気圏を突破するぞ。みんな、気をつけるんだ」
瞬治がそういった瞬間、勇者達の体は異常な高熱に包まれた。
「くっ……」
それに躊躇することなく、突き進む勇者達。
そして、次の瞬間、
「うわぁ……」
瞳には藍色の空間が飛び込んできた。
勇者達は宇宙に出たのだ。幾億もの輝く星がちりばめられた宇宙に。
「感激している暇はないぜ、空人」
誠也の言葉で我に返った空人は目の前に視点を向ける。
そこには、HBFをはるかに陵駕する巨大な機体を持った戦艦が存在していた。
「これが……」
「宇宙帝国デストメアの本拠地か……」
それこそが、宇宙帝国デストメアの本拠地なのである。
「なんで、こんなにデカいものが見つからなかったんだ……?」
「さあ……?」
どう考えても、この大きさではステルス機能などあっても無意味に等しい。なのに、この戦艦は今日まで見つからなかったのだ。
「そんな事考えてないで、さっさと行くぜ!」
「あ、ああ!」
レオンセイバスターにうながされ、戦艦に向かって飛んで行く勇者達。
「待っていたぞ、勇者達よ」
その目の前に、三騎士の最後の一人『邪騎士レクイスト』が立ちはだかる。あの、ファントムと相反する白いボディを持ったロボットの姿で。
「レクイスト……!」
「これが最終決戦だな。これまでつかなかった決着を、今ここでつけようではないか」
そういうと、レクイストは背負っていた鎌を抜き、構えを取った。
「お前が言わなくても、望むところだぜ!」
「行くぞ……!」
レクイストが言葉を口にした瞬間、勇者達の目の前に一瞬で移動して鎌を振りかざす。
「!!」
ガキィン!!
レクイストが攻撃しようとした瞬間にファントムは二本の刀で鎌を受け止めた。
「ファントム……!」
「貴様の思い通りには、させん!」
「加勢するぜ、ファントム! レオンクロー・ダブル!!」
ファントムの後ろからレオンセイバスターが飛び上がり、両手の甲に装着された爪でレクイストを攻撃する。
「ハッ!」
とっさにレクイストはファントムを突き放し、その反動でレオンセイバスターの攻撃をよけた。
「ファイナルブレード!!」
直後に襲ってきたグレートファイナルセイバスターの剣をファントムと同じように受け止める。
「ぐっ……」
「力だけで私にかなうと思って……!?」
ズドォン!!
レクイストは嘲笑しかけたが、突然の衝撃に驚きバランスを崩してしまう。
「……下手な小細工を使うものだな」
見ると、グレートファイナルセイバスターの腕のバスター砲から煙が出ている。
ファイヤーバスターを放ったのだ。
「その下手な小細工にかかるほど油断してるから攻撃を受けるのだ」
「フ……」
レクイストが改めて嘲笑すると、
ズガアッ!!
「ぐわっ!」
わずか一瞬でグレートファイナルセイバスターの目の前に立ち、攻撃を加える。
「ヴァリアントエッジ!!」
ヴァリアントセイバスターがすかさず攻撃するが、
「遅い」
いとも簡単にかわされてしまう。
「ヴァリアントバルカン!!」
あきらめることなく、ヴァリアントセイバスターは攻撃を続けた。
「ハッ!」
それに乗じてファントムもレクイストに向かって手裏剣を投げる。
「フン……」
しかし、二人の攻撃は共にかわされてしまった。
「だあぁっ!!」
「!」
そこに、レオンセイバスターが待ってましたと言わんばかりに手の甲の爪で攻撃する。
ザシュッ!
レオンセイバスターの一撃は、レクイストのボディをかすめた。
「ハァッ!」
「ぐあっ!」
かわすと同時に、レクイストは鎌でグランドレオンを吹き飛ばす。
「グレートドラゴンバーン!!」
グレートファイナルセイバスターはレクイストに向かって炎の弾を撃ち出した。
だが、先ほどと同様にかわされてしまう。
「ぐぅっ!」
レクイストが再び襲ってきたので、グレートファイナルセイバスターはファイナルブレードを使って防御した。
「くっ!」
そして、剣を振ってレクイストと間をとった。
「さすがに、一筋縄ではいかないようだな……」
瞬治が顔をしかめる。
確かに、レクイストはこれまでと全く違ってかなり手ごわくなっている。
「だが、ここであきらめるわけには……」
「いかないってのが俺達なんだよ!! レオンクロー!!」
「ヴァリアントエッジ・サンダー!!」
レオンセイバスターとヴァリアントセイバスターはほぼ同時に攻撃を再開した。
こうなるかを予測していたかのように、レクイストはあっさりとかわすが、
「アイフラッシャー!!」
「っ!?」
直後にレオンセイバスターが放ってきた光によって一瞬身体の自由を奪われる。
「今だ!」
「ファイナルブレード!!」
「ハァァァァッ!!」
ズバアァァッ!!
