超次元ゲイムネプテューヌmk2 OG Re:master 第二話
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キラは日光の差し込むベッドの上で目を覚ました。

ほとんど悪夢に近い夢を見ていた気がする――と未だ醒めない頭でそう感じた。

世に存在するのも奇跡に近いような美少女が自分の隣で眠っていたというモノだ。

そして、自分はそのまま彼女に殴り飛ばされて昏倒するという最悪のシナリオである。

微妙に痛みの走る、まるで『誰かに思いきり殴られたような』鈍痛と『宙から落下したような』軽痛を感じつつ、そしてそれを訝しみつつ、キラは上体を起こした。

全身に嫌な汗が噴き出している。そんな嫌悪感を纏いつつ、キラは傍らに放置してあった携帯に手を伸ばして時刻を確認しようと開く。

時刻10:30。キラにとってはかなり遅い時刻だ。

本日は特に予定がないと言っても、早起きは三文の得というらしく、キラにとっては少しばかり気の削がれる出来事だ。

縮みきった全身を伸びをすることでまた元に近い形に戻してふと周りを見渡した。

「……?」

キラはそこまでしてようやく違和感に気付いた。

昨日まで多少散らかっていたはずの部屋がすっかり見違えるほどに綺麗になっているではないか、と。

キラの表情が次第に曇っていく。

そして、再び違和感を捕らえた。

「…♪〜…♪〜〜♪……」

妙な音、いや声、歌か。

キッチンの方面から、恐らく若い女性のモノであろう鼻歌がキラの耳を突いた。

キラは瞬時に理解した。不審者だ、と。

何故なら、キラは一人暮らし。誰もいないはずなのに誰かが居るということはその選択し以外には有り得ない。

物怖じしつつ、立てかけてあった己の武装である太刀に手を伸ばす。

そっと静かにキッチンの扉の脇に隠れて、そして一思いに扉を開け放つ。

 

 

「……ふわ」

 

 

思わずそんな阿保みたいな声を漏らした。

見る者すべてを魅了してしまうような艶やかな桃髪、幼さを残したそれでいてどこかしっかりしていそうな顔つき、まるでシルクのように柔らかそうな肌、まだ発展途上とも思われる小振りな乳房――。

