リリカルなのは 物語を守る者と壊す者 |
第8話 これからの事
海斗「・・・・逃げられたか・・・・」
俺は辺りを見回しながら他に敵の反応がないか確認する。すると
一哉「(カイ、俺は大丈夫だ、この後はどうする?)」
と一哉から念話がきたので
海斗「(少し待ってくれ、とりあえずなのは達をどうにかしないとだからな)」
一哉「(・・・・倒すのか?)」
海斗「(嫌・・・・・・すぐに逃げるさ・・・まぁユーノが五月蝿そうだが・・・とりあえず、終わったら連絡する)」
一哉「(了解した、・・・それとさっきもう一つ強力な魔力反応を確認したと俺のデバイスが言っていた。上手く誤魔化しているようだが、俺達のデバイスは普通の奴じゃないからな、恐らくお前が言ったフェイトと言う奴だと思うが・・・・・・どうする?)」
・・・・フェイトが来たか・・・・何とか協力できるようにしないとなぁ・・・とにかく
海斗「(とりあえずフェイトは明日にでも会ってみる。一哉はなのはに協力してやってくれ)」
一哉「(了解した・・・・)」
そういってお互いの念話を切ると・・・・
ユーノ「おい、お前!!ジュエルシードをどうするつもりだ!!。それに、お前は一体何者なんだ、魔導士なのか?」
といきなり言ってくるユーノ・・・・・うぜぇ
海斗「どうするも何も・・・俺はある人に頼まれてこれを集めているだけなんだがな。それと、俺は魔導士じゃない、ただの傭兵だよ」
と嘘と本当の事事をいれながら言う。
ユーノ「なっ!!それはとても危険なものなんだぞ!!」
海斗「そんな事は知らんな・・・・・俺は任務を達成するだけだ・・・邪魔するなら・・・・相手になってやるよ・・・」
俺はなのは達に殺気を出しながらサーベルを構える。
なのは・ユーノ「!!??」
二人は俺の出した殺気に怯む・・・
海斗「・・・ふん、今回は見逃してやるが、次は無いぞ?」
俺はそう言うとスラスターを使いこの場を離れた・・・
なのはSIDE
私は今何が起こっているのかわからなかった。ユーノ君に頼まれてジュエルシードって言う宝石を集めて欲しいと言われてあの思念体と戦っていてもう駄目だと思っていたら、青いロボットのような人が助けてくれて一緒に戦って私はジュエルシードの封印をしたら、いきなりもう一人のロボットが来てさっきのロボットと戦いになったの。
もう一人のロボットも全身が青いけど、肩だけが赤くなっていて一つ目で両手に剣を持っている。侍・・・って感じがした。
そしてその二人が戦い始めて少しすると、一つ目のロボットが攻撃を受けて帰っていった。終わったのかな?と思い青いロボットにお礼を言おうとしたら
ユーノ「それをどうするつもりだ!!」
とユーノ君がロボットさんに聞く。すると
???「俺は頼まれてこれを集めている・・・それだけだ」
ロボットの人がユーノ君に言う・・・
???「邪魔するなら・・・・相手になってやる・・・」
と言って私たちの方に銃を向けたら瞬間、私の体が震えてきたの・・・・ユーの君も震えている・・・怖い・・・そう思っていたらその人も飛んでどこかに行ってしまった。
ユーノ「なのは、大丈夫かい?」
ユーノ君が聞いてくる
なのは「うん、大丈夫だよ。でもジュエルシード、持ってかれちゃったね」
ユーノ「仕方ないよ、あれは僕達より強い、正直勝てる相手じゃないよ。」
なのは「うん、でもある人に頼まれたって言ってたけど・・・誰なんだろう」
ユーノ「うーん、僕もわからないけど、とりあえずおいておこう、これからどうするか考えればいいしね。一回戻ろう」
ユーノ君はそう言って戻ろうって言ってきた。私も頷き元の姿に戻った時・・・・
一哉「・・・・・・なのは?・・・・・」
私の後ろに一哉くんが驚きの表情で居たの・・・・
