魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー談話ー
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機動六課に帰還したなのは達。ギルバーの話を聞くため、会議室にて会議を開いていた。

 

「さて、三日後にやって来る悪魔(敵)さんをどう迎え撃つかやな…」

 

はやてが手を組みながら、どうしたものかと言った。

 

「まずは戦力アップが必要です。数はあちらが圧倒的に多いですから」

 

ギルバーがそう進言する。

 

「うん、そうやな。けど上層部は納得してくれるやろか……」

 

だがはやては不安そうに頭を抱える。

 

「ただでさえ悪魔の存在は信じられませんからね」

 

「まあなんとかしてクロノ君やカリムに頼もう。あの二人なら何とかしてくれるはずや」

 

「了解しました。それまでは決戦に備えて待機ということにしときましょう」

 

「わかった。会議はこれにて終わります。後、あなたの実力を知りたいんで、シグナムと模擬戦をしてもらえませんか?」

 

会議を終わりにし、はやてがギルバーに模擬戦をするよう頼み込む。

 

「…それはいいですが、そちらの体調が万全でないといけません」

 

ギルバーの台詞に当のシグナムは

 

「いえ、私は大丈夫です」

 

と、言った。が、ギルバーも譲らず

 

「私は万全な状態のあなたと戦いたいのです。グリフォンとやり合って無事で済むわけがない…だから今は休んでください」

 

断固拒否した。そしてシグナムは仕方なく折れた。

 

「む…わかりました」

 

「それでいいですよ。後俺は敬語で話されるの苦手なので普段話してる口調にしてくれませんか?どうもぎこちなくて…」

 

「え…けどなぁ、年上の人には…」

 

はやてが遠慮がちに言うがそれが地雷だった。

 

「…俺ってそんなに老けて見えますか…?」

 

ギルバーの目のハイライトが消え…虚ろな感じになる。

 

「ええ!?…き、君、いくつ?」

 

「…15です」

 

ギルバーの言葉に驚く隊長達。

 

「「「えぇ!?」」」

 

「うそ!?」

 

「マジかよ…」

 

「思いっきり大人の雰囲気出しとるやん!」

 

「……………」

 

そんな隊長達の反応にまたへこんでしまうギルバー。フォワードの方は一度体験したので、ただ苦笑いしていた。

 

「い、いやぁごめんな。あまりにも大人びとったからつい…」

 

「鬱だ…死のう………」

 

まるで、廃人状態のギルバー。

 

「わーー!やめてくださいーー!お気を確かにーーー!!」

 

ヤバげな状態のギルバーを抑えようと、皆が慌てふためく。

 

「そ、そうだよ!ただ大人っぽいだけなんだよ!?だから元気出してーー!!」

 

危なげな感じのギルバーを必死に励まし続けたはやて達だった。

 

 

 

 

 

 

 

因みにギルバーを立ち直らせるまで一時間かかったらしい。

 

説明
二十三話目です。
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