そんな少女が、全裸にエプロン姿で、満足げに、キッチンで、料理をしていた。

「……」

恐らく、そんな感じの無言で数分が流れただろう。

キラはみるみる顔面を紅く染め上げて、右手に握っていた太刀をカシャンと地面に落とす。

その音で少女もキラの存在に気付いたのか、少しばかり恥ずかしそうに頬を朱に染めて微笑を浮かべる。

「こ、こんにちは」

「……(ガスッ)」

キラは無言で強かに己の額部を壁に叩き付けた。

「!?」

少女はそのあまりにもいきなりの光景に驚く。

いや、普通は壁に勢いよく額をぶつけている人間を見たら驚くモノなのだが。

少女は慌てたような表情ですぐさまキラに駆け寄り、声を掛ける。

「だ、大丈夫ですか!?」

「ダイジョウブ、マッタクモンダイナイヨ」

「全然大丈夫じゃない!?」

明らかに異常なキラを見て少女はますます衝撃を受ける。

ケタケタと虚無的な、いやどちらかといえばロボットのようにカクカクと堅い動きでキラはぎこちない笑顔で答える。

「マサカソンナワケナイジャナイカ。コノオレガドウヨウダナンテソンナバカナ……」

「あの……ホントに大丈夫ですか?」

少女は少し引き気味にキラにそう問い掛けた。

しばらくそんな動作を続けた後にキラは『ハッ!?』とか言って通常の表情に戻る。

「え、えーと、スマン。少し驚いた」

「あ、いえ、私の方こそスイマセン。勝手にキッチン借りちゃって……」

少女は申し訳なさそうに肩をすぼめる。

「あ、ああ、気にしないでくれ。だからとりあえず服着ようか」

キラはそこまで言って視線を少女から外した。

少女も気付いたか、少し居心地の悪そうに苦笑を浮かべる。

キラは視線を外したまま、自分が今し方出てきたドアを差して声を上げた。

「とりあえずベッドの脇に俺の古いのがあるからさ、それ着てよ。嫌だろうけど」

「あ、そんなことないです。有り難いです」

少女は両手を振って否定の色を見せる。

キラはできるだけ少女を視界に映さないようにして、少女はその間にリビングに消えていった。

「……ハァ」

助かった、とばかりにキラは溜息を吐く。

流石にあれ以上美少女、しかも半裸を見続けていれば何をするか分からなかったのがキラの心情であった。

湧き出た邪心を振り払うようにキラはブルブルと首を横に振る。

そしてそれと同時に先程まで感じることの無かった芳ばしい香りにはたと気付く。

そっと腰を上げてキラはキッチンテーブルの上を覗き込む。

豪勢、とは呼べずも一人暮らしで多忙な彼にとってはかなり嬉しい手料理の数々だ。

そして、彼女がキッチンに立っていた。

ようやくキラは得心がいった。

彼女は朝食を作っていたのだ。

まあ、とは言ってもこの時刻では早すぎる昼食と言える気もするがそこは深くは考えない。

少し嬉しいような、照れくさいようなそんな感情がキラの中に生まれた。

少しばかり彼女の存在が気に掛かるところではあった。

しかし、この時、キラは心中で思った。

 

 

 

『飯くらい、一緒に食ってもいいよな……』

 

それは、数年来の彼の小さな願いでもあった――。

 

 *

 

キラと少女は互いに見つめ合ったまま動かない。

いや、というよりはキラは少女から少しばかり視線を外しているが。

一応、彼女に丁度合いそうな衣装を選んだつもりではあったが、やはりキラの服装では大きかったらしい。

彼女が息をし、揺れる度に彼女の胸元がTシャツの襟元からチラチラと見えてしまう。

そうして結局目のやり場に困るまま、こうして食卓を囲んでいるのである。

キラは視線を下の料理の元に向けて微笑を浮かべる。

「う、美味そうじゃないか。食ってもいいか?」

「はい、どうぞ」

少女は満面の笑みでそう指示してきた。

キラはその料理の数々に舌鼓を打って、とりあえず手近のオムレツにフォークを伸ばす。ふわっと広がる甘く、芳ばしい匂いがキラの鼻を撫でる。

「あ……」

一口、食べやすそうな大きさにカットしてぱくりと口に放り込む。

その瞬間、口の中に先程に感じた香りが広がっていく。

思わずそんな声を漏らしたのだった。

「ど、どうですか?」

少女は、そう問い掛ける。

キラは咀嚼してから、ゆっくりと頷き口を開く。

「美味い……」

なんて素っ気ない――と、キラは己で感じた。

しかし、これ以外に言葉が見当たらないのだ。

これは単なる感動だったのかそれとももっと別の意志だったのか――、なんて分からない。

ただ浮かんだ言葉をそのまま言い放ったようなそんなモノだった。

それでも少女は嬉しそうに頬を染めていた。

それを見て、自然とキラの頬も緩む。

「――って!」

そこまで言ったところでキラはバンと勢いよく机を叩く。

もちろん、料理が零れないよう最低限の配慮はしたつもりだ。

少女はキョトンとした表情で首を捻る。

「色々と聞きたいことがあるんだけど……」

「はい?」

その少女の表情を見て小さく溜息を漏らしたキラはいま一度、椅子に腰掛けて頬杖を付きながら少女に問う。

「俺の名前はキラね。君は?」

己の名を少女に教え、彼女にも問う。

『そういうことか』という風に少女は納得した表情をして胸元に手を当てる。

「ネプギア、です」

「ネプギアね……。それで何で俺の家にいるわけ?」

決して不機嫌なわけではなかった。

しかし、寝起きというのもありキラの表情は幾分険しいモノになっており、少女・ネプギアは少し身体を強張らせた。

「え、えぇと……」

視線を外し、少し震えるネプギアにキラは後頭部を掻きながら答える。

「大丈夫。別に怒ってるワケじゃないからさ、ただ単に気になっただけだから」

「……」

と言うキラの言葉に安心したのか、ネプギアは深い安堵の息を吐き、記憶を探っているのだろうか腕を組んで何やらブツブツと呟いている。

それを暫く眺めていたが、急激に襲ってきた空腹感に押されてキラは並べられている料理の数々に再び手を伸ばし始めた。

「……ぅ」

答えが浮かび上がったようである――が、何やら納得しがたいモノがあるようなそんな表情を浮かべてネプギアは冷や汗を垂らしている。

それに気付いたキラは少し不穏な表情で尋ねる。

「何だ?」

「えと……お、お……」

「お?」

何を言おうとしているのか、とキラは小首を傾げる。

まさか、重大な理由があるのではないかと少しキラにも動揺が走る。

しかし、答えは意外にも――いや果たして意外と言えるのかではあるが答えは様相甲斐のモノであった。

「覚えてないんです……」

ネプギアは申し訳なさそうに肩をすくめながらキラにそう言い放った。

「覚えてない?」

「はい……」

再確認するようにキラはネプギアに問い掛けるが、やはり彼女の答えは変わっていなかった。

キラは顎に手をやり、「ふむ……」と声を上げて思考を廻らせる。

(互いが覚えてないってコトは何もなかったんだよな……。誰かそうだと言ってくれ!!)

