第2話「新しい仲間は、未来が見える!?」
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さて、これから俺もルフィ海賊団の一員になったけど、見た感じメンバーはルフィにゾロ、ウソップにナミ、サンジ、んでチョッパーとロビンだけみたいだけど。いったい何処まで進んでるんだ?聞いてみるか。

 

○○「少し聞きたいんだけど、今この船は何処に向かっているんだ?」

 

ナミ「今は、このゴーイングメリー号の修理をするために、ウォーターセブンって島に向かってるの。」

 

○○「ウォーターセブンか・・・」

 

ウォーターセブン・・・もし話が合ってるなら、これからロビンはこの一味を抜け死のうとする。

 

○○「・・・・・・」

 

ナミ「○○?どうかしたの??」

 

○○「なぁ、ナミは俺の話を信じる気あるか?」

 

ナミ「貴方の話を?そうね・・・貴方の時代のお金何かを見たら、信じない訳にはいかないわね。」

 

○○「なら、後で話したい事があるから時間とれるか?誰にもバレないように。」

 

ナミ「深刻そうね・・・わかった。今日私が見張りだから、その時に展望台に来て。」

 

○○「わかった。」

 

俺は、そう言い残してナミの元を去っていった。

 

ロビン「あら?○○さん。どうしたの?」

 

○○「ロビンか・・・」

 

俺はロビンに話すかどうか迷っていた。ここでロビンに話した所で聞き入れるのか?

 

ロビン「どうかしたの?」

 

○○「・・・今夜少し話いいか?」

 

ロビン「えぇ、良いわよ♪」

 

○○「それじゃ、今夜俺と一緒にナミの所に来てくれ。」

 

ロビンにそう言い残して俺は割り振られた部屋に戻った。そしてその日の晩、サンジの夕食を食べ終わり、暫くしてロビンと一緒にナミの元に行った。

 

○○「お待たせ。」

 

ナミ「大丈夫よ。それで、話ってのは一体何なの?」

 

ロビン「そうね、わざわざ私達を呼び出して?」

 

○○「まず単刀直入に言うぞ。この船の事、これから起きること、そして・・・ロビンの事だ。」

 

ロビン「私の事?」

 

ナミとロビンはお互いの顔を見合わせた。

 

ナミ「何だか色々ありそうね・・・そうね、じゃあまずメリーの事を聞きましょう。」

 

○○「わかった。まずメリーだが、はっきり言ってしまうとメリーはもう二度と直らない。」

 

ナミ「えっ・・・」

 

○○「ウォーターセブンに着いて船大工に見せても、俺と同じ事を言うと思うぞ。」

 

ロビン「そう・・・」

 

○○「次にこれから起きることと、ロビンの事は同じだからまとめて言うけど、ロビン・・・お前ウォーターセブンに着いたら、この一味から消えるつもりだっただろ?」

 

ロビン「!?」

 

ナミ「どういう事?○○・・・」

 

ナミの言葉を無視して俺は話続けた。

 

○○「ロビンは八歳の頃に賞金首となり、今の今まで逃げてきた。そして、ロビンを追いかけているのが世界政府とCP9。ウォーターセブンは世界政府の玄関口だ。それに、そいつらは歴史のある文章を探している。それは、この国を納める事の出来る兵器。そいつらはロビンにそれを読ませるつもりだけのために、今もロビンを追っている。」

 

ロビン「・・・・・・」

 

ロビンはそのまま黙ってしまった。

 

○○「このまま進むなら、何らかの対策をした方がいいぞ。」

 

ナミ「そうね、ありがとう。でも、どうしてわざわざ私達だけに話したの?」

 

○○「男性人は、うるさいからな。それに、ルフィなら未来は自分で切り開く何て言って話させてくれなさそうだし。」

 

ナミ「あ〜、確かにアイツなら言いそうだわ。ありがとう!何か対策出来ないか考えてみるわ!!」

 

○○「良かった。んじゃ俺達はこれで。ロビン、お前にはまだ話しておきたい事があるから、もう少し付き合ってくれ。」

 

ロビン「・・・・・・」コクン

 

俺とロビンは、ナミのいる見張り台を後にした。そして、俺の(?)部屋に行き話の続きをした。

 

○○「何か言いたい事や聞きたい事はないか?」

 

ロビン「・・・私は。」

 

ロビンは震えながら俺に質問をしてきた。

 

ロビン「私は、どうしたらいいの?もうオハラの時みたいに、大切な仲間を失いたくないの!」ポロポロ

 

○○「・・・・・・」

 

ロビン「けれど、私と居ればいつか皆に迷惑をかけてしまう!それが耐えられない!!私なんか・・・私なんか生きててはいけないのよ!」

 

 

パーン・・・

 

 

俺の部屋に響きわたる叩く音。ロビンの頬を俺はひっぱたいたのである。もしここにサンジがいたら、俺多分殺されるな。

 