「ぐあぁっ!」
それによってできた隙を突いて、グレートファイナルセイバスターとファントムがレクイストにダメージを与えた。
「っ……!」
レクイストは、二人によって受けてしまった傷の部分を手で押さえながら勇者達をにらむ。
「どうだ、レクイスト!」
「おもしろい……最終決戦にはふさわしい展開だ。こうでなくては、私も最後にふさわしき曲を奏でられぬ……」
そういって恐ろしいまでの笑みを浮かべると、レクイストはヘルズゲート・フルートを取り出した。
「!!」
「独奏曲第九番『闇』……」
そして、ヘルズゲート・フルートを吹き始める。
レクイストの奏でた曲は身体中に響くほどの重さを持っていた。
「っ……!?」
「な、なんだ……!?」
その時、レクイストの身体に異変が起こり始めていた。
「おおぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」
レクイストの身体が、機械からだんだんと生物的なものに変化しているのだ。
「………………」
全てが終わった時、そこにはかつてファントムと瓜二つだった姿はどこにもなく、悪魔のような姿と巨大な羽を持ったレクイストが目の前にいた。
「これこそが、真の闇の力……死へと導く、最強の力……」
レクイストがゆっくりと、恐ろしい笑みを浮かべる。
「さあ、戦いを再開しようではないか……!!」
ドガアァァァッ!!
「ぐわあぁっ!!」
レクイストが口を開いた瞬間に勇者達に衝撃が襲ってきた。
「くっ、ヴァリアント……」
「遅い!」
「がはっ!?」
ヴァリアントセイバスターに攻撃を行なわせる暇も与えずに吹き飛ばすレクイスト。
「レオンクロー・ダブル!!」
そこに、レオンセイバスターが両手の甲に装着された爪で攻撃する。
「………………」
「ぐっ……!」
しかし、レクイストはかわさずにレオンセイバスターの両腕をつかんでいた。
「このぉっ!」
レオンセイバスターは小馬鹿にしたようなその行動に怒りを覚え、蹴りを入れようとする。
「ぐっ!?」
だが、レクイストはその瞬間につかんでいた腕を放し、逆にレオンセイバスターの腹部に蹴りを入れて距離を離した。
「この野郎っ!!」
ますます怒ったレオンセイバスターはレオンクローではなく、拳で殴りかかろうとする。
「フン……」
それをいとも簡単によけたレクイストは、流れるようにレオンセイバスターの後ろへ回り、
「何っ!?」
バキィッ!!
「ぐわぁっ!!」
鎌で思い切り吹き飛ばした。
「レオンセイバスター!」
「他人の心配より、己の心配をするんだな……」
「何っ!?」
ヴァリアントセイバスターが後ろを振り向くと、そこにはいつの間にかレクイストが立っていた。
バキィッ!!
「ぐあっ!」
「く……ヴァリアント!」
突然のことに少し戸惑うが、体勢を立て直し、
「ヴァリアントボウガン!!」
レクイストに向かってヴァリアントボウガンで攻撃する。
「……………………」
それを無言でかわし続けるレクイスト。
「フェザーキャノン!!」
「!」
すると、横からグレートファイナルセイバスターの放ったエネルギー弾が飛んできた。
「く……!」
それによって、ほんのわずかだがレクイストはダメージを受けた。
「ハァッ!」
「なっ!?」
その事に腹を立てたのか、レクイストはさっきまでとははるかに違ったスピードでグレートファイナルセイバスターに襲い掛かる。
「ぐああっ!!」
レオンセイバスター同様、吹き飛んでいくグレートファイナルセイバスター。
「ハァァ……!」
レクイストは突然、鎌を振りかざしてエネルギーをためていった。
エネルギーがたまるのに比例して、鎌は黒い光を放ちながら巨大化していく。
「来る!」
「ハァッ!!」
レクイストが勇者達に向かって鎌を振り下ろし、勇者達が防御の体勢を取った瞬間、
ガキィィィン!!
「!?」
ファントムが戦闘開始時と同じように二本の刀でレクイストの鎌を受け止めていた。
「ファントム!?」
「レクイストの相手は、この私だ」
そういうとファントムはレクイストの鎌を振り払う。
「ファントム……最後まで私の邪魔をするか……!」
「私と貴様は正反対の位置に存在する者。貴様の隔てとなるのは当然のことだ」
「ならば、まずは貴様と決着をつけよう……!!」
レクイストが再び鎌を構えた瞬間、
「!?」
二人の姿が一瞬にして消え、二つの閃光となってぶつかりあった。
「ハァッ!」
レクイストは白き闇となり、
「ハッ!」
ファントムは黒き光となりながら。
ガキィン!! ドガァッ!! バキィッ!!
