【小ネタ】那須原アナスタシアとの世間話 |
「あっ、那須原さん。こんにちは」
と学校へと来た僕、姫小路秋人が目の前に居た彼女に挨拶すると、いつもの無表情の顔の那須原アナスタシアはこちらを振り返るや否や、
「ふっ、真昼間から女性の品定めとはいいご身分ね」
「いや、そんな事はしてないんだけど……」
「……そう」
と言うと、彼女は考え込むような様子で
「……今日は雪が降るかもしれないわね」
「えっ!? 毎日、そんなヤバい事をしてると思われてるの、僕!?」
「冗談よ。さすがの私もそんな事を思ってないから。……10%くらいしか」
「いや、90%も本気だと説得力無いんですけど!」
と彼女はあくまでも冷静に言っている。
「そう言えばあなた、今は3人の女性に告白を受けていると言う状態なのよね?」
「へっ? まぁ、秋子を加えなければね」
今、僕は学校中の皆からは生徒会女子メンバー3人に好意を寄せられていると言う事になって居る。
しかも、学校中の皆が見ている目の前で。
生徒会長、二階堂嵐。
生徒会副会長、那須原アナスタシア。
生徒会会計、猿渡銀兵衛春臣。
その3人に。
まぁ、生徒会書記の我が妹、姫小路秋子からも好意(ちょっとやばいほどの物)を向けられているがあれを無視出来れば。
「今の状況って、リア充よね?」
「ま、まぁ……。一般的にはそう思われてるのかもしれないけれども」
リア充。リアル、つまり現実に充実した人間。
まぁ、沢山の人間に好意を寄せられてる僕はそう世間様に見られてるのかもね……。
「リア王にならないように気を付けてね」
「死ねと!?」
リア王。3人の女子に騙されたりして殺されてしまう王の話……。
那須原さん、もしかして僕が死なないように心配してるのかな? だったら、嬉しいな……。
「まぁ、その場合一番ヤンデレに近い私があなたを殺しに行くけどね」
「あんたが殺しに行くのかよ!」
今日もあなたのツッコミは抜群ね、と那須原さんは言って学校へとさっさと行ってしまった。
……今日も那須原さん、元気だなー。と、僕は思ったのであった。
説明 | ||
那須原アナスタシアと姫小路秋人のある日の会話。 | ||
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笑いが止まらんww(スネーク) | ||
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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ おにあい 那須原アナスタシア 姫小路秋人 | ||
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