中二病でも変である |
【注意】これは『中二病でも恋したい』第1話、『邂逅の・・・邪王真眼』のパロディネタです。
未見の人はネタバレな可能性もあるので気を付けてください。
【邂逅……?】
窓を開けてそこに荷物を置く勇太。
すると、いきなり上の階から縄が落ちて来る。
勇太「えっ……?」
そして降りてくるゴスロリドレスを着た少女。この時点で勇太は驚きを隠せない。
勇太「ええっ……!?」
そして必死な感じで降りて来た少女(この際、勇太が手助けしたのは少女の意思は関与していないのでノーカウント)。
月夜を背にする、眼帯を付けた少女。神秘的な雰囲気が場に流れる。
そして少女は目の前の少年、勇太に向かってこう言った。
少女「……見た?」
その言葉に勇太は彼女のスカートへと目線を下して、
勇太「はい、見ました!」
少女「ふぇ……!」
大声で勢い良く覗き発言をした勇太の発言に、少女は動揺する。そして勢い良く吹いた風に煽られて足場を踏み外す。
勇太・少女「「あっ……」」
2人の言葉が重なった時には少女は足を踏み外して、縄を伝って地面に思いっきり速いスピードで落ちて行く。
それを上から見てた勇太は一言。
勇太「なんんだったんだ、一体……」
これが勇太と少女とのファースト・コンタクトだった。
【ミステイク】
駅のホームに現れた黒髪の少女。それは勇太にとって見覚えのある白い眼帯をしていた。
勇太「あっ……! 昨日の……!」
そして電車がホームに到着すると共に、彼女は電車の扉に手を向ける。そして彼女が扉に手を向けた時、電車の扉は開いた。
勇太「開いた……!?」
少女「ふぅ……」
勝ち誇った顔を勇太に向け、少女は勇太の方に顔を向けたまま歩き出し、
少女「あぅ……!」
1歩目でこけて、そのまま転がるようにして電車内に入って行く。
勇太「あ、あぁ……」
勇太はそれを見た後、1人でこう思う。
良く分からんけど1本乗り過ごしてしまったぜー!、と言う事を。
【ミステイク・その2】
少女「だったら……見て見る?」
勇太「へっ……?」
少女の言葉に勇太は驚いて彼女の方を向く。彼女は真剣なまなざしで言葉を紡ぐ。
少女「私の眼……見る?」
少女の真剣なまなざしに一瞬、勇太は動揺する。
しかしそんな事はあり得ないと自分に言い聞かせる。
勇太「あぁ、見せて見ろ!」
と強気な口調で勇太は少女に言う。少女は椅子から立ち上がり、眼帯に手を置いた状態でゆっくりと、ただし毅然とした様子で勇太に近付く。
勇太「あぁ……」
勇太も彼女の放つプレーシャーを感じ、後ろ向きで後ろへと歩く。その途中で棒状のような物につまずいた勇太は、倒れて、倒れた状態で彼女を見つめる。
勇太「う、嘘……」
ゆっくりと彼女は眼帯に手を取り、ゆっくりと開けて行き、
――――そして、
眼帯の下から青い瞳が顔を出す。
勇太「お、同じじゃねえか―!」
少女は今日、カラーコンタクトを入れ忘れたのであった。
その事が分かった少女は顔を極端に赤らめていたのであった。
【新たな秘奥儀の効果】
勇太「ローラーシューズなんか履いて来てるのかよ。子供か」
そう言う勇太がツッコミを入れ、六花はローラーシューズで滑りながら戻って来て
六花「機能性に優れている。それにこれがあると敵の攻撃を受けた時に……」
六花はそう言って、走って行きローラーシューズを思いっきり滑らせ、
六花「ぐぎっ……! ぎぎん……! ぎゅいーん!」
口で効果音を出しながら、急な速度で回転し、そして銃弾を受けた兵士のように胸元を抑えて倒れこむ。
六花「くっ……! あばらが2、3本と言った所か! って、出来る! カッコいい!」
と力強く言う。
勇太は「止めろ、こんな所で……」と彼女の行動を攻めるように言うが、
サラリーマン「おい、面白そうだぞ!」
勇太・六花「「へっ……?」」
近くに居たサラリーマンは大声でそう言い、
サラリーマン「早速、仲間にも知らせないと!」
と、携帯で情報を拡散するように指を激しく動かす。
勇太「止めろー!」
駅のホームにて、勇太の大声が響き渡っていた。
説明 | ||
【注意】これは『中二病でも恋したい』第1話、『邂逅の・・・邪王真眼』のパロディネタです。 未見の人はネタバレな可能性もあるので気を付けてください。 『中二病でも恋がしたい!』の二次創作作品! 皆さんもどうかごゆるりとご堪能あれ! |
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コメント | ||
リーマンのノリが良すぎるwwwww(lie) | ||
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