なのは「うにゃああああああああああああああああ!!!!!!!」
私はあまりの恥ずかしさに気絶してしまった。
なのはSIDE END
一哉SIDE
さて・・・カイとの戦闘で撤退して俺は公園の近くに居る・・・後はカイの連絡待ちだが。
海斗「(一哉・・・OKだ。こっちも撤退できた。後は頼む・・・)」
・・・・頼むと言われても困るのだがな・・・・まぁいい。
俺は公園の中に入っていくとなのはがちょうど白い服から元の服に戻るところだった。まだ俺が先ほどまで此処でまで戦闘していたとばれるわけにはいかないので
一哉「なのは?・・・・」
驚いた感じでいうとなのはがゆっくりと俺の方を向き・・・
なのは「うにゃああああああああああああ!!!!」
顔を赤くして気絶してしまった・・・・・・とにかく。
一哉「・・・・どうしろってんだよ・・・この状況・・・」
とりあえずここに寝かしておくわけにもいかんだろうから。俺はなのはを背負い、
一哉「おい、フェレット。なのはの家知ってるか?」
とこいつに聞くがユーノも首を振って否定する。・・・・・仕方ない。
一哉「こいつが起きるまで、待つか・・・・」
なのはをベンチに寝かせ、俺はいつものように本を読み始めた・・
・・・・・・・・・・・・・30分後
なのは「ぅうーん・・・・ここは・・・?」
なのはが目を覚ます・・・
一哉「やっと起きたか・・・寝ぼすけ・・」
なのは「ふにゃあ!?!?かかかかかか一哉君!?!?!?!」
俺を見ていきなりテンパるなのは・・・・五月蝿い・・・・
一哉「とりあえず落ち着け。それで・・・お前はこんな時間にこんな所で何してたんだ?」
まぁさっきまでここで戦闘していたので知っているが、一応聞いておかないとだからな
なのは「え!?えーーーーと、その、あの。」
言いにくそうにしているが・・・
一哉「それにさっきの白い服は一体何だ?。」
と言うと
なのは「ふぇ!?あの・・・・あはは・・・ってそんなことよりどうして一哉くんがここにいるの!?」
笑って誤魔化しやがった。それに強引に話し変えやがった・・・
一哉「俺は散歩だ。ちょうど此処を通ろうとしたら、お前があの服から私服に戻ったのを見て声をかけたら、お前が変な声を上げて気絶した・・・・後は分かるな?」
なのは「う・・・うぅー・・・恥ずかしいの/////」
顔を赤くして俯くなのは・・・・
一哉「まぁ何してるのか知らんが、俺にできることがあったら言え・・・協力はしてやる」
なのは「・・うん・・・・でも・・・・」
言いにくそうにしている・・・・まぁ普通魔法なんて信じてもらえんしな・・
一哉「とにかく・・・今日はもう帰ったほうがいいと思うぞ?親も心配していないか・」
な「!!そなの・・・急いで帰らなきゃ、お母さんに怒られちゃう」
いきなりテンパりはじめる、ユーノもそれを見てオロオロしてる
一哉「はぁー、仕方ない・・・・俺も一緒に謝ってやる」
なのは「え?・・・でも・・・」
一哉「こいつの様子を見に行った帰りに俺と会って家で遊んでいた事にすればいい。それで一緒に俺も謝ってやる。」
なのは「・・・・いいの?」
一哉「いらんなら俺は帰るが・」
なのは「ううん・・ありがとう!!」
なのはが笑って俺に礼を言う
一哉「ならさっさと行くぞ、」
なのは「うん!!こっちだよ!!」
俺はなのはに連れられてなのはの家に向かった。
翠屋にて・・・・・
桃子・美由紀「「かわいいーー!!」
士郎・恭也「「・・・・・」」
まぁ説明する必要はないと思うが現在高町家にいる。それで母・姉はユーノに気をとられているだ、残りは俺となのはに説教中。
一哉「今回は、本当にすいませんでした。」
俺は頭を下げる
なのは「お父さん、お兄ちゃん、ごめんなさいなの」