○○「すまん・・・けど、そんな事言うからや。生きてはいけない人間なんてこの世に誰一人いないんや!それに、残された人の気持ちをお前はわかってるはずや!!」

 

ロビン「・・・・・・!!」

 

○○「行きなり来た俺に言われるのはどうかと思うけど、少なくともこの船の皆はロビンに死んでほしくないに決まってるぞ!!」

 

ロビン「○○・・・」ポロポロ

 

○○「俺だって悲しいわ。ロビン、辛いときは泣いたっていいんだ。誰かに頼ったっていいんだ。人間一人で何て生きていけないんだ。誰かに頼って生きてくんだ。辛ければ俺が話を聞く。他のメンバーに聞いてほしくなければ俺がいるから。」

 

ロビン「う、うわぁぁぁ!」ポロポロ

 

ロビンは震えながら俺の腕の中で泣いていた。

 

○○「今まで辛かったんだな。これからは、俺に甘えたければ甘えてもいいからさ。」ナデナデ

 

それからロビンは、暫くして俺の腕の中で眠ってしまったのだ。

 

○○(今まで本当に辛い事も吐き出せなかったんだな。さてと、これからどうしたものか・・・)

 

俺は、ロビンをベッドに寝かせて部屋を後にした。そして、甲板に出てきた。

 

○○「ふわ〜・・・」

 

ナミ「アハハ、大きな欠伸ね♪」

 

そう言いながらナミが俺に近寄ってきた。

 

ナミ「それで、あの後ロビンに何を話したの?」

 

○○「色々だよ。今まで本当に辛い思いをしてきたみたいだな。泣きつかれて今は俺の部屋で眠っているよ。」

 

ナミ「そう・・・まさかあのロビンがね。それに、貴方にセラピー能力があるなんてね。」

 

○○「そんなんじゃないよ。」

 

そんな他愛ない会話をしていると、後ろからルフィ達がやって来た。

 

ウソップ「何だ?何話してんだ?」

 

チョッパー「俺達にも聞かせろよ!」

 

サンジ「○○テメェ!ナミさんとあんまりイチャついてんじゃね〜ぞ!」

 

ゾロ「何言ってんだこのクソコックは。」

 

サンジ「あんだと、このマリモヤロ〜!」

 

ルフィ「サンジ〜!腹へった!メシ〜!!」

 

そんな賑やかな所に、最後のお客さんが来た。だが、いきなりロビンは俺めがけて走ってきて、抱きついたのである。当然周りは驚きを隠せないのであった。

 

ナミ「ちょっと、ロビン///」

 

○○「ななな、何だ!?」

 

チョッパー「ロビン・・・大胆だな〜。」

 

ウソップ「おやおや♪」ニヤニヤ

 

サンジ「ロ、ロビンちゅわ〜ん!何故貴方が・・・」

 

ゾロ「へぇ〜、○○の奴やるじゃね〜か」

 

不味い、周りの連中はいいが、サンジだけは違う。先程から肩を震えさせている。

 

ロビン「もう何処にいたのかと思ったわ。貴方が昨日、甘えたければ甘えてもいいって言ったじゃない。だから、甘えさせてもらってるの♪責任取ってね。」ギュッ

 

サンジ「○○〜テメェロビンちゃんに一体何をした!」メラメラ

 

○○「サンジ!落ち着いて話を聞け!!」

 

サンジ「俺はいたって落ち着いてるぜ!」ゴゴゴゴッ

 

全然落ち着いてない!不味いぞ!こんなピンチを経験したことない。そんな俺の意図を読み取ったかのように、助けてくれたのがロビンだった。

 

ロビン「コックさん、もし○○に何かするなら私はもう二度とコックさんと話さないから!」

 

ロビンの一言で、サンジは奈落の底に落とされたかのように落ち込んだ。

 

サンジ「そ、そんな・・・ロビンちゃん。」バタッ

 

ウソップ「わぁぁぁ!サンジしっかりしろ!」アセアセ

 

チョッパー「サンジ大丈夫か!?医者〜!!」

 

ゾ・ウ「オメェ〜だよ!」ビシッ

 

ナミ「やれやれ、ロビンがここまで変わるとはね。」フ〜ッ

 

ルフィ「シシシッ、○○スゲーな!」

 

○○「見てないで助けてくれよ!」

 

俺は、顔を真っ赤にしながら助けを求めた。

 

ロビン「ダメよ。貴方にはこれからも責任取ってもらわないと。」

 

ナミ「○○!ロビンを泣かせたら許さないからね。」

 

○○「そ、そんな〜!!」

 

これからどうなるのかな。ロビンは未だに離れる気はなさそうだし。ナミやゾロ、ルフィは笑ってるだけだし。

 

○○「所で、サンジは大丈夫なんか?」

 

ゾロ「なに、いつもの事だ。」

 

こうしてゴーイングメリー号は、ウォーターセブンに進んでいたのだった。

説明
ルフィ海賊団の仲間になって、冒険に向かうが・・・
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コメント
面白い(^o^)続き楽しみにしてます(K.T)
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