真・恋姫無双〜白き牙を持つ者〜 #36
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〜 第35話 †旅行記 再開!† 〜

 

 

「いってきます雪華(せつか)さん」

 

「がうっが〜う(土産忘れたらひどいから忘れないでくりゃれ?)」

 

 

そんな会話をしながら俺は北西へと旅に出た

北の丁原(ていげん)もいいけど、先に近場の馬騰(ばとう)を見よう

そう結論したからだ

そして今回の旅路に白炎(びゃくえん)の姿は無い

あいつはいま子供を生んで育児に忙しいからな

今回はその旦那の赤毛の獄炎(ごくえん)と一緒に来ている

容姿は真っ赤に燃え上がるような赤色タテガミに

これまた燃えるような赤毛で大きさは巨大なそりを引く馬レースに出るような巨体

あの聖域周辺に住んでた馬達の長だったみたいだが

白炎に一目惚れして求婚迫ったようだが・・・

あえなく撃沈したがそれでも諦め切れなかったようで何回もアタックして

ようやくゴールインしたようだ

かなりの荒くれ者だが白炎には頭の上がらない可愛い奴だ

今回も白炎に相手にされなくて拗ねてたので気分転換代わりに連れ出した

白炎の主人と言う事で俺を主人と思ってくれている

まぁ数少ない優秀な男同士?なので時折自棄酒したり自棄飼葉に付き合っている

 

 

「しかし・・・こっちの方は荒野のウェスタンだな」

 

 

草すらもまともに生えてない事が多い

本当に荒野だわ

一応天水(てんすい)で一旦補給とかしたからまだ大丈夫なんだが

武威(ぶい)まで遠いなー・・・

また独り言を呟く生活に戻ったな

旅は嫌いじゃないんだが、ここまで何もないと本当辛い

せめてオアシスとかちっちゃい邑あればいいんだけどなー・・・

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なんて言ってたら一休みできそうな森があったので

食料現地調達+水補給の為に散策している

獄炎も一緒に着れて来ている一緒に水とか飲ませてあげたいしな

 

 

「さて・・・どこが水場かな・・・」

 

 

樹に手を当てて対話をする

 

 

「この先に川か・・・ありがとう」

 

 

教えてくれた樹に針を打って痛んだ箇所を治療してお礼を述べて川に向かった

 

 

「あったあった!」

 

 

その川はほどよい大きさで深さもそんなになくて水も澄んでいる

これなら非常にうまいだろう・・・獄炎もごくごくと飲んで一息ついてる

 

 

「さて・・・俺も飲むか」

 

 

喉を潤す、冷たい感触

胃に広がる冷たい感触

 

 

「ふぅ〜・・・生き返るな」

 

 

ちょっと一息つけたし・・・昼寝でも・・・

 

 

「きゃあああああああああああああああ!」

 

 

できやしねぇ!

 

 

「ちっ・・・気を抜きすぎたか!

 獄炎!どっちから匂いがするか分かるか!」

 

 

獄炎に訪ねると、顔をあげて周囲の空気を敏感に感じ取って

顔だけでクイックイッと方向を示す

 

 

「よし、獄炎ここにいてくれ!ちょっとみてくる!」

 

 

獄炎が「だるいから任せた」と言わんばかりに再び水を飲み始めたのを見て

俺は一気に駆け出す

俺は風になるぜええええええええええええ!

草や枝で色んなところが切れてしまってるが構わずに駆ける

気を展開して、周囲の状況を探りながら

 

 

「反応は3つ・・・二人は結構強い反応でもう一つは動物か?」

 

 

反応がした所まで辿り着くとそこには

熊に今にも襲われそうな女の子が二人

一人は肩までかかるストレートの緑髪に眼鏡で黒ストッキングに黒スカート黒の厚底ブーツ

上は白の導師?服に黒色の腰下まであるマントをつけている

もう一人の方は薄青色のウェーブがかかった髪の毛

貴族が着る様ないかにも高級そうな女官服を着ている

緑髪の子が薄青髪の子を守るようにして前に立っているが

熊の攻撃何回も避けながら守っていたのだろう爪傷が痛々しい

そんな二人に再度熊が手を振り上げる

 

 

「ちっ・・・熊には悪いが一撃でやらせてもらう!」

 

 

手を振り上げる熊の手よりも高く上がり頭めがけてトンファーを叩きつける

 

メキョッ

 

と不快な音を立てて凹む熊の頭、そのまま熊に乗ると

態勢を崩して後ろに倒れる、それに巻き込まれないように再度ジャンプして

今度は二人の女の子の前に着地する

 

 

「大丈夫かなお嬢さん方?」

 

 

俺はニッコリと微笑んで手を出してみるが

 

 

「はうぅ・・・」

「へぅ・・・」

 

 

と言ってふら〜っと倒れ・・・ると危ないので受け止めたが

 

 

「何で気絶したんだ?」

 

 

不思議に思いながらとりあえず獄炎が待つ水場まで戻って二人が起きるのを待とう

というかこっちの薄青髪の子とか絶対この辺の豪族の娘とかだろ・・・

あんまり大きなことにならなきゃいいけどなー・・・

そんなことを思いつつ俵担ぎで二人を運びながら

人と会話できる!という喜びがとまらない今日この頃です。

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あとがきっぽいもの

 

 

おかしいな・・・俺の妄想だと今頃馬超さんや皆の馬岱さんとの話だったが・・・

思い出してみたらこの二人の出身地も涼州だったよね!ということで

急遽こちらの妄想です

本家本元の原作僕っこ登場です。

さて?子義嬢との対面は実現するのでしょうか?!

それよりもハーレムルートまっしぐらの白ちゃん・・・明日はあるのか!?

 

そんな駄文になっていますが、次回もよろしくお願いしますm(_ _)m

説明
この物語はオリ主メインとした外史です
チート・ご都合主義・独自展開で書いています
苦手な人はご遠慮下さい
大丈夫な人は駄文にお付き合い下さい

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今回から旅編再開です、雪華(せつか)さんや
洛陽にいる二人の登場は今の所未定です・・・
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コメント
アルヤさん>で、ですよねー・・・ネタすぎますよね!?(熊鍋ネタは考えてたなんていえない・・・)(tokkey)
ラーズグリーズ1さん>まだ時期的にかなり早いのできっと大丈夫です!(tokkey)
グリセルブランドさん>熊鍋ネタはやろうとしてたなんていえないっ(tokkey)
↓↓いくらなんでもネタ過ぎるwwwwww(アルヤ)
ついに二人とであった白!このままずるずると洛陽にまで連れて行かれてしまうのか?(続く)(ラーズグリーズ1)
白くん・月・詠 「ああ^〜熊鍋うめえなあ!!(ご満悦)」  三人は大地の恵みを堪能して終了(グリセルブランド)
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駄文 真・恋姫無双 旅編 ご都合主義 オリ主 

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