なのはも頭を下げる
恭也「なのは、心配したんだぞ。急にいなくなったりして」
士郎「まぁまぁ恭也。なのはだって悪気があったわけじゃないさ。それにちゃんと反省しているようだしね。これからは気をつけてくれ二人とも。」
なのはの父、士郎さんはそう言って許してくれた。
士郎「そういえば、一哉君の親にも迷惑をかけてしまったね、此方からもお礼を言っておかないと。」
と士郎さんが言って来たので
一哉「いえ・・・それはいいです。・・・それに・・・・親はいないですから・・・・・」
そう言うと三人は驚いた表情で
士郎「・・・・すまない・・・嫌なことを言ってしまったね」
恭也「・・・・・・・」
なのは「一哉くん・・・・・」
そう言いながら申し訳なさそうにしている。だから俺は
一哉「気にしないでください、物心つく前に母は居なかったし、父は俺が小学に上がる前に死んでしまいましたから・・それに・・・もう慣れました。」
なのは「そんな・・・・」
一哉「大丈夫ですよ・・それじゃ・・・今日は帰ります。」
そう言って帰ろうとすると。
桃子「あら、もうこんな時間だし、泊まっていきなさい。」
爆弾発言をしやがった!!
一哉「・・・・・・は?」
俺はつい言ってしまったが問題ないだろう。
桃子「こんな時間に子供一人で帰らせるのは危険だわ、それになのはを送ってくれたお礼もしたいしね!」
そういってくる桃子さん・・・・なんというか・・・
士郎「ふむ・・・そうだね・・一哉君、良かったらどうだい?」
なのは「そうだよ!それがいいよ一哉君。」
そしてこいつまで言ってくる始末・・・どうしろと・・・
恭也「すまん・・・母さんがああなったら止めるのは無理だ・・・大人しく泊まっていけ・・」
そう言ってくる高町兄・・・止めろよ・・・仕方ない。
一哉「・・・ありがとうございます。なら、お言葉に甘えさせてもらいます。」
俺は頭を下げながら礼を言う。
桃子「オッケー!じゃあ一哉君はなのはの部屋ね」
・・・・・・・・・・・は?
士郎・恭也「「ちょっとまってくれ桃子(母さん)」」
桃子「あら?何か問題?」
恭也「問題だ・・・なのはの部屋なんて・・」
士郎「僕もそれはどうかと思う」
桃子「あら・・一哉君なら大丈夫よ。ね?なのは?」
なのは「ふぇ!?!?えとえと・・・あの・・・・うん」
桃子さんに聞かれ焦りながらも答えるなのは・・・・否定しろよ・・・
士郎「・・・まぁなのはがそう言うなら・・・」
恭也「俺は認めんぞ!!絶対に「恭也?」って母さん?そんな笑顔でどうしたのさ・・・」
桃子「ちょっと向こうで話し合いましょ?・・あっ一哉君・・なのはをよろしくね〜」
恭也「ちょっ待って母さん!!引きずらないでくれー・・・・・」・・・バタン・・・
・・・・・・・・・・・・・・「ぎゃああああああああああああああああ」・・・・・・・・・
・・・・大丈夫か?・・・・
士郎「ま・まぁそうと決まったらなのは、一哉君を案内してあげなさい」
なのは「うん、こっちだよ!一哉君」
俺を引っ張り部屋に連れて行くなのは・・・顔が赤いが大丈夫か?
一哉(まぁ・明日カイに連絡すれば言いか・・)
そんなことを考えながら俺はなのはに着いていった。
そしてなのはの部屋で他愛も無い話をしてお互いの布団に入り、眠りについた。
眠る前にカイと念話で話をしてこれからのことを考えながら眠りについた。
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更新です。 次の話でフェイトを出せれば言いなぁと思っています。 これからも応援お願いします |
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