暫くそんな思考を悶々と繰り返していたキラは目の前のネプギアの異変に気付かない。

その表情は次第に曇り始め、まるで何事かを苦悩するように後悔するようにその小さな顔は俯き始める。

その可愛らしい唇は小さく開き、何かを呟く。何度も――。

 

 †

 

そうだ……

私、ギョウカイ墓場にいたんだ……

それで、お姉ちゃんが、ううん……お姉ちゃんだけじゃない

女神様はみんな……みんな……!

 

 

 

私が弱かったから……

弱かったから、助けられなかったんだ……

 

ごめんなさい……

ごめんなさい…………

 

 †

 

「ごめんなさい……」

ネプギアの呟きで、キラは思考の中から意識を外界に向けた。

少女は小さな雫を目から流し、そしてポタポタと小さな雨を降らせている。

「ッ!? だ、大丈夫か!? 俺やっぱり何かした!?」

自分の記憶にないうちに妙なことになっていたとすればそれは大変だとでも言う風にキラは身を乗りだしてネプギアに矢継ぎ早に問い掛ける。

それに対するネプギアはひたすらに涙を流し否定をの色を見せる。

「ううん……違うの……。そうじゃないの……」

口先では「違う」とは言っているモノの、キラは気が気ではない。

己、ではなく――今、目の前で少女が泣いているという事実こそがキラの胸を締め付けた。

それだけではない、もしかすれば己のしでかしてしまったことで泣いているかもしれないのであれば尚更放っておけるコトでもない。

「本当か? どこか痛いとか……違うか?」

「うん、違うの……。ただ、凄く後悔してるんだ……」

「後悔……?」

一体何に――と言葉を紡ごうとしたが、しかしそれはネプギアの言葉に遮られる。

「だって、あの時私が動いていれば……こんな運命も、変わっていたかもしれないのに……」

ネプギアは視線を外してそう、悲しそうに呟いた……。

しかし、対するキラと言えば表情をもう青というか、もう白に近いんじゃねーかと言うほどに青ざめて、唇も何もかも全身震えまくっていた。

そして震える腕をそっとネプギアの肩に回して

「運命ってことは……アレだよな?」

「うん……。こんな運命、受け入れるしかないよね……」

ネプギアは自嘲気味の笑顔でキラに答えた。

「ま、マジで……?」

キラは上ずった声で再度、ネプギアに問う。

だが、何度聞こうと答えが変わるはずもなく、ネプギアはただ無言で首を縦に振った。

 

 

orzの格好でキラは項垂れていた。

(マジでか……。やっぱり昨日の夜に間違いが起こっていたってのか……!?)

キラは絶望的な感情の中で、チラとネプギアに視線を向けた。

彼女は落ち着きは取り戻しているモノの、頬はうっすらと朱に染まっており(泣いていた所為なのだが)、また何だかワケありげに下腹部に手を当てて(負傷した傷が痛んでいる)、何というかもうキラにとって絶望的な状況なのであった(10割ほど勘違いの成分が含まれております)。

視線を床に戻し、キラは小さく息を吐いた。

一度、気を落ち着かせようと心の中で陽気なステップを踏んでキラはネプギアと向き合う形に座り直す。

「えーと、まあ……なんだ。俺も覚えていないとはいえ、しゃーないか……」

と、一人で勝手に話を進めている。この時点で少し混乱を来していると言えなくもない。

その間、ネプギアはずっと頭上に?マークを浮かべていたわけであるが。

「ネプギアはそれでいいのか……?」

「はい。もうどうやってもこの事実は変えられませんから……」

二人とも話の内容には多分な誤解が含まれているというのに話があっていること自体、咬みの見えざる手が働いているような感じさえする。

キラは視線を落として、すっとネプギアの前に自分の右手を差し出した。

「これからよろしく」

「ふえ……? あ、よろしくお願いします……?」

ワケも分からぬまま、ネプギアも右手を差し出し握手を交わす。

それから誤解が解けたのは数分の後である――。

 