「す、すごい……」
三人の勇者はその戦いに見入っていた。
今まで戦いを客観視する事がほとんどなかったため、そのすごさを今ここで実感しているのだ。
「ファントム、加勢……」
「いらん! レクイストは、私だけの力で倒す!」
レオンセイバスターが加勢しようとするが、ファントムはそれを止めてしまった。
「な……!?」
「共に戦ってくれるのは非常にありがたい。だが、お前達には『総攻撃を阻止する』という役目が残っている。そのためにも、私一人が犠牲になった方が……!」
「話をしている暇はないぞ!」
一瞬の隙をついてレクイストはファントムに攻撃を仕掛ける。
「ぐっ……!」
「ファントム!」
「ハァァッ!!」
バキィィッ!!
「っ……!!」
互いに全力で攻撃しあうレクイストとファントム。
それは少なからずお互いにダメージを蓄積させていった。
「ハァァッ!!」
「ハァッ!」
そして次の瞬間、
ガキィィィィィン!!
レクイストとファントムはぶつかりあい、その体勢のまま互いに動かなくなった。
「………………」
「……ど、どうなったんだ?」
全員が一瞬時が止まったかのように錯覚したその時、
「ッ!!」
「レクイスト!?」
レクイストが動き、ファントムを跳ね除けた。
「そんな……!?」
「ぐ……さすがは我が幻影……だが、闇の力を手に入れた私のほうが上だったようだな……」
レクイストがまさにあざ笑いかけた瞬間だった。
「!!」
ガキィッ!
「な!?」
突然、ファントムが動き出してレクイストに体当たりしてそのままどこかへと飛んで行く。
「ファントム!?」
突然のことに驚く勇者達とレクイスト。
「行くんだ、勇者達よ! 私はレクイストと共に『赤き恒星』へ飛び込む!」
「な!?」
ファントムの言葉に、勇者達は再び驚く。
『赤き恒星』とは、太陽のことである。つまり、ファントムはレクイストと共に太陽へ飛び込もうとしているのだ。
「やめろ! そんなことしたら、お前も……!」
「私は幻影……レクイストが死ぬ時は私も消滅する……」
「貴様……自らを犠牲にするつもりか!?」
レクイストが何とか脱出しようと試みるが、全く抜け出すことができない。
「勇者達よ、私はお前たちと出会えてよかったと思っている……青の星を……頼む……」
ファントムは最後にそう言うとさらに速度を上げ、
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
太陽に飛び込んで、
消えた―――
「ファントムーーーーー!!」
「……行こう、デストメアへ」
グレートファイナルセイバスターが空人に向かってそう言った。
空人は泣いていた。こうなる事は分かっていた。だが、やはり時を共にしていた仲間がいなくなるのはとても悲しいのだ。
「空人、感傷に浸っている暇はないんだ。悲しい気持ちは分かる。だけど、俺達はまだやらなければならないことがあるんだ」
「悲しいんだったら後でいくらでも泣いていい。だから、今はデストメアに行って、総攻撃を止めるんだ」
瞬治と誠也の言葉を聞き、空人はなんとか涙を止めた。
「うん……わかったよ。ファントムのためにも、行かなきゃ!」
「ああ」
「そうだ」
三人は大きくうなずいた。そして、デストメアの戦艦の方を振り向き、
「行くぞ!」
「おう!」
総攻撃を阻止するために、最後の戦いへと向かった。
「レクイストも止められなかったか……だが、私はそうはいかぬ。勇者達よ、驚くがいい……!」
「…な!?」
勇者達は向かう途中で急に立ち止まり、目の前で起こっていることに驚愕した。
第17話に続く
次回予告
こんにちは! 僕、空人。
これで、全部終わるんだね……
終わったら、ファイナルとも別れなくちゃならないんだよね……
大丈夫……って言ったら、嘘になっちゃうかな?
ファイナルと別れるのは悲しいよ。だけど、僕のわがままでファイナルを止めてちゃ、ダメだよね。
だって、ファイナルは勇者だから、宇宙を守る勇者だから!
だから……最後まで、頑張ろう!
次回、勇者伝説セイバスター『終わらない勇者伝説』
僕と一緒に、「ファイナル・ブレイブ!!!」
説明 | ||
アニメ『勇者シリーズ』を意識したオリジナルロボットストーリー。中学生の頃に書いていた作品なので、文章の稚拙さが著しいのでご注意を。 | ||
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