 

 

「ま、何にせよ何もなくてよかったって話だな……」

「あはは……」

二人は酷くぐったりしたような表情でそう発言した。

キラは心から安堵したような表情でコップを傾ける。

しかしながら問題は未だ解決していないわけで――。

「と、とりあえず飯食い終わったら服見に行こうか」

キラはそっとネプギアから視線を外す。さっきから彼女が動くたびに見えそうで見えない一番もどかしい状態に陥っているのでキラとしても気が気でない。

ネプギアも思い出したように顔を赤らめながら胸元を押さえた。

 

 *

 

「ネプギア、これ」

キラは自分がいつも着用している黒いコートをネプギアに差し出す。

「え?」

いかにも不思議そうにネプギアが声を上げる。

軽く差し出されたコートを見てネプギアは小さく小首を傾げる。

「これ、羽織っとけ」

「でも暑いし、大丈夫ですよ」

「お前はその状態で外を出歩くつもりか」

キラに呆れたような視線を送られて『ああそうか』と苦笑を浮かべてネプギアは快くコートを受け取る。

ネプギアには多少大きめだが、これくらいでまあ大丈夫だろうとキラは解釈して彼女を連れて早々に家を出る。

 

外は雲一つ無い晴天――とは言えずともそれなりに気持ちのよい青空が広がっており、キラは思わずその太陽光に目を瞑った。

(今日は一段と眩しいな……)

なんて他愛のないことを思いながら傍らを歩む少女をチラと見る。

何故だかご機嫌のような、鼻歌を交えながら軽快なステップでゆっくりと自分の一歩前を歩くネプギアを見てキラは少し微笑ましい感情を抱く。

まるで太陽が、花が、木が、全てが彼女を祝福しているようなそんな雰囲気を醸し出す少女に何故だかキラは心を強く惹かれたのだ。

そんな彼女を呆然と見つめていたキラに、ネプギアは屈託のない笑顔を向けながら声を発した。

「いい天気でよかったですね」

「ッ、あ、ああ。洗濯物、干してくればよかったかもな」

いきなり彼女にそう声を掛けられて、キラはドギマギしつつそう答えた。

「ホントですね〜」と言ってネプギアは気持ちよさそうに天を仰ぐ。

そんな彼女が限りなく――美しい。

キラはまるで勝利の美酒に酔いしれるように、今、この時に彼女と共にいられることがとてつもなく幸せ、まるで天から使わされた優しき運命のように受け入れられた。

――心臓の音さえも、五月蠅く感じる。

まだ、彼女の声を聞いていたい。

彼女の姿を捉えていたい。

彼女の全てを包んでいたい。

そう、思えるモノだった。

けれど――

「そこの仲のいいお二人さん♪」

それは、一人の女性の声で掻き消された。

「ッ!」

まるで憤怒するように、理不尽な怒りをぶつけるつもりでキラは鋭い視線を声の方に向ける。

そこには黒いネズミをあしらったフード付きのコートを羽織った、一見少年のような雰囲気を纏う少女がにこやかな笑顔で二人に向いていた。

肩には物騒にも少しばかりひん曲がった鉄棒を担ぎ、いかにも『悪』というのを絵に描いたような出で立ちの少女だ。

「何か?」

少しばかり不機嫌そうな声でキラは少女に問い掛ける。

しかし、そんな彼とは裏腹に少女は無邪気なように笑いながら言葉を続ける。

「まあまあ、そう時間はとらせないからサ。聞くだけでも聞いていってよ」

ネプギアもそれに興味を示したのか、いつの間にかキラの隣に立って少女の言葉を聞き入っていた。

キラは小さく溜息を漏らしつつも、彼女の言葉に耳を傾ける。

「最近は物価も高いだろう? そのクセ、給料や報奨金は右下がりになる一方だ」

「まあ、そうだな」

というか、最近では物価も徐々に下がりつつあるのだがその分収入の方も下がっていくので大して変わらない状況にあると言うことはキラも重々理解している。

(この手の商法の奴らは早めに追っ払った方がいいんだがなぁ……)

見た限りこの少女はかなりしつこそうだ、と直感し、どうしたモノかと彼女の言葉半分、キラは思考を廻らせていた。

「君達くらいの年齢だと、やっぱりゲームとかでたくさん遊びたいだろう?」

「まあ、そうかもな」

「うんうん」

キラはともかくとして、ネプギアは賛同するように頷いている。

「そこでだ、実は出費しなくともゲームを遊べる方法があるんだなぁ、コレが」

その瞬間にキラは一気に表情を厳しくさせて強引にネプギアの手首を掴んだ。

そして先程よりももっと低い声音で目の前の少女に告げる。

「間に合ってます、どうもありがとうございました。行くぞ、ネプギア」

「ふぇ? ちょ、痛いよ!」

そう声を掛けるネプギアを無視してキラはさっさと彼女を連れてその場を去っていく。

「あ、おぉーい! まだ終わってないよ!!」

背後から先程の少女がそう声を掛けているが、キラはあくまでそれを無視して聞きたくないと言わんばかりに足早に街中を突き進んでいく。

それから数分、歩いたところで

「い、痛い! 痛いよキラ!!」

と、ネプギアはあまりに悲痛な声を上げたところでキラはそっと彼女の手首から手を離した。

「悪かったな、手荒な真似して」

「で、でもいくら何でもお話の途中で抜けるのは……」

ネプギアは先程の少女に申し訳なさそうに肩をすくめている。

キラはそんな彼女を見て小さく溜息を漏らし、口を開く。

「ネプギア、お前はもしかしたら知らないと思うがアレは犯罪組織の独特の勧誘方法だよ」

キラの言葉にネプギアは小さく声を発する。

「あんな奴らの言うことなんて聞かなくていい。ほら、さっさと服買いに行くぞ」

くる、と踵を帰してキラは手近のブランドショップへと歩んでいく。

その背後で、ネプギアは肩を震わせていた。

 

 

 

 

 

「犯罪組織……マジェ、コンヌ……」

 

 

 

 

 

まるで深い因縁のように、ネプギアは恐ろしげに

恐怖するように、何度もその言葉を呟いていた。

 

説明
mk2OG第二話です。
10月ももう終わりそうで時間の流れって早いなあと実感します。
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コメント
トマト畑サマ> キラ「ネプギアの料理、美味かったよ…///」 ネプギア「そ、そう…よかった///」 キラ「良ければまたやってくれるか?」 ネプギア「キラがいいなら、いつでも…///」 あー、熱い熱い(ME-GA)
お腹が空いてきた……。 ユウ「ネプギアの料理は興味があります今度郵送で送ってください。」 とりあえずこのバカップルめ!!うらやましいですよ!!次回も待ってます。(トマト畑)
藾弑サマ> キラ「…///(思い出した)」 この、ラッキースケベめ! キラ「ら、ラッキーって…そうじゃなくて、単なる事故だろ!」 事故でも構わん! キラ「構ってくれ! それに、あの誤解だって結構大変だったんだぞ!」 え? 合法的にギアをものにできるじゃん? キラ「え?」 え?(ME-GA)
クァム「キラァァァアア!!超羨ましいなァァァアア!!?>ヽ(^0^)ノ」羨ましいな。うん。 クァム「ネプギアが裸エプロンで…(ショート」ショートしたw…誤解シーンがとっても面白かったですw(駆蘭)
ツバキサマ> キラだけに女性キラーw キラ「絶対言うと思った」 言わずしてどうする! キラ「どうもしないけど…」 前に見たことある…は、禁句で! キラ「まあ、Re:masterとか言ってもただの転載だしな…」 ですよねー(ME-GA)
アリス「ふーむ、キラさんはこの頃からどことなく女性キラーな雰囲気がしてたんですねぇ」 フウ「そうだね、カッコいいし」 アリス「…フウちゃん男性嫌いじゃ?」 フウ「見る分には平気だよ。触ったりは無理だけど」 アリス「そうですか…。さてさて、これからどう展開していくのでしょうかっ!楽しみです」 フウ「前に見た事(アリス「それ以上いけない」」 (風音ツバキ)
雪鈴サマ> ギア「夫婦って…///」 キラ「そんなもんじゃ…///」 キラはテラと違って基本的なラノベ主人公だから反応させやすいんだよねえ キラ「とりあえず目先の目標はmk2を完結させないとな…」 ギア「終わりが見えないけどね…(苦笑)」 応援よろしくです(ME-GA)
キラくんの優しさと恥じらうネプギアちゃん…どこからどうみてもマジ夫婦ですね! ギアちゃんはトラウマを抱えているようだし…この二人はここからどうのようにして犯罪組織に対して戦いの狼煙をあげることになるのか気になります。応援しています!(銀枠)
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